※本記事は、株式会社ジェイエスピー(商号 株式会社JSP) の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月19日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
ジェイエスピーは、発泡技術を主体とした機能性・経済性の高いプラスチック製品の製造販売を主な事業内容としています。同社グループは、これらに付随する事業活動も展開しています。
単体従業員数は751名、連結従業員数は3,096名です。セグメントは押出事業、ビーズ事業の2つです。
主な国内グループ会社は、JSPパッケージング(押出事業)、JSPモールディング(ビーズ事業)などです。
同社グループは、欧州におけるグループ会社の完全子会社化を実施しました。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
株式会社JSPは、発泡樹脂製品の製造・販売をグローバルに展開する企業グループです。同社グループでは、社員一人ひとりの成長を重視し、多様な人材が活躍できる環境づくりに力を入れています。給与水準や働き方に関する具体的なデータから、同社グループの職場環境の傾向を把握することができます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、従業員の平均年齢が40代前半であり、平均勤続年数も比較的長く、人材の定着が進んでいる傾向が見られます。これは、長期的なキャリア形成を支援する環境が整っている可能性を示唆しています。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 7,692,000円 |
| 平均勤続年数 | 14.8年 |
| 平均年齢 | 41.2歳 |
| 単体従業員数 | 751人 |
| 連結従業員数 | 3,096人 |
| 単体のグループ内比率 | 24.3% |
同社および国内連結子会社は、確定給付企業年金制度や退職金規程に基づく退職一時金制度等を採用しています。一部の在外連結子会社では、退職一時金制度や確定拠出型の企業年金制度等を採用しています。
退職一時金制度はありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。なお、確定給付制度における退職給付債務は67.7億円、年金資産は76.1億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、人的資本を経済的価値と社会的価値の創出のための源泉と位置付けています。経営方針「Deliver with WOW!」のもと、社員一人ひとりがワクワク感を持って仕事をし、創造的な行動力で社会に貢献することを目指しています。中期経営計画では「経営基盤の強化」を基本コンセプトの一つに掲げ、人材育成の強化、働きがいのある企業風土の醸成、人材の多様性を人材戦略の3つの項目として設定しています。
人材育成においては、社員一人ひとりの成長が会社の発展に不可欠と考え、役割に応じた階層別研修を実施しています。特にマネジメント層を対象とした研修を強化し、事業戦略やビジョンの浸透を図ることで、会社全体の一体感を高め、エンゲージメント向上を目指しています。若年層には新入社員から3年目まで毎年研修を実施し、基礎スキルの強化やキャリア支援策として自己申告制度、資格取得費用の支援、資格報奨金制度を設けています。
報酬制度については、新人事制度の導入により職能資格制度から役割等級制度へ移行し、ポジションに期待する役割と報酬を連動させています。賞与は業績連動型を採用し、従業員が経営視点を意識することを促しています。また、中長期的な事業競争力や市場状況を考慮した上で、ベースアップを含む賃金改定を実施しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データを示します。男女賃金差異は、職能資格等級分布の男女差によるものであり、同一労働の賃金に差はありません。連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、記載を省略しています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 5.6% |
| 男性育児休業取得率 | 78.6% |
| 男女賃金差異(全労働者) | 72.8% |
| 男女賃金差異(正規雇用労働者) | 73.6% |
| 男女賃金差異(パート・有期労働者) | 48.8% |
人材育成の強化
当該指標及び目標は、各連結子会社の規模・制度が異なり、統一的な指標及び目標を設定することが困難であるため、JSP単体の記載としています。
| 指標 | 2025年度実績 | 2026年度目標 |
|---|---|---|
| 階層別研修費用増加率(2023年度実績比) | 6.0%増 | 15.0%増 |
働きがいのある企業風土の醸成
当該指標及び目標は、各連結子会社の規模・制度が異なり、統一的な指標及び目標を設定することが困難であるため、JSP単体の記載としています。
| 指標 | 2025年度実績 | 2026年度目標 |
|---|---|---|
| 男性育児休暇取得率 | 78.6% | 60.0%以上維持 |
| エンゲージメント指数 | 50.2 | 51.0 |
人材の多様性
当該指標及び目標は、各連結子会社の規模・制度が異なり、統一的な指標及び目標を設定することが困難であるため、JSP単体の記載としています。障がい者雇用率は、JSP単体及び特例子会社のJSPモールディング(株)を対象としています。
| 指標 | 2025年度実績 | 2026年度目標 |
