【平均年収908万円】三菱瓦斯化学 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収908万円】三菱瓦斯化学 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

三菱瓦斯化学は、化学品メーカーとして、グリーン・エネルギー&ケミカル事業部門と機能化学品事業部門を主軸に、グループ各社とともに幅広い事業を展開しています。連結従業員数は8,000名を超え、直近の業績は売上高と経常利益が減少し、純損失となりました。


目次

※本記事は、三菱瓦斯化学株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月22日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


三菱瓦斯化学は、化学品メーカーとして、幅広い事業を展開しています。同社グループは、グリーン・エネルギー&ケミカル事業部門と機能化学品事業部門を主軸に、多岐にわたる製品の製造・販売を手掛けています。

単体従業員数は2,562名、連結従業員数は8,319名です。セグメントはグリーン・エネルギー&ケミカル事業部門、機能化学品事業部門、その他の事業の3つです。

主な国内グループ会社は、三菱ガス化学ネクスト、MGCフィルシート(機能化学品事業部門)、三菱ガス化学トレーディングなどです。

同社グループは、オルソキシレンチェーンからの事業撤退を実施しました。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


三菱瓦斯化学は、化学品製造を基盤とする事業を展開しており、その規模と事業特性から、安定した環境で専門性を高めながら働くことができる会社であると見受けられます。従業員一人ひとりの成長を重視し、多様な働き方を支援する制度が整備されている傾向があります。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社では、従業員の平均勤続年数が長く、平均年齢も比較的高い水準にあります。これは、長期的なキャリア形成を支援し、従業員が安心して働き続けられる環境が整っていることを示唆しています。

項目 数値
平均年間給与 9,076,743円
平均勤続年数 17.5年
平均年齢 41.0歳
単体従業員数 2,562人
連結従業員数 8,319人
単体のグループ内比率 30.8%


同社グループは、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の退職給付制度を設けています。これらの制度は、同社および連結子会社に適用されています。

退職一時金制度も存在しますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

なお、確定給付型の退職給付債務は356.4億円、年金資産は666.1億円です。確定拠出制度への当連結会計年度の要拠出額は8.2億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、人材を価値創造の最も重要な資本と位置付け、「働きがいある場を作り、意欲と能力を重んじ、活力ある集団をめざす経営」を推進しています。経営戦略である「Uniqueness & Presence」事業の持続的な創出には、事業環境の変化に対応し得る人材の継続的な育成が不可欠であると認識しています。このため、変化に対応し長期的に成長できるマネジメント人材および高度専門人材を「KEY人材」と位置付け、その継続的な育成と活躍推進を人材戦略の中核としています。

給与や賞与を含む従業員への給付については、各連結会社が所在国・地域の法令、市場水準、事業特性および業績等を踏まえ、それぞれの経営判断に基づき決定されています。同社は、グループ全体として適切な人材の確保・維持および従業員の働きがい向上の観点から、各社における人事・処遇制度の状況把握に努めています。

人材育成においては、採用から育成、本格活躍に至る各段階を通じて体系的な育成を行っており、入社後一定期間はジョブローテーションを通じて多様な知見と視野の拡大を図っています。その後は、本人の適性や志向を踏まえ、専門性の深化やマネジメント能力の強化を図り、事業運営や研究開発、新規事業等において中核的な役割を担う人材の育成を進めています。社内環境整備としては、スーパーフレックスタイム制や在宅勤務制度等による柔軟な働き方を推進し、働きがい調査を通じて組織課題の把握と改善に取り組んでいます。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。男女の賃金の額の差異は、主に等級分布の男女差によるものです。同一労働の賃金に差はありません。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 4.6%
男性労働者の育児休業取得率 98.6%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 73.2%
労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規雇用労働者) 75.6%
労働者の男女の賃金の額の差異(うち非正規雇用労働者) 72.0%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。男女の賃金の額の差異は、主に等級分布の男女差によるものです。同一労働の賃金に差はありません。

▼ 三菱ガス化学トレーディング株式会社

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 3.2%
男性労働者の育児休業取得率 85.7%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 70.1%
労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規雇用労働者) 68.5%
労働者の男女の賃金の額の差異(うち非正規雇用労働者) 72.7%


▼ 三菱ガス化学ネクスト株式会社

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 4.2%
男性労働者の育児休業取得率 57.1%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 78.2%
労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規雇用労働者) 79.3%
労働者の男女の賃金の額の差異(うち非正規雇用労働者) 43.7%


