※本記事は、株式会社コメダホールディングス の有価証券報告書(2026年2月期、2025年3月1日 ~ 2026年2月28日、2026年5月27日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は IFRS です。
1. 企業概要:どんな会社?
コメダホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は6名、グループ連結従業員数は828名です。
同社グループは、連結子会社8社を中心に、国内外で「珈琲所コメダ珈琲店」や「おかげ庵」などのフルサービス型喫茶店および飲食店をチェーン展開しています。お客様に「くつろぎ」を提供することを最優先に、独自の店舗設計とFCシステムを強みとしています。
同社グループは、2025年3月1日付でシンガポールのPOON RESOURCES PTE. LTD.を連結子会社化し、これにより海外事業の重要性が増したため、報告セグメントを「国内事業」と「海外事業」の2区分に変更しました。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
コメダホールディングスは、ミッションである「心にもっとくつろぎを」の実現に向け、人財を事業価値創出の基盤と位置づけています。従業員エンゲージメントの向上を重要な経営課題とし、多様な人財がそれぞれの強みを活かして長期的に活躍できる環境を目指しています。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、平均年齢が比較的高く、平均勤続年数も一定の水準にあることから、落ち着いて長く働きやすい環境である傾向がうかがえます。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 11,005,000円 |
| 平均勤続年数 | 9.7年 |
| 平均年齢 | 52.0歳 |
| 単体従業員数 | 6人 |
| 連結従業員数 | 828人 |
| 単体のグループ内比率 | 0.7% |
退職給付制度に関する記載はありません。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、ミッションである「心にもっとくつろぎを」の実現は、スタッフ一人ひとりが体現するサービスの積み重ねによって支えられていると認識しています。このため、人財を事業価値の創出を支える重要な経営要素と位置づけ、「くつろぎを創る人を支える」を経営マテリアリティの中核に据えています。
人材戦略の柱として、「安全で働きやすい職場の実現」と「多様な人財の活躍と成長支援」の二つを掲げています。具体的には、全社教育機関「コメダ大学」での研修を通じて、ブランド理念や商品・接客へのこだわりを学び、幅広い場面で判断・行動できる人財の育成を進めています。また、「コメダの匠」認定制度や各種技能コンテストの実施により、全国規模での人財育成とサービス品質の向上を図っています。
安全で働きやすい職場環境の整備にも注力しており、育児・介護等休業制度の改定や有給休暇取得の促進、業務効率化によるワークライフバランスの向上に取り組んでいます。さらに、管理職向けハラスメント研修の徹底やカスタマーハラスメント対応宣言の公表を通じて、グループ全体で従業員が安心して働ける環境づくりを進めています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。男性労働者の育児休業取得率およびパート・有期労働者の男女賃金差異は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく公表義務の対象項目として選択しておらず、公表されていません。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 16.7% |
| 男女賃金差異(全労働者) | 34.1% |
| 男女賃金差異(正規雇用労働者) | 57.5% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ 株式会社コメダ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 18.4% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 75.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 51.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 64.9% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 92.5% |
▼ 株式会社琉球コメダ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 30.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 62.9% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 69.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 116.2% |
▼ 株式会社コメダコマース
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 45.5% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | - |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 74.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 93.7% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 125.9% |
グループ全体(連結)
グループ全体の集計値です。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 有給休暇取得率 | 63.3% |
| 男性従業員育休取得率 | 93.3% |
| 女性管理職比率 | 24.9% |
| 従業員エンゲージメントの向上 | スコアC+ |
有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
コメダホールディングスは、持株会社としてグループ全体の経営管理を担い、国内外で喫茶店や飲食店を展開しています。お客様に「くつろぎ」を提供することを経営理念としています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
コメダホールディングスは持株会社であり、連結子会社を通じて事業を展開しています。主力はフルサービス型喫茶店の運営とフランチャイズ(FC)事業です。お客様に「くつろぎ」を提供することを最優先に、居心地の良い店舗作りや高品質なコーヒー・パンの提供に努めています。
同社グループの収益モデルは、独自フォーマットによる高付加価値提供が特徴です。郊外の住宅街に広い駐車場付きの店舗を構えることで、コーヒーチェーン他社との競合を避け、安定した集客力を確保しています。また、FCシステムにより、本部は安定した高収益力とキャッシュ・フロー創出力を持つビジネスモデルを確立しています。食材の製造・卸売やロイヤルティ収入が安定した収益源となっています。
