※本記事は、ワイエイシイホールディングス株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月29日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
ワイエイシイホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は18名、グループ連結従業員数は868名です。
同社グループは、連結子会社22社を中心に、半導体・メカトロニクス関連製品、医療・ヘルスケア関連製品、環境・社会インフラ関連製品の開発・設計・製造・販売・保守サービスを主たる業務としています。
主な国内グループ会社は、主要な製品はハードディスク関連装置、クリーン搬送装置、半導体製造関連装置、LED製造関連装置、精密切断装置、レーザプロセス装置、イオンビームミリング装置、電子部品の搬送用キャリアテープ等であります。などです。
ワイエイシイホールディングスは当連結会計年度よりセグメント構成会社の見直しを行い、YAC Systems Singapore Pte Ltd.を医療・ヘルスケア関連事業へ、JEインターナショナルおよび株式会社GDテックを環境・社会インフラ関連事業へ変更しました。また、2026年3月31日付で三和電気計器および三和テスメックスを連結子会社化しています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
ワイエイシイホールディングスグループは、持続的な成長を牽引する人材の確保と育成を最優先事項と位置づけています。多様な人材が活躍できる環境整備や、働きがいのある職場づくりに積極的に取り組む方針です。事業活動を通じて社会課題解決に貢献し、持続可能な社会の実現を目指しています。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
ワイエイシイホールディングス単体の従業員は、平均年齢が47歳を超えており、比較的落ち着いた年齢構成となっています。平均勤続年数も8年を超えており、一定の定着傾向が見られます。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 7,077,482円 |
| 平均勤続年数 | 8.1年 |
| 平均年齢 | 47.2歳 |
| 単体従業員数 | 18人 |
| 連結従業員数 | 868人 |
| 単体のグループ内比率 | 2.1% |
なお、直近の主要子会社のデータは以下の通りです。
| 会社名 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与 |
|---|---|---|---|
| ワイエイシイガーター株式会社 | 25歳 | 44.9年 | 15,000円 |
同社グループは、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の退職給付制度を採用しています。これらの制度は国内グループ会社に適用されます。
退職一時金制度もあります。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
なお、確定給付制度における退職給付債務は15.1億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、2030年売上高1,000億円という目標達成に向け、人材の確保と育成を最優先事項としています。経営戦略に連動したスキル・役割・人材像を定義し、社員の自律的成長を支援する方針です。次世代の中核事業を創出するR&D能力やリーダーシップを備えた人材、M&A実務能力やPMIリーダーの育成にも注力しています。
給与決定においては、基本給は個人の成績評価に基づき昇給額が決定されます。賞与は個人の成績評価と会社の業績を基に決定される仕組みです。
人材戦略の重点課題として、人材ポートフォリオの議論活性化、教育リソースの戦略的拡大、透明性の高い登用プロセスの構築、組織知の共有と標準化、エンゲージメントの向上を掲げています。新卒採用者へのメンター制度、役員・経営リテラシー研修、新規事業/M&A基礎研修などを短期的なアクションプランとして実施しています。中期的には階層別研修の体系化や経営人材の社内公募制度、サクセッションプランの本格運用を進める計画です。
社内環境整備では、持続可能な新しい働き方の実践や、多様な人材が成長・活躍できる制度と環境の整備を強化しています。従業員満足度や自発的貢献意欲の向上を図り、性別や年齢に関わらず活躍できる活力ある組織の構築を目指しています。安全衛生を経営の最重要課題と位置付け、全員参加の安全衛生活動を通じて安全で快適な職場づくりを推進しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社は女性活躍推進法に基づく公表義務の対象ではないため、女性管理職比率および労働者の男女の賃金の額の差異に関する記載を省略しています。男性労働者の育児休業取得率は、育児介護休業法の規定に基づき算出されています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 男性労働者の育児休業取得率 | 25.0% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ 宝生産業株式会社
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 33.3% |
