ダイヤモンドエレクトリックホールディングス 転職ガイド(ダイヤゼブラ電機、ダイヤモンド電機など):知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

ダイヤモンドエレクトリックホールディングス 転職ガイド(ダイヤゼブラ電機、ダイヤモンド電機など):知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

ダイヤモンドエレクトリックホールディングスは、ダイヤゼブラ電機、ダイヤモンド電機などを傘下に持つ純粋持株会社です。自動車用電装品、エネルギーソリューション機器、電子制御機器の製造販売を手掛け、グループ連結従業員数は3,503名です。直近の業績は増収増益となりました。


目次

※本記事は、ダイヤモンドエレクトリックホールディングス株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月29日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


ダイヤモンドエレクトリックホールディングスは純粋持株会社であり、グループ連結従業員数は3,503名です。

同社グループは、自動車用点火コイル・電装品、太陽光発電用パワーコンディショナ・蓄電ハイブリッドシステムなどのエネルギーソリューション機器、家庭向け冷暖房・給湯用着火装置等の電子制御機器の製造・販売を主な事業内容としています。連結子会社21社を中心に、これらに関連する研究・開発及びサービスを展開しています。

主な国内グループ会社は、ダイヤゼブラ電機、ダイヤモンド電機(自動車機器事業)、ダイヤモンド電子(電子機器事業)、ゼブラ電子(エネルギーソリューション事業)、ダイヤクラフト(金型成型事業)などです。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


ダイヤモンドエレクトリックホールディングスは、人材を最大の経営資源と位置づけ、「傍楽(はたらく)仲間達」の物心両面の幸せを追求する企業文化を掲げています。多様性を尊重し、一人ひとりの自律的な成長を促すことで、企業価値向上と社会貢献の両立を目指しています。同社グループは、従業員が意欲的に働ける環境づくりに力を入れています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社グループは、従業員の定着を重視し、多様な人材が長く活躍できる環境づくりに取り組んでいます。平均勤続年数や平均年齢からは、安定したキャリア形成が可能な職場であることがうかがえます。

なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。

項目 数値
連結従業員数 3,503人


なお、直近の主要子会社のデータは以下の通りです。

会社名 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与
ダイヤゼブラ電機株式会社 47.87歳 17.69年 6,151,329円
ダイヤモンド電機株式会社 44.93歳 16.90年 3,854,786円


同社グループは、従業員の退職給付制度として、確定給付型と確定拠出型の両方を採用しています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。

一部の国内連結子会社では、確定給付企業年金制度、中小企業退職金共済制度、退職一時金制度を設けています。また、一部の連結子会社は退職一時金制度、または確定拠出年金制度を採用しています。退職一時金制度がありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

確定給付制度における退職給付債務は17.2億円、年金資産は17.9億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、人材を「公器」として持続的に社会に貢献し続けるための最大の経営資源と位置づけています。働くことを「傍(はた)を楽(らく)にする」ことと捉える「傍楽(はたらく)仲間達」が、個性を発揮し、自律的に成長する集団を目指しています。多様性の尊重を起点とし、全従業員が社業に邁進できる環境を構築することで、企業価値向上と社会貢献の両立を図っています。

給与は職能等級制度に基づき、期初に設定した業績目標と行動目標の評価結果を定期昇給に反映させて決定されます。昇格は年1回の昇格試験で合否が決定され、賞与も職能等級制度に基づいた評価結果が反映されます。また、環境貢献のKPI目標達成による業績連動型株式報酬制度も導入しています。

同社グループは、「公器の志を持つ人財」「変化を創出する技術人財」「グローバルな多様性を強みとする人財」の確保と育成に注力しています。具体的には、経営理念を学ぶ「理念研修(社長道場)」を全階層で実施し、次世代リーダーの選抜育成としてリーダーシッププログラムや国内外拠点を横断したジョブローテーションを積極的に行っています。eラーニングや資格取得支援制度を拡充し、従業員の「学び直し(リスキリング)」も推奨しています。

社内環境整備としては、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)の推進、ウェルビーイングの向上と健康経営、エンゲージメントの可視化と改善に取り組んでいます。柔軟な働き方として、フレックスタイム制度(一部拠点ではスーパーフレックスタイム制度)の導入やテレワークの定着、メンタルヘルスケアの充実を図っています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データは開示されていません。

