【平均年収545万円】アールエイジ 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年10月期)

【平均年収545万円】アールエイジ 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年10月期)

アールエイジは、東京都及び千葉県西部を主要な営業地域とし、運営管理事業と開発販売事業を展開しています。直近の連結会計年度では、前期から減収減益となりました。


目次

※本記事は、株式会社アールエイジ の有価証券報告書(2025年10月期、2024年11月1日 ~ 2025年10月31日、2026年1月23日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


アールエイジグループは、東京都及び千葉県西部を主要な営業地域とし、運営管理事業と開発販売事業を展開しています。事業の中核である運営管理事業は、自社所有物件の賃貸や居住用賃貸マンション等のサブリース、管理受託物件のマネジメントを行うストック型事業です。

単体従業員数は16名、連結従業員数は17名です。セグメントは運営管理事業、開発販売事業の2つです。

主な国内グループ会社は、BHAGコーポレーション、アールエイジ・テクニカル・サービス(運営管理事業)などです。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


アールエイジは、お客様中心主義を掲げ、運営管理事業を主軸とする企業です。同社グループでは、持続可能な社会づくりへの貢献を目指し、快適な住環境の提供を基本としています。このような事業背景のもと、従業員の皆様がどのような環境で働き、どのような報酬を得られるのか、具体的なデータから見ていきましょう。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


アールエイジでは、従業員の平均勤続年数が比較的長く、人材が定着しやすい傾向が見られます。平均年齢も30代後半であり、経験豊富な人材が活躍していることがうかがえます。

項目 数値
平均年間給与 5,446,000円
平均勤続年数 9.9年
平均年齢 38.4歳
単体従業員数 16人
連結従業員数 17人
単体のグループ内比率 94.1%


同社グループは、確定拠出型の年金制度(会社が拠出した資金を従業員が運用する)を採用しています。この制度は国内グループ会社に適用されています。
なお、退職一時金の有無や支給条件、従業員ごとの会社拠出額などは、有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


アールエイジグループは、「お客様中心主義」の経営方針のもと、人的資本の充実を重要な課題と位置付けています。持続可能な社会づくりへの貢献を目指し、多様な人材の活用と人材育成、社内環境の整備を推進しています。

具体的には、性別や国籍に関わらず、実績と能力を重視した人材登用と人事評価を行っています。社員に対する適切な研修の実施や、労働時間の管理、育児休業制度の周知、有給休暇取得の推進など、働きやすい社内環境の整備にも力を入れています。

また、DX化による業務効率向上も図り、これらの取り組みを通じて永続的な成長と企業価値の向上を目指す方針です。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社及び連結子会社は、女性活躍推進法及び育児介護休業法の規定による公表義務の対象ではないため、法定開示データは開示されていません。

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


株式会社アールエイジグループは、東京都と千葉県西部を主要な営業地域とし、不動産の運営管理と開発販売を事業の中核としています。安定的な収益を確保する「運営管理事業」を柱に、競争力の高い物件を企画開発する「開発販売事業」を展開し、運営管理事業の収益源に寄与させています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、不動産事業を「運営管理事業」と「開発販売事業」の二つのセグメントで展開しています。事業の中核である運営管理事業で安定収益を確保しつつ、開発販売事業で競争力の高い物件を企画開発し、その後の運営管理事業の収益源としています。海外での事業展開は行っておらず、収益はすべて国内から得ています。

運営管理事業

賃貸マンションの自社所有、賃貸マンションの一括借上げ(サブリース)、居住用賃貸物件と駐車場の賃料収受・管理業務、仲介業務、大型リフォームなどを手掛けています。収益は、賃貸収入や管理受託サービスから得ています。当連結会計年度の売上高は前期から増加しました。

開発販売事業

賃貸マンションの企画、開発、販売を行っています。市場の二極化を見据え、都心部にフォーカスした開発に注力しています。収益は、賃貸事業用不動産の販売から得ています。当連結会計年度の売上高は前期から大きく減少しました。