▼ 株式会社ワイエイシイダステック
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 9.1% |
▼ ワイエイシイマシナリー株式会社
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 9.1% |
グループ全体(連結)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 4.0% |
人材育成・エンゲージメント
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 従業員一人あたりの年間教育投資額 | 14,457.6円 |
| 研究開発部門におけるR&D研修実施率 | 0.0% |
| M&Aに携わる人材に対するPMI研修実施率 | 0.0% |
| 離職率(当社および当社から当社グループ会社へ出向している者) | 6.4% |
| 労働災害発生件数(当社および当社から当社グループ会社等へ出向している者、当社が当社グループ会社等から受け入れている者) | 8件 |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
ワイエイシイホールディングスは、持株会社として、半導体・メカトロニクス、医療・ヘルスケア、環境・社会インフラの3つの事業領域で製品開発から販売・保守までを手掛けています。多様な技術とサービスを通じて、幅広い産業と社会基盤を支えるビジネスを展開しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、半導体・メカトロニクス関連製品、医療・ヘルスケア関連製品、環境・社会インフラ関連製品の開発・設計・製造・販売・保守サービスを主たる業務としています。持株会社体制のもと、連結子会社22社が各事業を担っています。
同社グループの事業は、以下の3つの報告セグメントで構成されており、それぞれ異なる市場で収益を上げています。
半導体・メカトロニクス関連
この事業では、ハードディスク関連、半導体関連、太陽電池関連、レーザプロセス、精密切断、FPC・半導体関連検査装置などの製品の製造、販売及びサービスを提供しています。収益は、電子部品テーピング装置やキャリアテープ、半導体関連のクリーンコンベア、IPA乾燥機、純水加温装置などの販売から得ています。当連結会計年度は前期比で増収増益となりました。
医療・ヘルスケア関連
この事業では、医療機器等の製造、販売及びサービスを扱っています。収益は、人工透析装置の次世代機への生産移行を進め、毛髪を用いた診断補助サービスや高感度光デジタル免疫測定装置の販売を開始したことなどから得ています。当連結会計年度は前期比で増収減益となりました。
環境・社会インフラ関連
この事業では、クリーニング仕上げ装置や自動包装機、フラットパネル製造用ドライエッチング関連装置、精密熱処理関連、工業計器、制御通信などの製品の製造、販売及びサービスを提供しています。収益は、FPD関連事業、光計測装置関連事業、再生可能エネルギーおよび蓄電池関連分野における電力関連事業が好調に推移したことから得ています。当連結会計年度は前期比で増収増益となりました。
同社グループの売上高は、当連結会計年度においてニプロ株式会社への売上が全体の16.9%を占めています。また、地域別売上高では、当連結会計年度は日本が約76%を占めており、中国、アジアのその他地域がこれに続いています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 半導体・メカトロニクス関連 | 97.6億円 | 105億円 |
| 環境・社会インフラ関連 | 80.4億円 | 105億円 |
| 医療・ヘルスケア関連 | 52.4億円 | 55.1億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高は変動しながらも直近の当期は増加傾向にあります。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益も、変動はありますが、直近の当期は前期から大きく増加しました。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 228億円 | 241億円 | 268億円 | 230億円 | 265億円 |
| 経常利益 | 14.9億円 | 15.4億円 | 20.7億円 | 11.2億円 | 12.2億円 |
| 経常利益率 | 6.5% | 6.4% | 7.7% | 4.9% | 4.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 11.1億円 | 9.2億円 | 14.2億円 | 5.6億円 | 13.3億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 60.75 | 50.29 | 77.17 | 30.39 | 72.43 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高は、当期に前期から増加しました。これは、連結従業員数の増加を上回る売上高の伸びがあったことを示しています。
