【平均年収577万円】日東精工 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年12月期)

【平均年収577万円】日東精工 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年12月期)

日東精工は、工業用ファスナーや産業用機械、計測制御機器、医療機器の製造・販売をグループ各社とともに展開しています。連結従業員数は2,267名で、海外にも事業を拡大しています。直近の業績は増収減益となりました。


目次

※本記事は、日東精工株式会社 の有価証券報告書(2025年12月期、2025年1月1日 ~ 2025年12月31日、2026年3月31日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


日東精工グループは、工業用ファスナーおよび工具類、産業用機械および精密組付機器、計測制御機器、医療機器の製造・販売を主たる事業としています。同社グループは、これら多岐にわたる事業をグループ各社とともに展開しています。

単体従業員数は519名、連結従業員数は2,267名です。セグメントはファスナー、産機、制御、メディカルの4つです。

主な国内グループ会社は、日東公進(精密機械装置の・製造・販売)、和光(工業用ファスナー類の販売)、東洋圧造(工業用ファスナーの製造・販売)、ニッセイ(工業用ファスナーの熱処理加工)などです。

同社グループは、中期経営計画に基づき事業拡大戦略を推進しており、ファスナー事業ではインドのVULCANグループの子会社化を実施しました。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


日東精工は、モノづくりを通じて社会課題の解決に貢献する企業として、従業員一人ひとりの成長と働きがいを重視しています。サステナビリティ経営を推進し、人材を「財」と捉えることで、長期的なキャリア形成と多様な働き方を支援する環境づくりに取り組んでいます。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、長年にわたり培われた技術と経験を持つ人材が活躍する傾向にあります。平均勤続年数や平均年齢から、従業員が安定して長く働き続けられる環境がうかがえます。

項目 数値
平均年間給与 5,774,314円
平均勤続年数 19.8年
平均年齢 42.3歳
単体従業員数 519人
連結従業員数 2,267人
単体のグループ内比率 22.9%


日東精工グループは、従業員の退職給付に充てるため、積立型および非積立型の確定給付制度を採用しています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。これらの制度は、同社および主な連結子会社に適用されています。

退職一時金制度があり、確定給付企業年金制度(積立型制度)では、退職金算定基礎額と勤務期間に基づいた一時金または年金が支給されます。

なお、退職給付債務は45.6億円、年金資産は60.4億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


日東精工は、人を「財」と捉え、誰もがいきいきと働ける環境づくりをマテリアリティ(重要課題)の一つとしています。中期経営計画「Mission G-final」において「人財戦略」を掲げ、「働きがい」「働きやすさ」「人財育成」の3つの側面から具体的な施策を進めています。

「働きがい」では、個人の目標が会社の方針と連動していることを実感でき、挑戦できる環境と明確な評価を目指しています。「働きやすさ」では、心身ともに快適で、個人の能力が最大限発揮できる働き方が選択できる環境構築を目指しています。

「人財育成」では、キャリアの可視化と学びの充実を通じて、課題解決プロ集団の育成を目指しています。重点施策として、自ら学び教えあう風土の醸成、労働生産性の向上、次世代リーダー・グローバル人財の育成、イノベーションリーダーの育成、キャリアオーナーシップの推進に取り組んでいます。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データを示します。連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、記載を省略しています。男性労働者の育児休業取得率は、育児休業等に加えて育児目的休暇の取得割合を含んでおり、当社の定める「くるみん休暇」の取得人数も含まれています。男女の賃金差異は、同一資格等級の比較において管理職層、一般職層に大きな差異はありませんが、専門職層・指導職層に差異があります。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合(%) 6.5%
男性労働者の育児休業取得率(%) 100.0%
労働者の男女の賃金の差異(%)(全労働者) 76.0%
労働者の男女の賃金の差異(%)(正規雇用労働者) 78.2%
労働者の男女の賃金の差異(%)(パート・有期労働者) 101.6%

グループ全体(連結)


