【平均年収561万円】サン電子 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収561万円】サン電子 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

サン電子は、グローバルデータインテリジェンス、エンターテインメント、IT、ウェルネスといった多岐にわたる事業をグループ各社とともに展開しています。連結従業員数は三百名を超え、直近期は売上高が減少したものの、経常利益は大幅な増益、親会社株主に帰属する当期純利益は減益となりました。


目次

※本記事は、サン電子株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月25日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


サン電子グループは、グローバルデータインテリジェンス事業、エンターテインメント関連事業、IT関連事業、ウェルネス事業の開発・製造・販売を主たる業務内容としています。同社グループは、これら多岐にわたる事業を通じて活動を展開しています。

単体従業員数は215名、連結従業員数は307名です。同社グループの事業セグメントは、グローバルデータインテリジェンス事業、エンターテインメント関連事業、IT関連事業、ウェルネス事業の4つです。

主な国内グループ会社は、当社、イードリーム、サンデジタルヘルスなどです。

同社グループの主な国内関係会社は、イードリーム、サンデジタルヘルスなどです。

第52期において、連結子会社であったCellebrite DI Ltd.とその子会社13社を連結の範囲から除外し、持分法適用関連会社へ移行しました。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


サン電子は情報通信とエンターテインメントを軸に事業を展開しており、従業員の挑戦と成長を重視する企業文化が特徴です。多様な人材の活躍を支援し、働きやすい環境づくりにも力を入れています。給与制度は成果主義を基本とし、個々の貢献を評価する方針です。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、平均勤続年数が比較的長く、従業員が安定してキャリアを築いている傾向が見られます。平均年齢も日本の企業全体と比較して標準的であり、幅広い年代の従業員が活躍していることがうかがえます。

項目 数値
平均年間給与 5,605,362円
平均勤続年数 14.3年
平均年齢 44.3歳
単体従業員数 215人
連結従業員数 307人
単体のグループ内比率 70.0%


同社グループは、退職給付制度として確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の確定拠出年金制度を採用しています。また、一部の連結子会社では確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)の退職一時金制度を設けています。

この制度は、同社および連結子会社に適用されます。

退職一時金制度は存在しますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


サン電子グループは、「未来を見据えた人創り」を人材戦略の最優先課題とし、従業員の挑戦と成長を会社の発展に直結させることを目指しています。社員に大きな夢と挑戦の機会を与え、失敗を通してプロフェッショナルへと成長していくことを重視しています。具体的には、思い切った権限委譲と挑戦の奨励、ビジネスの基本に対する厳しさの徹底、そして次代を担う人材の育成と物心両面での豊かさの追求を三つの柱としています。

給与の決定方針は「成果を出した人が報われる」制度を基本としており、グローバル競争に勝ち抜くため、一人ひとりの人材力強化とそれに見合う報酬水準が必要であると認識しています。実力主義をベースとした評価制度を運用し、その結果を給与改定に繋げる方針です。

また、同社グループは「人」を最大の財産と捉え、多様な人材を擁し、積極的な人材・組織開発を行っています。働きやすい職場環境と制度を整え、従業員一人ひとりの能力を引き出し、自律的なキャリア形成を支援しています。外国籍人材や障がい者雇用、ジェンダーを始めとした実力主義の公平公正な人材採用を推進し、仕事と育児・介護等の両立支援として休暇・休業・時短勤務制度なども整備しています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、提出会社単体のデータを示します。男性育児休業取得率は、毎年4月1日から3月31日の期間における取得割合で算出されています。男女賃金差異は、基本給、超過労働に対する報酬、賞与等を含み、正規雇用では産前産後・育児等で休業中の者や休職者は除外されています。

指標 数値
女性管理職比率 9.1%
男性育児休業取得率 0.0%
全労働者の男女の賃金の差異 74.6%
正規雇用の男女の賃金の差異 78.9%
非正規雇用の男女の賃金の差異 24.2%

人財の育成及び社内環境整備に関する方針・戦略

指標 数値
年間平均残業時間 10.34時間
特定保健指導対象者率 28.7%
育児休業後の復職率 100%
1人当たり人財開発投資額 63,694円
研修受講者数 216人

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


サン電子は、グローバルデータインテリジェンス、エンターテインメント、IT、ウェルネスの4つの事業を展開しており、多角的なビジネスモデルで収益を上げています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、デジタルインテリジェンス、遊技機部品、ゲームコンテンツ、M2M通信機器、IoTソリューション、そして睡眠改善機器といった幅広い製品とサービスを提供しています。収益は、物品販売、ライセンス販売、開発業務、保守サービスなど、事業の性質に応じた多様な形態で得られています。

グローバルデータインテリジェンス事業

この事業では、犯罪捜査機関などを主な顧客とし、デジタルフォレンジック機器や関連サービスを提供しています。具体的には、Cellebrite社製品のデジタルインテリジェンス、TRM Labsの暗号資産追跡調査ツール、ShadowDragon社のOSINT製品、BitsightやBitsight CTIといったサイバーセキュリティ製品の拡販に注力しています。収益は、物品販売、ライセンス販売、保守サービスおよびソフトウェアアップデートから得ています。前期に比べて増収となりましたが、一部の受注条件の悪化により減益となりました。

