※本記事は、株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス の有価証券報告書(2025年8月期、2024年9月1日 ~ 2025年8月31日、2025年11月26日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
AFC-HDアムスライフサイエンスは持株会社であり、単体従業員数は360名、グループ連結従業員数は1,008名です。
同社グループは、健康食品・化粧品、医薬品の製造販売を主軸に、百貨店、飲食、観光、不動産・建託など多岐にわたる事業を展開しています。連結子会社23社とともに、人々の健康と豊かな生活をサポートする事業を推進しています。
主な国内グループ会社は、AFC-HDアムスライフサイエンス、健康食品・化粧品・自然食品等の販売、健康情報番組の企画・制作、健康情報誌の発刊を中心とした広告代理店業などです。
直近では、2024年7月にラビット急行の全株式を取得しグループ会社化、2025年5月にはAFC観光を新設するなど、観光事業を積極的に強化しています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
同社グループは、持株会社としてグループ全体の経営戦略を統括し、多様な事業を展開しています。社員一人ひとりの成長を重視し、働きがいを感じられる環境づくりを通じて、持続可能な社会への貢献と企業価値の向上を目指しています。性別や年齢、国籍、職歴に関わらず、従業員が安心して働き、成長できる環境の整備に注力していることがうかがえます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社における平均勤続年数は9年9ヶ月、平均年齢は40歳2ヶ月となっています。これらの数値から、比較的長期にわたりキャリアを築いている従業員が多く、安定した人材構成の傾向が見られます。多様な経験を持つ人材が活躍できる環境が整っていると考えられます。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 4,315,975円 |
| 平均勤続年数 | 9年9ヶ月 |
| 平均年齢 | 40歳2ヶ月 |
| 単体従業員数 | 360人 |
| 連結従業員数 | 1,008人 |
| 単体のグループ内比率 | 35.7% |
同社グループは、退職給付制度として確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する制度)の両方を採用しています。これらの制度は同社及び一部の連結子会社に適用されています。
退職一時金制度も採用されています。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
なお、確定給付型の退職給付債務は3.0億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、社員一人ひとりが働きがいを感じ、成長することがグループ全体の発展に繋がるという考えに基づき、人材戦略を推進しています。持続可能な社会への貢献と企業価値の向上を両立するため、人材の多様性の確保と育成に力を入れています。
全ての従業員が自律的に成長できる機会を提供し、自己成長を促す方針です。性別、年齢、国籍、職歴に関わらず、従業員が安心して働き、成長できる環境づくりを目指しています。
中核人材の登用においては、その能力と成果に応じた人事評価を行っています。特に女性管理職の活躍を重視しており、女性活躍促進法に基づく女性管理職(課長級以上)割合20%以上を維持することを目標としています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。男女の賃金差異は、女性労働者の平均年間賃金÷男性労働者の平均年間賃金×100%として算出されています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 24.4% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 60.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 68.7% |
| 労働者の男女の賃金の差異(うち正規雇用労働者) | 80.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(うちパート・有期労働者) | 59.9% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ 株式会社さいか屋
男性労働者の育児休業取得率は取得実績がないため算出されていません。労働者の男女の賃金の差異は、女性活躍推進法に基づく公表義務の対象ではないため記載を省略しています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 24.1% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
株式会社AFC-HDアムスライフサイエンスは、健康食品・化粧品や医薬品の製造販売を主軸としつつ、百貨店、飲食、不動産・建託、観光といった多岐にわたる事業を展開する持株会社です。同社グループは、これらの事業を6つのセグメントに分類し、幅広い領域で収益を上げています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、健康食品や医薬品の製造販売を核に、生活に密着した多様なサービスを提供しています。各事業がそれぞれ異なる収益源を持ち、グループ全体で安定した経営基盤を築いています。海外部門の好調も、同社グループの売上を牽引する要因の一つです。