▼ MGCアドバンス株式会社

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 0.0%
男性労働者の育児休業取得率 75.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 80.5%
労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規雇用労働者) 80.7%
労働者の男女の賃金の額の差異(うち非正規雇用労働者) 81.0%

人的資本への対応


連結会社毎で業態や取り巻く環境が異なるため、働きがいを感じる従業員割合の目標値および女性管理職者数の目標値は当社単体でのKPIとしています。

指標 2025年度実績 2026年度目標 2030年度目標
働きがいを感じる従業員割合 81% 70% 75%
女性管理職者数 43名 60名 90名

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


三菱瓦斯化学は、化学品を基盤とした幅広い事業を展開する企業です。グリーン・エネルギー&ケミカル事業部門と機能化学品事業部門の二つの主要な事業セグメントを通じて、多様な製品を社会に提供しています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、化学品製造・販売を主軸とし、製品の引渡時点で収益を認識するモデルを採用しています。値引きやリベートなどを控除した金額で収益を測定しており、顧客との契約には重要な金融要素は含まれていません。海外での売上高が全体に占める割合は高く、グローバルに事業を展開しています。

グリーン・エネルギー&ケミカル事業部門

この事業部門では、メタノール、メタノール・アンモニア系化学品、ライフサイエンス系製品、汎用芳香族化学品、特殊芳香族化学品、発泡プラスチック類、電力などの製造・販売を行っています。収益は、これらの製品の製造・販売から得ています。運営は、三菱ガス化学ネクスト、MGCターミナル、東邦アーステック、MGC Specialty Chemicals Netherlands B.V.、三菱ガス化学トレーディング、MITSUBISHI GAS CHEMICAL SINGAPORE PTE. LTD.、MITSUBISHI GAS CHEMICAL AMERICA, INC.、MGCエネルギー、MGCウッドケム、国華産業、日本・サウジアラビアメタノール、METANOL DE ORIENTE, METOR, S.A.、BRUNEI METHANOL COMPANY SDN. BHD.、日本トリニダードメタノール、湯沢地熱、JSP、安比地熱などが行っています。当連結会計年度においては、売上高は減少しました。

機能化学品事業部門

無機化学品、エンジニアリングプラスチックス、光学材料、電子材料、脱酸素剤などの製造・販売を担っています。収益は、これらの高機能化学品の提供から得ています。運営は、泰興菱蘇機能新材料有限公司、SAMYOUNG PURE CHEMICALS CO., LTD.、MGC PURE CHEMICALS AMERICA, INC.、MGC PURE CHEMICALS SINGAPORE PTE. LTD.、巨菱精密化学股份有限公司、MGCフィルシート、グローバルポリアセタール、THAI POLYACETAL CO., LTD.、KOREA POLYACETAL CO., LTD.、三菱瓦斯化学工程塑料(上海)有限公司、三菱ガス化学トレーディング、MITSUBISHI GAS CHEMICAL SINGAPORE PTE. LTD.、MITSUBISHI GAS CHEMICAL AMERICA, INC.、MGCエレクトロテクノ、MGC ELECTROTECHNO(THAILAND)CO., LTD.、永和化成工業、三菱エンジニアリングプラスチックス、THAI POLYCARBONATE CO., LTD.、AGELESS (THAILAND) CO., LTD.、KOREA ENGINEERING PLASTICS CO., LTD.、エムジーシー大塚ケミカル、菱電化成、台豊印刷電路工業股份有限公司、グラノプト、Samyang Kasei Co., Ltd.などが行っています。当連結会計年度においては、売上高は増加しました。

その他の事業

上記の主要事業に属さない仕入販売などが含まれています。当連結会計年度においては、売上高は減少しました。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
機能化学品事業部門 4,437億円 4,480億円
グリーン・エネルギー&ケミカル事業部門 3,134億円 2,779億円
その他の事業セグメント 165億円 123億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの売上高は、過去5年間で変動が見られ、当連結会計年度は減少となりました。経常利益も同様に変動があり、当連結会計年度は減少しています。親会社株主に帰属する当期純利益は、過去には利益を計上していましたが、当連結会計年度は大幅な純損失となりました。これは、固定資産に係る多額の減損損失の計上などが主な要因となっています。一方で、営業活動によるキャッシュ・フローは安定して収入を確保しています。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 7,057億円 7,812億円 8,134億円 7,736億円 7,382億円
経常利益 742億円 698億円 460億円 603億円 519億円
経常利益率 10.5% 8.9% 5.7% 7.8% 7.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 483億円 491億円 388億円 455億円 △403億円
1株当たり当期純利益(円) 232.15 239.08 190.97 228.93 △207.04

