※本記事は、イーソル株式会社 の有価証券報告書(2025年12月期、2025年1月1日 ~ 2025年12月31日、2026年3月30日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
イーソルは、組込みソフトウェア事業を主体に、センシングソリューション事業の2つの事業セグメントを展開しています。同社グループは、自動車関連メーカーやデジタル家電メーカーなどに対し、OSからアプリケーションまでを統合した「フルスタックエンジニアリング」を提供しています。
単体従業員数は512名、連結従業員数は549名です。セグメントは組込みソフトウェア事業、センシングソリューション事業の2つです。
主な国内グループ会社は、イーソルトリニティ(組込み・ソフトウェア・事業)、KMCホールディングス(同)などです。
当連結会計年度中に株式会社KMCホールディングスの全株式を取得し、連結の範囲に含めています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
イーソルは、組込みソフトウェア事業を主軸に展開する企業であり、専門性の高い技術領域で事業を推進しています。従業員の平均勤続年数や平均年齢から、長期的なキャリア形成が可能な環境であることが伺えます。また、育児休業取得率の高さなど、働きやすさへの配慮も特徴として挙げられます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
イーソルでは、従業員の平均勤続年数が比較的長く、平均年齢も40代前半であることから、長期的なキャリア形成が可能な環境であることが伺えます。専門性の高い分野で経験を積んだ人材が定着している傾向が見られます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 5,856,602円 |
| 平均勤続年数 | 11.6年 |
| 平均年齢 | 40.7歳 |
| 単体従業員数 | 512人 |
| 連結従業員数 | 549人 |
| 単体のグループ内比率 | 93.3% |
イーソルは、退職金制度として確定拠出年金制度を採用しています。この制度は、会社が拠出した資金を従業員が運用するものです。提出会社単体で確定拠出年金制度を採用しており、連結子会社では退職給付制度は採用されていません。
なお、退職一時金の有無や支給条件、従業員ごとの会社拠出額などは、有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
イーソルは、持続的な成長のためにソフトウェアエンジニアの確保と育成を重要な課題と認識しています。人材育成方針として「Each employee is responsible for their career, eSOL supports it.」を掲げ、長期雇用を前提とした育成計画や、社員のキャリア自律・自己啓発を後押しする方針です。これにより、「世界中で活躍する世界トップクラスのテクノロジーカンパニー」を担う人材の育成に注力しています。
また、社内環境整備方針では、年齢、人種、国籍、宗教、信条、性別、性的指向、性自認、障がい及び価値観、働き方等の多様性を互いに尊重し認め合う組織風土と「楽しいチャレンジ」を生きる環境づくりを基本理念としています。待遇改善や多様な働き方に対応する枠組みの整備を継続的に行い、社内外から「働きがいのある魅力的な会社」と評価される企業を目指しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、提出会社単体のデータを示します。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 8.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 76.9% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 78.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 62.5% |
人材育成方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績
| 指標の内容並びに当該指標を用いた目標 | 当事業年度実績 |
|---|---|
| 「世界中で活躍する世界トップクラスのテクノロジーカンパニー」を担う人材の育成 ソフトウェアエンジニア育成研修の合計受講者数 | 176名 |
| 「世界中で活躍する世界トップクラスのテクノロジーカンパニー」を担う人材の育成 リーダー育成研修の合計受講者数 | 95名 |
| 「世界中で活躍する世界トップクラスのテクノロジーカンパニー」を担う人材の育成 ビジネススキル研修の合計受講者数 | 196名 |
全研修の年間合計時間は11,114.05時間、従業員一人当たりの年間平均受講時間は23.79時間です。
社内環境整備方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績
| 指標の内容並びに当該指標を用いた目標 | 当事業年度実績 |
|---|---|
| 社内外から「働きがいのある魅力的な会社」と評価される企業となるための働く環境の整備及び両立支援 離職率 | 8.8% |
| 社内外から「働きがいのある魅力的な会社」と評価される企業となるための働く環境の整備及び両立支援 有給休暇取得率 | 77.8% |
| 社内外から「働きがいのある魅力的な会社」と評価される企業となるための働く環境の整備及び両立支援 男性の育休取得率 | 100% |
