【平均年収671万円】ラサ工業 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収671万円】ラサ工業 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

ラサ工業は、化成品、機械、電子材料など多岐にわたる製品の製造・販売、精密機械加工などをグループ各社とともに手掛けています。連結従業員数は631名で、直近の業績は前期から大幅な増収増益となりました。


目次

※本記事は、ラサ工業株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月22日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


ラサ工業は、リン酸や水処理用凝集剤などの化成品、破砕機や掘進機などの機械、高純度無機素材などの電子材料、石油精製用触媒再生や不動産賃貸など多岐にわたる事業を展開しています。同社グループは、これら製品の製造・販売、精密機械加工、受託再生加工などを手掛けています。

単体従業員数は453名、連結従業員数は631名です。セグメントは化成品事業、機械事業、電子材料事業、その他の事業の4つです。

主な国内グループ会社は、ラサ晃栄(化成品)、ラサスティール(機械)などです。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


ラサ工業は、ものづくりを通じて新たな価値創造と豊かな社会の実現に貢献するという基本理念を掲げ、持続可能な社会の実現と企業価値向上を目指しています。創業から長い歴史を持つ同社グループは、人材を重要な経営資源と位置付け、従業員が安心して長く働ける環境づくりに注力しています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、従業員の長期的なキャリア形成を支援し、安定した環境で働くことを重視している傾向が見られます。平均勤続年数や平均年齢から、従業員が長く会社に在籍し、経験を積んでいることがうかがえます。

項目 数値
平均年間給与 6,708,649円
平均勤続年数 19.8年
平均年齢 44.8歳
単体従業員数 453人
連結従業員数 631人
単体のグループ内比率 71.8%


同社は従業員の退職給付に充てるため、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の制度を採用しています。これらの制度は、国内連結子会社および海外子会社を含む同社グループ全体に適用されています。

退職一時金制度もあります。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
なお、確定給付制度における退職給付債務は51.1億円、年金資産は31.7億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社は、長期ビジョン「Rasa Vision 2033」において、企業価値の向上と持続的成長の追求を基本方針とし、人材戦略に注力しています。中期経営計画2026を「種まき」期間と位置づけ、人材育成環境の整備、ナレッジマネジメントの推進、育成プログラムの見直しと強化を進めています。

従業員の給与は、長期ビジョンに基づき安心して働ける企業を目指し、月額給与と賞与で構成されています。月額給与は職能資格制度に基づく基本給と各種手当で支給され、年1回の定期昇給や物価動向・世間水準を考慮した労使交渉により決定されます。賞与は当社業績に基づき労使交渉で決定され、基本月数、個人評価、分社業績評価で構成されており、人材育成と動機付け、成果の公平な分配を目的としています。また、従業員持株会では奨励金を付与し、従業員の資産形成を支援しています。

人材育成においては、OJTを中心とした実務経験の蓄積に加え、外部研修の活用による知識・スキルの向上を図っています。自己啓発を促進し、社員が自律的にキャリアを形成できるよう支援体制を整備しており、階層別研修やコンプライアンス研修、役員向け研修など多様な教育プログラムを通じて能力向上に努めています。従業員の安全と健康確保にも努め、労働災害ゼロを目指した安全衛生委員会による活動推進と情報共有を行っています。組織の活性化につながる適切な人材配置の実施を目指し、事業特性を踏まえた効果的かつ計画的な人員配置に取り組んでいます。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、提出会社単体のデータを示します。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 1.6%
男性労働者の育児休業取得率 60.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 83.1%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 83.9%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 62.3%

グループ全体(連結)

指標 数値
女性採用比率実績 16%
有給休暇取得率 74%

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


ラサ工業は、化成品、機械、電子材料、その他の事業を展開する企業グループです。多岐にわたる製品とサービスを通じて、社会の様々な産業を支えています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、リン酸や燐系二次塩類、水処理用凝集剤、電子工業向け高機能高純度薬剤、消臭・抗菌剤などの化成品、掘進機や破砕関連機械、都市ごみ・産業廃棄物処理機械などの機械、高純度無機素材や放射性ヨウ素吸着剤などの電子材料、そして石油精製用触媒再生や不動産賃貸といった幅広い事業を手掛けています。これらの製品やサービスを通じて、製造業からインフラ、環境分野まで多様な顧客に価値を提供しています。

