※本記事は、株式会社エイジス の有価証券報告書(2025年3月期、2024年4月1日 ~ 2025年3月31日、2025年6月23日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
エイジスは、国内および海外でリテイルサポート事業を主力とし、マーケティング事業も展開しています。小売業界の店舗運営を多角的に支援するサービスを提供しています。
単体従業員数は313名、連結従業員数は894名です。セグメントはリテイルサポート事業、マーケティング事業、国際事業の3つです。
主な国内グループ会社は、エイジスマーチャンダイジングサービス(マーチャンダイジングサービス)、エイジスビジネスサポート(実地棚卸サービス事業)などです。
同社グループは、当連結会計年度より新たな中期経営計画「vision50」に基づき、報告セグメントの区分を変更しました。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
同社グループは、リテイルサポート事業を中心に多様なサービスを展開しており、従業員の働きがいと成長を重視する姿勢が見られます。多様な人材が活躍できる環境づくりや、キャリア形成支援にも力を入れている点が特徴です。給与水準や働き方の具体的なデータから、同社グループの職場環境を詳しく見ていきましょう。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、従業員の平均年齢が比較的高く、平均勤続年数も長めであることから、安定して長く働ける環境が整っている傾向がうかがえます。経験豊富なベテラン社員が多く在籍し、組織全体の安定性や知識の蓄積に貢献していると考えられます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 6,779,548円 |
| 平均勤続年数 | 14.2年 |
| 平均年齢 | 44.3歳 |
| 単体従業員数 | 313人 |
| 連結従業員数 | 894人 |
| 単体のグループ内比率 | 35.0% |
同社グループは、確定拠出年金制度(会社が拠出した資金を従業員が運用する)を採用しています。この制度は同社および一部の国内子会社、一部の海外子会社に適用されています。なお、退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、経営理念に掲げる「プロフェッショナルとしてお客様に最高のサービスを提供することにより、チェーンストアの発展と豊かな社会の実現に貢献します」を実現するため、人的資本の最大化を重視しています。従業員一人ひとりの働きがいと成長を支えることを基本方針とし、Valuesとして「誠実」「個人の尊重」「顧客主義」「現場主義」「挑戦」を掲げ、その浸透を図っています。
中期経営計画「vision50」の達成に向け、エイジスダイバーシティの推進を重点テーマとしています。具体的には、意見、内面的、外面的の3つのダイバーシティを通じて、個々の能力や個性が発揮できる職場環境とイノベーションが起こる組織風土の実現を目指しています。また、変化の速い時代に対応できる自律型人材の育成にも注力しており、若手や中途の積極採用、教育体系の拡充・整備を進めています。
社内環境整備としては、従業員エンゲージメント向上に向けた意識調査や、心理的安全性のある組織風土醸成のための「さん」付け運動、1on1の推進などに取り組んでいます。さらに、選抜型および階層別人材育成プログラムの拡充、グローバル人材育成、公募型人事異動制度の導入によるキャリア形成支援も行っています。多様な働き方を支援するため、テレワーク環境の整備や育児・介護休暇制度の改訂、配偶者出産時の特別休暇制度、ジョブリターン制度の導入など、ワークライフバランスを重視した制度拡充も進められています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。これらの指標は、女性活躍推進法および育児介護休業法に基づき算出されており、賃金には基本給、超過労働に対する報酬、賞与などが含まれています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 3.6% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 42.9% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 59.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(うち正規雇用労働者) | 74.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(うち非正規労働者) | 70.4% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社2社の数値のみ掲載します。
▼ エイジスマーチャンダイジングサービス株式会社
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 5.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 33.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 81.4% |
| 労働者の男女の賃金の差異(うち正規雇用労働者) | 91.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(うち非正規労働者) | 97.7% |
▼ 株式会社mitoriz
