※本記事は、SUMINOE株式会社 の有価証券報告書(2026年5月期、2025年6月1日 ~ 2026年5月31日、2026年8月27日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
同社グループは、インテリア製品、自動車車両内装材製品、機能性資材製品の製造・販売を主な事業としています。幅広い分野で人々の生活空間や移動空間を支える製品を提供しています。
単体従業員数は258名、連結従業員数は2,986名です。セグメントはインテリア事業、自動車・車両内装事業、機能資材事業、その他の4つです。
主な国内グループ会社は、(連結子会社)(インテリア事業)、住江テクノ、スミノエ テイジンテクノ(自動車・車両内装事業)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
SUMINOEグループは、従業員一人ひとりの成長とウェルビーイングを重視し、多様な人材が活躍できる組織風土の醸成を目指しています。中長期的な視点での人材育成や働きがいのある職場づくりに力を入れており、従業員が最高のパフォーマンスを発揮できる環境整備に取り組んでいます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、従業員の定着を重視する傾向が見られ、平均勤続年数が長く、安定したキャリア形成が期待できる環境です。年齢構成もバランスが取れており、幅広い世代の従業員が活躍していることがうかがえます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 6,326,000円 |
| 平均勤続年数 | 20.4年 |
| 平均年齢 | 44.5歳 |
| 単体従業員数 | 258人 |
| 連結従業員数 | 2,986人 |
| 単体のグループ内比率 | 8.6% |
同社および連結子会社は、退職給付制度として確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の両方を設けています。退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
なお、確定給付制度における退職給付債務は19.3億円、確定拠出制度への要拠出額は当連結会計年度で109百万円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
SUMINOEグループは、中長期経営目標「SUMINOE GROUP WAY 2025~2027 STEPⅡ」において「経営基盤の強化」を重点テーマの一つとし、その実現を支える重要な基盤として人材戦略を位置づけています。マテリアリティ(重要課題)の一つに「人材戦略」を特定し、「多様な人材が働きがいを持ち、安全・安心にイキイキと活躍できる組織風土をつくる」ことを目指しています。
従業員の給与は、公正な処遇を行うため、資格による役割を区分し、職務内容・能力・成果に応じて決定する方針です。給与は期待される役割に基づく職能資格制度を採用し、役割・職務・能力・専門性に応じた基本給を設定しています。賞与は全体の会社業績、部門業績、個人の目標達成度合いによる評価などを反映して決定され、評価結果は本人へフィードバックされ、新たな役割設定やキャリア形成に活かされています。
人材育成においては、企業の持続的成長の源泉は人材であると考え、従業員一人ひとりの人格や個性を尊重し、専門性と創造性に富む個性豊かな人材の育成に取り組んでいます。新入社員から管理職層までの階層別教育に加え、専門性の向上を図る教育や自己啓発支援制度を通じ、多面的な教育を行っています。特に管理職層の育成に注力し、国内の全管理職を対象に部下育成や職場運営等のマネジメントを目的に毎年集合研修を実施しています。
また、多様性を受容・尊重する組織風土を醸成するため、ダイバーシティ&インクルージョン基本方針を掲げ、女性活躍推進では「キャリアアップ(育成、登用)」と「継続就業(仕事と生活の両立など)」の両面から職場環境の整備を進めています。従業員の心身の健康が企業成長の基盤であるという考えのもと、健康経営を推進し、健康増進の意識向上に取り組んでいます。さらに、仕事と生活の充実を重視し、多様なライフイベントに対応した柔軟な働き方への取り組みとして、男性の育児休業取得促進にも力を入れています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合は、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律の規定に基づき算出されています。男性労働者の育児休業等取得率は、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の規定に基づき算出されています。正規雇用・非正規雇用労働者のいずれにおいても、男女間では賃金規程等の制度上の差を設けていません。正規雇用労働者の賃金差異の主な要因は職能資格等級の人員構成割合の違い、非正規雇用労働者の賃金差異の主な要因は定年後再雇用者の割合が高いことによるものです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 8.1% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 88.9% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 75.3% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 75.8% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(非正規雇用労働者) | 56.5% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ ㈱スミノエ インテリアプロダクツ
