【平均年収826万円】サカタインクス 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年12月期)

【平均年収826万円】サカタインクス 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年12月期)

サカタインクスは、印刷インキ事業を主軸に、フレキソインキ、グラビアインキ、オフセットインキなどのインキ製品や、インクジェットインキ、トナーといった機能性材料を世界各地で生産・販売しています。連結従業員数は5,323名で、直近の業績は増収増益となりました。


目次

※本記事は、サカタインクス株式会社 の有価証券報告書(2025年12月期、2025年1月1日 ~ 2025年12月31日、2026年3月23日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


同社グループは、印刷インキ事業を主軸に、日本、アジア、米州、欧州の各市場でフレキソインキ、グラビアインキ、オフセットインキなどを生産・販売しています。また、印刷製版用材料や機能性材料(インクジェットインキ、トナーなど)も手掛けています。

単体従業員数は902名、連結従業員数は5,323名です。セグメントは印刷インキ・機材(日本)、印刷インキ(アジア)、印刷インキ(米州)、印刷インキ(欧州)、機能性材料、その他の6つです。

主な国内グループ会社は、サカタケムテック(その他)、サカタラボステーション(同)、サカタブランドソリューションズ(同)、ロジコネット(同)などです。

直近では、前連結会計年度に米国子会社を買収しており、これが業績に寄与しています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


サカタインクスは、印刷インキ・機材事業をグローバルに展開する企業です。同社グループは、安定した事業基盤のもと、従業員の長期的なキャリア形成を支援する働き方を推進している傾向が見られます。多様な人材が活躍できる環境づくりにも注力しており、働きがいのある職場を目指しています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


サカタインクスでは、従業員の平均勤続年数が長く、安定して働き続けられる環境が整っていることがうかがえます。平均年齢も比較的高い水準にあり、経験豊富なベテラン社員が多数在籍している傾向が見られます。このような環境は、長期的な視点でのキャリア形成を重視する方にとって魅力的な要素となるでしょう。

項目 数値
平均年間給与 8,258,000円
平均勤続年数 18.9年
平均年齢 44.6歳
単体従業員数 902人
連結従業員数 5,323人
単体のグループ内比率 16.9%


同社グループは、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の両方の退職給付制度を採用しています。同社および一部の国内連結子会社は確定給付型制度を、一部の在外連結子会社では確定給付型と確定拠出型制度を設けています。退職一時金制度がありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。なお、退職給付債務は107.4億円、年金資産は72.4億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


サカタインクスは、長期ビジョン「SAKATA INX VISION 2030」の達成に向け、社員を重要な「人財」と位置づけ、人への投資を強化する方針を掲げています。グローバルな視点を持ち、自ら変革を起こし、周囲とともに挑戦を楽しめる人財の育成を目指しています。

人事制度においては、2025年1月に一般社員の人事制度を改定し、年功的要素を廃止して仕事の内容と成果に応じた評価を強化しました。資格制度、評価制度、賃金制度を見直すことで、社員のキャリア形成や能力開発、人財育成を支援し、モチベーション向上と公正な評価を図っています。

具体的には、「多様性の受容」としてDEIB(Diversity, Equity, Inclusion & Belonging)推進を重要課題とし、対話機会の創出やDEIB研修、グローバル人財の獲得に取り組んでいます。「挑戦を促す環境」では、キャリア公募制度や社内インターン制度、キャリアチャレンジ制度などを通じて、社員の自律的なキャリア形成を支援しています。

さらに、「教育・育成制度の拡充」として、自己選択型コンテンツやeラーニング、海外研修、大学派遣など、多様な学習機会を提供しています。「ウェルビーイング」の推進にも力を入れており、健康経営の取り組みや、ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)を取り入れたオフィス環境整備により、社員が心身ともに充足して働ける環境づくりを進めています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、提出会社単体のデータを示します。男性労働者の育児休業取得率は、社員が育児休業をより一層取得できるよう意識醸成と環境整備を実施しています。労働者の男女の賃金の差異は、賃金体系及び制度上性別による差異はなく、平均年齢や役職・資格等級毎の人員構成等の差により生じています。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 4.3%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 59.4%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 67.1%
労働者の男女の賃金の差異(非正規雇用労働者) 54.7%

グループ全体(連結)


