※本記事は、株式会社ダイレクトマーケティングミックス の有価証券報告書(2025年12月期、2025年1月1日 ~ 2025年12月31日、2026年3月26日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は IFRS です。
1. 企業概要:どんな会社?
ダイレクトマーケティングミックスは持株会社であり、単体従業員数は50名、グループ連結従業員数は665名です。
同社グループは、ダイレクトマーケティングを事業の根幹とし、顧客企業の営業成果や営業効率向上に資する営業ソリューションサービスを提供しています。コンタクトセンターでの電話受発信、直接訪問、Webコンタクトなどを通じたダイレクトマーケティングの実施に加え、コンサルティングや業務受託、人材派遣なども手掛けています。アウトバウンド業務に重点を置きつつ、ハイブリッド業務やデジタルフルフィルメント業務など、事業の幅を広げており、連結子会社9社を中心に事業を展開しています。
主な国内グループ会社は、カスタマーリレーションテレマーケティング(マーケティング事業)、スタッフファースト(オンサイト事業)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
株式会社ダイレクトマーケティングミックスは、人材を最も重要な資産と捉え、多様な人材が活躍できる環境づくりに注力しています。同社グループは、性別、年齢、国籍、働ける時間帯にとらわれない「選ばない採用」を方針とし、従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮できるような人材マネジメントを推進しています。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、従業員の平均年齢が30代半ばであり、平均勤続年数も一定の期間を示しています。これは、比較的若い世代が中心となりながらも、着実にキャリアを築いている人材が在籍している傾向にあることを示しています。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 5,013,001円 |
| 平均勤続年数 | 7.4年 |
| 平均年齢 | 35.3歳 |
| 単体従業員数 | 50人 |
| 連結従業員数 | 665人 |
| 単体のグループ内比率 | 7.5% |
退職給付制度
同社グループは、確定給付型の退職給付制度を設けています(確定給付型とは、給与や勤続年数に応じて将来の給付額があらかじめ決まっている制度です)。この制度は、同社および一部の連結子会社の従業員を対象としています。
退職一時金制度があり、ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、人材戦略を経営戦略と直結する重要な分野と位置づけています。人材こそが最も重要な資産であるという考えのもと、多様な人材を適材適所に配置し、人材から選ばれる会社であり続けることを目指しています。従業員が自発的にモチベートできる報酬制度や人事制度、柔軟な働き方など、多様な人材が能力を発揮できる仕組みを構築しています。
具体的な施策として、全拠点を「マルチプロダクツ・センター」とし、多様な商材やチャネルを扱うことで、あらゆる人材に活躍の場を提供しています。また、「選ばない採用」を徹底し、子育て・介護中の方、外国籍の方、障がいのある方など、多様な背景を持つ人材が自身の働き方に合わせて活躍できる環境を整備しています。独自の教育体制により、あらゆる層を生産性の高い人材に育成し、成果を評価する徹底的な成果主義と高いインセンティブ設計により、従業員のモチベーション向上を図っています。
女性従業員の活躍推進にも力を入れており、サステナビリティ委員会の分科会として女性活躍推進分科会を設置しています。管理職候補の女性を対象とした研修の実施や、在宅勤務、時短勤務、フレックスタイム勤務など多様な働き方を推進しています。福利厚生制度「BaBee Mama」や社内制度「kirari」を通じて、子育て中の女性の職場復帰支援や、女性従業員間の交流促進、働きやすい環境整備を進めています。さらに、健康経営にも取り組み、福利厚生制度「ヘルスケアサポート」では、プレコンセプションケアや妊活・不妊の無料相談を提供し、従業員の健康をサポートしています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。男性労働者の育児休業取得率および労働者の男女の賃金の差異は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく公表義務の対象項目として選択しておらず、公表されていません。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 10.0% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ 株式会社カスタマーリレーションテレマーケティング
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 18.4% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 64.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 44.4% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 57.0% |
▼ 株式会社データリレーションマーケティング
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 11.8% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 66.7% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 33.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 55.7% |
▼ 株式会社スタッフファースト