ヘルスケア事業
健康食品や化粧品の製造販売、およびOEM供給を行っています。健康・美容情報の提供や広告代理店業、海外事業もこのセグメントに含まれます。収益は、OEM部門での受注や自社製品の販売(海外販売、国内店舗販売、通信販売)から得ています。
医薬品事業
漢方医療用医薬品や一般用医薬品の製造販売、ジェネリック医薬品の販売を手掛けています。収益は、一般用医薬品のOEM受注増加や、医療用ジェネリック医薬品、生活改善薬のジェネリック医薬品の販売から得ています。
百貨店事業
多種多様な商品を提供する小売事業を運営しています。収益は、テナント賃料収入や自主運営ショップ、飲食店舗の売上、および不動産事業による収益から得ています。運営は、さいか屋が行っています。
飲食事業
飲食店を経営し、宴会や観光客向けの団体客、法事などの個室会食に対応しています。収益は、各店舗での飲食サービス提供や会席膳、高級弁当などのケータリング事業から得ています。運営は、なすびが行っています。
不動産・建託事業
不動産の売買、建設、顧客の土地活用支援、アパート賃貸経営支援を行っています。収益は、アパート建設や注文住宅、リフォーム工事などの請負工事、中古戸建て・マンションの買取り販売から得ています。運営は、AFCスマイル不動産、AFC建託が行っています。
その他事業
創業間もない企業への投資育成事業として、将来のグループ事業の柱となる新たな事業に投資しています。収益は、貸切バス事業や旅行業、観光事業の展開から得ています。運営は、ラビット急行、ラビットトラベル、AFC観光が行っています。
| セグメント | 売上高(2024年8月期) | 売上高(2025年8月期) |
|---|---|---|
| ヘルスケア事業 | 181億円 | 189億円 |
| 百貨店事業 | 49.5億円 | 46.1億円 |
| 不動産・建託事業 | 19.1億円 | 26.6億円 |
| 医薬品事業 | 23.1億円 | 24.7億円 |
| 飲食事業 | 21.6億円 | 23.6億円 |
| その他事業 | 7.6億円 | 16.4億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの連結業績は、過去5期にわたり売上高が継続的に増加しています。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益も、変動はあったものの、直近では増加傾向を示しています。特に前期と比較すると、売上高、営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも増加となりました。
| 項目 | 2021年8月期 | 2022年8月期 | 2023年8月期 | 2024年8月期 | 2025年8月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 224億円 | 230億円 | 256億円 | 302億円 | 327億円 |
| 経常利益 | 21.6億円 | 13.4億円 | 16.5億円 | 19.2億円 | 24.4億円 |
| 経常利益率 | 9.7% | 5.8% | 6.5% | 6.4% | 7.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 15.0億円 | 7.4億円 | 11.0億円 | 12.5億円 | 14.5億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 107.12 | 52.33 | 78.51 | 89.20 | 102.98 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高は、前期から増加しています。また、従業員1人あたり営業利益も前期から増加となりました。これらの指標は、同社グループの生産性が向上している傾向を示しています。
| 指標 | 2024年8月期 | 2025年8月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 30.4百万円 | 32.4百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 1.9百万円 | 2.4百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループは、本業で得た資金を将来の成長に向けた投資に積極的に充てている状況です。これにより、事業拡大を図りながら財務基盤を構築しています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの自己資本比率は前期から増加し、30.9%となっています。これはプライム市場の非製造業平均(24.2%)を上回る水準です。ROE(自己資本利益率)も前期の9.3%から10.0%に上昇しており、プライム市場平均(9.4%)を上回っています。手元資金である現金及び預金は113億円を確保しており、事業運営に必要な資金を保持している状況です。これらの財務指標は、同社グループが安定した事業運営を継続できる基盤を示しています。
