0 編集部が注目した重点ポイント
① アミューズメント事業が前年同期比84.7%の大幅増収を達成
グループ会社のDAXEL(株)や元気(株)による自社タイトルの販売が極めて好調に推移しています。特にスマートパチスロ「ようこそ実力至上主義の教室へ」やゲームソフト「首都高バトル」の寄与により、セグメント売上高は前年の27億87百万円から51億49百万円へと急拡大しました。コンテンツ開発力が新たな収益の柱として成長しており、クリエイティブ職種での活躍機会が広がっています。
② 利益面では第3四半期時点で通期予想を大幅に超過
営業利益は99億40百万円を計上し、通期予想である75億円を現時点で132.5%上回る驚異的な進捗を見せています。新紙幣発行に伴う特需の反動による減収は想定内であり、高付加価値なスマート遊技機関連設備や、ストック型の「MIRAIGATE(ミライゲート)サービス」の加盟店増加が高い利益水準の維持に貢献しています。財務基盤の強固さは転職者にとっても大きな安心材料です。
③ 事業領域の拡大に向け「その他」セグメントを新設
当期より「その他」セグメントを追加し、ITサービスや観光・文化事業への多角化を鮮明にしています。2025年10月には(株)箱根ガラスの森リゾートが「箱根ガラスの森美術館」の運営を承継するなど、非パチンコ領域での収益基盤構築を推進中です。既存の枠にとらわれない幅広いキャリアパスが提示されており、異業界からの専門人材のニーズが高まっています。
1 連結業績ハイライト
出典:2026年3月期 第3四半期 決算説明資料 P.2
当第3四半期は、昨年の新紙幣発行に伴う改刷対応特需の反動から、連結売上高は前年同期比5.0%減となりました。しかしながら、利益面では販管費の増加を抑えつつ、アミューズメント事業の利益増が全体を牽引。営業利益率は21.8%という極めて高い水準を維持しており、効率的な経営が行われていることが分かります。
通期予想に対する進捗状況は、売上高が89.4%、営業利益は132.5%に達しており、業績は当初計画を大幅に上回る順調な推移となっています。
2 事業別分析:転職者が活躍できるフィールド
出典:2026年3月期 第3四半期 決算説明資料 P.11
情報システム事業(ダイコク電機など)
事業内容: ホールコンピュータ「X(カイ)」やカードユニット「VEGASIA」など、店舗経営を支えるハード・ソフトの提供。
業績推移: 売上高390億77百万円(前年同期比12.7%減)。特需の反動減はあるものの、スマートパチンコ導入に伴う設備投資需要は堅調。
注目ポイント: 呼出しランプ「BiGMO XCEL(ビグモエクセル)」や「TJ-01」などの新製品販売が絶好調です。ホールのDX化を支援する「MIRAIGATE(ミライゲート)サービス」の加盟店も順調に増加しており、ハード売り切りから高収益なストックビジネスへの転換を支えるデータ分析やITコンサルの専門人材が求められています。
アミューズメント事業(DAXEL、元気など)
事業内容: 遊技機メーカー向け制御ユニットの提供および、自社パチスロ機・ゲームソフトの開発・販売。
業績推移: 売上高51億49百万円(前年同期比84.7%増)。セグメント利益は11億14百万円と前年の34百万円から劇的に改善。
注目ポイント: 開発タイトルのヒットにより収益構造が大きく強化されました。「首都高バトル」のPlayStation 5版販売決定など、コンシューマーゲーム分野への注力も加速しています。企画力と技術力の融合が成長の源泉となっており、ヒット作を生み出すためのプランナーや開発ディレクターにとって、裁量の大きい環境が整っています。
その他(IT・サービス・美術館運営など)
事業内容: 西本産業(株)、(株)ログオンシステムなどの子会社による、多角的なITサービス提供や美術館運営。
業績推移: 売上高14億36百万円(前年同期比169.4%増)。(注:前年同期は一部未連結のため単純比較不可)
注目ポイント: 新たに連結対象となった(株)ログオンシステム等の寄与に加え、2025年10月からの「箱根ガラスの森美術館」承継により、事業ポートフォリオの多様化が急速に進んでいます。既存事業の枠を超えた新規事業の立ち上げや組織マネジメントの機会が豊富にあり、変化を楽しむマインドを持つ人材にとって魅力的なセグメントです。
3 今後の見通しと採用の注目点
出典:2026年3月期 第3四半期 決算説明資料 P.13
2025年12月時点でのスマートパチンコ設置シェアは27.0%(前年同月比2倍以上)まで拡大しており、今後もこのトレンドは継続すると予測されます。これに伴い、専用カードユニット「VEGASIAⅢ」の需要や、玉・メダルのない環境で出玉を演出する大型液晶端末「BiGMO XCEL」のさらなる導入増が見込まれます。
経営面では、中期経営計画に基づき下限配当金を100円へ引き上げるなど、強固な利益還元姿勢を示しています。これは今後の収益拡大に対する経営陣の自信の表れと言えるでしょう。また、パチンコホールのDX化を促進する「ClarisLink(クラリスリンク)」などのクラウドサービスを強化しており、ハードウェアメーカーからSaaS・プラットフォーム企業への進化が採用の核となります。
4 求職者へのアドバイス
志望動機のヒント
「パチンコホールのDX化」という明確な市場変化に対し、業界トップシェアのビッグデータ活用を強みとする同社の姿勢に共感を示すのが有効です。また、アミューズメント事業の急成長や新規事業(その他セグメント)への挑戦など、事業ポートフォリオの変革期にあることを理解し、「自身の専門性を活かしてグループの多角化に貢献したい」という意欲を伝えることで、高い評価に繋がります。
面接での逆質問例
・「MIRAIGATE(ミライゲート)サービスの拡充において、AI自動分析などの最新技術を今後どのようにサービス進化に繋げていく計画ですか?」
・「アミューズメント事業の利益率が飛躍的に向上していますが、今後、元気(株)などのグループ会社間で、どのようなシナジー創出を期待されていますか?」
・「その他セグメントにおける美術館運営など、非遊技領域での事業開発における人材要件で、最も重視している素養を教えてください。」
5 転職者が知っておきたい現場のリアル(口コミ)
この会社でしか作っていないものが多数ある
台のデータをみられるようなものなどこの会社でしか作っていないものが多数あるため自らも遊ぶ一人の人間として魅力的に感じた
(10代後半・代理店営業・男性) [キャリコネで面接事例を見る]※本記事は、公開されている決算短信、決算説明資料等の公開資料、および社員・元社員の口コミ情報をもとに、編集部の責任において作成しています。
使用した主な公開資料
- 2026年3月期 第3四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)
- 2026年3月期 第3四半期 決算説明資料



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