| 社内外から「働きがいのある魅力的な会社」と評価される企業となるための働く環境の整備及び両立支援 女性の育休取得率 | 100% |
| 社内外から「働きがいのある魅力的な会社」と評価される企業となるための働く環境の整備及び両立支援 「ホワイト企業」認定 | 「プラチナ」認定済 |
| 社内外から「働きがいのある魅力的な会社」と評価される企業となるための働く環境の整備及び両立支援 「プラチナくるみん」取得 | 「プラチナくるみん」取得済 |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
イーソルは、組込みソフトウェア事業を主軸に、センシングソリューション事業も展開している企業です。同社グループは、ソフトウェアとハードウェアの両面から顧客の課題解決を支援しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、組込みソフトウェア事業とセンシングソリューション事業の2つのセグメントを展開しています。組込みソフトウェア事業が同社グループの主要な収益源となっています。
組込みソフトウェア事業
この事業では、OS(オペレーティング・システム)からミドルウェア、プラットフォーム、アプリケーション、ツール、プロセスまで、全ての階層を統合した「フルスタックエンジニアリング」を提供しています。国内外の自動車関連メーカー、デジタル家電メーカー、産業機器メーカー、医療機器メーカーなどを顧客としています。
収益は、システム開発に利用する開発ライセンス、組込み機器を量産するロイヤリティ、保守活動のための保守ライセンス、およびプロジェクトベースのエンジニアリングサービスから得ています。運営は、イーソル、eSOL Europe S.A.S.、イーソルトリニティ、KMCホールディングス(京都マイクロコンピュータ)が行っています。
センシングソリューション事業
この事業は、物流関連ビジネスとセンサネットワーク関連ビジネスの2つで構成されています。物流関連ビジネスでは、ハム・食品メーカー、冷食/アイスメーカー、倉庫・運送業などを顧客に、車載プリンタやハンディターミナルを開発・販売しています。センサネットワーク関連ビジネスでは、自動販売機ベンダーや地方自治体向けに、センサネットワークシステムを構築しています。
収益は、ハードウェア製品の販売やセンサネットワークシステムの構築から得ています。運営は、イーソルが行っています。
同社グループの売上高は、本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の90%を超えており、国内市場が中心となっています。主要な顧客としては、株式会社デンソー、ソニー株式会社、本田技研工業株式会社などが挙げられ、特に組込みソフトウェア事業においてこれらの顧客への収益集中が見られます。
| セグメント | 売上高(2024年12月期) | 売上高(2025年12月期) |
|---|---|---|
| 組込みソフトウェア事業 | 111億円 | 115億円 |
| センシングソリューション事業 | 6.0億円 | 6.0億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの売上高は、直近5年間で増加傾向にあります。特に前期は大きく伸長しました。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に大幅な増加を見せた後、当期は減少しています。これは、前期に一時的な自動車向けライセンス収入があったことや、研究開発への投資が増加したことによるものです。過去には経常損失や当期純損失を計上した期もありましたが、営業活動によるキャッシュ・フローは変動しつつも、当期は資金を獲得しています。
| 項目 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2024年12月期 | 2025年12月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 89.4億円 | 88.7億円 | 96.3億円 | 119億円 | 121億円 |
| 経常利益 | 3.3億円 | △2.5億円 | 63百万円 | 11.6億円 | 8.6億円 |
| 経常利益率 | 3.7% | △2.8% | 0.7% | 9.8% | 7.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2.0億円 | △3.6億円 | 1.4億円 | 8.9億円 | 6.0億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 9.86 | △17.56 | 6.70 | 45.74 | 31.18 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は、前期と比較して減少しています。また、従業員1人あたり営業利益(連結)も前期から減少する結果となりました。これは、前期に一時的なライセンス収入があったことや、研究開発への投資が増加したことによる影響が考えられます。