同社グループは、事業を「国内事業」と「海外事業」の二つのセグメントに分けています。
国内事業
国内においては、「珈琲所コメダ珈琲店」と「おかげ庵」のブランドを中心に、フルサービス型喫茶店のFC事業と直営店運営を行っています。その他にも、「KOMEDA is □」、「大餡吉日」、「ジェリコ堂」、「おむすび 米屋の太郎」などの飲食店ブランドも展開しています。収益は、FC加盟店への食材等の卸売、直営店の売上、店舗開発収入、およびロイヤルティを含むサービス提供から得ています。運営は、コメダ、琉球コメダ、コメダコマースが行っています。
海外事業
海外においては、台湾、上海、香港、インドネシアで「珈琲所コメダ珈琲店」のFC事業と直営店運営を行っています。シンガポールでは「Kaffe & Toast」、「Saap Saap Thai」といったカフェやタイ料理レストランのチェーン展開も手掛けています。当連結会計年度において、海外事業は前連結会計年度から大きく拡大しました。収益は、卸売、直営店売上、サービス提供から得ています。運営は、台灣客美多股份有限公司、POON RESOURCES PTE. LTD.が行っています。
| セグメント | 売上収益(2025年2月期) | 売上収益(2026年2月期) | セグメント利益(2025年2月期) | セグメント利益(2026年2月期) | 利益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 国内事業 | 457億円 | 514億円 | 110億円 | 115億円 | 22.4% |
| 海外事業 | 13.5億円 | 58.5億円 | 1.0億円 | 1.4億円 | 2.4% |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
過去5期の業績を見ると、同社グループの売上収益は継続的に増加傾向にあります。これに伴い、営業利益、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益も同様に増加傾向を示しています。特に当連結会計年度では、売上収益、営業利益、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益のいずれも前連結会計年度から増加となりました。
| 項目 | 2022年2月期 | 2023年2月期 | 2024年2月期 | 2025年2月期 | 2026年2月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 333億円 | 378億円 | 432億円 | 471億円 | 572億円 |
| 税引前利益 | 71.8億円 | 80.0億円 | 86.8億円 | 86.1億円 | 93.3億円 |
| 税引前利益率 | 21.5% | 21.1% | 20.1% | 18.3% | 16.3% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 49.3億円 | 54.2億円 | 59.7億円 | 58.1億円 | 64.6億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 107.02 | 117.60 | 130.12 | 127.66 | 141.98 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの稼ぐ力を見ると、当連結会計年度の従業員1人あたり売上収益は前期から減少しています。同様に、従業員1人あたり営業利益も前期から減少となりました。これは、当連結会計年度において連結従業員数が大幅に増加したことが影響していると考えられます。
| 指標 | 2025年2月期(前期) | 2026年2月期(当期) |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上収益(連結) | 83.3百万円 | 69.1百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 15.6百万円 | 11.4百万円 |
業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループは、本業で安定した資金を生み出し、事業投資も行いながら財務基盤を維持している状況です。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、自己資本比率が前期から増加し、プライム市場の非製造業平均と比較して高い水準にあります。ROE(自己資本利益率)もプライム市場平均を上回る水準で推移しており、効率的な経営が行われていることを示しています。手元資金も十分に確保されており、事業運営の安定性につながる状況です。
| 指標 | 2025年2月期(前期) | 2026年2月期(当期) |
|---|---|---|
| 自己資本 | 456億円 | 499億円 |
| 自己資本比率 | 43.1% | 45.2% |
| ROE(自己資本利益率) | 13.1% | 13.5% |
| 現金及び現金同等物 | 104億円 | 88.6億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは前期から増加し、123.5億円の収入となりました。これは主に税引前利益の計上やその他の金融負債の増加によるものです。投資活動によるキャッシュフローは、前期の収入から当期は47.7億円の支出に転じています。これは主に定期預金の増加や有形固定資産の取得による支出が増加したためです。
財務活動によるキャッシュフローは、借入金の返済やリース負債の返済、配当金の支払いにより、95.0億円の支出となっています。その結果、事業活動と投資活動を通じて自由に使える資金であるフリーキャッシュフローは75.8億円のプラスを確保しています。本業で安定的に資金を生み出しつつ、将来に向けた投資も行っている状況であり、事業の成長性と雇用安定性につながるものと考えられます。
| 項目 | 2025年2月期(前期) | 2026年2月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 112.4億円 | 123.5億円 |
| 投資CF | 6.4億円 | △47.7億円 |
| 財務CF | △95.1億円 | △95.0億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 118.8億円 | 75.8億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、日本国内の景気変動や個人消費の減速、人件費・物流費・賃料・水道光熱費の上昇に伴う店頭価格の値上げにより、来店客数の減少が懸念されるリスクを認識しています。また、喫茶店FC事業が主力であるため、消費者の嗜好の変化により喫茶店に対する個人消費が低迷した場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