|---|---|---|
| 女性管理職比率 | 5.6% | 10.0% |
| 中途採用者比率 | 52.0% | 維持推進 |
| 障がい者雇用率 | 4.5% | 5.0%以上維持 |
労働安全
| 指標 | 2025年度実績 | 2026年度目標 |
|---|---|---|
| 休業災害件数 | 34件 | 0件 |
| 重大災害件数 | 0件 | 0件 |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
ジェイエスピーは、発泡技術を核として機能性と経済性を高めたプラスチック製品の製造販売を手がける企業グループです。同社グループは、押出事業とビーズ事業の二つの主要セグメントを通じて、幅広い産業と生活に貢献しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
ジェイエスピーグループは、発泡技術を主体としたプラスチック製品の製造販売を主な事業内容としています。主に製品等を顧客に供給することで収益を認識しており、顧客への製品等の引渡時点に収益を認識しています。
押出事業
押出事業では、押出発泡技術をコアとして、ポリスチレン・ポリエチレン・ポリプロピレンのシート及びボード等を生産・販売しています。主に食品容器用の発泡ポリスチレンシート「スチレンペーパー」を中心とした生活資材製品、産業用包装材やフラットパネルディスプレイ向けの発泡ポリエチレンシート「ミラマット」を中心とした産業資材製品、発泡ポリスチレン押出ボード「ミラフォーム」を中心とした建築土木資材製品を展開しています。
収益は、これらのシートやボード製品の製造販売から得ています。運営は、JSPパッケージング、ケイピー、ミラックス、セイホクパッケージ、三昌フォームテック、JSP Seihoku Material Technology(Kunshan)Co.,LTD.などが行っています。
ビーズ事業
ビーズ事業では、ビーズ発泡技術をベースに、発泡ポリプロピレン・発泡ポリエチレン及び発泡性ポリスチレンの製品等を生産・販売しています。世界各国で製造販売している発泡ポリプロピレン「ARPRO」を中心とした高機能材製品や、発泡性ポリスチレン「スチロダイア」を中心とした発泡性ビーズ製品を提供しています。
収益は、高機能材製品や発泡性ビーズ製品の製造販売から得ています。運営は、JSPモールディング、北菱イーピーエス、本州油化、NK化成、JSP International Group LTD.、JSP Brasil Industria de Plasticos LTDA.、JSP International S.A.R.L.、JSP Foam Products PTE.LTD.、JSP Advanced Materials (Wuxi) Co.,LTD.、JSP Advanced Materials (Dongguan) Co.,LTD.、JSP Advanced Materials (Wuhan) Co.,LTD.、JSP Plastics (Shanghai) Co.,LTD.、KOSPA、Taiwan JSP Chemical Co.,LTD.、JSP Foam India Pvt.Ltd.などが行っています。
同社グループの売上高は、ビーズ事業が押出事業を上回る規模となっています。ビーズ事業は前期から売上高が増加し、高機能材製品の販売増加や固定費削減により増益となりました。押出事業も前期並みの売上高を維持し、一般包材や建築・住宅分野向けの付加価値の高い製品が好調に推移したことで増益となっています。
同社グループは日本だけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界各地で事業を展開しており、海外での売上高も大きな割合を占めています。特定の主要顧客への売上高集中は見られません。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| ビーズ事業 | 929億円 | 959億円 |
| 押出事業 | 494億円 | 496億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
ジェイエスピーグループの業績は、過去5年間で売上高が着実に増加傾向にあります。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は変動が見られるものの、直近の連結会計年度では前期から大きく増加しました。これは、付加価値の高い製品の販売が好調に推移したことや、退職金制度の一部移行による特別利益の計上が主な要因となっています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,141億円 | 1,317億円 | 1,351億円 | 1,422億円 | 1,455億円 |
| 経常利益 | 48.7億円 | 33.6億円 | 81.3億円 | 73.1億円 | 80.9億円 |
| 経常利益率 | 4.3% | 2.6% | 6.0% | 5.1% | 5.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 28.9億円 | 25.3億円 | 63.9億円 | 50.7億円 | 66.0億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 97.06 | 84.91 | 221.83 | 193.31 | 251.92 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