| 指標 | 2024年8月期(前期) | 2025年8月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 140億円 | 152億円 |
| 自己資本比率 | 29.6% | 30.9% |
| ROE(自己資本利益率) | 9.3% | 10.0% |
| 現金及び預金 | 122億円 | 113億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループの営業活動によるキャッシュフローは17.9億円のプラスとなり、前期から増加しています。これは税金等調整前当期純利益や減価償却費、のれん償却額などにより資金が増加した一方で、棚卸資産の増加額や法人税等の支払額により資金が減少したことによるものです。
投資活動によるキャッシュフローは△33.3億円のマイナスとなり、前期に比べて支出が増加しています。これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出があった一方で、投資有価証券の売却による収入があったためです。
財務活動によるキャッシュフローは6.7億円のプラスとなり、前期から減少しています。これは短期借入金の純増加額や長期借入れによる収入があった一方で、長期借入金の返済や配当金の支払額により資金が減少したことによるものです。
結果として、フリーキャッシュフローは△15.4億円のマイナスとなっています。本業で得た資金を上回る投資を行っており、事業拡大に向けた積極的な投資フェーズにあることがうかがえます。これは将来の成長を見据えた事業展開を示しており、長期的な視点での雇用安定性や成長性が期待できる状況です。
| 項目 | 2024年8月期(前期) | 2025年8月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 15.4億円 | 17.9億円 |
| 投資CF | △27.6億円 | △33.3億円 |
| 財務CF | 22.3億円 | 6.7億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △12.2億円 | △15.4億円 |
※フリーCF(フリーキャッシュ・フロー)とは、会社が事業活動と投資活動を通じて自由に使える余剰資金のこと。
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、健康食品市場における競争激化のリスクを認識しています。市場の変化を予測し、魅力ある製品を提供できない場合、売上高の低下を招く可能性があります。
また、医薬品事業においては、薬価改定による販売価格の引き下げが売上高に悪影響を与えるリスクがあります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、健康食品市場において品質・安全性が重要視される中、医学、薬学、農学、化学系の博士やバイオテクノロジーに精通した人材の確保が困難になるリスクを挙げています。今後の事業計画に沿ってタイムリーに人材が確保できない場合、事業拡大に影響を及ぼす可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
AFC-HDアムスライフサイエンスは、予防医学と自然主義に基づき、人々の健康と美を追求する企業グループです。健康長寿社会の実現に貢献するため、安心・安全な製品作りと情報発信を重視しています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、「健康で長生きしたい」「美しくありたい」という人々の願いに応えることを経営の基本方針としています。予防医学と自然主義の観点から研究開発に取り組み、健康食品と自然派化粧品を通じて、明るく健やかな健康長寿社会の実現に貢献することを目指しています。
消費者の目線から安心・安全を追求し、確かな製品作りでより信頼性の高いメーカーに成長することを目標としています。中長期的には、健康食品の研究開発、製造・品質保証、販売、健康情報の発信機能をグループ各社に内包し、戦略的に統合することで、健康食品業界でのリーディングカンパニーを目指す方針です。
分業化が進む業界において、コア・テクノロジーや顧客ニーズの把握等のノウハウを蓄積し、迅速な意思決定を可能にすることで競争上の強みとしています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、全社員の意識高揚を図り、正しい健康情報の発信を通じてお客様の多種多様な需要に応えることを目指しています。経営環境の変化に対応した競争優位性の高い戦略を実践し、迅速な意思決定を行うことを重視する企業風土です。
社員一人ひとりが働きがいを感じて成長することがグループ全体の発展につながり、「持続可能な社会への貢献」と「企業価値の向上」の両立を実現できると考えています。この考えに基づき、人材の多様性の確保を含む人材育成に関する取組方針を掲げています。
性別、年齢、国籍、職歴で分け隔てることなく、従業員が安心して働け、成長できる環境づくりを目指しています。中核人材の登用においては、その能力と成果に応じた人事評価を行うことを大切にしています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、持続的な成長・発展のため、経営基盤の強化を課題としています。差別化の推進として、研究開発体制を一層強化し、独自技術ならびに独自原料の開発に注力しています。