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は、前期と比較して減少しています。また、従業員1人あたり営業利益(連結)も前期から減少する結果となりました。当連結会計年度においては、親会社株主に帰属する当期純損失を計上したことによる影響が、これらの指標にも反映されていると考えられます。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
従業員1人あたり売上高(連結) 95.0百万円 88.7百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 6.2百万円 5.4百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループの財務状況は、本業で資金を生み出しているものの、当期は純損失を計上しています。今後の事業展開や投資活動が、財務基盤にどのような影響を与えるかを確認することが重要です。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤は、自己資本比率がプライム市場の製造業平均を上回る水準で推移しています。しかし、当期はROEがマイナスとなっており、収益性には課題が見られます。手元資金は増加傾向にあり、一定の流動性を確保している状況です。これらの財務状況は、今後の事業運営や雇用・給与の安定性に影響を与える可能性があります。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 6,974億円 6,796億円
自己資本比率 59.7% 58.1%
ROE(自己資本利益率) 6.9% △6.1%
現金及び預金 682億円 690億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは747億円の収入となり、前期から減少しています。これは主に仕入債務の増減額の減少によるものです。投資活動によるキャッシュフローは613億円の支出となり、前期に比べて支出が減少しています。これは固定資産の売却による収入の増加が要因となっています。

財務活動によるキャッシュフローは143億円の支出となり、前期から支出が増加しています。これは短期借入金の純増減額の減少によるものです。結果として、フリーキャッシュフローはプラスを維持しており、本業で得た資金で投資を賄い、なお余剰資金を生み出している状況です。この資金状況は、今後の事業展開や成長投資の余力、ひいては雇用や給与の安定性に関わる重要な要素となります。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 754億円 747億円
投資CF △910億円 △613億円
財務CF 47億円 △144億円
フリーCF(営業CF+投資CF) △156億円 134億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、製造業を事業の中心としており、製品販売先の経済状況や貿易政策、顧客の事業環境の影響を受けるリスクがあります。特に市況製品では景気後退局面での販売数量減少や価格下落が、特殊品・高付加価値製品では技術革新競争による既存製品の陳腐化や新規製品開発の遅延が業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、アジア、北米、南米、中東等での海外事業活動において、政情不安、自然災害、インフラ障害、感染症拡大などにより、事業活動や資金送金が困難となるリスクがあります。法制の違いや外国政府による投資制限、人事・労務問題なども業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループは、人材の流動化や国内外での少子高齢化、経済水準上昇の影響により、人材確保が困難になる、または労務費負担が過大になるリスクを認識しています。これは、同社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


三菱瓦斯化学は、持続的な成長と社会貢献を両立させることを目指し、独自の価値観と行動規範を大切にしています。ここでは、同社がどのようなビジョンを掲げ、どのような企業風土を育んでいるかを紹介します。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


三菱瓦斯化学は、中期経営計画「Grow UP 2026」において、「事業ポートフォリオの強靭化」と「サステナビリティ経営の推進」を目標に掲げています。同社グループは、社会的価値と経済的価値を両立し、持続的に成長できる事業を「Uniqueness & Presence (U&P)事業」と再定義しています。ミッションとして「社会と分かち合える価値の創造」を掲げ、この実現を目指しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


三菱瓦斯化学は、人材を価値創造の最も重要な資本と位置付け、「働きがいある場を作り、意欲と能力を重んじ、活力ある集団をめざす経営」を推進しています。同社は「風通しの良い企業風土」「起業家精神に基づいた進取の気性」「人材を大切にする文化」を基盤として、働きがいのある企業風土の醸成に取り組んでいます。

ダイバーシティ&インクルージョンを「全ての従業員が個性を活かして活躍し、互いに認め合うこと」と位置付け、多様な価値観を持つ人材の協働を重視しています。また、「MGC企業行動指針」「三菱ガス化学グループ人権指針」「MGCグループ行動規範」を定め、人権尊重やハラスメント禁止を明示しています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