化成品事業

リン酸、無水リン酸、強リン酸、リン酸二次塩類、水処理用凝集剤、消臭剤、コンデンサー向け原料などの製造・販売を行っています。特に半導体向け高純度品は海外向けが堅調に推移し、前期から売上高が増加しました。
収益は、これらの製品の製造・販売から得ています。運営は、ラサ工業、ラサ晃栄、理盛精密科技股份有限公司が行っています。

機械事業

破砕機、選別機、都市ごみ・産業廃棄物処理機械、各種プラント、掘進機などの製造・販売、電子ビーム溶接加工、粉体機の販売、鋳鋼品の製造を手掛けています。建設機械の販売は低調でしたが、土木機械の海外向け販売が伸長しました。
収益は、各種機械の製造・販売、受託加工、レンタルから得ています。運営は、ラサ工業、ラサスティールが行っています。

電子材料事業

高純度無機素材、レジスト剥離剤、塗布剤、放射性ヨウ素吸着剤などの製造・販売を行っています。化合物半導体市況の堅調な推移により、赤燐、インジウム、ガリウムといった製品が増収となり、当セグメントの売上高は前期から大きく増加しました。
収益は、これらの高機能材料の製造・販売から得ています。運営は、ラサ工業、理盛精密科技股份有限公司が行っています。

その他の事業

石油精製用触媒の再生事業や不動産の賃貸を行っています。石油精製用触媒の再生事業は若干の減収でしたが、不動産賃貸はほぼ前期並みに推移しました。
収益は、受託再生加工サービスや不動産賃貸収入から得ています。運営は、ラサ工業が行っています。

同社グループの売上高は、日本、台湾、韓国、その他のアジア、その他の地域から構成されており、海外売上高が全体の約45.4%を占めています。主要な顧客としては、丸善薬品産業株式会社とTaiwan Semiconductor Manufacturing Co.,Ltd.があり、特にTaiwan Semiconductor Manufacturing Co.,Ltd.への売上高は前期から増加しています。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
化成品事業 382億円 400億円
機械事業 44.9億円 42.0億円
電子材料事業 15.7億円 23.9億円
その他の事業セグメント 11.9億円 11.8億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの過去5期間の業績は、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに変動しながらも、直近の当連結会計年度では大きく増加しています。特に当連結会計年度は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前期から大幅な増加となりました。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 354億円 496億円 428億円 454億円 477億円
経常利益 35.6億円 46.9億円 34.0億円 46.0億円 61.9億円
経常利益率 10.1% 9.5% 7.9% 10.1% 13.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 25.4億円 32.3億円 23.8億円 31.3億円 43.6億円
1株当たり当期純利益(円) 64.03 81.67 60.30 79.75 111.63

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたりの売上高は前期から増加しており、生産性が向上している傾向が見られます。また、従業員1人あたりの営業利益も前期から大きく増加しており、収益性の改善がうかがえます。これは、同社グループが事業活動を通じて効率的に収益を生み出す力を高めていることを示しています。

指標 2025年3月期 2026年3月期
従業員1人あたり売上高(連結) 72.3百万円 75.6百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 7.5百万円 9.5百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


ラサ工業グループは、堅実な財務基盤と安定したキャッシュフローを維持しています。本業で得た資金を成長投資に充てつつ、手元資金も確保している状況です。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループは、強固な財務基盤を築いていることがうかがえます。自己資本比率はプライム市場の製造業平均を大きく上回っており、財務の安定性を示しています。また、ROE(自己資本利益率)もプライム市場の製造業平均を上回る水準で推移しており、効率的な経営が行われていることが分かります。手元資金も一定規模を確保しており、不測の事態への耐性も備えている状況です。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 279億円 318億円
自己資本比率 60.8% 63.7%
ROE(自己資本利益率) 11.9% 14.6%
現金及び預金 50.5億円 48.2億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローは、本業で安定的に資金を生み出し、それを成長のための投資に充てている状況を示しています。営業活動によるキャッシュフローはプラスで推移しており、本業で着実に資金を稼ぎ出していることが分かります。投資活動によるキャッシュフローはマイナスとなっており、主に有形固定資産の取得に資金を投じている状況です。

