0 編集部が注目した重点ポイント
①1Q売上高が9.3%増となり4年連続で過去最高を更新する
当第1四半期において、売上高は前年同期比9.3%増の3,447億53百万円、営業利益は同11.0%増の235億5百万円を記録しました。企業の底堅いIT投資需要を確実に捉え、連結・単体ともに第1四半期として4年連続で過去最高業績を更新しており、極めて勢いのある経営状況を示しています。
②セキュリティ需要を背景にOSM売上高を49.1%増加させる
重点戦略事業であるOSM(大塚セキュリティマネジメント)の売上高が、前年同期比49.1%増の521億75百万円と大幅に伸長しました。各企業で高まるセキュリティ需要に加え、セキュリティ対策評価制度の導入が強い後押しとなっており、同社の強力な成長ドライバーへと進化しています。
③AIによる営業支援を強化し1Q受注金額37.2億円を達成する
同社は営業プロセスをAIがサポートする仕組みを推進しており、当第1四半期のAI受注金額は37億2百万円に達しました。従来の既存顧客中心のアプローチから、疎遠だった顧客への自動的な提案を行うなど、AIを使いこなすことで営業生産性の向上と提案力を高めています。
1 連結業績ハイライト
出典:2026年12月期 第1四半期(1~3月) 決算概要 P.3
売上高
344,753百万円
+9.3%
営業利益
23,505百万円
+11.0%
経常利益
24,312百万円
+11.3%
親会社株主に帰属する四半期純利益
16,688百万円
+15.2%
当第1四半期連結累計期間は、売上高344,753百万円(前年同期比9.3%増)、営業利益23,505百万円(同11.0%増)と、すべての利益項目で前年同期を上回る好調な決算となりました。Windows 10のEOS(サポート終了)特需で高水準だった前年同期をさらに超え、生産性向上や競争力強化、深刻な人手不足対策を目的とした企業のIT投資需要を的確に獲得しています。
通期業績予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高で26.3%、営業利益で26.1%に達しており、1Qの目安である25%をすべての指標で超えて計画通り順調に進捗しています。
2 事業別分析:転職者が活躍できるフィールド
出典:2026年12月期 第1四半期(1~3月) 決算概要 P.8
システムインテグレーション事業
【事業内容】コンサルティングからシステム設計・開発、搬入設置工事、ネットワーク構築まで、顧客の課題に応じた最適なITシステムをトータルに提供する事業です。
【業績推移】当第1四半期の売上高は235,097百万円(前年同期比9.9%増)、セグメント利益は19,918百万円となり、パッケージソフトウェアの販売が大幅な伸びを記録しました。
【注目ポイント】人手不足への対応やコスト削減を目的とした省人化・デジタル化投資が依然として高い水準にあります。中堅・中小企業でも導入しやすいAIソリューションや付加価値の高い提案が活発化しており、顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション:IT技術の活用による業務変革)推進を最前線で支援できるシステムエンジニアやITコンサルタントの重要性が増しています。
サービス&サポート事業
【事業内容】オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」やサポート事業「たよれーる」を通じ、導入されたシステムの保守や企業活動全般をトータルにサポートするストックビジネス主体の事業です。
【業績推移】当第1四半期の売上高は109,656百万円(前年同期比8.0%増)、セグメント利益は7,178百万円となり、安定的な成長基盤を強固にしています。
【注目ポイント】「たのめーる」の競争力強化による市場拡大に加え、顧客が安心して事業を継続するためのサービス開発が着実に進んでいます。取引企業数は228万口座を超えて拡大を続けており、顧客に寄り添いながら「オフィスまるごと」の課題を解決するカスタマーサクセスや運用保守の専門人材への期待が高まっています。
3 今後の見通しと採用の注目点
出典:2026年12月期 第1四半期(1~3月) 決算概要 P.23
資源価格高騰や人手不足などの課題に直面する各企業において、生産性向上に向けたAI(人工知能)の導入やセキュリティ対策のニーズは引き続き底堅く推移すると予想されています。同社は2026年度のスローガン「お客様に寄り添い、AIとセキュリティでお客様と共に成長する」のもと、手頃な価格のAIソリューションやセキュリティ対策の提案により、長期的な信頼関係の構築を目指しています。特に、営業の行き先提案や仮説構築をAIがサポートする「AIによる営業活動支援」の強化により、営業プロセスの効率化と提案力の向上を同時に進めており、AIや先進技術を武器に活躍したい意欲的な人材にとって、自身の成長と企業の発展を同時に実感できる魅力的な環境が整っています。
4 求職者へのアドバイス
志望動機のヒント
同社が推進する「オフィスまるごと大塚商会」の戦略や、「AIとセキュリティによる顧客との共生」に共感した点を軸に組み立てるのが効果的です。特に、当期に前年同期比49.1%増と驚異的な成長を遂げた大塚セキュリティマネジメントや、営業活動そのものをAIが支援する先進的な仕組みに触れ、自身のこれまでの経験を活かして企業の生産性向上や顧客のDX推進の支援にどのように貢献できるかを具体的に語ることで、即戦力としての熱意を強力にアピールできます。
「当第1四半期決算では大塚セキュリティマネジメントが前年同期比49.1%増と非常に高い伸びを示していますが、今後セキュリティ対策評価制度の浸透に伴い、現場ではどのような専門性を持った人材の補強が最も急務となっていますでしょうか?」
「AIによる営業活動支援が強化され、AI受注金額が37.2億円へ拡大していると拝見しました。営業プロセスをAIがサポートする中で、新しく入社する中途採用者に対して、AIを使いこなすために期待される役割やマインドセットについて教えてください。」
5 転職者が知っておきたい現場のリアル(口コミ)
他社にはないユニークな強み
多様なメーカーの製品を取り扱う点は、業界内での競争力を高める大きな要素です。特に、CAD事業部の存在は他社にはないユニークな強みとして評価されています。
(30代前半・システムエンジニア・男性) [キャリコネの口コミを読む]※本記事は、公開されている決算短信、決算説明資料等の公開資料、および社員・元社員の口コミ情報をもとに、編集部の責任において作成しています。
使用した主な公開資料
- 株式会社大塚商会 2026年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
- 株式会社大塚商会 2026年12月期 第1四半期決算概要資料



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