【平均年収674万円】東光高岳 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収674万円】東光高岳 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

東光高岳は、電力機器、計量、GXソリューション、光応用検査機器といった幅広い事業をグループ各社とともに展開しています。直近の業績は増収増益となりました。


目次

※本記事は、株式会社東光高岳 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月25日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


東光高岳グループは、電力機器、計量、GXソリューション、光応用検査機器の各事業分野において、製品の製造販売や請負などを手掛けています。子会社8社、関連会社4社、その他の関係会社2社で構成され、幅広い事業を展開しています。

単体従業員数は1,887名、連結従業員数は2,614名です。セグメントは電力機器事業、計量事業、GXソリューション事業、光応用検査機器事業、その他の事業の5つです。

主な国内グループ会社は、タカオカエンジニアリング(電力機器事業)、ワットラインサービス(計量事業)、ミントウェーブ(GXソリューション事業)などです。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


東光高岳は、電力インフラを支える事業を展開しており、安定した事業基盤を持つ企業です。同社グループは、長期的な視点での人材育成と多様な働き方を推進し、従業員が安心してキャリアを築ける環境づくりに注力しています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


東光高岳では、平均勤続年数が長く、従業員が長期的にキャリアを形成している傾向が見られます。平均年齢も比較的高い水準であり、経験豊富な人材が多数在籍していることがうかがえます。

項目 数値
平均年間給与 6,737,000円
平均勤続年数 19.1年
平均年齢 43.7歳
単体従業員数 1,887人
連結従業員数 2,614人
単体のグループ内比率 72.2%


退職給付制度に関して、同社グループは積立型および非積立型の確定給付制度として、企業年金基金制度と退職一時金制度を設けています。これらの制度は国内のグループ会社に適用されています。

退職一時金制度はありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。なお、確定給付制度における退職給付債務は176億円、年金資産は96.5億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


東光高岳グループは、人こそが価値創造の源泉であると捉え、人財を重要な経営資本として位置づけています。経営理念の下、「多様な人財が集い、挑戦・共創し続ける、活力ある人と組織の実現」をマテリアリティとして、人事施策を推進しています。

具体的には、「人財力の向上」「組織力の向上」「組織文化の醸成」を重点施策としています。人財の確保と配置では、新卒採用でのインターンシップやシニア人財への人事・処遇制度の改正、管理職への役割型人事制度の導入を実施しています。人財育成においては、「仕事こそ人を育てる」という考え方に基づき、OJTを中心に研修などのOff-JT、自己啓発の3本柱で効果的な育成を行っています。

人事制度は、一般職には職能型、管理職には役割型を導入しています。給与は、一般職が業績と能力発揮度の評価、管理職が業績評価と考動評価によって決定されます。賞与は、個人の評価に加え、会社の業績を反映させた業績連動型となっています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 2.8%
男性労働者の育児休業取得率 65.4%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 74.2%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 74.2%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 69.5%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ タカオカ化成工業㈱

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 5.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 70.2%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 76.1%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 73.0%


▼ 東光器材㈱

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 0.0%
男性労働者の育児休業取得率 0.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 89.8%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 86.7%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 94.2%


▼ ワットラインサービス㈱

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 11.8%
男性労働者の育児休業取得率 0.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 81.8%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 75.2%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 90.6%

ダイバーシティの推進に関する指標

指標 目標 実績(当事業年度)
管理職に占める女性労働者の割合 2031年3月までに5% 2.8%
男性労働者の育児休業取得率 2031年3月までに85% 65.4%
労働者の男女の賃金の差異 目標設定なし 74.2%

人財育成方針に関する指標

指標 目標 実績(2024年度) 実績(2025年度)
経営リーダー候補人財(K人財)の育成 毎年1名以上のプロパー役員を輩出 0名 2名(内定)
部長級研修による職場風土の変革 部門の1年後のサーベイ結果が研修前と比較して2ポイント以上向上 5.2ポイント上昇 2.6ポイント上昇
スキルマップの成長率(設計・開発部門) 前年度から3%以上向上 7.9% 7.5%
スキルマップの成長率(コーポレート部門) 前年度から3%以上向上 準備中 13.1%

