【平均年収774万円】ダブル・スコープ 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年1月期)

【平均年収774万円】ダブル・スコープ 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年1月期)

ダブル・スコープは、リチウムイオン二次電池用セパレータやイオン交換膜の製造・販売を、アジア、欧州、米国等の顧客向けにグループ各社とともに展開しています。直近の業績は、EV需要の停滞などにより大幅な減収となり、大きな損失を計上しました。


目次

※本記事は、ダブル・スコープ株式会社 の有価証券報告書(2026年1月期、2025年2月1日 ~ 2026年1月31日、2026年4月17日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


ダブル・スコープは、リチウムイオン二次電池用セパレータおよびイオン交換膜の製造・販売を主たる事業とする企業です。同社グループは、アジア、欧州、米国等のリチウムイオン二次電池メーカーやリチウム精製プラントを主要顧客としています。

単体従業員数は6名、連結従業員数は274名です。セグメントはセパレータ事業、イオン交換膜事業の2つです。

ダブル・スコープは、アジアおよび米国市場、ならびにグループ全体の営業活動を統括しています。製品の製造は連結子会社W-SCOPE KOREA CO., LTD.と持分法適用関連会社W-SCOPE CHUNGJU PLANT CO., LTD.が担っています。

同社グループは、当連結会計期間より報告セグメントを従来の単一セグメントからセパレータ事業とイオン交換膜事業の2区分に変更しました。これはイオン交換膜事業を新規事業として立ち上げたことによるものです。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


ダブル・スコープは、リチウムイオン電池素材であるセパレータやイオン交換膜の製造・販売・研究開発を手がける企業です。環境保全と社会貢献を経営理念に掲げ、グローバルな事業展開を通じて持続可能な成長を目指しています。社員一人ひとりの成長を重視し、安全で働きやすい環境づくりにも力を入れているのが特徴です。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、社員のコミュニケーション、オーナーシップ、チャレンジの3つのコアバリューを重視し、変化の激しい環境下での成長を支える人材育成に注力しています。平均勤続年数や平均年齢からは、特定の年齢層に偏らず、多様な経験を持つ人材が活躍している傾向がうかがえます。

項目 数値
平均年間給与 7,742,000円
平均勤続年数 6年9ヶ月
平均年齢 41.0歳
単体従業員数 6人
連結従業員数 274人
単体のグループ内比率 2.2%


同社グループでは、一部の在外連結子会社において確定給付型の退職金制度を採用しています。これは給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度です。

退職給付債務は11.4億円、年金資産は6.9億円となっています。なお、退職一時金の有無や支給条件、従業員ごとの会社拠出額などは、有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、環境保全と社会貢献を経営理念とし、メンブレン技術を活かした製品開発を通じて、エネルギー分野、環境分野、医療分野等への貢献を目指しています。人材戦略においては、コミュニケーション、オーナーシップ、チャレンジの3つのコアバリューを設定し、これらを具現化する従業員の雇用と育成を戦略的な採用プロセスとトレーニングプログラムで運用しています。

年間事業計画や戦略的タスクに基づき、社員の定量的・定性的な目標を設定し、定期的に評価する目標管理(MBO)制度を導入しています。評価結果は、マテリアル・リターン、ジョブ・ローテーション、メンタリング、コーチングなどに活用されます。

人材開発では、新入社員の適応支援から、セパレータのプロセスや品質管理、コミュニケーション、職場の安全といった必須スキルを含む体系的な研修プログラムを提供しています。階層別リーダーシップ研修では、アシスタント・レベルから管理職以上まで、各職務レベルに応じたコンピテンシーに合わせた研修を実施し、職務能力強化研修では、事業理解と専門性強化を図るための実践的な講演や演習を行っています。

社内環境整備においては、安全な職場環境づくりのために安全衛生方針を定めており、労働者の安全と健康の促進、安全事故の防止、健全経営の優先、安全衛生規則の遵守、自主的な安全管理システムの確立を目指しています。リスクアセスメントやISO 45001認証取得を通じて、安全衛生マネジメントシステムを構築しています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。男性労働者の育児休業取得率は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく公表義務の対象項目として選択しておらず、公表されていません。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 0.0%
労働者の男女の賃金の差異 46.5%

人材育成・安全衛生


関連会社も含むグループ全社の集計値です。

項目 2022年 2023年 2024年 2025年
研修回数(件) 110 117 136 127
延べ研修時間(時間(H)) 26,680 18,862 41,388 31,810
災害件数(度数率)(%) 8.9 9.1 5.5 5.3
負傷(件) 14 10 12 6
死亡(件) 0 0 0 0