中期経営計画「Mission G-final」におけるグループ全体の目標です。

指標 数値
労働生産性成長率 7.6%
エンゲージメント 3.8pt
従業員満足度 3.3pt

多様性・登用


提出会社単体のデータです。

指標 数値
課長以上(管理職)に占める女性従業員割合 6.5%
主任以上に占める女性従業員割合 11.3%

育児・介護支援


提出会社単体のデータです。くるみん休暇を除く「育児休業等の取得割合」の実績です。

指標 数値
育児休業等の取得割合(くるみん休暇を除く) 91.7%

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


日東精工グループは、工業用ファスナーや産業用機械、計測制御機器、医療機器の製造・販売を主軸に事業を展開しています。精密加工技術を基盤とし、幅広い産業分野のニーズに応える製品とサービスを提供しています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、精密ねじ部品や特殊冷間圧造部品を扱うファスナー事業、組立工場の自動化を支援する産業用機械の産機事業、各種流量計や検査選別装置などを手掛ける制御事業、そして医療機器を提供するメディカル事業の4つのセグメントで構成されています。各事業がそれぞれの専門性を活かし、多岐にわたる顧客層へ製品を供給することで収益を上げています。

ファスナー事業

当部門では、精密ねじ部品や特殊冷間圧造部品、ねじ製造用工具などの金属製品の製造・販売を行っています。自動車関連業界の先進運転支援システム向けや、データセンター、ゲーム機向けの精密ねじ需要が収益に大きく貢献しています。高付加価値製品の拡販や工場の集約化によるコスト削減にも取り組んでいます。
収益は、精密ねじ部品や特殊冷間圧造部品の販売から得ています。運営は、東洋圧造、協栄製作所、ケーエム精工、東陽精工、ニッセイ、ファイン、伸和精工、和光、松浦屋、ピニング、PT.NITTO ALAM INDONESIA、旭和螺絲工業股份有限公司他10社などが行っています。

産機事業

当部門は、組立工場の自動化や高品質化、高効率化を実現するための自動ねじ締め機、自動リベットかしめ機、搬送コンベア、各種ロボット等の製造・販売を行っています。自動車関連業界の設備投資やエネルギー関連の売上が主な収益源です。インド市場や海外市場への展開を強化し、需要の取り込みを進めています。
収益は、自動ねじ締め機や自動組立機械などの一般機械器具の販売から得ています。運営は、日東公進、THAI NITTO SEIKO MACHINERY CO.,LTD.、NITTO SEIKO AMERICA CORPORATIONなどが行っています。

制御事業

当部門では、長年培ってきた精密加工技術を活かし、各種流量計をはじめとする流体計測機器、画像センサを用いた高性能検査選別装置、地盤調査用の自動貫入試験機、マイクロバブル洗浄装置などを製造・販売しています。船舶向けやデータセンター向けの流量計、食品衛生法改正による更新需要、PFAS分析装置などが収益を支えています。環境関連分野では、有機溶剤リサイクル装置の開発やPFAS分解技術の実用化に向けた共同研究も進めています。
収益は、流量計、計測・計装システム品、地盤調査機、分析・計測機器などの販売から得ています。運営は、日東精工アナリテック、NITTOSEIKO ANALYTECH EUROPE GMBHなどが行っています。

メディカル事業

当部門は、医療用ねじの製造で培った技術や経験を活かして、医療用照明機器などの医療機器の製造・販売を行っています。医療機関の運営効率化やAI診断、手術用ロボットの活用といった多様な医療ニーズに対応しています。医療用生体内溶解性高純度マグネシウム材料の製品化準備や、ISO13485認証取得による製造販売体制の強化、新たな医療用機器製造の受注獲得などにより、売上が大きく伸長しています。
収益は、医療機器の製造・販売から得ています。

同社グループの売上高は、日本国内が中心ですが、アジア地域やその他の地域からの売上も全体の約3割を占めており、海外市場での事業展開も積極的に行っています。特にファスナー事業ではインドのVULCANグループの子会社化を実施するなど、海外での事業拡大を推進しています。

セグメント 売上高(2024年12月期) 売上高(2025年12月期)
ファスナー 337億円 371億円
制御 67.4億円 67.1億円
産機 66.4億円 62.7億円
メディカル 20百万円 1.5億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


日東精工グループの過去5期の業績を見ると、売上高は一貫して増加傾向にあり、直近の連結会計年度では過去最高額を記録しています。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は、期間中に変動が見られますが、直近の連結会計年度では前期から減少しています。この利益の減少には、金利上昇に伴う支払利息の増加や為替差損の計上が影響しています。

項目 2021年12月期 2022年12月期 2023年12月期 2024年12月期 2025年12月期
売上高 405億円 440億円 447億円 471億円 502億円
経常利益 34.9億円 32.4億円 28.4億円 35.7億円 34.1億円
経常利益率 8.6% 7.3% 6.3% 7.6% 6.8%
親会社株主に帰属する当期純利益 22.0億円 18.3億円 17.3億円 22.0億円 21.5億円
1株当たり当期純利益(円) 59.63 49.50 46.95 60.18 59.34

