※本記事は、シグマ光機株式会社 の有価証券報告書(2026年5月期、2025年6月1日 ~ 2026年5月31日、2026年8月24日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
シグマ光機は、光産業・レーザ関連技術分野において、レーザ用精密光学部品や光学機器・装置の開発、生産、販売を行う企業です。多品種の光学要素部品の規格品販売に加え、特注製品にも対応し、最先端の光ソリューションを提供しています。
単体従業員数は386名、連結従業員数は547名です。セグメントは要素部品事業、システム製品事業の2つです。
シグマ光機は、多品種の光学要素部品の規格品を冊子・ウェブカタログで販売し、ウェブサイトや電子メール等で受注、宅配便で配送しています。また、研究・開発分野や産業分野のニーズに応える特注製品から中量産OEM品まで、受注生産体制を整えています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
シグマ光機は、光技術を核に社会貢献を目指す企業であり、従業員の定着とキャリア形成を重視する傾向が見られます。安定した環境で専門性を高めたいと考える方にとって、同社の働き方は魅力的な選択肢となるでしょう。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、従業員が長期的にキャリアを築くことができる環境が整っていることがうかがえます。平均勤続年数や平均年齢から、経験豊富な人材が多数在籍し、安定して働き続けている傾向が見て取れます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 5,096,410円 |
| 平均勤続年数 | 13.8年 |
| 平均年齢 | 40.3歳 |
| 単体従業員数 | 386人 |
| 連結従業員数 | 547人 |
| 単体のグループ内比率 | 70.6% |
同社は、従業員の退職給付に充てるため、確定給付制度(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)及び確定拠出制度(会社が拠出した資金を従業員が運用する)を採用しています。これらの制度は国内および海外の従業員に適用されます。
退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。なお、確定給付制度に係る退職給付債務は6.4億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
シグマ光機グループは、「人材」をすべての価値創出の源泉と捉え、「社員教育を通じて、広く感謝の心を持ち、自己と会社のビジョン・ミッションを理解し、その実現に向けて挑戦・創造する人財を育成します」という経営基本方針を掲げています。中長期経営方針「Great Reset」に基づき、「獲得」「育成」「活躍推進」を柱とした人材戦略を推進しています。
具体的には、技術系専門人材を中心に多様な人材の確保に努め、グローバルでのインターンシップ実施や教育機関との連携強化を通じて採用ネットワークを構築しています。人材育成においては、新入社員から管理職まで職位に応じた教育体系とキャリアパスを定め、グループ内での業務ローテーション等を通じて従業員のスキル向上とキャリア形成を支援しています。
報酬制度については、性別や年齢に関わらず、職能と成果に応じた公正な評価・処遇を行っています。従業員給与は、職能評価に基づく基本給と、会社業績および個人の成果に応じた賞与で構成されます。各等級の報酬水準は、政府統計や競合他社の動向を参考に、市場競争力のある水準を目指しています。2026年5月期には、人材獲得競争力向上のため、全資格等級でのベースアップと基本給水準の引き上げ、資格等級区分の細分化を実施し、多様なキャリア推進と昇進・昇格を促進する社内環境整備に取り組んでいます。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、提出会社単体のデータを示します。労働者の男女の賃金の額の差異は、男性労働者の賃金に対する女性労働者の賃金の割合を示しており、同一労働の賃金に差異はなく、等級別人数構成の差異及び管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合によるものです。非正規労働者は、個人ごとに契約労働時間の異なるパートタイム労働者のため、差異が生じています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 8.8% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 80.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 69.3% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 71.1% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(非正規雇用労働者) | 97.0% |
多様性・登用
各指標における実績は、提出会社の従業員の状況となります。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 正規雇用労働者に占める中途採用者の割合 | 54.2% |