一方、従業員1人あたり営業利益は、当期に前期からわずかに減少しています。これは、売上高の増加に対して営業利益の伸びが追いつかなかったことを示しています。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 27.7百万円 | 30.5百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 1.6百万円 | 1.5百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループは、安定した財務基盤を構築し、事業活動を継続しています。資金の流れからも、本業で着実に利益を生み出し、将来への投資も行っている状況がうかがえます。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの自己資本比率は当期38.7%であり、前期の41.1%から減少しています。プライム市場の製造業平均46.8%と比較すると下回る水準です。
ROE(自己資本利益率)は当期7.8%で、前期の3.3%から改善しています。プライム市場平均9.4%を下回る水準となっています。
現金及び預金は当期87.5億円となり、前期の71.8億円から増加しました。これらの財務状況は、同社グループが安定した事業運営を維持し、事業継続のための資金を確保していることを示しています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 171億円 | 170億円 |
| 自己資本比率 | 41.1% | 38.7% |
| ROE(自己資本利益率) | 3.3% | 7.8% |
| 現金及び預金 | 71.8億円 | 87.5億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループの当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは29.9億円の増加となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の増加や棚卸資産、売上債権の減少によるものです。本業で着実に資金を生み出している状況を示しています。
投資活動によるキャッシュ・フローは△21.9億円の減少となりました。連結範囲変更に伴う子会社株式取得による支出や投資有価証券、有形固定資産の取得による支出が主な要因です。これは将来の成長に向けた積極的な投資が行われていることを示しています。
財務活動によるキャッシュ・フローは4.8億円の増加となりました。長期借入れによる収入が増加した一方で、長期借入金の返済や自己株式の取得、配当金の支払いが減少要因となっています。これらの結果、事業活動で得た資金を投資に充てつつも、フリーキャッシュ・フローはプラスを維持しており、同社グループが安定した事業運営と成長投資を両立している状況がうかがえます。これは、従業員の雇用や給与の安定性、そして将来的な成長への期待につながる要素であると言えます。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 26.7億円 | 29.9億円 |
| 投資CF | △10.8億円 | △21.9億円 |
| 財務CF | △20.7億円 | 4.8億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 15.9億円 | 8.0億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、技術の進歩が急速な環境にあり、開発の遅れやニーズの変化に対応できなかった場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、海外の顧客、特に中国およびアジア地域への売上高が全体の約22%を占めており、これらの地域における政治、経済、社会情勢の変化や為替レートの変動が業績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、継続的な事業運営において優秀な人材確保が必要不可欠であると認識しています。優秀な人材の確保が維持できない場合、中長期的に同社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
ワイエイシイホールディングスは、「より多く社会に貢献する」という経営理念のもと、社員の豊かさや持続可能な社会の実現を目指しています。グループ全体の連携と健全な競争を通じて、企業価値の向上と社会貢献を追求する企業風土が特徴です。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、「より多く社会に貢献する」という経営理念を掲げています。この理念を実現するため、2020年には「究極の理念」を新たに定めています。
具体的には、社員への経済的・精神的な豊かさの供与、納税額の拡大、全員経営・連携と競争、そしてSDGs経営の推進を拡大することに取り組んでいます。持続可能な社会の実現に貢献することを目指している会社です。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、経営理念に基づき、事業活動を通じて持続可能な社会の実現と働きがいのある職場環境づくりを推進しています。気候変動への対応、人的資本の高度化、多様性の尊重を経営上の重要な課題として認識しています。