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 28.1% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 42.9% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 76.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(うち正規雇用労働者) | 48.7% |
| 労働者の男女の賃金の差異(うち非正規労働者) | 46.6% |
多様性・登用
提出会社単体の任意開示データです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 正社員に占める女性社員の割合 | 14.7% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
エイジスは、国内および海外で「リテイルサポート事業」を主力とし、「マーケティング事業」を展開している同社グループです。流通小売業界の顧客に対し、店舗運営の効率化や売上活性化に貢献する多様なサービスを提供しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、主に小売業向けのサービスを通じて収益を上げています。事業は「リテイルサポート事業」「マーケティング事業」「国際事業」の3つのセグメントに分かれています。国内の売上が全体の90%以上を占めており、特定の顧客への売上集中は見られません。
リテイルサポート事業
この事業では、店舗の利益管理や商品管理を目的とした棚卸サービス、品切れのない売場作りを支援する集中補充サービス、新規出店や店舗改装に関わるマーチャンダイジングサービスなどを提供しています。収益は、これらのサービス提供から得ています。当連結会計年度では、国内棚卸サービスの売上単価上昇や受注店舗数の増加、集中補充サービスの受注増加により、売上高は前期から増加しました。運営は、エイジスおよびエイジスマーチャンダイジングサービスが行っています。
マーケティング事業
この事業では、リアルマーケティングソリューション、人材派遣、リサーチサービスなどを提供し、店頭の売上活性化をサポートしています。収益は、これらのソリューションやサービスの提供から得ています。当連結会計年度では、連結子会社であるmitorizの業績が加わったことにより、売上高は前期から大幅に増加しました。運営は、エイジスリサーチ・アンド・コンサルティングおよびmitorizが行っています。
国際事業
この事業では、国内で提供しているサービスを海外の関係会社を通じて総合的に提供しています。収益は、海外における既存顧客からの受注店舗数の増加や新規顧客の獲得から得ています。当連結会計年度では、売上高は前期から増加しました。運営は、エイジスビジネスサポート、艾捷是(上海)商務服務、AJIS(MALAYSIA)SDN.BHD.、愛捷是(広州)商務服務、愛捷是(北京)商務服務、AJIS(HONGKONG) CO.,LIMITED、AJIS(THAILAND) CO.,LIMITED、AJIS(VIETNAM) CO.,LIMITED、AJIS USA,Inc.、AJIS RETAIL SOLUTIONS SINGAPORE PTE.LTD.などが行っています。
| セグメント | 売上高(2024年3月期) | 売上高(2025年3月期) |
|---|---|---|
| リテイルサポート事業 | 239億円 | 253億円 |
| マーケティング事業 | 30.7億円 | 53.7億円 |
| 国際事業 | 30.0億円 | 33.2億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの売上高は、直近5年間で変動が見られましたが、特にここ2期は増加傾向にあります。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は、一時的に減少した時期もありましたが、当連結会計年度では前期から増加しました。
営業活動によるキャッシュ・フローは前期から増加しており、投資活動によるキャッシュ・フローは前期に比べて使用額が大幅に減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローも前期から減少しています。
| 項目 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 280億円 | 262億円 | 261億円 | 300億円 | 340億円 |
| 経常利益 | 48.6億円 | 40.4億円 | 29.3億円 | 26.2億円 | 31.3億円 |
| 経常利益率 | 17.4% | 15.4% | 11.2% | 8.7% | 9.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 31.9億円 | 22.5億円 | 18.7億円 | 19.1億円 | 21.0億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 378.94 | 267.40 | 222.15 | 226.78 | 249.63 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は前期から増加しており、従業員1人あたり営業利益(連結)も同様に前期から増加しています。これらの指標の改善は、同社グループの生産性が向上していることを示しています。