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


日東精工グループの連結従業員数は前期から増加しており、組織規模が拡大しています。従業員1人あたりの売上高は前期から減少しており、従業員1人あたりの営業利益も前期から減少しています。これらの指標は、組織全体の効率性や収益創出能力の傾向を示しています。

指標 2024年12月期 2025年12月期
従業員1人あたり売上高(連結) 24.6百万円 22.2百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 1.7百万円 1.5百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループの財務基盤の厚みと資金の流れから、安定性と成長に向けた取り組みの状況がうかがえます。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤は、自己資本比率とROE、そして手元資金の状況から確認できます。自己資本比率はプライム市場の製造業平均(46.8%)を上回る水準で推移しており、安定した財務体質を示しています。ROEはプライム市場平均(9.4%)を下回っていますが、着実に利益を計上しています。手元資金も一定の水準を維持しており、事業運営の安定性につながる要素です。

指標 2024年12月期(前期) 2025年12月期(当期)
純資産 386億円 410億円
自己資本比率 61.5% 63.0%
ROE(自己資本利益率) 6.6% 6.1%
現金及び預金 106億円 105億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは、前期に比べて減少しています。これは主に、税金等調整前当期純利益や減価償却費、売上債権の減少による資金増加があった一方で、仕入債務の減少や法人税等の支払による資金減少があったためです。

投資活動によるキャッシュフローは、前期に比べて支出が大幅に増加しています。これは有形固定資産の取得や、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が主な要因です。成長に向けた積極的な投資が行われている状況を示しています。

財務活動によるキャッシュフローは、前期に比べて支出が減少しました。借入金の借入による資金増加があったものの、配当金の支払いや借入金の返済による資金減少があったためです。フリーキャッシュフローはプラスを維持しているものの、投資活動の活発化により前期から減少しており、成長投資に資金を振り向けている状況がうかがえます。

項目 2024年12月期(前期) 2025年12月期(当期)
営業CF 37.1億円 29.3億円
投資CF △8.9億円 △27.3億円
財務CF △14.3億円 △4.2億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 28.1億円 1.9億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク


継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク


同社グループは、事業を展開する国や地域の経済状況、主要顧客の業況・生産動向の影響を受けるリスクがあります。景気後退や需要減少、国際的な貿易紛争や保護主義による関税引き上げが業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、国内外の市場において厳しい競争に晒されており、販売価格の下落圧力を常に受けています。競争激化による販売価格の更なる下落は、同社グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク


同社は、管理職に占める女性労働者の割合が少ないことを認識しています。全従業員に占める女性従業員の割合が少ないことが主な理由と分析されています。女性管理職の育成やキャリアアップのための取り組みを進めています。

④ 雇用安定性・リストラ


解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


日東精工は、創業以来「我らの信条」を経営の根幹に据え、ステークホルダーの信頼を第一に尊重する価値観を大切にしています。モノづくりを通じて社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現を目指す企業です。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループの経営の根幹には、創業時から大切にしてきた「我らの信条」が宿っています。この信条は企業の存在意義と価値観を明確に示し、すべての従業員が共通の目標へ向かって進むための道しるべとなっています。

株主、顧客、従業員、社会といったすべてのステークホルダーの信頼を第一に尊重する価値観を組織文化の中心に据えています。同社グループは2019年に10年後の経営ビジョンとして「世界中で認められ、求められる『モノづくりソリューショングループ』を目指す」を掲げています。

中期経営計画「Mission G-final」では、「モノづくりソリューショングループの完成形、そして創造と革新の新境地へ」を戦略テーマとしています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、社是である「我らの信条」のもと、モノづくりを通じて世界中のお客さまの課題解決に貢献してきました。経営の基本方針として、モノづくりの力を最大限に活用し、革新と品質の両立を通じて企業価値の持続的な向上を図ることを掲げています。

透明性の高い意思決定と法令遵守、社会的責任の遂行を徹底することで、持続可能な社会の実現に寄与する使命を果たしています。また、同社グループは「行動規範」において人権尊重について謳い、従業員教育を実施しています。