算出基準は法定の算出方法と異なります。

指標 数値
グループ連結における女性管理職比率 12.2%

多様性・登用

指標 数値
採用における女性の割合(新卒・中途含む) 31.8%

育児・介護支援


配偶者の出産時における育児目的を理由とした保存有給休暇(最大50日)を合わせた取得者を含みます。

指標 数値
育児休業取得率(男性) 80.0%
育児休業取得率(女性) 100.0%

人材育成・エンゲージメント


DEIB研修や人権研修を総称してサステナビリティ関連研修と記載しており、2025年は管理職対象のハラスメント、ESG、DEIBに関する研修受講率を記載しています。

指標 数値
サステナビリティ関連研修受講率 93.6%

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


サカタインクスは、印刷インキを主軸に、印刷用機材や機能性材料など多岐にわたる製品の生産・販売を手掛けています。グローバルな事業展開を通じて、世界中の顧客に製品とサービスを提供することで収益を上げています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、印刷インキ事業をコアとし、日本、アジア、米州、欧州の各市場で事業を展開しています。また、印刷インキ事業で培った技術を応用した機能性材料事業も手掛けています。収益は主に、これらの製品の生産・販売から得られています。

同社グループは、環境配慮型製品の積極的な展開や、パッケージ分野でのグローバルな拡販、機能性材料事業における新市場への拡大など、事業拡大と収益力強化に向けた取り組みを進めています。特に、米州市場での販売が好調に推移しており、同社グループの収益に大きく貢献しています。海外での売上高が全体の大部分を占めており、為替レートの変動が業績に影響を与える可能性があります。

印刷インキ・機材(日本)


このセグメントでは、フレキソインキ、グラビアインキ、新聞インキ、オフセットインキといった各種印刷インキのほか、印刷製版用材料や印刷製版関連機器の生産・販売・仕入・販売を行っています。収益は、主にこれらの製品の販売から得ています。当連結会計年度の売上高は前期から減少しましたが、営業利益は増加しています。

印刷インキ(アジア)


アジア市場向けに、フレキソインキ、グラビアインキ、メタルインキ、新聞インキ、オフセットインキなどの印刷インキを生産・販売しています。収益は、主に印刷インキの販売から得ています。当連結会計年度の売上高は前期から減少しましたが、営業利益は増加しています。

印刷インキ(米州)


米州市場向けに、フレキソインキ、グラビアインキ、メタルインキ、オフセットインキなどの印刷インキを生産・販売しています。同社グループのセグメントの中で最も大きな売上高を占めており、収益は主に印刷インキの販売から得ています。当連結会計年度の売上高は前期から増加し、営業利益も増加しています。

印刷インキ(欧州)


欧州市場向けに、フレキソインキ、グラビアインキ、メタルインキ、オフセットインキなどの印刷インキを生産・販売しています。収益は、主に印刷インキの販売から得ています。当連結会計年度の売上高は前期からわずかに増加しましたが、営業利益は減少しています。

機能性材料


このセグメントでは、インクジェットインキ、トナー、カラーフィルター用顔料分散液、機能性コーティング剤の生産・販売を行っています。収益は、主にこれらの機能性材料の販売から得ています。当連結会計年度の売上高は前期から増加しましたが、営業利益は減少しています。

その他の事業セグメント


日本市場向けに、化成品の仕入・販売、ディスプレイサービスの生産・販売、ブランド保護ソリューションの仕入・販売などを行っています。収益は、主にこれらの製品やサービスの提供から得ています。当連結会計年度の売上高は前期から増加し、営業利益も増加しています。

セグメント 売上高(2024年12月期) 売上高(2025年12月期)
印刷インキ(米州) 870億円 1,011億円
印刷インキ(アジア) 581億円 560億円
印刷インキ・機材(日本) 517億円 493億円
印刷インキ(欧州) 204億円 209億円
機能性材料 194億円 203億円
その他の事業セグメント 90.5億円 100億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高は継続的に増加傾向にあります。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は、一時的な変動があったものの、直近の期間では増加傾向を示しています。特に当連結会計年度は、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前期から増加しています。

項目 2021年12月期 2022年12月期 2023年12月期 2024年12月期 2025年12月期
売上高 1,815億円 2,155億円 2,284億円 2,456億円 2,577億円
経常利益 85.1億円 49.6億円 136億円 129億円 154億円
経常利益率 4.7% 2.3% 6.0% 5.3% 6.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 49.3億円 45.5億円 74.7億円 90.1億円 116億円
1株当たり当期純利益(円) 84.43 85.52 149.22 180.64 235.26