この結果、フリーキャッシュフローはプラスを維持しており、本業で得た資金が投資を上回っているため、資金に余力がある状態です。財務活動によるキャッシュフローはマイナスとなっており、長期借入金の返済や配当金の支払いに資金を使用しています。このキャッシュフローの状況は、同社グループが安定した事業運営を継続し、将来に向けた投資も行っていることを示しており、雇用や給与の安定性にもつながる傾向が見られます。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 50.4億円 61.5億円
投資CF △18.3億円 △44.9億円
財務CF △16.4億円 △19.6億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 32.1億円 16.6億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、化成品事業、機械事業、電子材料事業など多岐にわたる事業を展開しており、各分野の需要変動や世界経済情勢の影響を受ける可能性があります。特に、化成品事業の半導体製造工程向け高純度リン酸や電子材料事業の化合物半導体向け高純度無機素材など、電子部品・デバイス市場向け製品は、需要の急激な増減が起こる場合があります。これらの市場変動は、同社グループの売上減少につながり、業績及び財政状況に影響を与える可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループの従業員退職給付費用及び債務は、数理計算上合理的と認められる前提に基づいて計算されています。しかし、この前提が経済的変動及びその他の要因によって変動した場合、退職給付費用の増加及び債務の増加などによって、業績及び財政状況に影響を与える可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


ラサ工業は、「信頼と誠実」を大切にし、ものづくりを通じて新たな価値創造と豊かな社会の実現に貢献するという企業理念を掲げています。産業の基盤を支え、未来を共に築くことをパーパスとして、持続的な成長を目指しています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか

同社グループは、「信頼と誠実を大切にし、ものづくりを通じて新たな価値の創造と豊かな社会の実現に貢献する」という企業理念を掲げています。また、同社グループのパーパスを『産業を「モト」から支え、共に未来を築く』と定めています。

創業以来の数多くの事業経験を財産としつつ、時代の流れとともに変化する事業環境へ、常に前向きでしなやかな対応を心掛け、先見性と進取の気質を持った活力ある企業体としての発展を目指しています。長期ビジョン「Rasa Vision 2033」では、「企業価値の向上と持続的成長の追求」と「サステナブルな未来の実現」を軸に成長戦略に取り組む方針です。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー

同社グループは、「信頼と誠実」を大切にする企業理念のもと、ものづくりを通じて社会に貢献することを重視しています。未来のために限りある資源を有効利用し、環境保全に取り組みながら、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指す「サステナビリティ基本方針」を策定しています。

「一人ひとりが自分らしく働く」企業の実現を目指し、人材育成方針を新たに策定し、多様な人材の育成と採用力強化、変革に対応した人材の再配置・再教育を進めています。従業員の安全と健康確保を重視し、安心して働ける職場環境の維持・向上に努め、労働災害ゼロを目指した安全活動を推進しています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ

同社グループは、中期経営計画2026において「経営資源の最適化と収益力強化を推進し、企業価値向上への基盤強化を図る」を基本方針としています。全社方針として、人材戦略への注力、気候変動への対応と循環型社会の構築、安全かつ安定操業の継続、経営管理の強化に取り組んでいます。

具体的には、人材育成体制の見直しやナレッジマネジメントを推進し、人材の底上げを図っています。また、温室効果ガスの排出削減や再生可能エネルギーへの移行、環境にやさしい製品の拡充を目指し、安全衛生管理の強化と事業継続計画の見直しにも取り組んでいます。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


ラサ工業は、監査等委員会設置会社として、取締役会の監督機能強化と迅速な意思決定を両立させる経営体制を構築しています。社内分社制度を導入し、各事業部門への権限委譲を進めることで、機動的な事業運営を目指しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


ラサ工業の株主構成を見ると、筆頭株主は信託銀行であり、複数の機関投資家が上位に名を連ねています。また、同社の取引先持株会も大株主として存在しており、幅広いステークホルダーに支えられている資本構成となっています。特定の個人株主や事業会社も上位に位置しています。

株主名 持株比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 9.14%
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL 6.05%
ラサ工業取引先持株会 5.65%
片山 晃 5.08%
RS Technologies 5.07%