ジェイエスピーグループの従業員1人あたりの売上高は前期から増加しており、生産性の向上がうかがえます。また、従業員1人あたりの営業利益も前期から増加傾向にあり、組織全体の収益を創出する力が強化されていることを示しています。これらの指標の改善は、同社グループが効率的な事業運営と収益性の高い製品展開を進めていることを示唆しています。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 46.6百万円 | 47.0百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 2.3百万円 | 2.5百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループの財務状況は、事業活動で安定的に資金を生み出し、将来に向けた投資も行いつつ、手元に資金を残せる優良な状態を示しています。これにより、入社後の雇用や給与の安定性にも期待が持てると考えられます。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、高い自己資本比率と潤沢な手元資金によって強固な状態を維持しています。自己資本比率はプライム市場の製造業平均を大きく上回っており、不況時にも耐えうる安定性を示しています。ROEはプライム市場平均を下回るものの、前期から改善傾向にあり、収益性の向上が見られます。これらの財務状況は、長期的な雇用と給与の安定に寄与すると考えられます。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 1,059億円 | 1,135億円 |
| 自己資本比率 | 65.6% | 65.9% |
| ROE(自己資本利益率) | 5.2% | 6.3% |
| 現金及び預金 | 174億円 | 167億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは、税金等調整前当期純利益や減価償却費の増加、棚卸資産の減少などにより、前期から大きく増加し、潤沢な資金を生み出しています。投資活動によるキャッシュフローは、固定資産の取得による支出が主な要因でマイナスとなっていますが、これは将来の成長に向けた投資が継続していることを示しています。その結果、事業活動で得た資金が投資を上回るフリーキャッシュフローは、前期から大幅に増加し、安定した資金余力がある状態です。財務活動によるキャッシュフローは、長期借入金の返済や配当金の支払いによりマイナスとなっています。これらの状況から、同社グループは本業で安定的に資金を創出し、成長投資も行いつつ、財務的な健全性を維持していることがうかがえ、入社後の安定性や成長性への期待が高まります。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 89.0億円 | 163億円 |
| 投資CF | △86.1億円 | △85.7億円 |
| 財務CF | △38.3億円 | △37.5億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 285百万円 | 77.8億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、中期経営計画「Change for Growth 2026」を推進していますが、需要や経済情勢、技術動向、法規制の改定など市場環境の変化により、計画通りに進まない可能性があります。特に中東情勢の緊迫化により、需要の先行きに不透明感が増している状況です。
また、北米、南米、欧州、アジアの各地域で広く事業を展開しており、各地域の政治的または経済的要因、環境規制、社会情勢の変化、為替レートの変動などが事業活動に支障をきたし、経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
少子高齢化による労働人口の不足や、デジタル革命に伴う専門性の高い人材不足により、適時に人材を確保することが年々厳しくなっています。人手不足は生産・物流面でのコストアップ要因となり、同社グループの業績に影響を与える可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
株式会社ジェイエスピーは「創造的行動力による社会への貢献」を企業理念としています。同社グループは、発泡樹脂製品や新しい素材を通じて、社会生活の利便性向上に寄与する価値を提供することを使命としています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
ジェイエスピーグループは、「創造的行動力による社会への貢献」を企業理念として掲げています。コア事業である発泡樹脂製品と新しい素材を活用し、省資源・省エネルギーで社会生活の利便性向上に貢献することを使命としています。
長期ビジョン『VISION2027』では、「Deliver with WOW!」を経営方針に定め、「真のグローバルサプライヤーとして社会から必要とされる企業」を目指しています。既存事業の強化・拡大、事業領域の拡大、経営基盤の強化を基本方針としています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
ジェイエスピーグループは、企業理念である「創造的行動力による社会への貢献」を基盤としています。長期ビジョン『VISION2027』では、社員一人ひとりが「ワクワク感を持って仕事をする」ことを重視し、すべてのステークホルダーに感動と満足を届けることを目指しています。
