【決算】4期連続増収のベルシステム24HD ポストコロナの「コンタクトセンター」はどうなる?

【決算】4期連続増収のベルシステム24HD ポストコロナの「コンタクトセンター」はどうなる?

企業から受託したコールセンターなど「コンタクトセンター」の運営を行うベルシステム24グループ。20年2月期は4期連続増収でしたが、コロナ禍の影響で既存業務の縮小や一時的な稼働率低下が発生。会社は「リモートワークの推進」や「AI等を活用した自動対応」に取り組むとしています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


損益計算書(PL):4期連続増収、営業利益率も改善

ベルシステム24HDの2020年2月期決算は、売上収益が前期比4.6%増の1267億円、営業利益が同29.4%増の111億円と増収増益でした。増収は4期連続です。

増収に伴い売上原価は前期比4.3%増の1017億円で、売上総利益は同5.8%増の250億円に増加。粗利率は同0.2pt増の19.7%とわずかに改善しています。

販売費及び一般管理費は前期比7.7%減の139億円に収め、営業利益率は同1.7pt増の8.8%に改善しています。

なお、四半期ごとの営業利益率では、第1四半期~第3四半期の間は9.2~9.5%で推移する中で、第4四半期は7.2%と落ち込んでいます。この理由について決算短信補足説明資料では「スポットの減少、拠点リニューアル費用、機器の全社入替え等の一時費用」が影響したとしていますが、通期では増益および営業利益の改善を達成しています。

親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比29.8%増の70億円と大幅増。2019年2月期には医薬関連事業の再編に伴う一時的な損失で、営業利益および当期純利益に影響を受けましたが、この反動で利益が増えています。

2021年2月期の業績予想は、「新型コロナウイルスによる影響を現時点において合理的に算定することが困難なことから未定」「開示が可能となった段階で、速やかに公表」としています。

 

セグメント分析:売上収益の9割が「継続業務」

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