※本記事は、株式会社エフテック の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月24日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
エフテックは、自動車部品およびそれに伴う金型、機械機具等の製造・販売を主な事業とする自動車部品関連事業を展開しています。同社グループは子会社20社、関連会社11社で構成され、本田技研工業株式会社を主要な得意先としています。
単体従業員数は742名、連結従業員数は7,300名です。セグメントは日本、北米、アジアの3つです。
主な国内グループ会社は、フクダエンジニアリング(自動車部品・関連事業)、九州エフテック(同)、リテラ(同)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
エフテックは、自動車の足廻り機能部品の専門メーカーとして、グローバルに事業を展開しています。同社グループは、従業員の成長と働きがいを重視し、多様な人材が活躍できる環境づくりに注力していることがうかがえます。個々のキャリア形成支援や、柔軟な働き方を推進する取り組みを通じて、従業員が長期的に能力を発揮できる職場環境を目指していると考えられます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
エフテックでは、従業員が長く働き続けられる環境が整っており、平均勤続年数から安定した定着傾向が見られます。平均年齢も比較的落ち着いており、経験豊富な人材が多数在籍していることがうかがえます。このような環境は、知識や技術の継承が活発に行われ、組織全体の安定性につながっていると考えられます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 6,142,335円 |
| 平均勤続年数 | 18.17年 |
| 平均年齢 | 41.17歳 |
| 単体従業員数 | 742人 |
| 連結従業員数 | 7,300人 |
| 単体のグループ内比率 | 10.2% |
エフテックの退職給付制度は、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)を併用しています。これらの制度は、同社および一部の国内連結子会社、一部の海外連結子会社に適用されています。
退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。なお、2026年3月31日時点の退職給付債務は73.9億円、年金資産は80.6億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
エフテックは、サステナビリティ経営の考え方に基づき、「未来を担う人財の育成」を重要戦略と位置付けています。社会の変化を人財が成長できる機会と捉え、挑戦と自走意識を促す仕組みを通じて、社員一人ひとりの成長を支援する方針です。個人の行動変容が組織の熱量となり、「挑戦を楽しみ、やり抜く」文化・風土の醸成を目指しています。
給与その他の給付の額および内容については、「人間尊重」の経営理念に基づき、従業員が安心して働き、能力を最大限に発揮できる環境づくりを重視しています。各社の事業特性、所在国・地域の法令、労働慣行、物価水準、人財市場の動向を踏まえ、職務、役割、能力、経験、勤務実績、成果を総合的に勘案して決定しています。賞与は会社業績、部門業績、個人評価を反映し、福利厚生は各社の実情に応じた制度整備に努めています。
人財育成強化のため、2025年4月には人事部内に人財育成課を設置し、活動方針を策定しました。成長とチャレンジが評価される新・人事制度の導入や、タレントマネジメントによる人的資本の最大活用、従業員の行動変容と自律成長を支える人財育成体系への刷新を進めています。また、柔軟な教育体制の構築や、人的多様性の活躍とキャリア形成を支援する制度・環境の整備、人財育成を目的とした人事異動ルールの設定も計画しています。
多様性の促進と個々の成長支援として、2021年度に公募制度を導入し、海外駐在員や国内技術職などで累計12名の配置転換実績があります。2025年5月にはWell-being Working Teamを設置し、性別、国籍、年齢、部門、ライフステージ等の多様な視点から、全従業員の幸福度向上を目指した職場環境づくりに取り組んでいます。高年齢層の活躍推進では、60歳定年後も満65歳まで継続雇用する環境を提供し、2019年7月からは高度な技術を持つ熟練者を「匠」として認定し、技術伝承を担う「匠制度」を導入しています。女性社員の活躍推進にも積極的に取り組み、製造やエンジニアリング領域を含め、全社的に女性が働くことができるよう環境改善を進めています。年次有給休暇の取得促進では、時効で消滅する有給休暇を全社員「0」とする目標を掲げ、一般従業員は24年連続で達成しています。育児・介護両立支援として、「仕事と育児・介護の両立支援ガイドブック」の発信や管理職向け説明会の開催、男性向け育休取得促進のための周知も行っています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 1.1% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 70.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 77.1% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 76.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 67.6% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ (株)リテラ