環境に関する指標


関連会社も含むグループ全社の集計値です。

項目 単位 2023年 2024年 2025年
エネルギー使用量(電気) KWH 184,763,389 237,824,756 128,176,202
エネルギー使用量(LNG) m3 18,826,005 18,289,893 14,836,263
用水 トン(t) 676,401 326,750 127,524
温室効果ガス排出量(直接排出量(SCOPE1)) tC02-eq 40,886 39,867 32,595
温室効果ガス排出量(間接排出量 (SCOPE2)) tC02-eq 68,880 94,617 58,886
CO2(二酸化炭素) トン(t) 109,317 133,882 90,724
CH4(メタン) トン(t) 6.08 5.18 1.07
N20 (亜酸化窒素) トン(t) 148 130 1.20
廃棄物発生量(発生量) kg 8,069,002 17,352,590 9,496,368
廃棄物発生量(リサイクル) kg 8,067,230 17,297,190 9,445,358
水資源使用量(上水道) トン(t) 587,537 633,508 454,961
大気排出量(Nox(窒素酸化物)) kg 8,013 6,199 7,236
大気排出量(Sox(硫黄酸化物)) kg 12.00 2.99 8.78
大気排出量(MC(塩化メチレン)) トン(t) 1,439 1,234 985

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


ダブル・スコープは、リチウムイオン二次電池用セパレータとイオン交換膜の製造・販売を主たる事業とする会社です。これらの製品を通じて、アジア、欧州、米国等のリチウムイオン二次電池メーカーやリチウム精製プラントを主要な顧客としています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、リチウムイオン二次電池の主要材料であるセパレータと、その技術を応用したイオン交換膜の二つの事業を展開しています。セパレータは電池の安全性と性能を支える重要な部品であり、イオン交換膜は浄水や濃縮、脱塩などに用いられる機能性膜です。

セパレータ事業

リチウムイオン二次電池用セパレータの製造・販売を行っています。セパレータは、正極材と負極材を隔離しつつリチウムイオンの伝導性を確保し、異常発熱時には電池の機能を安全に停止させる役割を担います。
収益は、主にリチウムイオン二次電池メーカーへのセパレータ販売から得ています。当連結会計年度は、EV需要の停滞により販売数量が減少しました。運営は、W-SCOPE KOREA CO., LTD.とW-SCOPE CHUNGJU PLANT CO., LTD.が行っています。

イオン交換膜事業

リチウムイオン二次電池用セパレータで培ったメンブレン技術を応用し、イオン交換膜の製造・販売を行っています。浄水、濃縮、抽出、脱塩、電気分解などに使用される機能性膜です。
収益は、主にリチウム精製プラントなどへのイオン交換膜およびモジュールの販売から得ています。当連結会計年度は新規案件の開始がありましたが、一部案件の受注に遅れが生じています。運営は、W-SCOPE KOREA CO., LTD.が行っています。

当連結会計年度は、W-SCOPE CHUNGJU PLANT CO., LTD.とPOSCOグループが主要な顧客となっており、特定の顧客への収益集中が見られます。また、同社グループはアジア、欧州、米国等に拠点を持ち、海外市場での事業展開が中心です。為替レートの変動が経営成績に影響を与える可能性があります。

セグメント 売上高(2025年1月期) 売上高(2026年1月期)
セパレータ - 22.1億円
イオン交換膜 - 14.2億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの業績は、直近の当連結会計年度において売上高が大幅に減少し、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益も大きな損失を計上しています。これは、EV需要の停滞による販売数量の減少や、W-SCOPE CHUNGJU PLANT CO., LTD.の連結除外が主な要因です。営業損失は拡大しましたが、営業活動によるキャッシュ・フローは収入を確保しており、本業からのキャッシュ創出力は一定程度維持されている状況です。ただし、持分法による投資損失や減損損失といった非現金項目も損失に影響を与えています。

項目 2022年1月期 2023年1月期 2024年1月期 2025年1月期 2026年1月期
売上高 300億円 451億円 480億円 310億円 36.3億円
経常利益 △34.1億円 82.9億円 46.0億円 △32.4億円 △114億円
経常利益率 △11.4% 18.4% 9.6% △10.4% △314.4%
親会社株主に帰属する当期純利益 △29.4億円 44.1億円 9.4億円 △37.1億円 △125億円
1株当たり当期純利益(円) △56.67 80.43 17.07 △67.60 △225.88