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


東光高岳グループは、電力インフラを支える電力機器事業を主軸に、計量、GXソリューション、光応用検査機器といった多岐にわたる事業を展開しています。これらの事業を通じて、製品の製造販売や請負工事などを手掛けています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、主に受変電・配電設備、監視制御装置、計量機器、エネルギー計測・制御機器、電気自動車用急速充電器、三次元検査装置、シンクライアントシステム、組込みソフトウェアなどの製造・販売を行っています。製品の販売は、顧客の指定する場所への据付完了時、または顧客による検収が行われた時点で収益を認識しています。製品と据付工事は相互関連性が高いと判断され、原則として単一の履行義務として識別されています。

個別受注品については、履行義務の充足に係る進捗度に基づき収益を認識しており、その進捗度は発生したコストに基づくインプット法により測定されています。取引の対価は、履行義務の充足後概ね1年以内に受領されており、重要な金融要素は含まれていません。

同社グループの事業は、以下の4つの報告セグメントとその他の事業で構成されています。

電力機器事業

当事業では、主に受変電・配電用機器、監視制御システム・制御機器等の製造販売及び据付工事を行っています。収益は、これらの製品販売と工事請負から得ています。運営は、東光高岳、タカオカエンジニアリング、タカオカ化成工業、東光器材、高岳電設、Applied Technical Systems Joint Stock Companyが行っています。

計量事業

当事業では、主に各種計器の製造販売、計器失効替工事等の請負等を行っています。収益は、計器の販売と工事請負から得ています。運営は、東光高岳、ワットラインサービス、蘇州東光優技電気有限公司、東光東芝メーターシステムズ、シティエレクトリック、TACTICO, Ltd.、デクスコが行っています。

GXソリューション事業

当事業では、主にエネルギー計測・制御機器、電気自動車用急速充電器、組込みソフトウェア、シンクライアントシステム等の製造販売、スマートグリッド事業、PPP/PFI事業等を行っています。収益は、これらの製品販売や事業運営から得ています。運営は、東光高岳、ミントウェーブが行っています。

光応用検査機器事業

当事業では、主に三次元検査装置等の製造販売を行っています。収益は、三次元検査装置の販売から得ています。運営は、東光高岳が行っています。

その他の事業セグメント

当事業では、主に保有する賃貸ビル等の不動産賃貸事業等を行っています。収益は、不動産賃貸から得ています。運営は、東光高岳が行っています。

同社グループの主要な販売先として東京電力パワーグリッド(株)があり、電力機器事業と計量事業に関連する売上高が集中しています。また、本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、海外売上高の比率は低い傾向にあります。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
電力機器事業 599億円 639億円
計量事業 332億円 332億円
GXソリューション事業 106億円 124億円
光応用検査機器事業 19.8億円 16.7億円
その他の事業セグメント 9.8億円 9.8億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高は増加傾向にあります。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益も同様に増加傾向を示しており、特に当連結会計年度においては大幅な増益となりました。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 919億円 978億円 1,074億円 1,066億円 1,121億円
経常利益 41.7億円 47.0億円 80.2億円 63.0億円 101億円
経常利益率 4.5% 4.8% 7.5% 5.9% 9.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 32.8億円 29.2億円 46.7億円 38.2億円 66.0億円
1株当たり当期純利益(円) 203.17 180.78 290.29 238.37 411.33

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの生産性指標を見ると、従業員1人あたり売上高(連結)は前期から増加しています。また、従業員1人あたり営業利益(連結)も前期から増加しており、収益体質の強化と組織の効率化が進んでいることがうかがえます。

指標 2025年3月期 2026年3月期
従業員1人あたり売上高(連結) 41.9百万円 42.9百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 2.4百万円 3.7百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


