【平均年収1228万円】三機工業 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収1228万円】三機工業 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

三機工業は、建築設備、機械システム、環境システム、不動産事業をグループ各社とともに展開し、社会インフラの構築に貢献しています。海外展開も積極的に進め、事業領域の拡大と強化を図っており、直近の業績は増収増益となりました。


目次

※本記事は、三機工業株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月23日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


三機工業は、建築設備、機械システム、環境システム、不動産事業を主な事業として展開しています。同社グループは、連結子会社8社とともに、幅広い分野で社会インフラの構築に貢献しています。

単体従業員数は2,128名、連結従業員数は2,705名です。セグメントは建築設備事業、機械システム事業、環境システム事業、不動産事業、その他の5つです。

主な国内グループ会社は、三機テクノサポート(建築設備事業)、三機産業設備(機械システム事業)、三機グリーンテック(環境システム事業)、三機パートナーズ(その他)などです。

同社グループは、マレーシアのES Matrix社の株式40%を取得し、また邦英商興の全株式を取得しました。これにより、事業領域の拡大と強化を図っています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


三機工業は、エンジニアリングを通じて快適環境を創造し、社会の発展に貢献することを経営理念としています。同社グループは、従業員の幸福を追求し、働きがいのある環境整備に力を入れています。人財戦略を経営の重要な基盤と位置付け、多様な人財の獲得・育成・維持を通じて持続的な成長を目指しています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


平均年齢42.5歳、平均勤続年数18.1年というデータから、比較的長く勤める従業員が多く、安定したキャリアを築ける環境である傾向がうかがえます。経験豊富なベテラン層が活躍し、組織全体を支えていることが考えられます。

項目 数値
平均年間給与 12,280,992円
平均勤続年数 18.1年
平均年齢 42.5歳
単体従業員数 2,128人
連結従業員数 2,705人
単体のグループ内比率 78.7%


同社は確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の両方の退職給付制度を採用しています。国内および在外連結子会社を含む従業員が対象です。退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。2026年3月31日時点の退職給付債務は198億円、年金資産は289億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


三機工業は、経営ビジョン「MIRAI 2030」の実現に向け、人財戦略を経営の重要な基盤と位置付けています。高度な専門性、多様な知見、変化に対応できる人財の獲得・育成・維持を重視し、「人財の獲得」「人財の成長・育成」「人財の維持」を三つの骨子としています。

従業員の給与は、事業環境や業績、外部水準、物価動向などを総合的に考慮して決定されます。採用競争力の確保と離職防止を重要な経営課題と捉え、従業員のエンゲージメント向上と持続的な成長につながる処遇水準を目指しています。賞与は業績連動性を確保しつつ、株主還元とのバランスも考慮して決定する方針です。

人財育成においては、「三機らしい」人財の育成を掲げ、知識や知見から「知恵」を生み出せる人財、コミュニケーション力が豊かな人財、社会性を持ち自ら積極的に行動できる人財を求めています。三機テクノセンターでの研修や資格取得支援を通じて、技術力や施工管理力、提案力の強化を図っています。また、2026年4月には昇格制度を見直し、若手人財の早期登用を促進する環境を整備しました。

働きがいのある環境整備にも注力しており、従業員エンゲージメントを重要な経営指標としています。育児と仕事の両立支援として、法律を上回る育児特別休暇制度を整備し、柔軟な働き方を推進しています。さらに、定年年齢の引き上げや再雇用制度の見直し、再雇用者の処遇改善を通じて、経験豊富な人財の活躍と技術継承を支援しています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。制度上、同一の従業員資格グレードにおける男女の賃金格差はありません。女性管理職が男性管理職に比べ少ないことが、男女の平均賃金の差異が生じている主な理由です。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 2.3%
男性労働者の育児休業取得率 122.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 60.4%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 60.2%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 53.0%

連結子会社の法定開示


連結子会社の法定開示データは、三機テクノサポートのみ開示されています。

▼ 三機テクノサポート

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 1.9%

人財の獲得

指標 数値
従業員数(連結) 2,705名

人財の成長・育成


役職者の平均年齢の目標は2026年4月をもって目標期間が終了しています。

指標 数値
資格数 3,297
役職者の平均年齢(課長) 46.8歳
役職者の平均年齢(部長) 52.7歳
役職者の平均年齢(統括部長) 55.6歳

人財の維持


2025年度の自己都合退職に限る離職者数・離職率です。

指標 数値
離職者数(全体) 30名
離職率(全体) 1.3%
新卒入社後3年以内離職者数(2023年度) 3名
新卒入社後3年以内離職率(2023年度) 3.4%

