【面接対策】住友生命の中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】住友生命の中途採用面接では何を聞かれるのか

100年以上の歴史を歩んできた住友生命保険相互会社(住友生命)への転職。採用面接は新卒の場合と違い、これまでの仕事への取り組み方や成果を具体的に問われるほか、キャリアシートだけでは見えてこない「人間性」も評価されます。即戦力として、ともに働く仲間として多角的に評価されるので事前にしっかり対策をすすめましょう。


住友生命の採用面接前に知っておきたいこと

社風への理解

住友生命は1907年に創業し、住友生命保険株式会社を経て住友生命保険相互会社となりました。2016年にはエヌエヌ生命と業務提携を締結し、2018年にはソニー生命やアクサ生命と業務提携を締結を行っています。

同社では、ブランドビジョンとして「あなたの未来を強くする」を掲げており、職員一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながらいきいきと働く職場づくりに向けて、様々な取り組みを進めています。

具体的には「看護休暇」といった小学生未満の子どもの看護・世話のため、年間10日まで取得可能な休暇や産休・育休の復職月から小学校入学前月まで、子ども一人に対し、月1万円を支給する「育児費用補助」などの制度があります。

口コミでも「先輩には結婚しても出産しても続けている人が多いので、働きやすいのだと思う」といった声があります。子育て世代にとっては安心して働ける環境が同社にはあります。

また、住友生命を語る上で非常に重要なことは株式会社ではなく相互会社であるということです。相互会社についても理解を深めておくことが大切です。

選考は何次まで?

総合営業職のコンサルティング・アドバイザーという職種に関しては、同社のコーポレートサイトより、面接回数は4~5回で、面接時に適性検査・筆記テストを併せて行うという記載がありました。他の職種に関しては公開しておらず、口コミによると採用面接は1~5回と、職種によって回数が異なるようです。

書類選考のあと、面接(1~5回)があり、途中に適性検査(性格診断)や筆記テストをおこなうといった流れです。

また面接官は人事、課長代理、支店長、部長現場社員のいづれかの方が行うことがほとんどで、過去の口コミを見ると最終面接は役員面接であることが多そうです。面接の質問については、適性検査を受けた上で色々と質問されることも多いようなので、適性検査や筆記テストに関してもしっかりと行いましょう。

また住友生命の採用情報ページでは、実際に働く人のインタビューを読むことができます。職種別の仕事内容に加え、難しさや面白さ、やりがいなどを具体的にイメージすることができますので、一読しておいて損はないでしょう。

面接内容の傾向は?

過去の口コミを調べると、職種によって質問内容は変わりますが、基本的には転職理由や志望理由など一般的な内容が中心です。

  • 転職理由
  • なぜ保険会社か
  • なぜ同社か
を中心に自分の言葉で言えるようにしておきましょう。

また、「希望している職種は本当にマッチしているのか」を問う質問も多く、

  • この仕事で難しそうだなと思うことはなんですか?
  • セールスをすると嫌われるがどうしますか?
  • 今後営業としてなにをしていきたいですか?

といったことを聞かれることもあるようです。

自身が応募する職種についてきちんと理解した上で企業研究をしておきましょう。そしてこれらを念頭に置いた上で、住友生命の面接対策についてみていきましょう。

住友生命の面接攻略法(面接対策)

住友生命の「12のコミットメント」を理解した上で自己分析をする

「お客さま視点から見た会社の姿」を示す、住友生命のブランド戦略の根幹となる「ブランドビジョン」というものがあります。「ブランドビジョン」ではお客さまの「未来を強くする」ために、同社は下記の4つの「先進の価値」を実現していく考えです。

住友生命 コーポレートサイト ブランドビジョンより

そしてその「ブランドビジョン」を実現するための全役職員の行動指針(約束)として「12のコミットメント」が掲げられています。

住友生命 コーポレートサイト ブランドビジョンより

実際過去の口コミでも「働き甲斐と誇りを持って職務を果たせるか」を見るような「入社した際の目標は?」「やる気についてアピールをしてください」「どういう仕事をしたいですか?」といった質問もあるようです。面接では「12のコミットメント」である全役職員の行動指針を理解し、自身に落とし込んだ上で自己PRをするとよいでしょう。

「なぜ住友生命に転職したいのか」の明確化には他社研究が必要

住友生命の面接でよく聞かれる質問のひとつに「なぜ住友生命か」というものがあります。面接官がこの質問を通して知りたいのは、「キャリアプランはどう考えているのか」「それが当社で実現できるのか」といった視点ももちろんですが、「本当に当社のことを理解しているか」という側面も合わせて見ています。

保険業界の理解や自身の職種の理解だけではなく、住友生命という会社についてしっかり理解しておきましょう。そのためには、競合となりやすい企業の他社研究も大切です。具体的には、以下のような企業について調べておくことがおすすめです。

  • 日本生命保険相互会社
  • 明治安田生命保険相互会社
  • 第一生命保険株式会社

住友生命の採用面接で実際に聞かれた質問内容

このように、住友生命の採用面接を受ける前には、ブランド戦略の根幹となる「ブランドビジョン」を理解し、「12のコミットメント」に基づいて自己分析や自己アピールをするとよいでしょう。

以下に面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておくことが大切です。

[40代後半・女性/ルートセールス] 【結果:入社】

質問

営業で今後何をしたいですか

回答

お客様に寄り添った営業をして、お客様のためになる…(口コミの続きとアドバイスを見る

[30代前半・男性/代理店営業] 【結果:二次を辞退】

質問

10年後の保険業界はどうなっていると思いますか

回答

同業だけでなく、金融ビックバン以降の規制緩和により…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代後半・女性/コンサルティング営業] 【結果:入社】

質問

この仕事で難しそうだなと思うことは何ですか

回答

保険を不要だと思っているお客さまに大切さを…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代前半・男性/法人営業] 【結果:内定を辞退】

質問

保険の営業にどのようなイメージを持っていますか

回答

お客様のライフプランに関わる大事な提案をする…(口コミの続きとアドバイスを見る

住友生命の採用面接に向けて

住友生命の採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。

  • 自身が希望する職種を理解し、それに合致した人材であることをアピールする。

  • 住友生命のブランド戦略「ブランドビジョン」を理解し、行動指針「12のコミットメント」に沿った自己分析を行い、自己PRへとつなげる。

  • 業界知識や競合他社についての理解を深め、「なぜ住友生命なのか」に対する答えを明確にしておく。

これらについてしっかりと準備して、面接当日は自分の言葉でアピールするよう心がけましょう。そして面接官のニーズをしっかりと把握し、わかりやすく丁寧にかつ誠実に話をしましょう。

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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。

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