| 採用した労働者に占める女性労働者の割合(全労働者) | 25.0% |
| 採用した労働者に占める女性労働者の割合(新卒採用者) | 36.4% |
| 採用した労働者に占める女性労働者の割合(中途採用者) | 15.4% |
育児・介護支援
各指標における実績は、提出会社の従業員の状況となります。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
人材育成・エンゲージメント
各指標における実績は、提出会社の従業員の状況となります。連結グループ子会社・関連会社役員経験者の割合は、当社副部長以上に占める当社グループ子会社・関連会社役員兼任者及び過去1回以上当社グループ子会社・関連会社役員兼任経験者の割合であり、サクセッションプランも踏まえて、グローバルな視点及び経営経験を持った人材育成を進めています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 連結グループ子会社・関連会社役員経験者の割合 | 47.4% |
有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
シグマ光機グループは、光産業・レーザ関連技術の分野において、基礎研究から産業分野の生産・検査・計測工程まで幅広く貢献する光学機器部品・装置の開発、生産、販売、保守サービスを手掛けています。多品種の光学要素部品の規格品販売と、特注品から中量産OEM品までの受注生産体制を特徴としています。同社グループの事業は「要素部品事業」と「システム製品事業」の二つのセグメントで構成されています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
要素部品事業
この事業では、光応用製品の組み込み用や、製品開発・基礎研究段階で使用される光学基本機器製品、自動応用製品、光学素子・薄膜製品を取り扱っています。収益は、レーザ用精密光学部品の製造・販売から得ており、海外地域向けやエレクトロニクス分野向けの製造装置・検査装置への組み込み用途が堅調に推移しています。バイオ業界向けの顕微鏡用ステージや調芯システムも好調です。
システム製品事業
この事業では、要素部品の生産技術とレーザ光学分野の実績を活かした、研究・開発用および産業用のレーザシステム製品、バイオ・医療関連製品、光学システム製品を提供しています。収益は、光学機器・装置の製造・販売から得ており、エレクトロニクス業界向けの光学ユニット製品や光学システム製品は軟調に推移しました。医療業界向けは放射線測定関連の需要が増加した一方で、大型診断装置の反動減が見られました。
同社グループは、特定顧客や特定業界への業績依存度が低いものの、電子部品・半導体関連のエレクトロニクス業界の業況から影響を受ける傾向があります。海外地域からの収益も一定の割合を占めており、米国や中国などの産業分野、東南アジアの大学・官公庁向け研究開発分野で需要が回復基調にあります。
| セグメント | 売上高(2025年5月期) | 売上高(2026年5月期) |
|---|---|---|
| 要素部品事業 | 97.3億円 | 98.1億円 |
| システム製品事業 | 18.5億円 | 16.3億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
シグマ光機グループの直近5期間の業績は、売上高が概ね横ばいから微減で推移しています。経常利益は変動が見られるものの、当連結会計年度は前期から増加しました。親会社株主に帰属する当期純利益は前期から減少しましたが、これは前期に計上された補助金収入等の特別利益が当期には剥落したことが主な要因です。
| 項目 | 2022年5月期 | 2023年5月期 | 2024年5月期 | 2025年5月期 | 2026年5月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 104億円 | 114億円 | 112億円 | 116億円 | 114億円 |
| 経常利益 | 16.1億円 | 16.9億円 | 13.5億円 | 12.7億円 | 13.0億円 |
| 経常利益率 | 15.6% | 14.9% | 12.0% | 11.0% | 11.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 11.7億円 | 14.9億円 | 6.9億円 | 9.9億円 | 8.3億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 165.23 | 210.85 | 97.03 | 139.23 | 117.36 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
シグマ光機グループの従業員1人あたりの売上高は、前期からわずかに減少しました。一方で、従業員1人あたりの営業利益は前期から増加しており、組織全体の効率化や収益性の改善が進んでいることがうかがえます。これらの指標は、同社グループが従業員一人ひとりの生産性向上に取り組んでいる状況を示しています。
| 指標 | 2025年5月期 | 2026年5月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 21.3百万円 | 20.9百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 2.1百万円 | 2.2百万円 |