ダイバーシティ推進


女性管理職比率は法定開示項目にも記載されています。上記目標は2026年4月をもって目標期間が終了しています。

指標 数値
女性従業員比率 15.6%
女性管理職比率 2.3%
外国籍従業員比率 1.2%

安全


2025年度実績です。これらの数値には協力会社を含めた同社施工現場全体の実績が含まれています。

指標 数値
災害発生件数(休業4日以上) 4件
総労働時間 8,614,271時間
度数率 0.464
強度率 0.07

エンゲージメント


エンゲージメントスコアは、株式会社リンクアンドモチベーションのモチベーションクラウドを利用し、会社の目指す姿や方向性に対する従業員の理解・共感の度合いを偏差値(標準スコア50.0)で算出したものです。

指標 数値
エンゲージメントスコア(2025年度) 56.9
エンゲージメントスコア(2024年度) 54.0
エンゲージメントスコア(2023年度) 51.3

育児休業


2025年度実績です。育児特別休暇を含む数値も開示されていますが、ここでは育児休業のみの数値を示します。

指標 数値
育児休業取得者数(男性) 47名
育児休業取得者数(女性) 6名
育児休業取得者数(合計) 53名
育児休業取得率(男性) 97.9%
育児休業取得率(女性) 100.0%
育児休業取得率(合計) 98.1%
育児休業復職率(男性) 100.0%
育児休業復職率(女性) 100.0%
育児休業復職率(合計) 100.0%

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


三機工業グループは、建築設備、機械システム、環境システム、不動産を主な事業として展開しています。多岐にわたる技術とサービスを通じて、社会インフラの構築と維持に貢献しています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、社会や産業の基盤を支える多様な事業を展開しており、それぞれの分野で専門性の高いサービスを提供しています。主に建設工事の請負を収益源としており、各事業の特性に応じた顧客層と収益モデルを持っています。同社グループの売上高は、その大部分を日本国内の外部顧客から得ています。特定の顧客への売上高が連結売上高の10%以上を占めることはありません。

建築設備事業

ビル空調衛生、主に工場向けの空調設備を中心とする産業空調、電気設備及びファシリティシステムなどの建築設備全般を手掛けています。都市再開発関連の大型工事や中小型工事が順調に推移し、受注高と売上高が増加しました。収益は、建築設備工事の請負から得ています。運営は、三機テクノサポート、THAI SANKI ENGINEERING & CONSTRUCTION CO.LTD.、三机建筑工程(上海)有限公司などが行っています。

環境システム事業

主に官公庁発注の上下水道施設及び廃棄物処理施設に関する事業を展開しています。前期に大型工事の売上があった反動により、当期は売上高とセグメント利益が減少しました。収益は、上下水道施設や廃棄物処理施設の建設・改修工事から得ています。運営は、三機グリーンテック、三機アクアテック、AQUACONSULT Anlagenbau GmbHなどが行っています。

機械システム事業

搬送システム及び搬送機器の製造販売を主な事業としています。前期に大型工事を受注した反動により、当期は受注高が減少し、売上高とセグメント損失も減少しました。収益は、搬送システムおよび搬送機器の製造販売から得ています。運営は、三機産業設備が行っています。

不動産事業

主に保有不動産の賃貸業務と建物管理にかかわる事業を行っています。テナント賃貸収入の増加により増収となりましたが、一部賃貸物件の改修工事を行ったことなどにより減益となりました。収益は、不動産の賃貸収入や管理業務から得ています。

その他の事業セグメント

主に保険代理事業、リース事業及び人材派遣事業等を行っています。収益は、これらのサービス提供から得ています。運営は、三機パートナーズなどが行っています。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
建築設備事業 2,083億円 2,121億円
環境システム事業 312億円 301億円
機械システム事業 109億円 97.7億円
不動産事業 25.4億円 25.9億円
その他の事業セグメント 1.6億円 1.5億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの売上高は、直近5年間で増加傾向にあります。特に前期から当期にかけては、売上高がわずかに増加しました。

