【平均年収574万円】ファーマライズホールディングス 転職ガイド(ファーマライズなど):知っておきたい給与と業績(2026年5月期)

【平均年収574万円】ファーマライズホールディングス 転職ガイド(ファーマライズなど):知っておきたい給与と業績(2026年5月期)

ファーマライズホールディングスは、ファーマライズなどを傘下に持つ持株会社です。調剤薬局事業を主軸に、物販や医療モール経営など多角的に事業を展開し、グループ連結従業員数は2,031名です。直近では売上高が増加し、経常利益も改善、純利益は黒字転換となりました。


目次

※本記事は、ファーマライズホールディングス株式会社 の有価証券報告書(2026年5月期、2025年6月1日 ~ 2026年5月31日、2026年8月20日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


ファーマライズホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は71名、グループ連結従業員数は2,031名です。

同社グループは、調剤薬局事業を主軸に、物販事業、医学資料保管・管理事業、医療モール経営事業などを展開しています。持株会社であるファーマライズホールディングスを中心に、連結子会社14社で構成されています。

主な国内グループ会社は、ファーマライズ(調剤薬局事業)、レイケアセンター(人材派遣事業)、寿データバンク(医学資料保管・管理事業)、ミュートス(システムインテグレーション事業)などです。

直近では、株式会社三幸メディカルグループの取得により、医薬品卸売業との連携強化と関東エリアでのドミナント戦略推進を図っています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


ファーマライズホールディングスは、持株会社としてグループ全体の人材マネジメントを統括し、持続的な成長を支える重要な経営資本として人財を位置付けています。同社グループは、社員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる環境整備を通じて、地域医療に貢献することを目指しています。人財の確保・育成とエンゲージメント向上を重要課題とし、働きがいのある職場環境づくりに注力していることがうかがえます。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社の平均年齢は40代前半であり、平均勤続年数も8年を超えています。このことから、比較的落ち着いた年齢構成と、一定期間にわたって社員が定着して働く傾向が見られます。なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。

項目 数値
平均年間給与 5,742,000円
平均勤続年数 8年7ヶ月
平均年齢 41歳6ヶ月
単体従業員数 71人
連結従業員数 2,031人
単体のグループ内比率 3.5%


なお、直近の主要子会社のデータは以下の通りです。

会社名 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与
ファーマライズ株式会社 1歳 40年 7,000円


同社グループは、退職給付制度として確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の両方を設けています。これらの制度は国内グループ会社に適用されます。退職一時金制度も存在しますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。なお、退職給付債務は6.2億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、人財を持続的な成長と企業価値向上を支える重要な経営資本と位置付け、中期経営計画の実現に向けた人財の確保・育成およびエンゲージメント向上を重要課題としています。社員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる環境整備を通じて、地域に信頼される調剤薬局グループの実現を目指しています。

給与の決定においては、医療・調剤薬局業界の市場水準や経営環境を考慮しつつ、職務・役割・能力・成果を総合的に評価する公正かつ透明性の高い処遇を基本方針としています。賃金は基本給・賞与・各種手当で構成され、賞与には会社業績と個人の成果・貢献度が反映される仕組みです。地域生活水準に応じた関連手当や資格手当も設けられています。

人財育成では、「年齢や職種を問わず長く成長できる教育」と「すべての社員が主体的に考え、行動できる自由闊達な組織風土の醸成」を基本方針としています。具体的には、薬剤師の専門性やホスピタリティ向上を目指す階層別・部門別・職種別研修、次世代リーダー育成のための研修、DX推進に対応するデジタルツールの活用支援などに取り組んでいます。

社内環境整備としては、新卒社員と人事部による「1on1プロジェクト」や人事考課面談、社内公募制度を通じてエンゲージメントとキャリア形成を支援しています。また、健康経営優良法人の認定取得やストレスチェック、育児休業・短時間勤務制度の支援など、心身の健康保持・増進と働きやすい職場環境の整備を推進しています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データは、女性活躍推進法および育児介護休業法の規定による公表義務の対象項目として選択しておらず、開示されていません。

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ ファーマライズ株式会社
同一労働の賃金に男女差は無く、主に職種の違いによるものです。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 32.1%
男性労働者の育児休業取得率 89.5%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 70.3%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 69.6%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 79.1%