業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
シグマ光機グループの財務状況は、本業で安定した資金を生み出しつつ、投資活動も行っている状況です。直近の会計年度では、事業活動で得た資金が投資を上回る結果となっています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
シグマ光機グループの財務基盤は、高い自己資本比率と潤沢な手元資金によって特徴づけられています。自己資本比率は87.8%と非常に高く、プライム市場の製造業平均(46.8%)を大きく上回る水準です。これにより、外部環境の変化に対する耐性が高い財務体質を示しています。
ROE(自己資本利益率)は4.6%で、プライム市場の平均(9.4%)を下回っています。しかし、手元資金である現金及び預金は34.6億円を確保しており、事業運営における資金の安定性がうかがえます。
| 指標 | 2025年5月期(前期) | 2026年5月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 178億円 | 187億円 |
| 自己資本比率 | 86.9% | 87.8% |
| ROE(自己資本利益率) | 5.7% | 4.6% |
| 現金及び預金 | 31.3億円 | 34.6億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
シグマ光機グループのキャッシュフローは、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローが9.1億円のプラスとなり、前期から増加しています。これは、税金等調整前当期純利益の計上や減価償却費の増加が主な要因です。一方で、法人税等の支払額や売上債権の増加が資金を減少させています。
投資活動によるキャッシュフローは△2.5億円のマイナスで、前期に比べて資金の使用が減少しました。これは、資金運用の見直しによる有価証券の純減額があったものの、投資有価証券や有形・無形固定資産の取得による支出があったためです。財務活動によるキャッシュフローは△4.4億円のマイナスで、配当金の支払いや長期借入金の返済による支出が主な要因となっています。
これらの結果、フリーキャッシュフローは6.6億円のプラスとなり、前期のマイナスから大きく改善しました。本業で安定的に資金を生み出し、投資を賄いつつ、余剰資金を確保できる財務状況は、今後の事業展開や雇用安定性にとって良い基盤を示しています。
| 項目 | 2025年5月期(前期) | 2026年5月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 3.8億円 | 9.1億円 |
| 投資CF | △4.2億円 | △2.5億円 |
| 財務CF | △6.0億円 | △4.4億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △38百万円 | 6.6億円 |
※フリーCF(フリーキャッシュ・フロー)とは、会社が事業活動と投資活動を通じて自由に使える余剰資金のこと。
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
シグマ光機グループは、市場の成熟化や産業構造の変化、為替問題等による価格競争の激化をリスクとして認識しています。また、海外での事業活動においては、進出先の政情・経済の変動や法律規制の変更、テロ等の社会的混乱、災害などが業績に影響を与える可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、高度な光学技術と中核技術を融合した製品を提供しており、専門性の高い熟練した技術やノウハウを持つ人材の確保を重要な課題としています。少子高齢化による人手不足や魅力的な雇用環境を構築できない場合、必要な人材を確保できず、製品品質や業務レベルの悪化が発生するリスクがあるとしています。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
シグマ光機は、「光産業を通じ、社会に貢献します」という経営理念を掲げ、光技術を核としたソリューションを通じて社会に貢献することを目指しています。持続可能な社会の実現と企業価値の向上を追求する企業風土が特徴です。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
シグマ光機グループは、1977年の創業以来、「光産業を通じ、社会に貢献します」という経営理念を掲げています。光学製品の総合メーカー「光ソリューション・カンパニー」として、「暮らし」や「いのち」を支える光ソリューションを提供しています。
今後も弛まぬ「ものづくり」への挑戦による新たな価値創出に取り組み、グローバルマーケットでの競争力の向上に努める方針です。急変する外部環境に対し、レジリエントでサステナブルな社会の実現に貢献し、全てのステークホルダーの期待に応え続ける企業集団を目指しています。