| 指標 | 2024年12月期 | 2025年12月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 22.8百万円 | 22.1百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 2.1百万円 | 1.5百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループは、安定した財務基盤を維持しています。本業で着実に資金を創出し、将来に向けた投資も行いつつ、余剰資金を生み出している状況です。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は強固な状態を示しています。自己資本比率はプライム市場の製造業平均を大きく上回る水準で推移しており、安定性が高いと言えます。ROE(自己資本利益率)もプライム市場平均を上回っており、効率的な経営が行われていることがうかがえます。手元資金も十分に確保されており、不況時への耐性も備わっている状況です。
| 指標 | 2024年12月期(前期) | 2025年12月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 49.9億円 | 59.1億円 |
| 自己資本比率 | 71.4% | 72.1% |
| ROE(自己資本利益率) | 16.8% | 11.0% |
| 現金及び預金 | 32.7億円 | 31.9億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループの当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益の資金増加要因が売上債権の増加額の資金減少要因を上回ったことにより、2.3億円の資金を獲得しました。投資活動によるキャッシュ・フローは、敷金及び保証金の差入れによる支出や連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が、定期預金の払戻による収入を上回ったことにより、△1.1億円の資金を使用しています。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額により、△1.1億円の資金を使用しました。
これらの結果、フリーキャッシュ・フローは1.2億円のプラスとなっています。本業で安定的に資金を創出し、投資活動も行いつつ、最終的に余剰資金を生み出している状況です。これは、同社グループが安定した事業運営を行いながら、将来に向けた投資も継続していることを示しており、雇用や給与の安定性にもつながる要素であると言えます。
| 項目 | 2024年12月期(前期) | 2025年12月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 11.0億円 | 2.3億円 |
| 投資CF | △0.3億円 | △1.1億円 |
| 財務CF | △12.9億円 | △1.1億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 10.7億円 | 1.2億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、電子化が進む自動車業界を最重点市場と位置付け、取引拡大を目指しています。しかし、激しい競争や市場全体の成長トレンドが減速・下降した場合、財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、センシングソリューション事業では、物流関連ビジネスの成長見込みが難しいと判断し、センサネットワーク関連ビジネスへの再編を進めています。しかし、競争激化や事業再編が想定通りに進展しない場合、財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、事業継続及び拡大のために、技術革新に対応できる技術者や優秀な人材の確保、定着を重視しています。しかし、計画通りの人材採用やパートナー確保ができない場合、または在籍人材が流出する場合、財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
イーソルは、組込みソフトウェア技術を核に事業を展開し、持続可能な社会の実現を目指しています。社員一人ひとりの成長と多様性を尊重する企業文化を大切にしている会社です。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
イーソルは、2011年11月に経営理念として『eSOL Spirit』を制定し、組込みソフトウェア技術をコアコンピタンスとしてグループを拡大・発展させることを目指しています。
同社グループの主たる組込みソフトウェア事業では、「私たちは世界の人々のためのサイバーフィジカル社会を実現するワールドクラスのフルスタックエンジニアリング企業である」をビジョンとして掲げています。
中期経営計画「eSOL Reborn 2030 – Strategic Business Plan」においても、「私たちは、世界の人々のための持続可能なサイバーフィジカル社会を実現するワールドクラスのフルスタックエンジニアリング企業です。」というビジョンを掲げています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、経営理念である『eSOL Spirit』の実現に向けて、持続可能な社会への貢献を通じて、持続的な成長を目指すことをサステナビリティ方針としています。
「コンプライアンスとeSOL行動規範」において、あるべき姿及び行動基準を定めています。
社内環境整備方針では、「年齢、人種、国籍、宗教、信条、性別、性的指向、性自認、障がい及び価値観、働き方等の多様性を互いに尊重し認め合う組織風土と、『楽しいチャレンジ』を生きることのできる環境を創る。」を基本理念としています。
また、マテリアリティ(重要課題)として、「楽しいチャレンジを生きるワークライフの実現」と「ダイバーシティの推進」を掲げています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