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ ダイヤゼブラ電機株式会社

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 5.0%
男性労働者の育児休業等取得率 83.3%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 66.1%
労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規雇用労働者) 64.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(うちパート・有期労働者) 67.6%


▼ ダイヤモンド電機株式会社

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 25.0%
男性労働者の育児休業等取得率 -
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) -
労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規雇用労働者) -
労働者の男女の賃金の額の差異(うちパート・有期労働者) -


▼ ゼブラ電子株式会社

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 0.0%
男性労働者の育児休業等取得率 -
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) -
労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規雇用労働者) -
労働者の男女の賃金の額の差異(うちパート・有期労働者) -

グループ全体(連結)


算出基準は法定の算出方法と異なります。

指標 数値
子会社における現地社員の取締役の登用割合 9.5%
管理職の割合 12.4%
管理職の内、女性社員 21.5%
管理職の内、現地採用社員 50.1%
女性社員の割合 45.2%
女性の積極採用 41.4%

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


ダイヤモンドエレクトリックホールディングスは、持株会社体制のもと、自動車機器、エネルギーソリューション、電子機器の3つの主要事業を展開しています。各事業会社が国内外で製品・サービスの開発、製造、販売、保守サービスを一貫して手掛けていることが特徴です。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、自動車用点火コイルや電装品、太陽光発電用パワーコンディショナや蓄電ハイブリッドシステム、家庭向け冷暖房・給湯用着火装置などの電子制御機器の製造・販売を主な事業内容としています。これら製品に関連する研究・開発やサービスも手掛けており、多岐にわたる顧客層に製品とサービスを提供することで収益を上げています。

同社グループの事業は、主に以下のセグメントで構成されています。

自動車機器事業

自動車用点火コイル及び電装品の開発、製造、販売、保守サービスを行っています。
収益は、自動車用部品の提供から得ています。当連結会計年度の売上高は前期から増加しています。

エネルギーソリューション事業

太陽光発電用パワーコンディショナ及び蓄電ハイブリッドシステムなどの開発、製造、販売、保守サービスを行っています。
収益は、エネルギーソリューション機器の提供から得ています。運営は、ダイヤゼブラ電機が行っています。当連結会計年度の売上高は前期から微減となっています。

電子機器事業

家庭向け冷暖房用及び給湯用着火装置、トランス・リアクター等の電子デバイス及び電子制御機器等の開発、製造、販売、保守サービスを行っています。
収益は、電子制御機器や電子デバイスの提供から得ています。運営は、ダイヤモンド電子が行っています。当連結会計年度の売上高は前期からほぼ横ばいとなっています。

その他の事業セグメント

金型成型事業等を行っています。
収益は、金型成型事業などの提供から得ています。運営は、ダイヤクラフト、インドダイヤクラフト、タイダイヤクラフトが行っています。当連結会計年度の売上高は前期から減少しています。

同社グループは、米国関税の影響やレアアース供給問題、グローバルサプライチェーンの変動といった外部環境の課題に直面しながらも、中国政府や経済産業省との連携を通じてサプライチェーンの保全に努めています。また、ハンガリー、日本、タイ、インドネシア、アメリカ、インドなど世界各地に供給網を展開しており、海外市場での事業活動も活発です。

主要な顧客としては、ダイキン工業株式会社への売上高が当連結会計年度の総売上高の15.9%を占めており、電子機器事業に関連する収益集中が見られます。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
自動車機器事業 349億円 405億円
電子機器事業 310億円 310億円
エネルギーソリューション事業 245億円 241億円
その他の事業セグメント 12.8億円 12.0億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの過去5期間の業績推移を見ると、売上高は概ね増加傾向にあります。経常利益は変動が見られるものの、直近の当連結会計年度では前期から増加となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、過去に損失を計上した期もあり、変動が大きい傾向にあります。