経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益も、この5年間で大きく伸長しています。当期は、受注時や施工時の利益改善に向けた取り組みが寄与し、大幅な増益となりました。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 1,932億円 1,909億円 2,219億円 2,531億円 2,547億円
経常利益 98.2億円 62.5億円 128億円 231億円 293億円
経常利益率 5.1% 3.3% 5.7% 9.1% 11.5%
親会社株主に帰属する当期純利益 64.9億円 47.5億円 89.5億円 172億円 237億円
1株当たり当期純利益(円) 38.38 28.60 55.19 108.77 153.51

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高は、前期からわずかに減少しました。一方で、従業員1人あたり営業利益は前期から増加しており、組織全体の収益性が向上している傾向が見られます。これは、利益改善に向けた取り組みが生産性向上に寄与していることを示唆しています。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
従業員1人あたり売上高(連結) 95.4百万円 94.1百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 8.3百万円 10.3百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループの財務状況は、事業活動による安定した資金創出力と、堅実な財務基盤によって支えられています。これらの指標から、同社グループの経営の安定性を確認することができます。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤は、自己資本比率とROEからその健全性がうかがえます。自己資本比率は前期から上昇し、プライム市場の製造業平均を上回る水準となっています。これは、外部環境の変化に対する耐性が高いことを示しています。

また、ROE(自己資本利益率)も前期から大きく改善しており、プライム市場平均を大きく上回る水準です。これは、効率的な経営により株主資本を有効活用できていることを示しています。手元資金である現金及び預金も潤沢に確保されており、事業運営における安定性が保たれています。これらの財務指標は、同社グループが安定した経営基盤の上で事業を展開していることを示しており、従業員の雇用や給与の安定性にもつながる要素です。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 1,064億円 1,214億円
自己資本比率 52.9% 55.3%
ROE(自己資本利益率) 16.3% 20.8%
現金及び預金 319億円 321億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは、税金等調整前当期純利益の計上が売上債権の増加や税金等の支払いを上回ったことにより増加しています。投資活動によるキャッシュフローは、主に有価証券の取得により減少となりました。その結果、事業活動で得た資金で投資を賄い、なお余剰資金があることを示すフリーキャッシュフローはプラスとなっています。

財務活動によるキャッシュフローは、財務・資本政策に基づく配当金の支払いと自己株式の取得により減少しています。これらの資金の流れは、同社グループが本業で安定的に資金を生み出し、将来への投資と株主還元をバランス良く行っていることを示しており、従業員の雇用安定性や将来的な成長性への期待につながる状況です。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 297億円 132億円
投資CF 19.0億円 △13.4億円
財務CF △114億円 △161億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 316億円 118億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、機械システム事業において同業他社との競争が激しく、価格競争に陥ることで業績に影響を及ぼす可能性があります。また、中東情勢の緊迫化による原油供給不安や資機材価格の高騰、納入遅延もリスクとして挙げられています。米国政府による関税政策の変更も、顧客の設備投資動向や資機材価格に影響を与える可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループは、人財確保に関するリスクを認識しており、大幅な採用計画の未達や離職率の増加があった場合には業績に影響を及ぼす可能性があるとしています。また、協力会社の技術者減少により施工に必要な人数の確保が困難になるリスクも挙げられています。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


三機工業は、エンジニアリングを通じて快適な環境を創造し、社会の発展に貢献することを経営理念として掲げています。同社グループは、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を両立させるサステナビリティ経営を推進しています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、「三機工業グループ経営理念(三機スタンダード)」として「エンジニアリングをつうじて快適環境を創造し広く社会の発展に貢献する」ことを掲げています。

超長期ビジョンでは2050年の姿を「選ばれ続ける三機へ!」と定めています。経営ビジョン“MIRAI 2030”では「人に快適を。地球に最適を。」をテーマに、環境・社会価値と企業価値の向上を目指しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、経営理念である「三機スタンダード」において、技術と英知を磨き顧客満足の向上に努めることを重視しています。また、コミュニケーションを重視し相互に尊重すること、社会の一員であることを意識して行動することを求めています。

人財戦略のスローガンは「Communication! Challenge!! Change!!! 対話し、踏み出し、成長し続ける」です。知識や知見から知恵を生み出し、コミュニケーション力が豊かで、社会性を持ち自ら積極的に行動できる人財を求めています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、脱炭素化、少子高齢化、働き方改革、AI技術の進展といった経営環境の変化に対応するため、「省エネルギー・創エネルギー事業」や「自動化・省人化事業」を推進しています。