なお、2025年8月6日付で公衆の縦覧に供されている変更報告書において、三井住友信託銀行及びその共同保有者が2025年7月31日現在で株式を所有している旨が記載されています。また、2025年9月19日付で公衆の縦覧に供されている変更報告書において、三井住友DSアセットマネジメントが2025年9月15日現在で株式を所有している旨が記載されています。

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は8名(男性7名・女性1名)で構成され、女性役員比率は12.5%です。代表取締役社長執行役員は坂尾耕作氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。

氏名 役職 主な経歴
坂尾 耕作 代表取締役社長執行役員 1983年同社入社後、化成品事業部大阪工場長、電子材料事業部長兼営業部長などを歴任。2019年6月同社代表取締役社長に就任し、2023年6月より代表取締役社長執行役員を務め、2024年6月より現職。
望月 哲夫 代表取締役常務執行役員経理部・IR担当、総務部管掌 1984年日本興業銀行入行後、みずほ銀行で副支店長などを務める。2011年6月同社経営企画室長として入社し、取締役経営企画室長、経理部長などを歴任。2023年6月より代表取締役常務執行役員を務め、2026年5月より現職。
上田 秀紀 取締役 常務執行役員研究開発担当、化成品事業部・機械事業部・電子材料事業部・NCRI営業部管掌 1984年同社入社後、化成品事業部営業部東京営業所長、理盛精密科技股份有限公司総経理などを経験。2020年6月同社取締役に就任し、2023年6月より取締役常務執行役員を務め、2024年6月より現職。
北田 勝誠 取締役 上席執行役員経営企画室長、DX推進担当 1995年同社入社後、化成品事業部大阪工場長、執行役員化成品事業部大阪工場長などを歴任。2024年6月より同社取締役上席執行役員経営企画室長、DX推進担当を務め、現職。


社外取締役は、齊藤隆氏(元農林中央金庫総務部主任考査役・常勤監査等委員)、山本卓司氏(エム・ユー・フロンティア債権回収常務執行役員・常勤監査等委員)、菊池達也氏(元朝日生命保険相互会社代表取締役専務執行役員・監査等委員)、藤田美穂氏(足立・ヘンダーソン・宮武・藤田法律事務所弁護士・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、取締役の職務執行の監査等を担う監査等委員を取締役会の構成員とすることで、監督機能の強化を図っています。社外取締役が取締役会の過半数を占めることで、経営の透明性と公正性を高める体制となっています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


ラサ工業の役員報酬は、持続的成長と中長期的な企業価値向上を目指し、株主利益と連動した報酬体系を採用しています。報酬は固定報酬と変動報酬で構成され、変動報酬には短期インセンティブとしての業績連動報酬と、中長期インセンティブとしての譲渡制限付株式報酬(RS)が導入されています。社外役員に対しては固定報酬のみが支給されています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 4名 1.0億円 25.0百万円
社外役員 4名 45百万円 11.2百万円


なお、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれていません。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

💬キャリコネで会社の実態を確認する

決算資料で業績や財務の状況を把握することは、転職の準備として非常に有効です。数字は会社の今の実力と方向性を正直に示しています。

ただ、数字だけでは見えてこないこともあります。職場の雰囲気、上司との関係、実際の残業の実態、昇給のリアル——こうした情報は、現役社員やOB・OGの声から得られます。

企業口コミサイト「キャリコネ」では、社員のリアルな口コミや給与明細、求人情報をまとめて確認できます。決算データと合わせてチェックすることで、応募判断の精度が上がります。


この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


関連記事

ラサ工業の転職研究 2026年3月期通期決算に見るキャリア機会

ラサ工業の2026年3月期通期決算は、過去最高益を更新し大幅な増益を達成。「なぜ今ラサ工業なのか?」「転職希望者がどの事業で、どんな役割を担えるのか」を整理します。


ラサ工業の転職研究 2026年3月期3Q決算に見るキャリア機会

ラサ工業の2026年3月期3Q決算は、経常利益56.8%増と大幅な増益。半導体向け高機能材料の海外展開が加速し、台湾での4割増産投資も進行中です。「なぜ今ラサ工業なのか?」「転職希望者がどの事業で、どんな役割を担えるのか」を整理します。