また、人権問題や社会的責任に配慮した調達・購買活動も重視しており、「ワイエイシイグループ人権方針」や「ワイエイシイグループサステナブル購買基本方針」を制定しています。持続可能な新しい働き方の実践や、多様な人材が成長・活躍できる制度と環境の整備を強化・推進する方針です。従業員満足度や自発的貢献意欲の向上を図り、性別や年齢に関わらず多様な人材が活躍できる活力ある組織の構築を目指しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、企業価値の向上に向けて、同社と各連結子会社間の連携と健全な競争に努めています。また、持続的発展のため、顧客ニーズに応える新製品の開発と製品化を推進し、特にSDGsの実現に貢献する製品作りに取り組んでいます。
研究開発の拡充も重点テーマの一つであり、半導体関連技術、次世代パワー半導体、医療・検査分野、環境・社会インフラ関連事業を中心に進めています。2025年11月に発生した連結子会社のシステム障害を受け、サイバーセキュリティ対策の強化も重要な課題として、情報システムへの積極的投資や人的リソースの拡充を進めています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
ワイエイシイホールディングスは、取締役会、監査役会、任意の報酬委員会、経営戦略会議、グループ会社社長会などの会議体を通じて企業統治体制を構築しています。取締役会は社内取締役と社外取締役で構成され、代表取締役会長兼社長が議長を務めています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
ワイエイシイホールディングスの株主構成を見ると、筆頭株主はモモタケであり、同社の代表取締役会長兼社長である百瀬武文氏も上位株主として名を連ねています。これは、創業家またはその関連会社が同社の主要な株主として経営を支えている資本構成を示しています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| モモタケ | 13.74% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 7.90% |
| 百瀬 武文 | 3.76% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は11名(男性10名・女性1名)で構成され、女性役員比率は9.0%です。代表取締役会長兼社長は百瀬武文氏が務めています。社外取締役比率は37.5%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 百瀬 武文 | 代表取締役会長 兼 社長 経営戦略本部長 事業統括本部長 | 1973年5月、同社設立と同時に代表取締役社長に就任。大倉電気やワイエイシイエレックスの代表取締役会長を歴任し、2019年6月より同社経営戦略本部長、2020年10月より事業統括本部長を兼任。2023年4月より代表取締役会長兼社長として現職。 |
| 大倉 章裕 | 取締役 専務執行役員 事業統括副本部長 | 1995年12月大倉電気入社。2011年5月同社取締役。2015年6月同社代表取締役社長。2021年6月同社取締役。2023年5月取締役専務執行役員より現職。 |
| 畠山 督 | 取締役 常務執行役員 管理統括本部長 | 1977年4月、株式会社日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。興銀リース(現みずほリース)取締役兼執行役員を経て、2017年7月同社入社。2022年6月より取締役常務執行役員管理統括本部長として現職。 |
| 西坂 昌伯 | 取締役 執行役員 管理統括副本部長 | 1986年4月、株式会社協和銀行(現りそな銀行)入社。2016年11月同社へ出向後、2017年11月転籍し人事総務部長。2021年6月より取締役執行役員管理統括本部副本部長。2024年10月よりリスク統括室長を兼任し現職。 |
| 小林 英明 | 取締役 執行役員 | 1995年11月同社入社。ワイエイシイメカトロニクスMD事業部長、代表取締役社長を経て、2026年6月より同社取締役執行役員として現職。 |
社外取締役は、木船常康氏(元ジャパンプリント代表取締役社長)、森林育代氏(NPO法人ダイバーシティコミュ理事長)、奥村和仁氏(奥村和仁中小企業診断士事務所代表)です。
同社は監査役会設置会社であり、取締役会と監査役会を通じて企業統治を行っています。社外取締役は、専門的な知見に基づき客観的かつ適切な監督機能を果たす役割を担っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
ワイエイシイホールディングスの役員報酬は、取締役の役割と責任、および業績に報いることを基本方針としています。報酬は固定報酬と譲渡制限付株式報酬で構成されており、社外取締役および監査役には固定報酬のみが支給されます。業績連動報酬は連結売上高および連結営業利益の達成率に応じて支給されますが、当事業年度は実施されていません。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 5名 | 2.0億円 | 39.6百万円 |
| 社外取締役 | 3名 | 11百万円 | 3.7百万円 |
| 監査役(社外除く) | 1名 | 12百万円 | 12.0百万円 |
| 社外監査役 | 2名 | 7百万円 | 3.5百万円 |
個人別報酬が開示されている役員は、百瀬武文氏(1.41億円)です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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