当事業年度中に育児休業取得の対象となる男性労働者がいないため、男性労働者の育児休業取得率は記載されていません。また、当事業年度中に該当する女性のパート・有期労働者がいないため、パート・有期労働者の男女の賃金の差異は記載されていません。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 2.7% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | - |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 76.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 72.1% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | - |
多様性・登用・エンゲージメント
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 外国人管理職(当社) | 1名 |
| 外国人管理職(グループ全体) | 100名以上 |
| 中途採用管理職比率 | 31.8% |
| エンゲージメントスコア(2025年度) | 47.5 |
サステナビリティ関連KPI進捗状況(2024年度実績)
対象範囲はエフテック(単体)、国内子会社、海外子会社を含む全従業員(パートタイマー・臨時雇用者を含む)です。
労働と人権
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 多様性、差別、ハラスメントに関する研修受講率 | 91.4% |
| 労使共同の安全衛生委員会が保護している従業員の割合 | 99.6% |
倫理
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 倫理問題に関する啓発研修受講率 | 90.6% |
| 情報セキュリティ侵害防止の啓発研修受講率 | 90.6% |
責任ある調達
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| サプライヤー サステナビリティガイドラインへ賛同署名率 | 86.7% |
| 紛争鉱物使用状況調査実施率 | 87.8% |
| 購買担当者に対する責任ある調達に関する研修受講率 | 95.6% |
環境
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 環境問題に関する啓発研修受講率 | 81.1% |
| ISO14001の認証を取得している生産拠点の割合 | 87.5% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
エフテックは、自動車部品関連事業を主軸にグローバルに展開する企業です。自動車部品の製造・販売、およびそれに伴う金型や機械機具の提供を通じて収益を上げています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、自動車部品関連事業を主な事業内容としています。自動車部品や金型、機械機具等の製造・販売を行い、これに関連する研究開発活動も展開しています。主要な得意先は本田技研工業株式会社です。
同社グループの事業は、「日本」「北米」「アジア」の3つの報告セグメントで構成されています。
日本
製品売上は減少傾向にありましたが、技術収入の増加や経費の減少により、損益面では増益となりました。
北米
主要得意先の生産台数減少や為替の円高影響により、売上高と営業利益はともに減少しました。
アジア
主要得意先の中国地域における生産台数減少が続き、売上高は大幅に減少しました。しかし、中国地域の構造改革効果などにより、損益面では増益となりました。
同社グループは北米やアジアに主要なセグメントを持つため、海外での事業展開が収益に大きく影響します。為替変動や各地域の自動車生産台数の動向が、同社グループの業績に影響を与える傾向があります。また、本田技研工業株式会社およびそのグループ会社が主要な顧客であり、収益が特定の顧客に集中する傾向が見られます。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 北米 | 2,262億円 | 2,226億円 |
| アジア | 445億円 | 398億円 |
| 日本 | 301億円 | 295億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
過去5期間の売上高は、前期に微増したものの、当期は減少に転じています。経常利益は、直近の2期間で大きく増加し、当期は過去最高水準を確保しました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に損失を計上しましたが、当期は大幅な増益となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、当期に増加しており、本業でのキャッシュ創出能力は堅調に推移しています。これは主に、税金等調整前当期純利益の増加によるものです。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,919億円 | 2,612億円 | 2,988億円 | 3,008億円 | 2,919億円 |
| 経常利益 | 12.9億円 | 19.2億円 | 30.0億円 | 30.5億円 | 75.0億円 |