| 指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 34.3百万円 | 38.0百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 2.9百万円 | 3.4百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
エイジスは、強固な財務基盤と安定したキャッシュフローを維持しており、事業活動で得た資金を効率的に活用している状況です。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
エイジスグループの財務基盤は、高い自己資本比率と潤沢な現金及び預金によって安定していることが示されています。自己資本比率はプライム市場の非製造業平均と比較しても高い水準にあり、不況時にも耐えうる財務体質であると言えます。ROE(自己資本利益率)はプライム市場平均を下回っていますが、着実に利益を計上し、純資産を積み上げています。
| 指標 | 2024年3月期(前期) | 2025年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 236億円 | 251億円 |
| 自己資本比率 | 82.2% | 81.4% |
| ROE(自己資本利益率) | 8.4% | 8.7% |
| 現金及び預金 | 140億円 | 160億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
エイジスグループは、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローが前期から増加し、31.3億円の資金を獲得しています。これは主に、税金等調整前当期純利益の増加や減価償却費、のれん償却額などによるものです。
投資活動によるキャッシュフローは、次世代基幹システムに係る無形固定資産の取得による支出があったものの、有価証券の償還による収入もあり、前期に比べて使用した資金が大幅に減少しました。その結果、本業で得た資金が投資を上回るフリーキャッシュフローは28.0億円のプラスとなっています。
財務活動によるキャッシュフローは、配当金の支払いにより7.2億円の資金を使用しています。これらの状況から、エイジスグループは本業で安定的に資金を生み出し、必要な投資を行いながらも、手元資金を増加させていることがうかがえます。
| 項目 | 2024年3月期(前期) | 2025年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 19.8億円 | 31.3億円 |
| 投資CF | △32.8億円 | △3.3億円 |
| 財務CF | △10.0億円 | △7.2億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △13.0億円 | 28.0億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、国際事業のマーケットシェア拡大を主要戦略テーマとしており、海外の政策変更や社会経済環境における予測し得ない事態が発生した場合、事業遂行が困難となる可能性があります。また、実地棚卸業務の方法等に影響を与える可能性のあるRFID・画像認識技術の普及についても、継続的に調査・研究を進めています。これらの技術が流通小売業全体に普及した場合、同社グループの業績や財務状況に影響を与える可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループの事業基盤として人材の確保が必要ですが、生産年齢人口の減少や雇用形態の変化等により、従業員の採用競争は厳しい状況です。適切な採用や人員配置が叶わない場合、さらに、給与や時間給等の上昇および社会保障制度の改正等により人件費が大幅に増加した場合、同社グループの業績および財務状況に影響を与える可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
エイジスは、創業以来の基本方針とグループ経営理念に基づき、チェーンストアの発展と豊かな社会の実現に貢献することを目指しています。プロフェッショナルとしての最高のサービス提供と、多様な価値観を尊重する企業風土を大切にしています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
エイジスは1978年の創業以来、「お客様に棚卸のプロフェッショナルとして最高レベルの棚卸サービスを提供する」ことを基本方針としています。
同社グループは、グループ経営理念として「Mission」と「Values」を掲げ、チェーンストアの発展と豊かな社会の実現に貢献することを目指して事業活動を行っています。
業界のトップ企業としての自覚を持ち、プロフェッショナルとして最高のサービスを提供することを追求しています。
新たな中期経営計画「vision50」では、「サービスプロバイダーからソリューションプロバイダーへ」「メーカーと小売業と消費者をつなぐ唯一無二の存在へ」の実現を通じて社会的価値の向上を目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、経営理念の「Values」として「誠実」「個人の尊重」「顧客主義」「現場主義」「挑戦」を価値観と行動指針に定めています。
具体的には、お客様や社員、自分自身への誠実さ、個人の多様性の尊重、顧客にとって有益なものの追求、現場の事実に基づく思考、そして現状に満足せず挑戦し続けることを重視しています。