東光高岳グループは、安定した財務基盤を築き、事業活動で得た資金を効率的に運用している状況です。本業で着実に利益を上げながら、将来に向けた投資も継続しています。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


東光高岳グループの財務基盤は、自己資本比率とROE(自己資本利益率)の両面で安定性を示しています。自己資本比率はプライム市場の製造業平均を上回る水準であり、強固な財務体質を維持していることがうかがえます。ROEもプライム市場平均を上回っており、効率的な資本活用により収益を生み出す力が高いことを示しています。手元資金である現金及び預金も増加傾向にあり、不測の事態への耐性も備わっていると言えます。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 665億円 738億円
自己資本比率 53.6% 56.5%
ROE(自己資本利益率) 6.4% 10.2%
現金及び預金 134億円 136億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


東光高岳グループのキャッシュフローは、本業で安定的に資金を生み出し、それを成長投資に充てながらも、手元に余剰資金を残している優良な状態を示しています。本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは、税金等調整前当期純利益の計上や減価償却費、売上債権の減少などにより、前期から大きく増加し、107.8億円の収入となりました。これは同社グループが事業活動を通じて着実に資金を創出していることを示しています。

投資活動によるキャッシュフローは、有形及び無形固定資産の取得による支出が増加したため、△50.5億円の支出となりました。これは将来の成長に向けた積極的な投資が行われていることを示唆しています。財務活動によるキャッシュフローは、配当金の支払いや長期借入金の返済により、△26.0億円の支出となっています。営業活動で得た資金が投資活動の支出を上回り、自由に使えるフリーキャッシュフローも57.3億円とプラスを維持しており、安定した事業運営と成長への投資を両立している状況です。このような資金の流れは、同社グループの雇用や給与の安定性にも寄与する基盤となっています。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 50.4億円 107.8億円
投資CF △37.5億円 △50.5億円
財務CF △33.5億円 △26.0億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 12.9億円 57.3億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、電力機器の生産販売をコア事業としており、特定の電力会社向けの製品販売に大きく依存している状況です。そのため、電力会社の投資動向が同社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、技術開発が計画通りに進まず、適切な時期に製品の市場投入ができなかった場合には、業績に影響を及ぼすリスクがあります。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループは、各事業における競争優位性を確保し、持続的な成長を実現するために、多種多様な人材の確保と育成を重要視しています。しかし、人材の確保や育成が計画通りに進まず、必要な人材が不足した場合には、同社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


東光高岳は、技術の深化と進化を通じて社会問題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現を目指す企業です。安全・品質・コンプライアンスを最優先とする企業風土を基盤に、未来のエネルギーネットワークをデザインする「SERAカンパニー」への進化を掲げています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、経営理念に基づき、技術の深化・進化と顧客との連携を通じた新たな価値創造により、社会問題の解決に貢献することを目指しています。安全・安心・快適な生活と社会の持続可能な発展を支え、「サステナブル社会」への貢献を掲げています。

2025年4月には「東光高岳グループ新経営理念(パーパス・ビジョン・クレド)」を制定し、10年先のビジョンとして「SERAカンパニー」を掲げています。パーパスは「笑顔あふれる未来のため、確かな技術と共創で人と社会のエネルギーを支え続ける」であり、ビジョンは「未来のエネルギーネットワークをデザインする“SERAカンパニー”へ」とされています。

「SERA」には「シームレスにエネルギーをつなぎ、人と社会を活性化する存在でありたい」という思いが込められています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは「SQCファースト改革」を推進し、安全・品質・コンプライアンスを最優先とする企業風土の再構築を進めています。新経営理念のクレドを体現し、「共創と挑戦」する組織への変革を推進しています。

クレドでは「Seamless(部門や会社を越えて、シームレスにつながる)」、「Energy(一人ひとりが持てるエネルギーを最大限に発揮する)」、「Relations(社内外の連携・共創を広げる)」、「Activation(社会・顧客と会社と社員自身の未来をイキイキとする)」を掲げています。