独自の働き方改革「スマイル・プロジェクト」では、業務プロセスの抜本的な見直しとデジタル技術の活用による生産性向上を目指しています。また、2026年4月より給与水準の引き上げ等人事制度の改正を実施し、従業員の働く価値の最大化を図っています。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


三機工業は、経営効率の向上と意思決定の迅速化を図るため、執行役員制度を採用しています。取締役会が意思決定・監督機能を担い、執行役員が業務執行機能を担う体制です。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


同社の株主構成を見ると、筆頭株主は信託銀行であり、次いで生命保険会社が上位に名を連ねています。また、同社の関連団体である三機共栄会も主要株主の一つとして名を連ねており、幅広い層に支えられている資本構成となっています。

株主名 持株比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 10.84%
明治安田生命保険相互会社(常任代理人 日本カストディ銀行) 9.90%
三機共栄会 6.02%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は17名(男性16名・女性1名)で構成され、女性役員比率は5.9%です。代表取締役社長は名古屋和宏氏が務めています。社外取締役比率は41.7%です。

氏名 役職 主な経歴
名古屋 和宏 代表取締役社長 1991年4月三井物産株式会社入社。同社建機・産業システム部産業機械事業室長などを経て、2023年4月三機工業常任理事デジタル改革推進副本部長に就任。2026年4月同社代表取締役社長より現職。
石田 博一 代表取締役会長 1983年4月三機工業株式会社入社。執行役員、常務執行役員などを経て、2020年4月同社代表取締役社長に就任。2026年4月同社代表取締役会長より現職。
工藤 正之 取締役専務執行役員 1985年4月三機工業株式会社入社。執行役員、常務執行役員などを経て、2018年6月同社取締役常務執行役員に就任。2025年4月同社取締役専務執行役員より現職。
飯嶋 和明 取締役専務執行役員プラント設備事業本部長 1984年4月三機工業株式会社入社。執行役員、常務執行役員などを経て、2021年6月同社取締役常務執行役員プラント設備事業本部長に就任。2024年4月同社取締役専務執行役員プラント設備事業本部長より現職。
新保 順一 取締役専務執行役員建築設備事業本部長 1988年4月三機工業株式会社入社。執行役員、常務執行役員などを経て、2024年6月同社取締役専務執行役員建築設備事業本部長より現職。
川辺 善生 取締役専務執行役員経理本部長最高財務責任者 1984年4月三機工業株式会社入社。執行役員、取締役執行役員などを経て、2020年6月同社取締役執行役員経理本部長、最高財務責任者に就任。2025年4月同社取締役専務執行役員経理本部長、最高財務責任者より現職。
長谷川 勉 取締役 1975年4月三機工業株式会社入社。執行役員、代表取締役社長執行役員などを経て、2020年4月同社代表取締役会長に就任。2026年4月同社取締役より現職。


社外取締役は、山本幸央氏(元三井生命保険代表取締役社長・取締役会議長)、柏倉和彦氏(元SMBCファイナンスサービス代表取締役会長)、河野圭志氏(元中外製薬上席執行役員)、松田明彦氏(元日本ガス機器検査協会代表理事専務理事)、梅田珠実氏(元環境省大臣官房環境保健部長)です。

同社は監査役会設置会社であり、社外取締役と社外監査役が取締役会の意思決定および業務執行の監視・牽制機能を担っています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


同社では、役員の報酬は固定報酬、業績連動報酬としての役員賞与、および譲渡制限付株式報酬で構成されています。取締役の報酬は、企業価値の持続的向上へのインセンティブとなることを目的としており、人事報酬諮問委員会の答申を受けて取締役会で決定されます。役員賞与は中期経営計画等の業績目標達成度合いや個人評価を総合的に勘案して算出される仕組みです。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役 13名 8.2億円 63.3百万円
取締役(社外除く) 8名 7.2億円 90.0百万円
うち社外取締役 5名 1.0億円 20.4百万円
監査役 5名 1.1億円 22.0百万円
監査役(社外除く) 2名 67百万円 33.5百万円
うち社外監査役 3名 43百万円 14.3百万円


なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。また、業績連動報酬には役員賞与引当金繰入額として取締役分291百万円が含まれ、非金銭報酬等は譲渡制限付株式報酬のうち当事業年度に費用計上した金額です。

個人別報酬が開示されている役員は、長谷川勉氏(1.34億円)、石田博一氏(1.34億円)です。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


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