賃金差異の主な要因は、資格等級の人員構成割合及び雇用形態の違いによるものです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 5.1% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 52.6% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 54.6% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(非正規雇用労働者) | 42.4% |
人材育成について
国内グループ会社を対象とした研修受講者数です。
| 指標(研修体系) | 数値 |
|---|---|
| 集合研修(職能別・役割別・知識スキル)(名) | 398名 |
| 通信教育・語学研修・eラーニング(名) | 137名 |
多様性について
女性活躍推進法における一般事業主行動計画に定める数値目標及び実績(2026年5月31日現在)です。
▼ 提出会社
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 女性新卒採用比率 | 78.2% |
| 男女別育児休業取得率(男性) | 88.9% |
| 男女別育児休業取得率(女性) | 100.0% |
▼ ㈱スミノエ インテリアプロダクツ
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 女性新卒採用比率 | 50.0% |
| 男女別育児休業取得率(男性) | 50.0% |
| 男女別育児休業取得率(女性) | 100.0% |
▼ ルノン㈱
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 2.6% |
健康経営について
SUMINOE GROUP「働き方改革アクションプラン2025」における数値目標及び実績(2026年5月31日現在)です。国内グループ会社を対象としています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 月次所定労働時間外(残業時間)70h超過者 | 71名 |
| 年次有給休暇取得率 | 61.2% |
| 男性の育児休業取得率 | 87.5% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
SUMINOEは、インテリア製品、自動車・車両内装材製品、機能性資材製品の製造と販売を主軸とする同社グループの中核企業です。多岐にわたる製品とサービスを通じて、人々の生活空間や移動空間の快適さに貢献しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、インテリア製品、自動車車両内装材製品、機能性資材製品の製造および販売を主な事業としています。これらの事業は、一般消費者から自動車メーカー、公共交通機関、航空機メーカーまで幅広い顧客層を対象としています。収益は主に製品の製造・販売から得られており、各事業セグメントがそれぞれの市場で製品を提供することで収益を上げています。
インテリア事業
カーペット、カーテン、壁紙、各種床材などのインテリア製品の製造、販売、内装工事、空間設計、デザイン、施工、監理を行っています。業務用カーペットの納入物件数が増加し、スペースデザインビジネスの売上も寄与したことから、売上高は前期から増加しています。収益は、主に製品の販売と内装工事、空間設計サービスから得ています。運営は、スミノエ インテリア プロダクツ、プレテリアテキスタイル、ルノン、住江テクノ、丹後テクスタイル、シーピーオー、ソーイング兵庫、住江物流などが行っています。
自動車・車両内装事業
自動車、バス、鉄道車両などの内装材の製造および販売を行っています。北中米拠点でのフロアカーペットの売上貢献や、鉄道・バス向け内装材の需要回復への対応により、売上高は前期から増加しています。収益は、主に自動車内装材製品や鉄道・バス向け内装材の販売から得ています。運営は、同社、スミノエ テイジン テクノ、帝人テクロス、尾張整染、住江テクノ、Suminoe Textile of America Corporation、Suminoe Textile de Mexico, S.A. de C.V.、住江互太(広州)汽車繊維製品有限公司、T.C.H. Suminoe Co., Ltd.、関織物などが行っています。
機能資材事業
ホットカーペット、浴室床材、消臭関連商材、航空機の内装材製品などの製造および販売を行っています。消臭・フィルター関連や家電関連商材の販売が堅調に推移したことから、売上高は前期から増加しています。収益は、主に機能性資材製品の販売から得ています。運営は、同社、住江テクノ、Suminoe Textile Vietnam Co., Ltd.などが行っています。
その他の事業セグメント
物性・性能検査業などを営んでおり、同社グループを中心に取引しています。売上高は前期から増加しています。
同社グループの売上高は、日本、北中米、アジアといった地域に分散しており、海外での事業展開も進められています。当連結会計年度においては、林テレンプ株式会社への売上高が同社グループの総販売実績の10%以上を占めています。
| セグメント | 売上高(2025年5月期) | 売上高(2026年5月期) |
|---|---|---|
| 自動車・車両内装事業 | 635億円 | 652億円 |
| インテリア事業 | 383億円 | 393億円 |
| 機能資材事業 | 25.7億円 | 26.3億円 |
| その他の事業セグメント | 4.8億円 | 5.0億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績推移を見ると、売上高は継続して増加傾向にあります。経常利益も概ね増加傾向を示しており、当期は前期から増加となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、直近の当期において損失を計上しています。これは、前期に計上された投資有価証券売却益の剥落や、法人税等および非支配株主に帰属する当期純利益の増加が主な要因となっています。