当連結会計年度の営業利益は前期から増加しており、これは主にものづくりにおける部材調達の改善や省人化、全社的な生産性改善が進んだことによるものです。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 763億円 911億円 933億円 917億円 968億円
経常利益 12.7億円 △8.2億円 13.1億円 14.7億円 20.6億円
経常利益率 1.7% △0.9% 1.4% 1.6% 2.1%
親会社株主に帰属する当期純利益 12.9億円 △10.8億円 △19.0億円 4.1億円 2.2億円
1株当たり当期純利益(円) 179.04 △139.52 △226.59 49.14 24.98

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたりの収益性と生産性を見ると、当連結会計年度において従業員1人あたり売上高(連結)は前期から増加しています。また、従業員1人あたり営業利益(連結)も前期から増加しており、従業員一人ひとりの稼ぐ力が向上している傾向が見られます。

指標 2025年3月期 2026年3月期
従業員1人あたり売上高(連結) 24.9百万円 27.6百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 0.6百万円 0.7百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


ダイヤモンドエレクトリックホールディングスグループの経営の安定性について、財務基盤と資金の流れから現状を分析します。同社グループは現在、将来に向けた投資を継続している状況がうかがえます。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤を見ると、純資産は前期から増加しています。自己資本比率は前期から改善傾向にありますが、プライム市場の製造業平均と比較すると低い水準にあります。ROE(自己資本利益率)は前期から低下しており、プライム市場平均を下回っています。手元資金である現金及び預金は前期から減少していますが、一定の残高を維持しています。これらの財務状況は、今後の事業展開や雇用・給与の安定性に影響を与える可能性があります。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 116億円 142億円
自己資本比率 14.4% 16.7%
ROE(自己資本利益率) 3.8% 1.7%
現金及び預金 74.9億円 64.7億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュフローは前期の獲得から当期は使用に転じています。これは主に棚卸資産の増加額や法人税等の支払額が影響しています。投資活動によるキャッシュフローは、有形固定資産の取得による支出が主な要因となり、引き続き資金を使用しています。

財務活動によるキャッシュフローは、長期借入れによる収入や新株予約権の行使による株式発行により、資金を獲得しています。当期は営業活動と投資活動で資金を使用しており、フリーキャッシュフローもマイナスとなっています。この状況は、事業拡大や将来に向けた投資を継続する中で、資金調達によって賄っていることを示しており、今後の資金繰りや事業の安定性を注視していく必要があります。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 35.9億円 △13.8億円
投資CF △6.4億円 △12.7億円
財務CF △37.8億円 13.2億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 29.5億円 △26.5億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク


継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク


同社グループは、売上高の63.1%を上位10社グループが占めており、特定の取引先への集中による業績変動リスクがあります。また、海外売上高比率が59.1%と高く、為替変動が同社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク


同社グループは、海外事業展開における人材確保の困難や、リソースの不足による人材流出、ハラスメントといった人材・組織に関するリスクを認識しています。これに対し、継続的な採用や教育の充実、労働環境の最適化に取り組んでいます。

④ 雇用安定性・リストラ


解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


ダイヤモンドエレクトリックホールディングスは、ものづくりを通じて社会に貢献し、従業員の幸せを追求する経営理念を掲げています。
地球環境に資する「ものづくり」で車と家をつなぐビジョンを掲げ、持続可能な社会の実現を目指しています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、「私達はものづくりを通じてお客様の発展に寄与し、信頼を積み重ね、社会の豊かさに貢献することで、耀き疾走する傍楽仲間達の物心両面の幸せを追求します。」という経営理念を共有しています。
2023年10月には、2028年3月期を最終年度とする中長期経営計画「炎のスクラム」を策定しました。
新ビジョンとして「車と家を地球環境に資するものづくりでつなぐ」を掲げ、カーボンニュートラル社会の実現に向けた戦略的な技術・製品開発を推進しています。
EV/PHVや再生可能エネルギーの拡大に向けて、車・家・電力系統を「ものづくりでつなげる」ことを重視し、V2X(Vehicle-to-everything)製品群の開発を通じて持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、「私達はものづくりを通じてお客様の発展に寄与し、信頼を積み重ね、社会の豊かさに貢献することで、耀き疾走する傍楽仲間達の物心両面の幸せを追求します。」という経営理念を共有しています。
この理念に基づき、ESG経営を強化し、環境整備・地域共生・多面体に耀き傍楽仲間達を大切にする経営を通じて持続的成長を目指しています。
同社グループが大切にする価値観は、重要課題(マテリアリティ)として、脱炭素社会実現への貢献、資源循環型社会への貢献、レジリエンス(復旧・減災)強化への貢献、多彩な人財が生き生きと働ける会社の4つに集約されています。
多様な人財の確保を重視し、性別、国籍、障害の有無等の属性に依ることなく積極的に採用・登用する方針です。
女性社員や外国人社員の積極的な採用、経営幹部となれるような環境整備を推進しており、社内から女性取締役を選任する「女性取締役候補傍楽仲間達抜擢プロジェクト」も実施しています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、長期的なサプライチェーンの歪みによる原材料高や材料調達難、国際情勢の不安定化を大きな課題と認識しています。
これらの課題に対し、脱炭素社会への対応や電動化の推進、エネルギーミックスの推進を中長期的な機会と捉え、重点方針として取り組んでいます。
具体的には、品質保証の強化と販売網の再構築、社長総点検による不良撲滅、グローバルサプライチェーンの再構築を推進しています。
また、ESG経営の強化を掲げ、環境整備・地域共生・多様な人財を大切にする経営を通じて持続的成長を目指しています。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