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高は、前期から当期にかけて大きく減少しました。また、従業員1人あたり営業利益も前期の損失から当期はさらに損失が拡大しています。これは、売上高の減少と営業損失の拡大が影響しており、一時的な要因も含まれるものの、連結従業員数も減少傾向にある中で、生産性の改善が課題となっている状況を示しています。

指標 2025年1月期 2026年1月期
従業員1人あたり売上高(連結) 98.9百万円 13.2百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) △3.2百万円 △18.0百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


ダブル・スコープグループの経営の安定性は、財務基盤と資金の流れから読み取ることができます。現在の財務状況や事業活動における資金の動きは、今後の事業展開や雇用環境に影響を与える可能性があります。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


ダブル・スコープグループの財務基盤は、自己資本比率が高水準である一方で、ROEはマイナスとなっています。手元資金は前期から増加していますが、その水準は限られています。これらの状況は、同社グループの事業活動や将来の成長性、ひいては雇用や給与の安定性にも関わる情報です。

指標 2025年1月期(前期) 2026年1月期(当期)
純資産 497億円 409億円
自己資本比率 82.5% 78.5%
ROE(自己資本利益率) △7.5% △27.6%
現金及び預金 2.6億円 2.7億円


自己資本比率は前期の82.5%から当期は78.5%に減少していますが、プライム市場の製造業平均(46.8%)と比較すると高い水準を維持しています。一方で、ROE(自己資本利益率)は前期の△7.5%から当期は△27.6%と、大幅なマイナスとなっています。これは、同社グループが当期に親会社株主に帰属する当期純損失を計上したことによるものです。現金及び預金は前期の2.6億円から当期は2.7億円とわずかに増加しています。

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


ダブル・スコープグループのキャッシュフローは、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローがプラスである一方で、投資活動によるキャッシュフローはマイナスとなっています。当期はフリーキャッシュフローがプラスに転じていますが、前期は大幅なマイナスでした。この資金の流れは、同社グループが現在どのような状況にあり、将来に向けてどのような投資を行っているかを示しています。

当連結会計年度の営業活動によるキャッシュフローは、前期に比べて減少したものの、7.5億円の収入となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失の計上や持分法による投資損失の計上があった一方で、売上債権や棚卸資産の減少が影響しています。投資活動によるキャッシュフローは、前期の△287.5億円の支出から当期は△7.3億円の支出へと、支出額が大幅に減少しています。これは有形固定資産の取得による支出があったものの、有形固定資産や関係会社株式の売却による収入があったためです。財務活動によるキャッシュフローは、前期の172.8億円の収入から当期は22百万円の収入へと大きく減少しています。これは短期借入金の返済による支出があった一方で、新株予約権の行使による新株発行や短期社債の発行による収入があったためです。当期は営業活動によるキャッシュフローがプラス、投資活動によるキャッシュフローがマイナス、フリーキャッシュフローがプラスとなっており、本業で得た資金で投資を賄い、わずかながら余剰資金を生み出している状況です。

項目 2025年1月期(前期) 2026年1月期(当期)
営業CF 40.1億円 7.5億円
投資CF △287.5億円 △7.3億円
財務CF 172.8億円 22百万円
フリーCF(営業CF+投資CF) △247.4億円 18百万円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク


ダブル・スコープグループは、売上高の著しい減少と継続的な営業損失の計上により、当連結会計年度末において継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しています。しかしながら、当連結会計年度に営業活動によるキャッシュフローがプラスを計上しており、手元資金の確保状況や今後の収支見込み、資金調達計画などを踏まえ、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しています。

② 事業構造・収益性に関するリスク


同社グループは、リチウムイオン二次電池用セパレータ及びイオン交換膜の製造・販売を主たる事業としており、セパレータ事業への収益依存度が高い状況です。そのため、民生用ポータブル機器や輸送用機器などの需要が縮小した場合、事業に影響を及ぼす可能性があります。また、売上高の一部は特定の企業によって占められており、当連結会計年度における売上高の51.5%を1社が占めています。これらの顧客からの製品購入が減少または中止された場合、同社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク


同社グループは、製品の開発、製造、顧客サポート、マーケティングを行うため、専門性の高い研究者や技術者の採用が必要であると認識しています。しかし、韓国においては専門性を有する人材がソウルへ一極集中する傾向があり、経験者の採用に課題があります。主要な人材を採用および確保できない場合、同社グループの事業運営が混乱し、事業に影響を及ぼす可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ


解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


ダブル・スコープは、メンブレン技術を通して環境保全に役立つ製品を生み出し、社会に貢献していくことを経営理念としています。同社グループは、持続可能な成長と企業価値の極大化を目指し、事業を展開しています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