セグメント 売上高(2024年10月期) 売上高(2025年10月期)
運営管理事業 28.3億円 28.8億円
開発販売事業 18.9億円 4.1億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの売上高と利益は、直近の連結会計年度において前期から減少しました。これは、前期に大型物件の売却があったことの反動によるものです。過去5期間で見ると、売上高と経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は変動しながら推移しています。

項目 2021年10月期 2022年10月期 2023年10月期 2024年10月期 2025年10月期
売上高 33.4億円 37.0億円 34.4億円 47.3億円 32.9億円
経常利益 3.8億円 5.7億円 4.8億円 8.1億円 4.0億円
経常利益率 11.4% 15.4% 13.9% 17.2% 12.3%
親会社株主に帰属する当期純利益 2.6億円 3.8億円 3.3億円 5.3億円 2.8億円
1株当たり当期純利益(円) 81.28 118.08 102.80 166.58 88.07

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたりの売上高は、前期から減少しました。従業員1人あたりの営業利益も前期から減少しています。これらの指標の減少は、前期の大型物件売却の反動による売上高と利益の減少が影響していると考えられます。

指標 2024年10月期 2025年10月期
従業員1人あたり売上高(連結) 315.0百万円 193.5百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 59.4百万円 29.8百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループは、本業で資金を生み出しつつ、将来の成長に向けた投資を積極的に行っている状況です。財務基盤は安定しており、事業リスクへの対応も進められています。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの自己資本比率は前期からやや減少しているものの、プライム市場の非製造業平均を上回る水準となっています。ROEは前期から減少しており、プライム市場平均を下回っています。現金及び預金は前期から減少しており、これらの財務状況は、同社グループの事業活動を支える基盤の厚みを示しています。

指標 2024年10月期(前期) 2025年10月期(当期)
純資産 45.6億円 47.3億円
自己資本比率 31.7% 31.1%
ROE(自己資本利益率) 12.2% 6.0%
現金及び預金 17.8億円 13.1億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループの当連結会計年度における営業活動によるキャッシュフローは増加となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益や減価償却費、賃貸事業用不動産の売却等による棚卸資産の減少が資金増加に寄与した一方で、法人税等の支払い等により資金が減少したことによるものです。

投資活動によるキャッシュフローは、主に有形固定資産の取得による支出により減少しています。これは、新規開発用土地の仕入れや賃貸事業用不動産の目的変更など、事業拡大に向けた投資が活発に行われている状況を示しています。

財務活動によるキャッシュフローは増加しており、主に長期借入金の借入及び返済による増加が要因となっています。これらの資金の流れは、同社グループが本業で資金を生み出しつつ、将来の成長に向けた投資を積極的に行っている状況を示しています。

項目 2024年10月期(前期) 2025年10月期(当期)
営業CF 20.9億円 4.5億円
投資CF △13.5億円 △17.0億円
財務CF 1.2億円 7.8億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 7.4億円 △12.5億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは不動産市況の変動による影響を受ける可能性があります。不動産価格の下落局面では、棚卸資産の評価損や固定資産の減損が発生し、業績に影響が出る可能性があります。

また、地価の乱高下や競合の激化により、自社開発物件が計画通り供給できない可能性も指摘されています。

③ 人材・組織に関するリスク

人材・組織に関するリスクの記載はありません。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


アールエイジは、創業以来「お客様中心主義」を経営の根幹に据え、不動産の運営管理事業を中核として持続的な成長を目指しています。お客様のニーズに応えるサービスと快適な住環境の提供を通じて、社会に貢献する企業です。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、創業以来「お客様中心主義」を掲げ、常にお客様目線で物事を捉え、お客様の立場で物事を判断することを全ての社員が心がけています。お客様の声に真摯に耳を傾け、ニーズに応えたサービスを提供し続けることを目指しています。