ダイヤモンドエレクトリックホールディングスは監査等委員会設置会社であり、取締役の過半数を独立社外取締役が占める体制です。経営と執行を分離し、迅速な意思決定と経営監視機能の強化を図っています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


同社の株主構成を見ると、信託銀行が上位に名を連ねています。また、ダイヤモンドエンジニアリングも主要株主の一つとして名を連ねており、幅広い機関によって支えられていることがうかがえます。

株主名 持株比率
日本カストディ銀行(信託口) 6.66%
ダイヤモンドエンジニアリング 5.52%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 5.24%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は7名(男性6名・女性1名)で構成され、女性役員比率は14.2%です。代表取締役社長CEO兼グループCEOは小野有理氏が務めています。社外取締役比率は57.1%です。

氏名 役職 主な経歴
小野 有理 代表取締役社長CEO兼グループCEO 2005年ユーリズムコンサルティング代表、2015年NST代表取締役社長を経て、2016年ダイヤモンド電機代表取締役社長に就任。2018年より同社代表取締役社長CEO兼グループCEOを務め、複数の関連会社の代表取締役社長CEOも兼任し現職。
小谷 カオル 取締役 1991年ダイヤモンド電機に入社し、経理部課長などを歴任。2020年より同社監査室室長補佐、2025年よりハンガリーダイヤモンド電機Auditorを務め、同年6月より同社取締役に就任し現職。


社外取締役は、吉田夛佳志氏(大東プレス工業相談役)、岡本岳氏(岡本・豊永法律事務所共同パートナー)、笠間士郎氏(元第一稀元素化学工業常勤監査役・監査等委員)、奥下英己氏(元神戸土地建物監査役・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社です。取締役会の過半数を独立社外取締役が占めることで、経営の客観性と監視機能の強化を図っています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


同社の取締役報酬は、固定報酬である金銭報酬と、譲渡制限付株式報酬および業績連動型株式報酬からなるインセンティブ報酬で構成されています。企業価値の持続的な向上を促すインセンティブとして機能するよう、業績や中長期的な企業価値・株主価値向上との連動を重視した体系となっています。個々の取締役の報酬は、各職責を踏まえた適正な水準で決定されています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 2名 71百万円 35.5百万円
監査等委員(社外除く) 1名 19百万円 19.0百万円
社外役員 5名 23百万円 4.6百万円


なお、総額には期中に退任した役員の報酬が含まれます。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

💬キャリコネで会社の実態を確認する

決算資料で業績や財務の状況を把握することは、転職の準備として非常に有効です。数字は会社の今の実力と方向性を正直に示しています。

ただ、数字だけでは見えてこないこともあります。職場の雰囲気、上司との関係、実際の残業の実態、昇給のリアル——こうした情報は、現役社員やOB・OGの声から得られます。

企業口コミサイト「キャリコネ」では、社員のリアルな口コミや給与明細、求人情報をまとめて確認できます。決算データと合わせてチェックすることで、応募判断の精度が上がります。


この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。