| 項目 | 2022年5月期 | 2023年5月期 | 2024年5月期 | 2025年5月期 | 2026年5月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 817億円 | 948億円 | 1,035億円 | 1,048億円 | 1,076億円 |
| 経常利益 | 9.5億円 | 15.8億円 | 36.7億円 | 25.1億円 | 27.6億円 |
| 経常利益率 | 1.2% | 1.7% | 3.5% | 2.4% | 2.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2.8億円 | 3.2億円 | 8.7億円 | 6.7億円 | △3.4億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 22.22 | 25.27 | 66.11 | 50.18 | △25.70 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの売上高は、前期から増加しています。これは、同社グループ全体の売上高が増加したことによるものです。一方で、従業員1人あたりの営業利益は前期から減少しています。この傾向は、メキシコ拠点における生産効率の低下などが影響していると考えられます。これらの指標は、同社グループの収益体質や組織の効率化の状況を示すものとなっています。
| 指標 | 2025年5月期 | 2026年5月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 35.6百万円 | 36.0百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 1.0百万円 | 0.8百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループの財務状況は、自己資本と手元資金の厚み、そしてキャッシュフローの健全性から、安定した経営基盤を示しています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤を見ると、自己資本比率は前期から増加傾向にあります。これはプライム市場の製造業平均と比較すると下回る水準です。ROE(自己資本利益率)は当期でマイナスに転じており、前期から悪化しています。手元資金を示す現金及び預金は前期からわずかに増加しており、一定の流動性を確保している状況です。これらの財務状況は、同社グループが事業を継続していく上での基盤を示しています。
| 指標 | 2025年5月期(前期) | 2026年5月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 372億円 | 398億円 |
| 自己資本比率 | 32.8% | 36.2% |
| ROE(自己資本利益率) | 2.1% | △1.1% |
| 現金及び預金 | 88.5億円 | 89.1億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループのキャッシュフローを見ると、本業の活動によるキャッシュフローは前期から増加しています。投資活動によるキャッシュフローは支出が継続していますが、前期と比較すると支出額は減少しました。その結果、営業活動と投資活動を合わせたフリーキャッシュフローはプラスとなり、前期から大幅に増加しています。これは本業で得た資金で投資を賄い、なお余剰資金を生み出している状態を示しています。財務活動によるキャッシュフローは、借入金の返済による支出などにより、前期の収入から支出に転じています。これらのキャッシュフローの状況は、同社グループが本業で安定的に資金を生み出し、財務的な健全性を維持しながら事業活動を行っていることを示しており、雇用や給与の安定性にもつながる基盤があると言えます。
| 項目 | 2025年5月期(前期) | 2026年5月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 22.8億円 | 50.0億円 |
| 投資CF | △22.5億円 | △17.8億円 |
| 財務CF | 7.7億円 | △41.6億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 29百万円 | 32.2億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、カーペットや壁紙、自動車や鉄道等の内装材、消臭関連商材といった製品を国内外で生産・販売しています。このため、生産拠点や主要市場における政治的混乱や深刻な景気後退が生じた場合、消費低迷による販売数量の減少や固定資産の減損等、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
また、製品生産のための原材料価格は常に市況により変動しており、原材料価格の高騰が原価高につながり、製品価格に転嫁できない場合や転嫁できる時期が遅延した場合には、経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
人材・組織に関するリスクの記載はありません。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
SUMINOEは、くらしに寄り添う技術とアイデアで、人と社会にやさしい空間を世界中へ提供することを使命としています。常に技術力の向上と徹底した品質管理を追求し、より良い製品づくりを目指しています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、「くらしに寄り添う技術とアイデアで人と社会にやさしい空間を世界中へ提供すること」を使命としています。常に技術力の向上と徹底した品質管理のもと、より良い製品づくりを追求しています。