運営管理事業を中核事業とし、安定的かつ持続的に成長することを目指しているのが同社グループの経営戦略です。長期的には、運営管理事業を柱に、ユーザー本位の使い方・住まい方のできる空間を創造する企業を目指し、売上高経常利益率の向上を重視して経営に取り組んでいます。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループでは、お客様の声に真摯に耳を傾け、ニーズに応えたサービスを提供し続けることを大切にしています。安心・安全・清潔を追求した快適な住環境の提供を基本とし、持続可能な社会づくりに貢献していく考えです。

多様な人材の活用を重視しており、性別や国籍に関係なく、実績と能力を重視した人材登用を行っています。また、人材育成方針及び社内環境の整備として、社員に対する適切な研修の実施や、性別・国籍・年齢に関係なく実績と能力を重視した人事評価を推進しています。働きやすい社内環境の整備(労働時間の管理、育休制度の周知、有給休暇取得の推進等)やDX化に伴う業務効率向上にも取り組んでいます。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、人的資本の充実を重要な課題としています。多様な人材の活用と人材育成方針及び社内環境の整備を推進することで、永続的に成長し企業価値の向上を図っていく方針です。

都心部における新規事業用地の取得が厳しさを増す中で、情報取得から計画立案、意思決定に至るまでの過程をより迅速に行うことが課題です。培ってきた高い専門性とネットワークを生かし、競争力の高い良質な賃貸事業用不動産の企画開発に注力していく方針です。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


アールエイジは、株主価値の最大化と意思決定の透明性・公平性確保を重視したコーポレート・ガバナンス体制を構築しています。監査等委員会設置会社として、社外取締役による経営監督機能の強化を図っています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


アールエイジの筆頭株主は株式会社BHAGコーポレーションであり、発行済株式の過半数を保有しています。代表取締役の向井山達也氏も上位株主の一人であり、同氏が代表を務める株式会社BHAGコーポレーションが筆頭株主であることから、特定の株主グループが経営に強い影響力を持つ資本構成となっています。

株主名 持株比率
BHAGコーポレーション 50.02%
向井山 達也 3.91%
大川 真美 3.77%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は7名(男性5名・女性2名)で構成され、女性役員比率は28.6%です。代表取締役は向井山達也氏が務めています。社外取締役比率は42.9%です。

氏名 役職 主な経歴
向井山 達也 代表取締役 1991年株式会社スリークォーター入社後、1994年アールエイジに入社。取締役本部長を経て、2000年10月同社代表取締役に就任。2003年BHAGコーポレーション取締役社長、2021年同社代表取締役就任より現職。
笠原 賢一 専務取締役 空間事業本部長 1993年株式会社スリークォーター入社後、同年アールエイジに入社。営業部長、取締役を経て、2019年4月同社専務取締役に就任。空間事業本部長を兼任し現職。
松原 愛 取締役 管理本部長 2002年アールエイジに入社。経営企画室ユニットリーダーを経て、2019年1月同社取締役管理本部長に就任より現職。
秋谷 嘉徳 取締役 空間事業本部 運営管理部長 2006年アールエイジに入社。空間事業本部仲介コンサル事業部ユニットリーダーを経て、2021年1月同社取締役空間事業本部運営管理部長に就任より現職。


社外取締役は、浅野彰博氏(元松屋フーズホールディングス常勤監査役・監査等委員)、岩﨑剛幸氏(ムガマエ代表取締役・監査等委員)、荒内智美氏(スプリング法律事務所パートナー弁護士・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、監査等委員である取締役3名全員が社外取締役として選任されています。これにより、外部からの客観的かつ中立的な視点による経営監督機能の強化を図っています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


アールエイジの役員報酬は、固定額の基本報酬と業績連動報酬(賞与)を組み合わせた体系です。基本報酬は役位や職責、在任年数などを考慮して決定され、業績連動報酬は連結経常利益を指標として、業績目標の達成度合いや個人の貢献度に応じて支給されます。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 4名 80百万円 19.9百万円
社外役員 3名 5百万円 1.6百万円


同社グループの役員報酬総額は84百万円であり、対象となる役員は7名です。報酬は主に固定報酬で構成されています。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

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