また、従業員一人ひとりが働きがいを感じ、能力を発揮できる職場環境と、多様な意見や価値観からイノベーションが生まれる組織風土の実現を目指し、「エイジスダイバーシティ」を推進しています。これは「意見のダイバーシティ」「内面的ダイバーシティ」「外面的ダイバーシティ」の3側面から、多様な人材が活躍できる環境づくりを指します。
社内環境の整備としては、従業員のエンゲージメント向上や心理的安全性の高い組織風土の醸成(「さん」付け運動、1on1の推進)、挑戦とキャリア形成支援(公募型人事異動制度、キャリア支援制度の拡充)などに取り組んでいます。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、持続的な成長を実現するためにいくつかの経営課題に取り組んでいます。
「事業転換を実現するために新たなシナジーを創出する」課題では、経営組織をスリム化し、オペレーションと成長領域に経営資源を集中させ、各事業の成長を目指しています。
「グループの柱となる新たな事業を創出する」ためには、創造性と挑戦力を生み出すダイバーシティやオープンイノベーションの取り組みを積極的に実行しています。
「展開地域をアジアから世界へ拡大する」目標に向けては、海外展開戦略の実行を進めています。
サステナビリティの観点からは、人的資本の最大化を重視しており、人材の多様性の確保と育成、および社内環境の整備に関する方針を掲げています。
具体的には、自律型人材の育成、従業員のエンゲージメント向上、心理的安全性の高い組織風土の醸成、多様な働き方を支援する制度の拡充、DXの推進、健康経営への取り組みなどを重点テーマとして推進しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
エイジスは監査役会設置会社として、コーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでいます。取締役会は経営の意思決定機関として機能し、経営の基本方針や重要な事項を決定しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
エイジスの株主構成を見ると、有限会社斉藤ホールディングスが筆頭株主であり、個人株主である齋藤昭生氏、齋藤茂男氏、齋藤泰範氏も上位に名を連ねています。創業家またはその関連会社が上位株主として同社を支えていることが特徴です。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 有限会社斉藤ホールディングス | 22.33% |
| 齋藤 昭生 | 12.05% |
| UH Partners 2 | 7.50% |
| 光通信 | 7.44% |
| 齋藤 茂男 | 4.84% |
なお、2024年9月10日付の臨時報告書にてお知らせのとおり、前事業年度において主要株主であったエフエムアール エルエルシー(FMR LLC)は、当事業年度末において主要株主ではなくなりました。
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は9名(男性7名・女性2名)で構成され、女性役員比率は22.2%です。代表取締役社長は福田久也氏が務めています。社外取締役比率は33.3%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 福田 久也 | 代表取締役社長 | 1996年関東電子株式会社入社、2003年エイジス九州株式会社へ転籍、同社へ出向。2008年同社へ転籍、2012年同社取締役、2023年同社代表取締役社長より現職。 |
| 髙橋 一人 | 専務取締役 | 1987年同社入社、2003年同社取締役、2009年同社常務取締役。2023年同社専務取締役より現職。エイジスマーチャンダイジングサービス株式会社代表取締役社長より現職。 |
| 山根 洋行 | 常務取締役 | 1989年株式会社富士銀行入行、2003年同社入社、2007年同社取締役。2019年同社常務取締役より現職。 |
| 原田 光幸 | 取締役 | 1998年同社入社、2012年同社DO標準化推進部長、2015年同社人事総務部長。2023年同社取締役より現職。 |
社外取締役は、鈴木政士氏(元キリンホールディングス取締役CFO)、赤津恵美子氏(フューチャー・ミー代表取締役社長)です。
同社は監査役会設置会社であり、監査役会を設置することでコーポレート・ガバナンスの強化を図っています。社外取締役は、経営以外の幅広い見識と豊富な経験に基づき、取締役会で助言・提言を行うことで監督機能の向上に貢献しています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
エイジスの役員報酬は、取締役(社外取締役を除く)の場合、金銭報酬(基本報酬と変動報酬)と非金銭報酬(株式報酬)で構成されています。基本報酬は役位に応じた固定報酬であり、変動報酬は年額報酬の約2割を基準に、会社の営業成績や個人業績の達成度に応じて決定されます。株式報酬は年額報酬の約1割を基準とした譲渡制限付株式として付与されます。社外取締役および監査役の報酬は、独立性を考慮した固定報酬となっています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役 | 6名 | 1.3億円 | 21.3百万円 |
| うち社外取締役 | 2名 | 14百万円 | 7.2百万円 |
| 監査役 | 3名 | 23百万円 | 7.6百万円 |
| うち社外監査役 | 2名 | 10百万円 | 4.8百万円 |
| 社外役員 | 4名 | 24百万円 | 6.0百万円 |
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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