▼ next PH株式会社
同一労働の賃金に男女差は無く、主に職種の違いによるものです。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 0.0%
男性労働者の育児休業取得率 100.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 51.7%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 54.5%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 41.1%

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


ファーマライズホールディングスは、持株会社としてグループ全体の経営戦略を統括し、主に調剤薬局事業を核とした多角的なヘルスケア関連事業を展開しています。連結子会社14社を中心に、地域医療への貢献と収益機会の拡大を目指しています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、調剤薬局事業を中核に据え、物販事業、医学資料保管・管理事業、医療モール経営事業、およびその他の事業を展開しています。各事業はシナジー効果を追求し、グループ全体の成長を支える構造となっています。海外での売上高や有形固定資産はなく、国内市場に特化しています。

調剤薬局事業

医療機関が発行する処方せんに基づき、一般患者へ医薬品の調剤を行う調剤薬局の経営を主に行っています。収益は、調剤技術料や医薬品の販売から得ています。運営は、ファーマライズ、ケミスト、ヘルシーワーク、北海道ファーマライズ、GOOD AID、next PH、大洋薬品、平成薬品が行っています。当連結会計年度においては、M&Aや新規出店により店舗数が増加し、売上・利益ともに堅調に推移しました。

物販事業

化粧品等の販売事業、コンビニエンスストアやドラッグストア等の運営事業を行っています。収益は、一般用医薬品、衛生材料、化粧品、日用雑貨等の物品販売から得ています。運営は、ファーマライズが行っています。当連結会計年度では、不採算店舗の閉店や競合の影響により、売上高は減少し、セグメント利益は損失となりました。

医学資料保管・管理事業

医療機関の紙カルテやレントゲンフィルム等の医学資料を、医療機関に代わって保管・管理する事業です。収益は、保管料収入や資料廃棄に係る収入から得ています。運営は、寿データバンクが行っています。当連結会計年度は、保管料収入の堅調な推移と費用削減により、売上高・セグメント利益ともに増加しました。

医療モール経営事業

JR札幌駅内の「JRタワーオフィスプラザさっぽろ」で運営している医療モールに係る事業です。収益は、医療機関からの安定的な収入から得ています。運営は、ファーマライズが行っています。当連結会計年度は、一部テナントの退去により売上高は微減し、セグメント利益も減少しました。

その他の事業セグメント

製薬企業等向けのシステムインテグレーション事業、医療関連ITソリューション事業、人材派遣事業、有料職業紹介事業、デイサービス・訪問看護・有料老人ホーム事業、医薬品卸売事業など、多岐にわたる事業が含まれます。収益は、各事業のサービス提供から得ています。運営は、ミュートス、メディカルフロント、レイケアセンター、ウィーク、GOOD AID、三幸メディカルなどが行っています。当連結会計年度は、有料職業紹介事業の案件減少や訪問看護事業の訪問回数減少などにより、売上高は減少し、セグメント利益は損失となりました。

セグメント 売上高(2025年5月期) 売上高(2026年5月期)
調剤薬局事業 526億円 593億円
物販事業 87.0億円 80.4億円
その他の事業セグメント 10.6億円 9.9億円
医学資料保管・管理事業 6.1億円 6.5億円
医療モール経営事業 5.1億円 5.0億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの売上高は、過去5年間で着実に増加傾向にあります。特に直近の連結会計年度では、前年同期比で大幅な増収となりました。経常利益は変動が見られるものの、当連結会計年度は前年同期から大きく改善しています。

親会社株主に帰属する当期純利益は、過去2年間で損失を計上していましたが、当連結会計年度において黒字転換を果たしました。これは、調剤薬局事業の規模拡大と収益性改善、本部業務の効率化による販管費の低減などが寄与しています。営業活動によるキャッシュ・フローは、過去5年間で安定してプラスを維持しており、本業による着実な資金創出力を示しています。

項目 2022年5月期 2023年5月期 2024年5月期 2025年5月期 2026年5月期
売上高 516億円 520億円 545億円 635億円 695億円
経常利益 15.2億円 14.3億円 8.3億円 1.4億円 7.2億円
経常利益率 2.9% 2.8% 1.5% 0.2% 1.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 4.5億円 3.3億円 △3.5億円 △3.7億円 1.1億円
1株当たり当期純利益(円) 47.99 35.45 △33.41 △32.48 10.01