| 経常利益率 | 0.7% | 0.7% | 1.0% | 1.0% | 2.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2.1億円 | 17.3億円 | 16.8億円 | △69.2億円 | 47.3億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 11.27 | 93.30 | 90.62 | △372.97 | 254.50 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
従業員1人あたり売上高(連結)は、前期から当期にかけてわずかに増加しています。これは、売上高が減少する中で従業員数が減少したことによるものです。従業員1人あたり営業利益(連結)は、前期から当期にかけて大きく向上しています。
これは、同社グループが推進した構造改革や収益力強化の取り組みが利益に貢献したことを示しています。これらの指標の改善は、組織全体の効率化が進み、従業員一人ひとりの生産性が高まっている傾向にあることを示唆しています。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 39.8百万円 | 40.0百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 0.7百万円 | 1.2百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
エフテックグループは、本業で安定した資金を生み出し、財務基盤を強化しながら事業活動を行っている状況です。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
エフテックグループは、安定した財務基盤を維持し、事業活動に必要な資金を確保しています。自己資本比率は前期から改善し、手元資金も増加傾向にあります。これにより、事業の継続性や将来の成長に向けた投資余力を示しており、雇用や給与の安定性にもつながる要素となっています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 642億円 | 717億円 |
| 自己資本比率 | 29.0% | 31.8% |
| ROE(自己資本利益率) | - | 8.6% |
| 現金及び預金 | 144億円 | 187億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
エフテックグループのキャッシュフローは、本業で安定して資金を生み出している状況を示しています。営業活動によるキャッシュフローは前期に比べて収入が増加しており、事業で得た資金が潤沢にあることがうかがえます。これは主に、税金等調整前当期純利益の増加や棚卸資産の増減額の増加によるものです。投資活動によるキャッシュフローは有形固定資産の取得による支出が増加しており、将来に向けた積極的な投資を行っていることが分かります。財務活動によるキャッシュフローは長期借入れによる収入の減少等により支出が増加しています。その結果、フリーキャッシュフローはプラスであり、事業で生み出した資金で投資を賄い、なお余剰資金がある状態です。このような健全な資金の流れは、同社グループの持続的な成長を支え、従業員の雇用や給与の安定性にも良い影響を与えると考えられます。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 147.6億円 | 205.3億円 |
| 投資CF | △78.7億円 | △96.8億円 |
| 財務CF | △57.3億円 | △69.4億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 68.9億円 | 108.5億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
エフテックグループは、主要得意先である本田技研工業株式会社及び同社関係会社への売上高シェアが64.3%となっており、同社グループの売上減少が業績に影響を及ぼす可能性があります。また、海外売上高シェアが90%であるため、外国為替相場の変動も業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
人材・組織に関するリスクの記載はありません。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
エフテックは、「人間尊重」を基本理念に掲げ、自動車の足廻り機能領域で世界No.1を目指す企業です。変化の激しい自動車業界において、持続的な成長と社会貢献を追求する企業文化が特徴となっています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループの基本理念は、“人間尊重”、“チャレンジ精神”、“環境・地域社会、株主・従業員との共生”です。社是として「わたしたちは世界的視野に立ち、高い志と誠をもって価値を創造し、国家社会に貢献すると共に豊かな未来を築く事に全力を尽くす。」を掲げています。
長期ビジョンでは「足廻り機能領域の専門メーカーとして世界No.1を目指す」ことを目標としています。この「世界No.1」は売り上げ規模ではなく、社員全員が「モノづくりの本質」を誰にも負けないと自信を持って言えるまで追求することであり、お客様から最高の評価を得ることを意味しています。