エンターテインメント関連事業

遊技機メーカー向けに制御基板などの遊技機部品の開発・製造・販売を行うほか、ゲームコンテンツの開発・運営も手掛けています。ゲームコンテンツでは、「上海」ブランドのコンシューマー機向けゲームやモバイルゲーム、レトロゲームのリメイク、アニメIPを活用したゲームなどを展開しています。収益は、物品販売と開発業務から得ています。遊技機部品の出荷数量減少や新作ゲームの発売本数減少により減収となりましたが、販売費及び一般管理費の減少により増益となりました。

IT関連事業

M2M通信機器やIoTソリューションの開発・製造・販売、およびB2B向けの業務支援システムを提供しています。産業用ネットワーク機器「Rooster」や、IoTデバイスの運用管理を支援する「SunDMS」などの製品・サービスを展開しています。収益は、物品販売、開発業務、保守サービスから得ています。連結子会社であるEK Techグループがマレーシア国内で堅調に売上を伸ばしましたが、国内では3GからLTE(4G)への移行需要の一巡や新商品開発の遅れなどにより減収となりました。販売費及び一般管理費の減少により増益となりました。

ウェルネス事業

スリープテックを活用した睡眠の質改善分野において、製品・サービスの開発・販売を進めています。現在は、MyWaves Technologies Limitedの製品の国内発売に向けた準備段階にあります。

同社グループは、日本を主要な市場としていますが、東南アジア、米国、欧州など海外での売上も計上しており、グローバルな事業展開を進めています。また、エンターテインメント関連事業において、株式会社藤商事が主要な顧客の一つとなっています。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
エンターテインメント関連事業 58.4億円 54.6億円
IT関連事業 38.0億円 31.5億円
グローバルデータインテリジェンス事業 12.0億円 12.9億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの過去5期間の業績は、売上高と利益において大きな変動が見られます。特に、前々期には売上高が大きく減少した後、直近では再び減少傾向にあります。利益面では、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益ともに変動が大きく、前々期には損失を計上しました。

前々期における売上高と総資産の大幅な減少は、連結子会社であったCellebrite DI Ltd.を連結の範囲から除外し、持分法適用関連会社へ移行したことに伴うものです。当期は、売上高が減少したものの、持分法適用関連会社からの投資利益を計上したことにより、経常利益は大幅に増加しました。一方で、持分変動利益の減少により、親会社株主に帰属する当期純利益は減益となりました。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 372億円 374億円 100億円 108億円 99.1億円
経常利益 96.7億円 142億円 △41.1億円 7.1億円 51.3億円
経常利益率 26.0% 37.9% △41.0% 6.6% 51.8%
親会社株主に帰属する当期純利益 28.2億円 68.8億円 △37.8億円 172億円 96.6億円
1株当たり当期純利益(円) 117.77 292.82 △169.82 774.02 441.53

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は、前期に比べて減少しました。これは、売上高の減少と従業員数の増加が影響していると考えられます。一方、従業員1人あたり営業利益(連結)は、前期はわずかながら利益を計上していましたが、当期はわずかながら損失となりました。これは、売上総利益の減少に伴う営業損失の発生が影響しています。これらの指標は、同社グループの収益構造と組織効率の現状を示しています。

指標 2025年3月期 2026年3月期
従業員1人あたり売上高(連結) 35.6百万円 32.3百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 0.0百万円 △0.0百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループは、本業で資金を生み出し、投資活動でも資金を確保している状況です。これにより、財務基盤の安定性を維持しながら事業活動を行っています。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤は、高い自己資本比率と潤沢な手元資金によって特徴づけられています。当期の自己資本比率は89.7%となっており、プライム市場の製造業平均である46.8%と比較して高い水準を示しています。この高い自己資本比率は、外部からの借入に依存しない安定した経営基盤を構築していることを示しています。

ROE(自己資本利益率)は当期で20.2%となっており、プライム市場平均の9.4%を上回る水準です。これは、効率的に利益を生み出していることを示しています。手元資金である現金及び預金は当期で22.4億円となっており、事業運営に必要な流動性を確保している状況です。これらの財務指標は、同社グループが安定した経営を維持していることを示しており、入社後の雇用や給与の安定性にもつながる要素と言えます。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 476億円 482億円
自己資本比率 89.5% 89.7%
ROE(自己資本利益率) 40.7% 20.2%
現金及び預金 21.5億円 22.4億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローを見ると、当期は営業活動によるキャッシュフローが15.2億円の収入となりました。これは、税金等調整前当期純利益の計上や棚卸資産の減少が主な増加要因となっています。前期は支出超過でしたが、当期は本業で資金を生み出す状況に転換しています。