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 16.7% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 80.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 75.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 82.3% |
働きがい
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 従業員エンゲージメント調査の肯定的回答率 | 0.8%向上 |
| MVV理解度テスト受検率 | 100% |
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 取締役女性比率 | 27.3% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
同社グループは、持株会社である株式会社ダイレクトマーケティングミックスと9の子会社で構成されています。エンドユーザーとの直接的なコミュニケーションを通じて、顧客企業の営業成果や営業効率の向上を支援する営業ソリューションサービスを提供しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、ダイレクトマーケティングを事業の根幹とし、顧客企業からの業務委託に基づいて営業ソリューションサービスを提供しています。自社で運営するコンタクトセンターでの電話対応、直接訪問、Webコンタクトなどのチャネルを通じて、顧客企業のエンドユーザー向けにダイレクトマーケティングを実施しています。これにより、顧客企業の営業成果向上を直接的にサポートするほか、蓄積したノウハウや人材を活用してコンサルティングや業務受託、人材派遣なども行い、顧客企業の営業体制強化や効率改善に貢献しています。
特に、企業からユーザーへ情報発信や営業活動を行うアウトバウンド業務を中核領域と位置付けています。近年では、インバウンドやその他チャネルを含めたハイブリッド業務、デジタル事業者向けの総合的なBPOサービスであるDXフルフィルメント業務など、業務の幅を広げています。エンドユーザーの「生の声」を重視し、1対1の対話を通じて情報資産を蓄積し、コミュニケーションスキルを持つ人材を育成・確保しています。
マーケティング事業
この事業では、主にダイレクトマーケティング、コンサルティング、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)の3つのサービスを展開しています。ダイレクトマーケティングでは、顧客企業に代わってエンドユーザーへの商品・サービスのセールスやアポイント獲得を行います。通信インフラセクターからの受注が堅調に推移しており、ハイブリッド領域やDXフルフィルメント領域の受注も伸長しています。
コンサルティングでは、ダイレクトマーケティングで培った情報資産を活かし、営業・マーケティング戦略の策定から運用まで多岐にわたる支援を提供しています。BPOサービスでは、インバウンド型コールセンター運営や事務作業代行など、顧客企業の営業・マーケティング活動に関連する付随業務を一括で引き受け、省力化・簡素化をサポートしています。収益は、業務委託売上と代理店売上から得ています。運営は、カスタマーリレーションテレマーケティング、マケレボ、データリレーションマーケティング、アーキテクト、サイヨウブ、マネーペディアが行っています。
オンサイト事業
この事業は、人材派遣事業として、顧客企業の営業・マーケティング部門や同社グループのマーケティング事業向けにコミュニケーターなどの人材を派遣しています。収益は、人材派遣売上から得ています。運営は、スタッフファーストが行っています。
同社グループの売上収益のうち、マーケティング事業が大部分を占めており、直近の会計年度では前期から増加しています。一方、オンサイト事業の売上収益は前期から減少しています。特定の顧客への収益集中については、マーケティング事業において株式会社NTTドコモが主要な顧客の一つとなっています。
| セグメント | 売上収益(2024年12月期) | 売上収益(2025年12月期) | セグメント利益(2024年12月期) | セグメント利益(2025年12月期) | 利益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| マーケティング事業 | 189億円 | 212億円 | 23.2億円 | 33.0億円 | 15.6% |
| オンサイト事業 | 27.1億円 | 22.7億円 | 50百万円 | 80百万円 | 3.5% |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績は、売上収益と各利益において変動が見られます。直近の会計年度では、売上収益、営業利益、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益のいずれも前期から増加しました。特に営業利益と親会社の所有者に帰属する当期利益は、前期から大幅な増加を示しています。
この業績の改善は、不採算案件の整理やコスト構造の見直し、収益性の高い事業への経営資源集中、そして生産性向上を背景とした大手顧客への価格転嫁などが要因となっています。
| 項目 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2024年12月期 | 2025年12月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 303億円 | 347億円 | 269億円 | 210億円 | 227億円 |
| 税引前利益 | 46.4億円 | 57.3億円 | 11.8億円 | 13.9億円 | 20.7億円 |