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高は、前期から当期にかけて増加しています。これは、事業規模の拡大と効率化が進んでいることを示唆しています。また、従業員1人あたり営業利益も大幅に改善しており、組織全体の収益性が向上している傾向が見られます。

これらの指標の改善は、同社グループがM&Aによる事業拡大と並行して、既存事業の収益性向上や業務効率化に取り組んでいる成果であると考えられます。

指標 2025年5月期(前期) 2026年5月期(当期)
従業員1人あたり売上高(連結) 31.1百万円 34.2百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 0.1百万円 0.5百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


ファーマライズホールディングスは、財務基盤の安定性と資金の流れから、堅実な経営状況を示しています。本業で得た資金を適切に活用し、将来に向けた投資も行っていることがうかがえます。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤を見ると、自己資本比率は前期からやや減少しているものの、20.3%となっています。これはプライム市場の非製造業平均(24.2%)と比較するとやや低い水準です。ROE(自己資本利益率)は前期のマイナスから1.7%とプラスに転じています。手元資金である現金及び預金は60.1億円と増加しており、一定の流動性を確保している状況です。これらの財務状況は、同社グループの事業運営における安定性を示す指標となります。

指標 2025年5月期(前期) 2026年5月期(当期)
純資産 69.2億円 68.6億円
自己資本比率 20.9% 20.3%
ROE(自己資本利益率) -5.3% 1.7%
現金及び預金 49.1億円 60.1億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは32.8億円の増加となりました。これは、減価償却費やのれん償却額の計上、棚卸資産の減少などが主な要因です。投資活動によるキャッシュフローは、新規開局に伴う有形固定資産の取得や子会社株式の取得による支出があり、19.8億円のマイナスとなっています。

財務活動によるキャッシュフローは、長期借入による収入があった一方で、長期借入金の返済や配当金の支払いなどにより1.8億円の減少となりました。その結果、フリーキャッシュフローは前期のマイナスからプラスに転じ、13.0億円の増加となっています。これは、本業で得た資金で投資を賄い、余剰資金を生み出せる状態を示しており、事業の安定性と成長への余力をうかがわせる状況です。

項目 2025年5月期(前期) 2026年5月期(当期)
営業CF 13.1億円 32.8億円
投資CF △44.6億円 △19.8億円
財務CF 9.4億円 △1.8億円
フリーCF(営業CF+投資CF) △31.5億円 13.0億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク


継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク


同社グループは、医療制度の改定や薬価基準の改定が経営成績に重要な影響を与える要因であると認識しています。また、医薬分業率の伸び率鈍化や将来的な低下も業績に影響を及ぼす可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク


同社グループは、調剤薬局事業において薬剤師の配置が義務付けられており、薬剤師や登録販売者の確保が業界共通の課題であると認識しています。必要な人材を確保できない場合、新規出店計画や事業運営に支障をきたし、業績に影響を及ぼす可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ


解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


ファーマライズホールディングスは、薬物療法のプロフェッショナルとして「パーフェクト(完璧)」を社是に掲げ、医療に携わる企業としての社会的責任を果たすことを重視しています。地域医療への貢献と持続可能な社会の実現を目指し、社員一人ひとりが心を込めたホスピタリティーを実践する企業風土があります。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、薬物療法のプロとしての指針を「パーフェクト(完璧)」と定め、これを社是および基本方針としています。医療に携わる企業としての社会的責任を強く認識し、「Perfect」を目指して積極的に活動しています。

サステナブルな未来へ向かい、全社員とステークホルダーとの対話を深めながら、SDGsの取り組みを重要視しています。また、一人ひとりが信頼と安心を感じられるよう、知識、専門性、経験とノウハウを生かした「心を込めたホスピタリティー」を実践しています。