イーソルは、中期経営計画「eSOL Reborn 2030 – Strategic Business Plan」を策定し、ビジョン実現のための課題認識としてSWOT分析に基づき、11の戦略に取り組んでいます。
People/Organization分野の戦略として、「ソフトウェア開発における品質管理(QM)の根幹化」、「パートナーシップの事業基盤化」、「人材(HR)の包括的かつ継続的成長を実現するシステム化」を掲げています。
さらに、「トップマネージメントの先鋭化」、「情報システムへのエンジニアリングアプローチ導入による業務効率向上」、そして「攻めの資本政策の実践」も重点テーマの一つです。
人材育成においては、ソフトウェアエンジニアの確保と育成が重要な課題であると認識しており、人材育成方針に基づき「世界中で活躍する世界トップクラスのテクノロジーカンパニー」を担う人材の育成に注力しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
イーソルは監査等委員会設置会社として、経営の公正性と透明性を重視したガバナンス体制を構築しています。取締役会は8名で構成され、経営理念である「eSOL Spirit」に基づき、ステークホルダーからの信頼確保と社会貢献を目指しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
イーソルの筆頭株主はイーソル従業員持株会であり、従業員が会社の主要な株主として名を連ねています。その他、日本マスタートラスト信託銀行(信託口)やKAMといった法人が上位株主として同社を支える構成となっています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| イーソル従業員持株会 | 10.59% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 7.74% |
| KAM | 7.16% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は8名(男性8名・女性0名)で構成され、女性役員比率は0.0%です。代表取締役社長CEO兼CTOは権藤正樹氏が務めています。社外取締役比率は37.5%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 権藤 正樹 | 代表取締役社長CEO兼CTO | 1996年9月エルグ株式会社(現同社)入社。技術戦略室長、技術本部長を経て、2017年3月取締役技術本部長に就任。2025年3月より代表取締役社長CEO兼CTO、組込みソフトウェア事業、社長室、内部統制室、品質管理本部管掌より現職。 |
| 宇田 智之 | 常務取締役CBO ビジネスマネジメント本部長 | 1994年8月エーアイコーポレーション株式会社入社。Lantronix, Inc.、ダッソー・システムズ株式会社等を経て、2003年2月同社入社。eSOL, Inc. CEO、執行役員などを経て、2026年3月より常務取締役CBO兼ビジネスマネジメント本部長より現職。 |
| 上山 伸幸 | 取締役 | 1999年7月イーシム株式会社代表取締役。2001年4月エルグ株式会社(現同社)入社。エンベデッドプロダクツ事業部長、常務取締役などを歴任。イーソルトリニティ株式会社代表取締役社長、京都マイクロコンピュータ株式会社取締役を兼任し、2026年3月より取締役管理本部管掌より現職。 |
| 佃 明彦 | 取締役 エンジニアリング本部長 | 2000年3月同社入社。ソリューションエンジニアリング事業部産業技術統括部長、ソフトウェア事業部ビジネスマネジメント本部副本部長などを経て、2025年1月エンジニアリング本部長に就任。2026年3月より取締役エンジニアリング本部長より現職。 |
社外取締役は、中井戸信英氏(元SCSK代表取締役会長・取締役会議長・指名・報酬諮問委員会委員長)、若林宏之氏(元デンソー代表取締役副社長・指名・報酬諮問委員会委員)、日高雄三郎氏(ISI代表取締役・指名・報酬諮問委員会委員)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、取締役会、監査等委員会、会計監査人を設置しています。社外取締役は取締役会の監督機能強化や経営全般への助言、職務執行の客観的な監査を担っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
イーソルの取締役(監査等委員を除く)の報酬は、月例報酬、譲渡制限付株式報酬、業績連動型株式報酬により構成されています。監査等委員である取締役の報酬は月例報酬のみとなっており、株主総会で決定された報酬総額の限度内で、指名・報酬諮問委員会の答申を踏まえて取締役会で決定される仕組みです。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 5名 | 1.1億円 | 21.1百万円 |
| 監査等委員(社外除く) | 1名 | 6百万円 | 5.7百万円 |
| 社外取締役 | 3名 | 11百万円 | 3.7百万円 |
当事業年度における役員報酬等の総額は1.22億円であり、対象となる役員の員数は合計9名です。
報酬等の総額が1億円以上の役員は存在しないため、個人別の報酬開示は行われていません。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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