中期経営計画では、「グループ全体の収益力強化」「発泡樹脂製品による社会への貢献」「経営基盤の強化」を基本コンセプトとしています。特に「働きがいのある企業風土の醸成」を掲げ、多様な人材が活躍できる職場環境づくりに取り組んでいます。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
ジェイエスピーグループは、中期経営計画において「発泡樹脂製品による社会への貢献」を基本コンセプトの一つとしています。リサイクル材の活用拡大や省エネルギー活動の推進を通じて、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
「経営基盤の強化」では、「働きがいのある企業風土の醸成」を重要課題と位置付けています。新人事制度の浸透と運用強化、多様なキャリアパスへの対応、公正な評価・処遇の実現、社員エンゲージメントの向上に取り組んでいます。
また、人的資本経営を意識した人材育成システムの充実化や、イノベーション創出のための研究開発部門と新事業開発部門の連携強化も重点テーマです。情報システム基盤の強化として、サイバーセキュリティ対策やDX推進も進めています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
同社は、持続的成長と企業価値向上を経営の最重要課題とし、コーポレート・ガバナンスの有効な機能を通じて経営の効率化、透明性、健全性を追求しています。監査役会設置会社として、独立社外役員を複数選任し、経営の監督機能を強化しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
同社の筆頭株主は三菱瓦斯化学であり、発行済株式の約半数を保有しています。その他、日本マスタートラスト信託銀行やJSP取引先持株会などが上位株主として名を連ねています。特定の事業会社が主要な株主として同社を支える資本構成となっています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 三菱瓦斯化学 | 47.39% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 5.63% |
| JSP取引先持株会 | 4.86% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は16名(男性14名・女性2名)で構成され、女性役員比率は12.5%です。代表取締役社長は大久保知彦氏が務めています。社外取締役比率は33.3%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 大久保 知彦 | 代表取締役 社長 | 1985年三菱瓦斯化学株式会社入社、同社執行役員、取締役常務執行役員等を経て、2021年6月より同社代表取締役社長に就任し現職。 |
| 小森 康 | 代表取締役 専務執行役員 経理財務本部長 | 2005年同社入社、経理財務本部長、取締役常務執行役員等を経て、2026年4月より同社代表取締役専務執行役員経理財務本部長に就任し現職。 |
| 竹村 洋介 | 取締役 専務執行役員 総務人事本部長 | 1990年同社入社、総務人事本部総務部長、執行役員等を経て、2026年4月より同社取締役専務執行役員総務人事本部長に就任し現職。 |
| 島 義和 | 取締役 常務執行役員 サプライチェーン統括本部長 | 1988年三菱瓦斯化学株式会社入社、同社研究推進部長、執行役員等を経て、2026年4月より同社取締役常務執行役員サプライチェーン統括本部長に就任し現職。 |
| 半根 隆巳 | 取締役 常務執行役員 押出事業本部長 | 1989年同社入社、建築土木資材事業部副事業部長、執行役員等を経て、2026年4月より同社取締役常務執行役員押出事業本部長に就任し現職。 |
| 矢挽 忠雄 | 取締役 | 1984年同社入社、物流資材本部長、研究開発本部長等を経て、2026年4月より同社取締役に就任し現職。 |
| 佐々木 一敏 | 取締役 | 1985年同社入社、高機能材事業部自動車資材部長、ビーズ事業本部長等を経て、2026年4月より同社取締役に就任し現職。 |
社外取締役は、池田隆之氏(元東芝テック代表取締役社長・指名諮問委員会委員長・報酬諮問委員会委員長)、伊藤潔氏(元栗田工業代表取締役専務)、杉山涼子氏(株式会社杉山・栗原環境事務所取締役)、倉島薫氏(元味の素専務執行役員)です。
同社は監査役会設置会社であり、独立社外取締役4名と独立社外監査役3名を選任しています。これにより、経営の透明性、健全性、効率性の維持向上を図る体制となっています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
同社の役員報酬は、基本報酬と積立型退任時報酬で構成されています。基本報酬には固定報酬、短期業績連動報酬、役員持株会拠出報酬が含まれ、役職ごとの職責に応じて定められています。積立型退任時報酬は中期業績連動報酬として、連結売上高や連結営業利益などの業績指標を算定基礎としています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 8名 | 2.6億円 | 32.9百万円 |
| 監査役(社外除く) | 1名 | 14百万円 | 14.0百万円 |
| 社外役員 | 7名 | 64百万円 | 9.1百万円 |
役員ごとの連結報酬等の総額が1億円以上となる役員はいないため、個人別の開示は省略されています。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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