将来の国内人口減少を見据え、国際化を必須と捉え、海外事業の強化に取り組んでいます。販路の拡大を図るとともに、各国のニーズや規制に対応した商品開発等を進めています。
また、各分野で専門知識を有する人材の育成と確保を積極的に行い、ダイバーシティを推進することで、国内外の消費者の価値観・ニーズの多様化に対応しています。これにより、チーム・組織としてのパフォーマンス向上や結束力の強化につなげていく方針です。
グループ会社間のシナジー創出も重点テーマであり、通信販売コンテンツやECインフラ等の活用・共有化、相互のコンテンツ販売による売上拡大を図っています。百貨店事業を担う㈱さいか屋においてマーケティングリサーチを行うことで、新たな顧客の獲得も目指しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
同社は監査等委員会設置会社であり、取締役会は業務執行に関する意思決定機関として機能しています。監査等委員である取締役が取締役会の監督機能を強化し、コーポレート・ガバナンス体制の充実を図っています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
浅山忠彦氏が筆頭株主であり、代表取締役会長の淺山雄彦氏も上位株主となっています。また、アムスライフサイエンス取引先持株会も主要な株主として名を連ねています。創業家が上位株主として同社グループを支える資本構成となっています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 浅 山 忠 彦 | 14.81% |
| 淺 山 雄 彦 | 8.39% |
| アムスライフサイエンス取引先持株会 | 3.01% |
| 木 下 圭一郎 | 2.86% |
| 浅 山 麻衣子 | 2.20% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は12名(男性11名・女性1名)で構成され、女性役員比率は8.3%です。代表取締役会長は淺山雄彦氏が務めています。社外取締役比率は25.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 淺 山 雄 彦 | 取締役会長(代表取締役) | 2001年同社入社、取締役営業企画部長、専務取締役営業本部長、代表取締役社長を経て、2021年より同社代表取締役会長。 |
| 松 永 康 裕 | 取締役社長 | 2000年同社入社、営業本部第一営業部長、取締役営業本部長、専務取締役営業本部長、取締役副社長営業本部長を経て、2022年より同社取締役社長。 |
| 福 地 重 範 | 専務取締役製造統括 | 2000年同社入社、製造部長、取締役製造部長、常務取締役製造統括を経て、2017年より同社専務取締役製造統括。 |
| 海 野 直 也 | 取締役技術開発本部長 | 1998年同社入社、品質保証室長を経て、2003年より同社取締役技術開発本部長。 |
| 笹 原 俊 二 | 取締役関係会社担当 | 2019年けんこうTV専務取締役、エーエフシー取締役、取締役副社長を経て、2020年より同社取締役関係会社担当。2021年よりエーエフシー代表取締役社長、けんこうTV代表取締役社長。 |
| 南 方 茂 穂 | 取締役会長室長 | 2004年同社入社、社長室部長、本草製薬経営企画部長、営業本部長、専務取締役を経て、2021年より同社会長室長、取締役会長室長。2021年より本草製薬代表取締役社長。 |
| 高 田 和 典 | 取締役管理本部長 | 2001年エーエフシー入社、取締役、2007年同社入社、管理本部長を経て、2021年より同社取締役管理本部長。 |
| 濱 邉 信 江 | 取締役経理部長 | 1995年同社入社、経理部長、管理本部長を経て、2022年より同社取締役経理部長。 |
| 前 川 延 之 | 取締役総務部長 | 2009年エーエフシー入社、総務部長、2018年同社総務部長を経て、2022年より同社取締役総務部長。 |
社外取締役は、三浦正博氏(元静岡鉄道取締役ビル事業部長・監査等委員)、髙橋正樹氏(稲葉・高橋税理士法人在籍・監査等委員)、相川洋介氏(追手町法律事務所所長・監査等委員)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、監査等委員である取締役が取締役会の監督機能を強化し、コーポレート・ガバナンス体制の充実を図っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
同社では、取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬は、業績、役位、任期、貢献度を総合的に勘案して決定されています。監査等委員である取締役の報酬は、常勤・非常勤の別や業務分担を考慮し、監査等委員間の協議によって決定される仕組みです。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 9名 | 95百万円 | 10.6百万円 |
| 社外役員 | 3名 | 5百万円 | 1.5百万円 |
なお、役員退職慰労金は、当事業年度中に計上された役員退職慰労引当金繰入額です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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