これからの100年も人と社会にやさしい空間を世界中へ提供し、よろこび広がる未来のくらしをつくる存在となるため、独自の挑戦を続けていくことを目指しています。この目標達成のため、中長期経営目標「SUMINOE GROUP WAY 2022~2024~2027」を策定しました。
特に、2025年5月期から2027年5月期を対象とする後半3ヵ年「SUMINOE GROUP WAY 2025~2027 STEPⅡ」では、実力の底上げを確実に進める期間と位置づけています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、企業の持続的成長の源泉は人材であり、最も大切な資産であると考えています。従業員一人ひとりの人格や個性を尊重し、専門性と創造性に富む個性豊かな人材を育成する方針です。
大切にしている価値観として「和協・誠実・不屈の精神」を原点に、未来のSUMINOEを紡ぎだせる人材を求めています。具体的には、「自律(自ら考え主体的に行動できる人)」「挑戦(変わることを恐れず、多様な視点で一歩上を目指せる人)」「共創(対話を重ね、協働の中で新しい価値を生み出せる人)」を掲げています。
また、国籍、人種、宗教、性別、年齢、身体的特徴などの属性や個人の価値観といった多様性を受容・尊重するダイバーシティ&インクルージョン基本方針を掲げ、能力と意欲ある従業員が活躍できる組織風土の醸成を目指しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、中長期経営目標「SUMINOE GROUP WAY 2022~2024~2027」の後半3ヵ年である「STEPⅡ(2025~2027)」を推進し、持続的な成長に向けた実力の底上げを確実に進めています。
非財務目標として「社員の幸せにつながる職場づくり」を掲げ、「多様な人材が働きがいを持ち、安全・安心にイキイキと活躍できる組織風土をつくる」ことを重要課題としています。この課題解決のため、人材育成や社内環境整備に取り組んでいます。
具体的には、人権尊重とダイバーシティ&インクルージョンの推進、人材の育成・活用、グループ理念の浸透、働きがいのある労働環境の整備、労働安全衛生・健康経営、働き方改革・ワーク・ライフ・バランスの推進などを重点テーマとしています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
SUMINOEの取締役会は、社外取締役を加えて経営の透明化を図り、監査役会設置会社として経営監視体制を構築しています。業務執行と監督の分離により、迅速な意思決定と効率的な業務遂行を目指す体制です。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
同社グループの株主構成を見ると、筆頭株主は髙島屋であり、事業会社が上位に名を連ねています。その他、日本生命保険相互会社や丸紅といった機関投資家も主要株主として名を連ねています。また、SUMINOE共栄会やSUMINOE従業員持株会も上位株主として存在しています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 髙島屋 | 13.94% |
| 日本生命保険相互会社 | 7.19% |
| 丸紅 | 5.53% |
| 林テレンプホールディングス | 3.51% |
| SUMINOE共栄会 | 2.44% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は11名(男性9名・女性2名)で構成され、女性役員比率は18.2%です。代表取締役社長は永田鉄平氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 永田鉄平 | 代表取締役社長 | 1980年4月 同社入社、2012年8月 執行役員機能資材事業部門長、2017年8月 取締役上席執行役員、2021年8月 代表取締役社長より現職。 |
| 薄木宏明 | 代表取締役常務取締役 上席執行役員管理本部長 | 1986年4月 同社入社、2017年8月 執行役員、2019年8月 上席執行役員、2020年8月 取締役、2021年8月 代表取締役常務取締役管理本部長より現職。 |
| 村瀬典久 | 取締役 上席執行役員 インテリア事業部門長 | 1983年4月 同社入社、2020年8月 執行役員、2021年8月 上席執行役員インテリア事業部門副部門長、2022年8月 取締役インテリア事業部門長より現職。 |
| 諏訪和晃 | 取締役 上席執行役員 産業資材事業部門長 | 1983年4月 同社入社、2020年8月 執行役員、2022年8月 上席執行役員、2024年8月 取締役産業資材事業部門長より現職。 |
社外取締役は、清水春生氏(元株式会社エクセディ代表取締役社長)、野村公平氏(野村総合法律事務所設立)、種田ゆみこ氏(株式会社ブレイン取締役)、加藤恭子氏(株式会社髙島屋執行役員MD本部副本部長)です。
同社は監査役会設置会社です。社外取締役は独立した立場から、経営計画や事業戦略、内部統制の構築・整備に関する審議に参画し、取締役会の活性化に貢献しています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
同社の役員報酬は、基本報酬と株式報酬で構成されています。基本報酬は月例の固定報酬として各役位に応じて支給され、株式報酬は企業価値向上へのインセンティブと株主との価値共有を目的とした譲渡制限付株式報酬が付与されます。報酬額は、任意の指名・報酬委員会の答申を踏まえて取締役会で決定されています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 4名 | 1.3億円 | 31.5百万円 |
| 監査役(社外除く) | 2名 | 15百万円 | 7.5百万円 |
| 社外役員 | 8名 | 28百万円 | 3.5百万円 |
連結報酬等の総額が1億円以上の役員は存在しないため、個人別の開示は行われていません。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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