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は、当連結会計年度において前期から増加しています。また、従業員1人あたり営業利益(連結)も前期から増加しており、同社グループ全体の生産性が向上している傾向が見られます。これらの指標の改善は、組織の効率化や事業活動の成果が従業員一人ひとりの貢献に結びついていることを示しています。

指標 2024年12月期 2025年12月期
従業員1人あたり売上高(連結) 47.7百万円 48.4百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 2.6百万円 2.9百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


サカタインクスグループは、安定した財務基盤を維持し、本業で着実に資金を生み出しながら、将来に向けた投資も継続している状況です。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤は、自己資本比率とROE(自己資本利益率)の両面で堅調な推移を示しています。手元資金も増加しており、事業の継続性や雇用・給与の安定性につながる傾向が見られます。

指標 2024年12月期(前期) 2025年12月期(当期)
純資産 1,192億円 1,265億円
自己資本比率 50.7% 52.8%
ROE(自己資本利益率) 8.5% 10.0%
現金及び預金 157億円 206億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


当連結会計年度における同社グループのキャッシュフローは、営業活動による資金が増加し、投資活動による資金の減少幅が縮小しました。財務活動によるキャッシュフローは減少に転じています。

営業活動によるキャッシュフローは、税金等調整前当期純利益や減価償却費などにより、前期に比べて資金の増加となりました。投資活動によるキャッシュフローは、投資有価証券の売却による収入があったものの、有形固定資産の取得による支出などにより資金の減少となりましたが、前期に比べて減少額は縮小しています。財務活動によるキャッシュフローは、借入金の減少や配当金の支払額増加、自己株式の取得などにより、資金の減少となりました。

フリーキャッシュフローはプラスに転換しており、本業で得た資金で投資を賄い、なお余剰資金がある状態を示しています。この状況は、同社グループが安定した事業運営を行いながら、将来に向けた投資も継続していることを示唆しています。

項目 2024年12月期(前期) 2025年12月期(当期)
営業CF 89.0億円 170.1億円
投資CF △148.5億円 △44.9億円
財務CF 42.1億円 △99.8億円
フリーCF(営業CF+投資CF) △59.4億円 125.2億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、国内における少子高齢化の進行や市場・競争環境の変化、デジタル化によるバリューチェーンの変化といった事業環境の変化を認識しています。また、海外への事業展開においては、政情不安や経済情勢の悪化、インフレ、原材料費・人件費・物流費の高騰、価格競争の激化などのリスクが存在しています。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループは、先進国を中心とした少子化による採用市場の競争激化や労働環境の多様化に伴い、必要な人材を確保し続けることが困難となる可能性をリスクとして認識しています。また、多様化する労働環境への対応の遅れや従業員満足度の低下により、優秀な人材の流出が頻発した場合、組織のノウハウ蓄積や生産性の低下を招き、経営基盤の弱体化を引き起こす可能性も示されています。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


サカタインクスは、「ビジュアル・コミュニケーション・テクノロジーの創造」をビジネステーマに掲げ、人々の暮らしを快適にする情報文化の創造を目指しています。グローバルな事業展開と、社会課題解決への貢献を重視するESG経営を推進している会社です。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、「ビジュアル・コミュニケーション・テクノロジーの創造」をビジネステーマとし、「人々の暮らしを快適にする情報文化の創造」を存在意義と定めています。技術力と情報力を駆使し、競争力と独自性を持つグローバルインキメーカーとして、20を超える国と地域で事業を展開しています。

2030年の達成を目標とする長期ビジョン『SAKATA INX VISION 2030』では、「Create and Innovate, Care for the Earth, Color for Life」をビジョンとして掲げています。これは、新たな領域への挑戦でイノベーションを生み出し、地球にやさしい技術で人生を快適かつ豊かに彩り、世界中に笑顔があふれる未来を創る企業を目指すものです。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、新規市場の開拓や既存事業分野を超えた新規事業の創出といった「新たな挑戦」と社内改革を積極的に推進しています。また、SDGsにうたわれる地球環境をはじめとした様々な社会課題に取り組み、サステナブルな社会の実現に貢献しながらESG経営を実践する企業風土です。

長期ビジョン達成に向けた変革プロジェクトでは、グローバル連結経営の強化、ステークホルダーとの関係強化、人財育成の強化と組織風土の改革を掲げています。重要課題(マテリアリティ)として、持続可能な地球環境の維持、安心・安全な製品の供給、研究開発・技術力の強化、コーポレートガバナンス・コンプライアンスの強化、人権の尊重とDEIB(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン、ビロンギング)の推進を重視しています。