長期的なゴールとしては、「地域の患者に選ばれ信頼される調剤薬局グループ」および「特に高齢者の健康維持・医療・介護ニーズにきちんと寄り添う調剤薬局グループ」を目指しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、社是である「パーフェクト(完璧)」を基本方針とし、医療に携わる企業としての社会的責任を強く認識しています。全社員がSDGsの取り組みを重要視し、ステークホルダーとの対話を深めながらサステナブルな未来へ向かうことを大切にしています。

一人ひとりが信頼と安心を感じられるよう、知識、専門性、経験とノウハウを生かした「心を込めたホスピタリティー」を実践する企業風土があります。店舗スタッフは患者に寄り添い、地域の健康・医療の窓口として、薬物のプロとして地域医療に貢献することを価値観としています。

「かかりつけ薬局・薬剤師」としての機能強化や患者中心の薬局運営を継続し、「相談できる薬局」の構築を目指しています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、次なる成長期に向けた足場固めとして、M&Aによりグループ入りした会社・店舗の統合プロセス(PMI)の早期完遂に注力しています。

変化への対応と質的向上を課題とし、教育プログラム整備による薬剤師のかかりつけ機能強化や患者中心の薬局運営、そして「相談できる薬局」の構築に取り組んでいます。

リスク管理の徹底として、調剤過誤防止や個人情報保護への対応を重層的な組織体制で進めています。また、コンプライアンス意識の啓蒙・教育活動や内部通報窓口の整備も行っています。

サステナビリティに対する取り組みでは、サステナビリティ委員会を中心に重要課題(マテリアリティ)を特定し、KPIを設定しています。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


ファーマライズホールディングスは監査役会設置会社として、取締役会が経営方針の意思決定と業務執行の監督を担っています。また、コーポレート・ガバナンス強化のため、指名・報酬委員会を設置しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


ファーマライズホールディングスの筆頭株主はビックフィールドです。その他、医薬品卸のスズケンや、同社の役員である大野小夜子氏が上位株主として名を連ねています。複数の事業会社や個人株主が上位に位置する資本構成となっています。

株主名 持株比率
ビックフィールド 26.20%
スズケン 20.10%
大野小夜子 4.50%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は12名(男性9名・女性3名)で構成され、女性役員比率は25.0%です。代表取締役社長は秋山昌之氏が務めています。社外取締役比率は33.3%です。

氏名 役職 主な経歴
秋山 昌之 代表取締役社長 1995年協和静岡入社、同年代表取締役社長。2009年ファーマライズホールディングス専務取締役。2018年同社代表取締役社長に就任より現職。
大野 小夜子 取締役副会長 1973年マルタケ入社。1989年同社取締役。2009年ファーマライズホールディングス取締役。2020年同社取締役副会長に就任より現職。
松浦 惠子 専務取締役 1979年医療法人安仁会水沢病院入社。2000年同社入社。2012年同社執行役員。2018年同社専務取締役に就任より現職。
大野 利美知 取締役会長 1971年マルタケ入社。1984年同社設立と同時に代表取締役社長。2009年ファーマライズホールディングス代表取締役社長。2016年同社取締役会長に就任より現職。
沼田 豊 取締役 1987年山一証券入社。2012年同社入社。2016年同社執行役員経営戦略本部長。2018年同社取締役に就任より現職。
菅野 洋 取締役 1995年エンゼル調剤入社。2001年同社転籍。2010年同社取締役統括本部長兼関係会社統括部長。2020年同社取締役に就任より現職。


社外取締役は、多田宏氏(タスマン代表取締役社長)、相澤愛氏(相澤法律事務所所長弁護士)、園部経夫氏(タカゾノ代表取締役会長)です。

同社は監査役会設置会社であり、社外取締役3名が経営の監督機能を強化しています。また、監査役会は社外監査役が過半数を占め、職務執行の監査機能を担っています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


ファーマライズホールディングスの役員報酬は、基本報酬と譲渡制限付株式割当報酬で構成されています。業績連動報酬は支給されません。社外役員には基本報酬のみが支払われる方針です。譲渡制限付株式報酬は、株主との価値共有と企業価値向上への貢献意欲を高めることを目的としています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(社外除く) 6名 2.6億円 42.7百万円
監査役(社外除く) 1名 4百万円 4.0百万円
社外役員 5名 6百万円 1.2百万円


個人別報酬が開示されている役員は、大野利美知氏(1.08億円)です。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


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