2024年1月1日には「日東精工グループ人権方針」を制定し、サプライチェーン全体での人権尊重を推進しています。同社は人を「財」と考え、誰もがいきいきと働ける環境をつくることを重要課題(マテリアリティ)の一つとしています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、海外展開の遅れや自動車分野の回復遅延、生産性やエンゲージメントの改善遅れなどを課題として認識しています。これらの課題を踏まえ、2026年度の経営方針を「イノベーションを核に、稼ぎ力を加速する2026」とし、「改革の年」と位置付けています。

中期経営計画「Mission G-final」では、収益性の向上を最優先とした取り組みを推進しています。具体的には、事業および製品のポートフォリオ改革、環境・社会のソリューション事業の推進、働きがいと働きやすさの両立による人財力最大化、高効率・高収益の戦略投資の4つの成長戦略を柱としています。

サステナビリティに関する重要課題(マテリアリティ)として「お客さまとの共有」「環境共生」「地方創生」「人財育成」を特定し、重点的に取り組んでいます。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


日東精工は監査役会設置会社であり、取締役会と監査役会が経営の意思決定と監督を担っています。執行役員制度を導入し、最高経営責任者(CEO)と最高執行責任者(COO)を設置することで、グループガバナンスとコンプライアンスの強化を図っています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


日東精工の株主構成を見ると、信託銀行が上位を占めており、安定的な資本構成となっています。特定の株主が過半数を占める状況ではなく、幅広い機関投資家や金融機関に支えられていることが特徴です。

株主名 持株比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 8.82%
日本カストディ銀行(信託口) 7.39%
京都銀行 4.90%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は12名(男性11名・女性1名)で構成され、女性役員比率は8.3%です。代表取締役会長CEOは材木正己氏、代表取締役社長COOは荒賀誠氏が務めています。社外取締役比率は0.0%です。

氏名 役職 主な経歴
材木 正己 代表取締役会長 CEO(最高経営責任者) 1971年3月同社入社、2005年3月取締役、2013年3月代表取締役社長、2023年3月代表取締役会長CEOより現職。
荒賀 誠 代表取締役社長 COO(最高執行責任者) 1991年4月同社入社、2018年3月取締役、2021年3月代表取締役常務、2023年3月代表取締役社長COOより現職。
松本 真一 取締役 常務執行役員 経営管理本部本部長 国内事業本部本部長 1987年4月同社入社、2018年3月取締役、2019年3月執行役員、2025年3月常務執行役員 経営管理本部本部長 国内事業本部本部長より現職。
浅井 基樹 取締役 常務執行役員 ファスナー事業本部本部長 1985年4月同社入社、2019年3月執行役員、2022年3月取締役、2025年3月常務執行役員 ファスナー事業本部本部長より現職。
石丸 元国 取締役 執行役員 制御システム事業本部本部長 1985年4月三菱化成株式会社入社、2018年10月株式会社三菱ケミカルアナリテック代表取締役社長、2025年3月同社取締役 執行役員 制御システム事業本部本部長より現職。
小雲 康弘 取締役 執行役員 産機事業本部本部長 1989年4月同社入社、2019年3月執行役員、2025年3月同社取締役 執行役員 産機事業本部本部長より現職。
塩見 満 取締役 1989年4月同社入社、2006年10月弁護士登録、塩見法律事務所代表、2016年3月同社取締役より現職。
平尾 一之 取締役 1979年6月京都大学工学部助手、1998年8月京都大学工学研究科教授、2017年3月同社取締役、2017年4月京都大学名誉教授より現職。
勝見 九重 取締役 2000年1月社会保険労務士登録、勝見社会保険労務士事務所代表、2019年3月同社取締役より現職。


社外取締役は、塩見満氏(弁護士)、平尾一之氏(京都大学名誉教授)、勝見九重氏(社会保険労務士)です。

同社は監査役会設置会社であり、経営監視機能の客観性および中立性を確保するため、社外取締役3名、社外監査役2名を選任しています。社外取締役は、その経験と見識に基づき、取締役会における業務執行監督機能の充実に努めています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


日東精工の役員報酬は、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブとして機能するよう、株主利益と連動した報酬体系を基本としています。業務執行取締役の報酬は、固定報酬である基本報酬、役員賞与、業績連動型株式報酬により構成されています。社外取締役については、その職務に鑑み、基本報酬のみが支払われます。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(社外除く) 8名 1.9億円 23.1百万円
監査役(社外除く) 1名 13百万円 13.0百万円
社外役員 5名 24百万円 4.8百万円


なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


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