人的資本経営においては、社員を「人財」と捉え、身体的・精神的・社会的に健全な状態を維持できる社内制度と組織風土の整備を進めています。特に「グローバルな視点を持った上で、自ら変革を起こし、周囲とともに挑戦を楽しめる人財」を求めており、多様性の受容や挑戦を促す環境づくりに力を入れています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、デジタルメディアの急激な普及や気候変動対策の必要性など、事業環境の大きな変化に直面しています。このような状況下で持続的に成長するためには、柔軟性を持ち、長期的な視点に立って、将来のあるべき姿とそこに至る道筋や施策を策定し、グループ全体で共有・推進することが重要であると認識しています。

サステナブルな社会の実現に貢献するため、様々な社会課題の解決に向けた社会の一翼を担いつつ、同社グループのさらなる発展を果たすことを経営課題としています。中期経営計画2026(CCC-Ⅱ)では、「地球環境と地域社会を重視したESG・サステナビリティの取り組み強化」を基本方針の一つとして掲げています。環境に配慮したサステナビリティ製品の展開や気候変動に対応した事業活動、人的資本政策、ガバナンス体制の構築を推進しています。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


サカタインクスは、取締役会と監査役会が経営の意思決定と監督を担う体制を採用しています。経営の透明性と監督機能の強化に努めています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


サカタインクスの株主構成を見ると、筆頭株主は信託銀行であり、複数の機関投資家が上位に名を連ねています。事業会社も主要な株主として存在しており、幅広い層からの支持を受けていることがうかがえます。

株主名 持株比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 12.24%
住友生命保険相互会社 7.13%
日本カストディ銀行(信託口) 4.11%


なお、ティー・ロウ・プライス・ジャパン、野村證券、ニュートン・インベストメント・マネジメント・ジャパンについては、大量保有報告書が提出されていますが、同社として2025年12月31日現在の実質所有株式数の確認ができないため、大株主の状況には含められていません。

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は12名(男性9名・女性3名)で構成され、女性役員比率は25.0%です。代表取締役社長執行役員は上野吉昭氏が務めています。社外取締役比率は37.5%です。

氏名 役職 主な経歴
上野 吉昭 代表取締役 社長執行役員 1985年4月同社入社。研究開発本部長、執行役員、常務執行役員を経て、2021年3月より代表取締役社長執行役員に就任し現職。
森田 博 取締役 専務執行役員 1984年4月同社入社。機能性材料事業部長、執行役員、上席執行役員、常務執行役員を経て、2023年3月より取締役、2026年1月より専務執行役員に就任し現職。
建入 実 取締役 上席執行役員 1989年4月同社入社。MAOMING SAKATA INX CO., LTD.総経理、生産技術本部長を経て、2023年1月より上席執行役員、2023年3月より取締役に就任し現職。
白藤 貴幸 取締役 執行役員 1994年4月同社入社。グループ経営企画本部経営企画部長を経て、2025年1月より執行役員グループ経営企画本部長、2025年3月より取締役に就任し現職。
福永 俊彦 取締役 1983年4月同社入社。国際部長、経理部長、理事、執行役員、上席執行役員、常務執行役員を経て、2016年3月より取締役に就任し現職。


社外取締役は、佐藤義雄氏(住友生命保険特別顧問・指名・報酬委員会委員長)、辻本由起子氏(株式会社shapes代表取締役・指名・報酬委員会委員)、大槻和子氏(今岡公認会計士・税理士事務所公認会計士)です。

同社は監査役会設置会社であり、取締役会が経営上の重要事項の意思決定と職務執行の監督を担っています。社外取締役3名と社外監査役2名が選任されており、独立した立場から経営を監督する体制です。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


サカタインクスでは、取締役の報酬は固定報酬、業績連動報酬(金銭)、および譲渡制限付株式報酬で構成されています。社外取締役の報酬は独立性の観点から固定報酬のみです。報酬の構成割合は、固定報酬が60%〜70%、業績連動報酬(金銭)が24%〜32%、譲渡制限付株式報酬が6%〜8%を目安としています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(社外除く) 6名 2.4億円 40.7百万円
監査役(社外除く) 2名 36百万円 18.0百万円
社外役員 5名 39百万円 7.8百万円


連結報酬等の総額が1億円以上の役員は存在しないため、個人別の報酬開示はありません。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


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