また、サステナビリティ基本方針として「東光高岳グループ企業考動憲章」を策定しており、社会と共に持続的な成長を成し遂げることを目的としています。「考動」は「自ら考えて行動する」という意味が込められています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは「SQCファースト改革」を経営の基軸に据え、安全・品質・コンプライアンスを最優先とする企業風土の再構築とガバナンスおよびコンプライアンス体制の強化に取り組んでいます。経営基盤の強化として、グループガバナンスの強化、人的資本投資の拡充、DXの推進を重点テーマとしています。

人的資本面では、成長を支える人財の確保と育成、新たな人事制度の導入を通じた挑戦と共創を促進する組織づくりを進めています。2026年度は、10年後の「SERAカンパニー」実現に向け、「経営戦略」と「組織文化」の両面から具体化と実行準備を進める方針です。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


東光高岳は、監査等委員会設置会社としてコーポレート・ガバナンス体制を構築しています。取締役会における機動的な意思決定と監督機能の強化を図っています。

また、経営と執行の分離および意思決定の迅速化のため、執行役員制度を採用しています。代表取締役および執行役員が効率的かつ機動的な業務執行を行っています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


同社グループの筆頭株主は東京電力パワーグリッドであり、主要な営業上の取引先でもあります。このことから、特定の事業会社が同社グループの資本構成において大きな割合を占めていることがわかります。

株主名 持株比率
東京電力パワーグリッド 34.97%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 8.97%
日本カストディ銀行(信託口) 5.17%
BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS 2.40%
東光高岳従業員持株会 1.59%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は10名(男性9名・女性1名)で構成され、女性役員比率は10.0%です。代表取締役社長は一ノ瀬貴士氏が務めています。社外取締役比率は60.0%です。

氏名 役職 主な経歴
一ノ瀬 貴 士 代表取締役社長 東京電力にて設備部長、渋谷支社長を歴任。東電タウンプランニング代表取締役社長、東京電力ホールディングス内部監査室長、執行役員を経て、2021年6月より同社代表取締役社長に現職。
水 本 州 彦 取締役 東光電気入社後、同社理事環境ソリューション事業本部長兼経営統合準備室。同社執行役員エネルギーソリューション事業本部副本部長、本部長、常務執行役員を経て、2024年6月より同社取締役専務執行役員に現職。
磯 守 取締役 東光電気入社後、同社埼玉事業所品質保証部長。同社情報システム部長、執行役員、常務執行役員を経て、2025年6月より同社取締役常務執行役員に現職。


社外取締役は、金子禎則氏(東京電力パワーグリッド代表取締役社長)、三島康博氏(元フタバ産業代表取締役社長)、植村明氏(元日本証券テクノロジー代表取締役社長・トランヴィア社外取締役)、高田裕一郎氏(元さくら情報システム代表取締役会長)、和田希志子氏(弁護士・ふじ合同法律事務所弁護士・LisB社外監査役・サンドラッグ社外監査役・SUMCO社外取締役監査等委員)、守谷誠二氏(東京電力ホールディングス取締役監査委員会委員長)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、取締役会における機動的な意思決定と監督機能の強化を図っています。社外取締役6名を選任し、経営に関する豊富な経験と幅広い知見に基づき、取締役の職務執行に対する監査・監督機能の向上を期待しています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


同社では、監査等委員である取締役および社外取締役を除く取締役の報酬は、金銭固定報酬、金銭変動報酬、株式報酬の3つで構成されています。社外取締役の報酬は金銭固定報酬です。金銭変動報酬は短期的な業績達成を目的とし、全社業績と個人業績に応じて増減します。株式報酬は中長期的な企業価値向上と株主との利益共有を目的としています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 3名 92百万円 30.7百万円
監査等委員(社外除く) 1名 19百万円 19.0百万円
社外役員 6名 38百万円 6.3百万円


なお、株式報酬は業績連動型株式報酬制度による当該事業年度の費用計上額です。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


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