【20年1月期】売上利益が過去最高の積水ハウス 増収増益予想も「内紛再発」で株価急落
大手ハウスメーカーの積水ハウス。2020年1月期は海外事業が大きく伸び、売上利益が過去最高を更新しました。2021年1月期も増収増益予想ですが、経営をめぐる内紛再発が報道されて株価が急落しました。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
大手住宅メーカー。1960年設置の積水化学工業ハウス事業部を母体とするが、現在では積水化学工業の連結対象から外れている。他社ブランド「セキスイハイム」(積水化学工業)と混同しないよう注意。事業内容は戸建住宅事業・賃貸住宅事業・不動産フィー事業を主軸とし、リフォームやマンション事業、都市再開発事業なども手がけている。2017年1月期の決算で過去最高益を記録。育成面では社員の自己啓発を促し、OJTや集合研修を実施。採用面では「お客様に対して常に正直であること」を重視し、誠実さや責任感を大きな採用基準としている。福利厚生は独身寮、保養施設のほか、持株制度なども充実。中途採用は営業職、技術職、カスタマー部門などをホームページで募集し、過去の転職者のインタビューなども参照できる。
業界区分
住所
大阪市北区大淀中一丁目1番88号梅田スカイビルタワーイースト
代表者
代表取締役社長 仲井 嘉浩
従業員数
21,968
設立年
1960年8月
上場区分
東証プライム