三菱瓦斯化学は、中期経営計画「Grow UP 2026」において、「事業ポートフォリオの強靭化」と「サステナビリティ経営の推進」を重点目標としています。

「イノベーションによる新しい価値の創造」では、新研究棟「PR-SHIPS」の竣工や共同開発を進めています。「重点管理事業の再構築」では、「事業ポートフォリオ強靭化タスクチーム」を発足し、構造改革を実行しています。

「サステナビリティ経営の推進」では、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みを加速し、環境循環型メタノール構想やGHG排出量削減に取り組んでいます。さらに、環境貢献製品『Sharebeing』の拡充、人材の育成・活用を通じた人的資本経営の充実、マテリアリティマネジメントの推進も重点テーマです。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


三菱瓦斯化学は監査役制度を採用しており、執行役員制を導入することで経営の意思決定・監督機能と業務執行機能を明確に分離しています。これにより、経営の透明性と効率性の両立を図る体制となっています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


同社の株主構成を見ると、信託銀行や生命保険会社といった機関投資家が上位を占めています。安定的な資本基盤のもと、幅広い投資家層に支えられていることが特徴です。

株主名 持株比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 11.05%
日本カストディ銀行(信託口) 7.56%
明治安田生命保険相互会社 4.52%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は17名(男性13名・女性4名)で構成され、女性役員比率は23.5%です。代表取締役会長は藤井政志氏、代表取締役社長は伊佐早禎則氏が務めています。社外取締役比率は33.3%です。

氏名 役職 主な経歴
藤井 政志 代表取締役会長 1981年同社入社。天然ガス系化学品カンパニー有機化学品事業部長、執行役員、常務執行役員を経て、2019年代表取締役社長、2025年代表取締役会長より現職。
伊佐早 禎則 代表取締役社長 1991年同社入社。機能化学品カンパニー東京研究所長、執行役員、常務執行役員を経て、2025年代表取締役社長より現職。
北川 元康 取締役 専務執行役員 内部統制リスク管理担当、総務人事管掌、財務経理担当、CSR・IR担当 1986年同社入社。MITSUBISHI GAS CHEMICAL AMERICA,INC.社長、執行役員、常務執行役員を経て、2025年取締役専務執行役員より現職。
山口 良三 取締役 専務執行役員 機能化学品事業部門担当 1988年同社入社。三菱瓦斯化学商貿(上海)有限公司総経理、総務人事センター長、執行役員を経て、2025年取締役専務執行役員より現職。
毛戸 耕 取締役 常務執行役員 生産技術管掌、環境安全品質保証・原料物流担当 1988年同社入社。天然ガス系化学品カンパニー企画開発部長、執行役員、常務執行役員を経て、2024年取締役常務執行役員より現職。
赤瀨 英昭 取締役 常務執行役員 グリーン・エネルギー&ケミカル事業部門担当 1989年同社入社。芳香族化学品カンパニー管理部長、執行役員を経て、2024年取締役常務執行役員より現職。
東 友之 取締役 常務執行役員 研究統括・知的基盤担当 1989年同社入社。特殊機能材カンパニー電子材料事業部長、執行役員を経て、2026年取締役常務執行役員より現職。
小林 千果 取締役 常務執行役員 コンプライアンス担当、経営企画管掌、内部監査・情報システム担当 1990年同社入社。特殊機能材カンパニー管理部長、執行役員を経て、2025年取締役常務執行役員より現職。


社外取締役は、真鍋靖氏(元日立製作所執行役常務)、栗原和枝氏(東北大学名誉教授)、佐藤地氏(元ハンガリー国駐箚日本国特命全権大使)、真鍋美穂子氏(元ムーディーズ・ジャパン取締役)です。

同社は監査役会設置会社であり、経営の意思決定・監督機能と業務執行機能を明確に分離するため執行役員制を導入しています。報酬・指名委員会を設置し、その過半数を社外取締役で構成することで、役員報酬の決定や役員指名プロセスの透明性・客観性を確保しています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


同社の役員報酬は、社外取締役を除く取締役に対しては年額報酬と譲渡制限付株式報酬で構成されています。年額報酬は基礎報酬と業績報酬からなり、業績報酬は財務指標や非財務指標を複合的に用いて決定されます。譲渡制限付株式報酬は中長期的な企業価値向上へのインセンティブを目的としています。社外取締役には固定の基礎報酬のみが支給される仕組みです。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(社外除く) 10名 5.2億円 51.8百万円
監査役(社外除く) 3名 55百万円 18.3百万円
社外役員 9名 86百万円 9.6百万円


※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


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