具体的には、品質、コスト、納期、マネージメントのすべての領域においてお客様から最高評価を獲得すること、新価値提供、新技術開発、ネットワーク構築、収益力強化の5項目を徹底的に追求しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、企業理念の一つである「人間尊重」を人財戦略の中核に据えています。性別、国籍、人種等の垣根を越えて従業員同士が互いの価値観を認め、多様な視点で新たな価値を創造することが企業の成長に不可欠であると考えています。
「チャレンジ精神」と「利益確保」を合わせた三つの企業理念を具現化できるような人財を育むための各種制度と環境整備を推進し、社員個々のやる気と個性を最大限に伸ばすように取り組んでいます。
全従業員を対象とした全社横断的なウェルビーイング向上活動「WWTⅡ(ウェルビーイングワーキングチームセカンド)」を推進し、従業員一人ひとりが「この会社にいてよかった」と感じられる職場づくりを目指しています。プロフェッショナリズムとオーナーシップを持って活躍できる企業文化の醸成に取り組んでいます。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、第16次中期経営計画の合言葉を「変化への対応力を磨き持続的に企業価値を高める」としています。「Back to Basics」と「Challenge for New」の基本方針の下、企業体力の強靭化と持続的成長のための基盤づくりを通し、成長機会を追求することで全社一丸となって、不確実な事業環境を勝ち抜いていく方針です。
中長期的な事業運営における重要なテーマとして、財務ガバナンス強化に向けた運営体制の強化、経営戦略を実現する人財育成システムの構築を掲げています。多様な人財の挑戦や働きがい向上を支援する制度・環境整備、生産現場・間接部門のDX化、非財務情報の開示力向上やリスク管理強化にも取り組んでいます。
また、カーボンニュートラルへの具体的取り組みの推進、ESG重要課題への継続的取り組み、人的投資による人財育成強化と有効的な配置への取り組みも積極的に推進しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
エフテックは、取締役会と監査役会を設置する監査役会設置会社です。経営の監督と業務執行機能を分離し、執行役員制度を導入することで、迅速な業務執行と監督機能の強化を図っています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
エフテックの株主構成を見ると、筆頭株主は事業会社である本田技研工業です。また、個人株主や公益財団法人、社員持株会など、多様な株主によって支えられています。創業家と見られる個人株主や関連会社も上位に名を連ねており、安定した資本構成が特徴です。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 本田技研工業 | 13.63% |
| 福田 秋秀 | 4.76% |
| 公益財団法人エフテック奨学財団 | 4.27% |
| 埼玉りそな銀行 | 2.29% |
| BNP PARIBAS NEW YORK BRANCH - PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACCOUNT | 1.96% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は9名(男性8名・女性1名)で構成され、女性役員比率は11.0%です。代表取締役社長は福田祐一氏が務めています。社外取締役比率は40.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 福田 祐一 | 代表取締役社長 | 1994年12月同社入社、2000年4月エフアンドピージョージア・マニュファクチャリング・インコーポレーテッド社長、2015年4月同社代表取締役社長より現職。 |
| 藤瀧 一 | 取締役兼専務執行役員グローバルSED統括 | 1978年4月本田技研工業株式会社入社、1981年8月同社入社、2007年6月同社常務取締役、2020年4月同社取締役兼専務執行役員グローバルSED統括より現職。 |
| 若林 圭 | 取締役兼常務執行役員管理本部長 兼アメリカ事業担当 | 1990年4月株式会社協和銀行入行、2024年10月同社入社、2026年4月同社取締役兼常務執行役員管理本部長兼アメリカ事業担当より現職。 |
社外取締役は、古閑伸裕氏(日本工業大学 工学部教授・指名・報酬委員会委員長)、小山田明代氏(小山田法律事務所 代表弁護士・指名・報酬委員会委員)です。
同社は監査役会設置会社です。独立性の高い社外取締役を選任することで、多角的な視点からの意見や提言を経営に活かし、客観的な経営監視を行っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
エフテックの役員報酬は、基本報酬、賞与、業績連動型株式報酬の3種類で構成されています。業績目標達成状況に連動する報酬が報酬総額の約33%を占めるように設計されており、中長期的な企業価値向上へのインセンティブを高める仕組みです。社外取締役および監査役の報酬は、毎月定額の基本報酬のみとなっています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 7名 | 1.2億円 | 16.9百万円 |
| 社外取締役 | 3名 | 8百万円 | 2.7百万円 |
| 監査役(社外除く) | 5名 | 41百万円 | 8.2百万円 |
| 社外監査役 | 2名 | 8百万円 | 4.0百万円 |
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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