ダブル・スコープは、メンブレン技術を通じて環境保全に貢献する製品を生み出し、社会に貢献することを経営理念としています。同社グループは、事業規模を拡大し、企業価値を極大化することを目指しています。

また、持続可能な成長のために、工場設備の省エネ化や廃棄物管理、従業員の労働環境整備など、ESG経営を推進しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


ダブル・スコープグループは、コミュニケーション、オーナーシップ、チャレンジの3つをコアバリューとして設定しています。これらの資質は、変化の激しい環境下で同社グループが成長し成功するために不可欠であると考えています。このビジョンに沿って、これらの価値観を具現化する従業員の雇用と育成に力を入れています。

また、同社グループはESG経営を推進しており、ESG委員会を設置して持続的な成長を目指しています。各拠点の人事部門がESGの専任部署として活動を統括し、各業務部門と協力してESG課題のリスク低減と成果の追跡・管理を行っています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


ダブル・スコープグループは、事業上の重要課題として顧客・製品の多様化に取り組んでいます。これまで限られた大手顧客からの受注が大きかった状況から、業績回復のために顧客やアプリケーションの多様化を重視しています。

また、競争力確保のために生産性の向上も重要課題と位置付けており、製造コストを抑えるための生産設備の改良や革新を進めています。持続可能な成長に向けた取り組みとして、メンブレン技術を通じた環境保全製品の創出や、工場設備の省エネ化、廃棄物管理、従業員の労働環境整備など、ESG経営を推進しています。

さらに、プライム市場の上場維持基準を下回ったため、株式上場維持も重要な課題です。同社は「上場維持基準への適合に向けた計画」を開示し、上場維持を確実に進めていく方針です。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


ダブル・スコープは監査等委員会設置会社であり、取締役会は社外取締役が過半数を占める構成となっています。これにより、経営の透明性と監視機能の強化を図っています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


ダブル・スコープの筆頭株主は、代表取締役社長である崔元根氏です。上位株主には、崔元根氏のほか、複数の信託銀行や証券会社などの機関投資家が名を連ねています。これにより、多様な株主によって支えられている資本構成となっています。

株主名 持株比率
崔元根(CHOI WON-KUN)(弁護士法人R&G横浜法律事務所) 8.42%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 8.38%
KOREA SECURITIES DEPOSITORY-SHINHAN INVESTMENT(シティバンク、エヌ・エイ東京支店) 3.07%


なお、上記の所有株式の他、2026年2月28日現在の役員持株会での持分として、崔元根氏が49,339株を所有しています。

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は7名(男性5名・女性2名)で構成され、女性役員比率は28.57%です。代表取締役社長は崔元根氏が務めています。社外取締役比率は57.1%です。

氏名 役職 主な経歴
崔 元根 代表取締役社長 1990年6月韓国三星電子㈱入社。2005年10月同社代表取締役社長就任。W-ABLE CO.,LTD.(現 W-SCOPE KOREA CO.,LTD.)代表理事就任。2022年5月W-SCOPE HUNGARY PLANT Ltd.取締役就任より現職。
大内 秀雄 取締役 1985年4月住商機電貿易㈱入社。2006年3月同社入社、営業本部長。2008年3月同社取締役就任。2017年3月戦略企画本部長就任より現職。
全 永鈺 取締役 1979年1月サムスングループ入社。サムスンSDI㈱常務理事就任。2011年3月W-SCOPE KOREA CO.,LTD.監査役就任。2022年3月同社取締役就任より現職。


社外取締役は、李俊範氏(㈱J・Kコンサルティング代表取締役)、須山敦子氏(須山公認会計士事務所開業・監査等委員)、龍田有理氏(㈱punctum代表取締役・監査等委員)、増田庸司氏(東京エクセル法律事務所入所・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、監査等委員3名全員が社外取締役です。取締役会は7名で構成され、うち4名が独立性を確保された社外取締役であることから、経営の牽制および監視機能を強化しています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


ダブル・スコープの役員報酬は、優秀な人材の確保と業績向上のインセンティブを重視した体系となっています。基本報酬は月例の固定報酬と業績連動報酬で構成され、業績連動報酬は営業利益の達成度に応じて支給されます。また、中長期的な企業価値向上を目的としてストックオプションも採用されています。社外取締役には基本報酬のみが支給されます。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 2名 33百万円 16.5百万円
社外役員 4名 18百万円 4.5百万円


同社の役員報酬等の総額は51百万円であり、対象となる役員の員数は6名です。
個人別報酬が開示されている役員は存在しません。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。