| 税引前利益率 | 15.3% | 16.5% | 4.4% | 6.6% | 9.1% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 32.2億円 | 38.0億円 | 3.1億円 | 8.3億円 | 13.4億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 78.32 | 85.09 | 6.73 | 18.05 | 28.97 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの売上収益は、前期から当期にかけて増加しています。また、従業員1人あたりの営業利益も前期から当期にかけて増加する傾向が見られます。
これらの指標の改善は、同社グループが業務効率の向上やDX推進による体制の適正化を進めていることと関連しています。生産性の向上や収益構造の安定化に向けた取り組みが、従業員1人あたりの稼ぐ力の向上に寄与していると考えられます。
| 指標 | 2024年12月期(前期) | 2025年12月期(当期) |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上収益(連結) | 29.5百万円 | 34.1百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 2.0百万円 | 3.2百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
ダイレクトマーケティングミックスは、財務の安定性を示す指標において堅調な状況を示しています。本業で得た資金を投資に回しつつ、手元に余剰資金を確保していることがうかがえます。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
ダイレクトマーケティングミックスは、自己資本比率が54.3%と、プライム市場の非製造業平均(24.2%)と比較して高い水準を示しています。ROE(自己資本利益率)は当期9.4%で、プライム市場平均(9.4%)と同水準となっています。手元資金である現金及び現金同等物は55.2億円を確保しており、財務基盤の安定性がうかがえます。これらの財務指標は、事業運営の安定性や将来の成長投資の余力に影響を与える要素となります。
| 指標 | 2024年12月期(前期) | 2025年12月期(当期) |
|---|---|---|
| 自己資本 | 138億円 | 149億円 |
| 自己資本比率 | 55.1% | 54.3% |
| ROE(自己資本利益率) | 6.2% | 9.4% |
| 現金及び現金同等物 | 51.7億円 | 55.2億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
ダイレクトマーケティングミックスのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは、当期に28.0億円の収入となり、前期の20.0億円から増加しています。これは主に税引前利益の計上や減価償却費及び償却費の計上、営業債務及びその他の債務の増加などによるものです。
投資活動によるキャッシュフローは、当期に△18.5億円の支出となり、前期の△1.0億円から支出が増加しています。これは主に有形固定資産の取得や子会社の取得による支出が増加したことによるものです。財務活動によるキャッシュフローは、当期に△6.0億円の支出となり、前期の△11.9億円から支出が減少しました。長期借入れによる収入と長期借入金の返済による支出が主な要因となっています。
結果として、フリーキャッシュフローは当期に9.5億円のプラスを確保しており、本業で得た資金で投資を賄い、なお余剰資金を生み出している状況です。この資金の流れは、事業の安定的な運営と将来への投資を両立していることを示しており、雇用や給与の安定性にもつながる基盤があると考えられます。
| 項目 | 2024年12月期(前期) | 2025年12月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 20.0億円 | 28.0億円 |
| 投資CF | △1.0億円 | △18.5億円 |
| 財務CF | △11.9億円 | △6.0億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 19.0億円 | 9.5億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループのマーケティング事業、オンサイト事業においては、景気の変動や顧客企業の業況変化、内製化方針などにより、業務量が急激に変更される可能性があります。また、景気悪化や業界内の合従連衡、市場規模の想定外の拡大、差別化戦略の不奏功などにより、競合優位性が確立できない場合には、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループでは、人口減少や少子高齢化、景気好転などにより、業務に従事する多数のコミュニケーターの安定確保が困難になる可能性や、採用費、人件費が増加する可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
ダイレクトマーケティングミックスグループは、人と人とのコミュニケーションが生み出す価値を重視し、テクノロジーと融合しながら顧客企業の営業改革を支援する企業です。人が輝く未来の実現を目指し、多様な人材が活躍できる環境づくりにも力を入れています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
ダイレクトマーケティングミックスグループは、「人が輝く未来をつくる」というミッションを掲げています。同社グループは、創業以来、アウトバウンドコールを核とした営業ソリューションを提供し、顧客企業のユーザー接点を担うことで“人と人とのコミュニケーション”が生み出す価値を追求してきました。
テクノロジーを活用しつつも、人の状況や感情に寄り添う“共感”と、期待を超える体験から生まれる“感動”といった、人間にしか生み出せない価値を差別化の中核に据えています。AIは“人の代替”ではなく“人の可能性を拡張する存在”と捉え、文脈理解、価値判断、関係構築といった付加価値の最大化を目指しています。
顧客企業の「営業改革」にコミットし、集客から成約、アフターサービスまでワンストップサービスを提供することで、顧客企業の収益最大化を実現することを目標としています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