さらに、コメダ珈琲店及びおかげ庵の大部分がFC加盟店によって運営されており、FC加盟店の経済的な成功・事業継続に大きく依存しています。個人消費の減速やコスト高騰により、多数のFC加盟店の収益性が悪化し、事業継続が困難となった場合には、同社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、出店地域の拡大や店舗数の増加、FC本部に求められる機能の多様化に対応できる有能な人材の確保・育成を重要な課題としています。賃金上昇や求人費増加、国内労働人口減少に伴う人材確保の困難、有能な人材の流出が生じた場合、業務運営に支障をきたし、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
コメダホールディングスは、「心にもっとくつろぎを」というミッションを掲げ、お客様に安心できる居場所を提供し続けることを目指しています。持続的な成長と企業価値の向上を追求しながら、社会課題の解決にも積極的に取り組む企業風土が特徴です。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
コメダホールディングスは、「心にもっとくつろぎを」をミッションに掲げています。このミッションの実現と中長期的な企業価値の向上、社会課題の解決を経営の重要事項と位置づけています。
同社グループは、中期経営計画「CONNECT 2030」において、「“KUTSUROGI”で人と地域と世界をつなぐ」をスローガンとしています。お客様第一の継続と持続的な成長を追求し、お客様への新しい価値共創を目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
コメダホールディングスは、事業価値と社会価値の同時創出を重視する企業風土を持っています。マテリアリティとして「くつろぎをともに創る」「くつろぎを創る人を支える」「くつろぎの環境を守る」の3つのテーマを掲げています。
同社グループは、人財を事業価値創出の基盤であり、重要な経営要素と認識しています。従業員一人ひとりが心身ともに健康で安心して働ける職場環境の整備を重視しています。
役割やキャリア段階に応じた成長支援と、相互に承認し合う組織風土の醸成を目指しています。多様な人財がそれぞれの強みを活かし、長期的に価値を生み出し続けられる環境づくりに取り組んでいます。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
コメダホールディングスは、中期経営計画「CONNECT 2030」のもとで、優先的に対処すべき課題に取り組んでいます。これらは「くつろぎをともに創る」「くつろぎを創る人を支える」「くつろぎの環境を守る」の3つの観点から特定されています。
「くつろぎをともに創る」テーマでは、地域コミュニティとの共生を推進しています。
「くつろぎを創る人を支える」テーマでは、安全で働きやすい職場環境の整備、多様な人財の活躍と成長支援を重点施策としています。DX推進や人財育成の強化、多様な人財が活躍できる組織体制の構築に取り組んでいます。
「くつろぎの環境を守る」テーマでは、自然環境の保全や気候変動への対応を掲げています。環境負荷低減やサプライチェーン全体での持続可能な事業運営の実現を目指しています。
会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
コメダホールディングスは監査等委員会設置会社であり、株主総会、取締役会、監査等委員会を設置しています。持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、コーポレート・ガバナンス体制の強化に取り組んでいます。
また、取締役候補者及び取締役報酬の決定に対する透明性・客観性を高めるため、取締役会の諮問機関として独立諮問委員会を、代表取締役社長の諮問機関として人財戦略委員会を設置しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
同社の株主構成を見ると、筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行(信託口)であり、複数の信託銀行が上位に名を連ねています。これは機関投資家による保有が多い資本構成を示しています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 11.24% |
| 日本カストディ銀行(信託口) | 4.83% |
| 日本カストディ銀行(信託口4) | 2.91% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
コメダホールディングスの役員は7名(男性5名・女性2名)で構成され、女性役員比率は28.6%です。代表取締役社長CEOは甘利祐一氏が務めています。社外取締役比率は57.1%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 甘利 祐一 | 代表取締役 社長CEO | 1985年4月株式会社三和銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)入行、2006年7月セガサミーホールディングス株式会社執行役員副社長付、2011年8月タイヨーエレック株式会社代表取締役社長、2022年5月同社代表取締役社長、2026年3月同社代表取締役社長CEOより現職。 |
| 清水 宏樹 | 専務取締役 CFO | 1998年10月太田昭和監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)入所、2017年5月同社管理副本部長兼IR室長、2020年5月同社取締役CFO管理本部長、2025年6月同社専務取締役CFO管理本部長より現職。 |
| 山本 智英 | 取締役 | 1989年4月大和実業株式会社(現株式会社ダイワエクシード)入社、2013年10月株式会社コメダ営業推進部長、2017年5月同社取締役営業本部長、2019年5月同社取締役より現職。 |
社外取締役は、牛膓栄一氏(三幸製菓代表取締役社長)、白畑尚志氏(公認会計士・イトーキ社外監査役・IDホールディングス社外取締役・監査等委員)、尾田知亜記氏(弁護士法人しょうぶ法律事務所弁護士・監査等委員)、松田朋恵氏(ジェム・ボックス代表取締役社長・監査等委員)です。
同社は監査等委員会設置会社です。取締役会における議決権を有する監査等委員が経営の意思決定に関わることで、監督機能の強化を図っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
役員の報酬は、企業業績及び企業価値の持続的な向上と株主との価値共有に資する体系を基本方針としています。取締役(監査等委員を除く)の報酬は、固定報酬、業績評価基準報酬及び賞与、株式報酬(譲渡制限付株式報酬)で構成されています。
監査等委員である取締役の報酬は、客観的な立場に基づく監督・助言の役割を考慮し、固定報酬のみとなっています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 社外取締役(監査等委員を除く) | 1名 | 5百万円 | 5.0百万円 |
| 社外役員 | 5名 | 24百万円 | 4.8百万円 |
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。
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