また、中長期経営方針「Great Reset」を推進し、「光技術の可能性」を先見しています。市場環境・技術トレンド・社会情勢等の変化に対応できる企業風土への変革を図っています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
シグマ光機グループは、「光産業を通じ、社会に貢献します」という経営理念の下、サステナビリティを中長期の企業価値向上の最重要ポイントと位置付けています。環境や社会に配慮しながら、適切かつ誠実に企業活動を推進しています。
「サステナビリティ基本方針」「コーポレートガバナンス基本方針」「シグマ光機行動規範」を定め、これらの基本方針・行動規範の下で事業を展開しています。同社グループにとってのマテリアリティ(重要項目)として、以下の5つを掲げています。
「社会課題を解決する付加価値の高い製品の提供」「社会に信頼され持続的に成長する経営基盤の構築」「人材を活かし働きがいのある組織と風土の醸成」「気候変動に配慮した地球環境の保全への取り組み」「人と暮らしを豊かにする持続可能な社会基盤の構築」です。これらのマテリアリティの実現を通じて、社会課題の解決と持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
シグマ光機グループは、中長期経営方針に基づき、優先的に対処すべき課題として「営業・マーケティングの強化」「ものづくり力の強化」「経営管理体制の強化」を認識しています。これらの取り組みにより企業価値の更なる向上を目指しています。
特に経営管理体制の強化においては、ITシステムや生産設備の導入・構築を進め、各事業部門の業務の省力化・合理化による生産性の向上とコスト低減を推進しています。また、人的資本投資の拡充を図り、次世代を担う優秀な人材の育成・確保のため、採用活動の多様化や社員の能力開発・向上のための人材育成制度や人事評価制度の改善等を積極的に行っています。
同時に、社員エンゲージメントの向上、ワークライフバランスを実現するための就業環境も整備しています。
会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
シグマ光機は監査役会設置会社であり、取締役会は社外取締役を含む体制で構成されています。同社グループは、経営の公正性・透明性の向上と迅速な意思決定の確保に努めています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
シグマ光機の株主構成を見ると、筆頭株主は事業会社である浜松ホトニクスです。その他、シグマ光機取引先持株会や光通信KK投資事業有限責任組合といった多様な株主が上位に名を連ねています。複数の事業会社や持株会が上位株主として同社を支えていることが特徴です。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 浜松ホトニクス | 14.11% |
| シグマ光機取引先持株会 | 7.16% |
| 光通信KK投資事業有限責任組合 | 5.76% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は10名(男性8名・女性2名)で構成され、女性役員比率は20.0%です。代表取締役社長は近藤洋介氏が務めています。社外取締役比率は57.1%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 近藤 洋介 | 代表取締役社長 | 1991年4月同社入社。光学素子事業部長、営業本部長を経て、2002年8月同社取締役。常務、専務を歴任し、OptoSigma Corporation会長も務める。2014年8月より同社代表取締役社長。 |
| 石井 康之 | 取締役 管理本部長 兼 経理部長 | 1988年4月同社入社。タックコート監査役、経理部長、管理本部副本部長、執行役員を経て、2020年12月より同社管理本部長兼経理部長。2023年8月より同社取締役。 |
| 多幡 能徳 | 取締役 社長付 品質保証管掌 | 1990年4月同社入社。開発本部副本部長、執行役員、技術本部長などを歴任。LMS代表取締役社長、OptoSigma Corporation取締役も務める。2026年6月より同社社長付(品質保証管掌)。 |
社外取締役は、小澤勉氏(浜松ホトニクス電子管事業部第1製造部長)、野﨑誠氏(野崎誠税理士事務所所長)、松尾祐美子氏(みなとみらい法律事務所共同代表)、セットジイヨン氏(東京大学先端科学技術研究センター特任教授)です。
同社は監査役会設置会社を採用しており、社外取締役の活用により経営の客観性・透明性の向上と取締役会による業務執行の監督機能強化を図っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
シグマ光機は、役員報酬を株主利益と連動する体系としており、固定報酬としての基本報酬と業績連動報酬である役員賞与で構成されています。業務執行取締役の報酬は基本報酬に重きを置き、社外取締役には基本報酬のみを支給する方針です。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 3名 | 74百万円 | 24.5百万円 |
| 社外役員 | 5名 | 25百万円 | 5.0百万円 |
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。
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