ダイレクトマーケティングミックスグループは、「人が輝く未来をつくる」というミッションのもと、人が提供できる価値を起点とした付加価値創造を志向しています。人間にしか生み出せない“共感”と“感動”を差別化の中核に据え、AIを人の可能性を拡張する存在として活用する文化があります。
人材を最も重要な資産と捉え、性別、年齢、国籍、働ける時間帯等で選別しない「選ばない採用」を方針としています。多様な人材が適材適所で活躍し、自発的に能力を発揮できる環境整備を重視しています。成果に報いる高いインセンティブを設計した徹底的な成果主義と、縦横のコーチングを促進する評価体系が特徴です。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
ダイレクトマーケティングミックスグループは、中長期的な経営戦略の実現に向けて複数の重点テーマに取り組んでいます。人的資本への投資として、採用・教育・キャリア開発の強化、従業員エンゲージメントの向上、管理者育成を進めています。
また、ガバナンス・コンプライアンス体制の強化も重要な課題です。個人情報保護や情報セキュリティ体制の強化、関連法令遵守とリスク管理の徹底に努めています。
優秀な人材の確保・育成、積極的なAIの利活用とDXの推進、情報管理体制のさらなる強化、そして本部機能の強化・充実も重点テーマとしています。これらを通じて、社会から信頼され続ける企業となることを目指しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
ダイレクトマーケティングミックスは、指名委員会等設置会社として、執行と監督を明確に分離したコーポレート・ガバナンス体制を採用しています。取締役会は、指名委員会や報酬委員会と連携し、執行役に対する監督機能の強化に取り組んでいます。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
ダイレクトマーケティングミックスの株主構成を見ると、筆頭株主はインテグラル3号投資事業有限責任組合です。次いで、経営陣の関連会社である23.7株式会社が上位株主として名を連ねています。これらの株主が同社の資本構成を特徴づけています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| インテグラル3号投資事業有限責任組合 | 36.22% |
| 23.7株式会社 | 8.94% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 6.13% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は14名(男性11名・女性3名)で構成され、女性役員比率は21.4%です。代表執行役社長CEOは植原大祐氏が務めています。社外取締役比率は54.5%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 植原 大祐 | 代表執行役社長CEO | 2004年12月光通信入社、2007年10月カスタマーリレーションテレマーケティング入社、2010年4月同社取締役、2024年7月同社取締役兼代表執行役社長CEOより現職。 |
| 土井 元良 | 執行役 CFO | 2007年4月日興シティグループ証券入社、2019年9月同社入社執行役員経営戦略本部長、2022年3月同社取締役兼執行役CFO経営戦略本部長より現職。 |
| 伊藤 佳奈子 | 執行役 | 2007年7月カスタマーリレーションテレマーケティング入社、2022年3月同社執行役、2024年3月同社取締役、2024年4月カスタマーリレーションテレマーケティング代表取締役社長より現職。 |
| 小林 祐樹 | 取締役 | 2005年7月光通信入社、2015年6月同社(旧CRTMホールディングス)代表取締役社長CEO、2022年3月同社取締役兼代表執行役社長CEO、2024年7月同社取締役より現職。 |
| 池田 篤穗 | 取締役 | 2008年12月新日本有限責任監査法人入所、2016年7月インテグラル入社、2021年3月同社取締役より現職。 |
社外取締役は、水谷謙作氏(インテグラル取締役・指名委員会・報酬委員会)、三嶋政美氏(税理士法人CROSSROAD代表社員・監査委員会)、三宅稔男氏(元関電コミュニティ代表取締役副社長・指名委員会・監査委員会)、前田健次郎氏(ゼロポジション代表取締役・報酬委員会)、松原由佳氏(ひふみ総合法律事務所弁護士・監査委員会・サステナビリティ委員会)、米田惠美氏(米田公認会計士事務所代表・指名委員会・監査委員会・報酬委員会・サステナビリティ委員会)です。
同社は指名委員会等設置会社であり、業務執行と監督機能を明確に分離しています。取締役会は、過半数を占める社外取締役を含め、経営の健全性、効率性、透明性の確保に努めています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
ダイレクトマーケティングミックスの役員報酬は、独立社外取締役が過半数を占める報酬委員会が決定しています。執行役の報酬は固定報酬と業績連動報酬(成果連動報酬およびESG評価報酬)で構成され、成果連動報酬は連結業績の目標達成状況に応じて決定されます。また、報酬の一部は譲渡制限付株式報酬として支給される仕組みです。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役 | 6名 | 48百万円 | 8.0百万円 |
| うち社外取締役 | 5名 | 33百万円 | 6.6百万円 |
| 執行役 | 6名 | 1.3億円 | 21.4百万円 |
同社の役員報酬の総額は1.8億円であり、対象となる役員の員数は12名です。なお、取締役を兼務する執行役3名の報酬等は執行役に含めて記載されています。また、無報酬の取締役2名については、対象となる役員の員数から除かれています。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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