損益計算書(PL):火災の影響から回復基調に
2019年5月期決算は増収増益。2017年2月に発生した物流倉庫火災の影響で利益が落ち込んでいましたが、回復基調にあります。
売上高は3,875億円で前期比7.5%増、営業利益は45億円で同7.8%増でした。営業利益率は1.2%で前期と変わりません。
売上増に伴い、売上原価は2,959億円と前期比で7.6%増えましたが、売上総利益も916億円で7.1%増。粗利率は23.6%で前期比0.1pt減と微減です。販売費及び一般管理費は871億円で同7.1%増えました。
親会社株主に帰属する当期純利益は4億円で、前期比90.8%減と大幅減でした。主な要因は固定資産(物流センター「AVC日高」)の減損損失31億2300万円を計上したことによるものです。
なお、2020年5月期の通期業績予想は、売上高が4,040億円、営業利益が88億円、営業利益率が2.2%、親会社株主に帰属する当期純利益が86億円と、前期比で大きく改善する見込みです。
セグメント分析:主軸はBtoBのeコマース事業
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