投資活動によるキャッシュフローは66.8億円の収入となりました。これは主に金銭の信託の解約による収入が大きく影響しています。財務活動によるキャッシュフローは△80.9億円の支出となっており、自己株式の取得や配当金の支払いが主な減少要因です。

これらの結果、フリーキャッシュフローは81.9億円の収入となり、前期から大きく増加しています。本業で資金を生み出し、投資活動でも資金を確保している状況は、同社グループが安定した資金繰りを維持していることを示しています。これは、事業の持続的な成長と、それに伴う雇用や給与の安定性につながる要素と言えます。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF △16.7億円 15.2億円
投資CF 29.5億円 66.8億円
財務CF △8.3億円 △80.9億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 12.8億円 81.9億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、エンターテインメント関連事業において、遊技人口の減少やパチンコホールの減少による市場縮小の傾向があります。また、特定の遊技機メーカーへの販売実績比率が高いことから、取引先の状況によって経営成績が影響を受ける可能性があります。IT関連事業では、IoT通信機器市場の競争激化や新技術の普及への対応の遅れが、経営成績に影響を与えるリスクとして挙げられています。

③ 人材・組織に関するリスク

人材・組織に関するリスクの記載はありません。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


サン電子は、「情報通信&エンターテインメントで人々を幸せにする」という基本理念を掲げ、挑戦する精神とベンチャー精神を大切にする企業です。ハードウェアとソフトウェアの技術を融合させ、グローバル市場での新たな価値創造を目指しています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、「情報通信&エンターテインメントで人々を幸せにする」を基本理念としています。スローガンには「具現化(マテリアライズ)」「挑戦(チャレンジ)」「完遂(アコンプリッシュ)」を掲げています。

経営方針としては「挑戦する精神」を重視し、情報通信とエンターテインメントへの集中、企業価値の向上、ベンチャー精神で自ら行動することを推進しています。中長期的な経営戦略として、情報通信関連分野での新たな顧客価値創造、エンターテインメント関連分野での新たなIP創造、グローバル市場におけるビジネス構築及び拡大を目指しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは「挑戦する精神」と「ベンチャー精神で自ら行動する」ことを企業風土の根幹に置いています。ハードウェアとソフトウェアの両方の技術を持つエンジニア集団として、お客様から信頼される商品・サービスに徹底的にこだわり、新たな価値を提供し、収益に貢献するビジネス展開を図っています。

また、外部からの視点やノウハウを積極的に活用し、変化をチャンスと捉え、失敗を恐れずに更なる成長を目指してワールドワイドで取り組む姿勢を大切にしています。同社グループは「人」を会社にとって最大の財産と捉え、多様な人財を擁し、積極的な人財・組織開発を行うことで、従業員一人ひとりの能力を引き出し、自律的に自身のキャリアオーナーとしての主体性を持つことを重視しています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、今後の経済情勢の不透明さの中で、競争優位性を確保できる複数の事業領域を持つことで事業の継続性を高める活動を進めています。グローバルデータインテリジェンス事業、エンターテインメント関連事業に加え、IT関連事業としてIoT・AI等の最新技術を活用し、新たな主力製品・サービスの構築とマーケティング強化、販売パートナーとの連携強化を行っています。

人財の育成と採用を強化するため、人的資源の育成、イノベーションを創出する組織づくり、働きやすい職場環境の構築、人財の獲得に取り組んでいます。テクノロジーの進化に対応できる優秀な人財を育成・獲得するため、継続的な募集、教育・研修制度、人事・処遇制度の拡充による定着化に加え、ノウハウ共有による「人財資本化」を推進しています。

また、資本・業務提携等による事業領域の拡大も重点テーマであり、自社技術を応用し、シナジー効果が見込まれるビジネスに対してパートナーとの提携を積極的に行っています。IT関連事業の次なる主力事業の確立にも取り組んでおり、多様な事業分野のノウハウや営業網を活用し、パートナー企業との協業や開発期間短縮、マーケティング強化を進めています。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


サン電子は監査等委員会設置会社であり、取締役会による迅速な意思決定と業務執行者への監督を強化する体制を採用しています。また、指名報酬委員会を設置し、経営の透明性と公正性の確保に努めています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


サン電子の筆頭株主は東海エンジニアリングであり、同社グループの事業を支える主要な株主の一つです。上位株主には海外の機関投資家も複数名を連ねており、多様な資本構成となっています。

株主名 持株比率
東海エンジニアリング 19.80%
Hebara Holdco II, L.P. 19.70%
OASIS INVESTMENTS II MASTER FUND LTD. 9.40%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505010 7.90%
OASIS JAPAN STRATEGIC FUND LTD. 5.40%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は9名(男性8名・女性1名)で構成され、女性役員比率は11.1%です。代表取締役社長は内海龍輔氏が務めています。社外取締役比率は55.6%です。

氏名 役職 主な経歴
内海 龍輔 代表取締役社長 2008年3月社団法人中部経営情報化協会あいちベンチャーハウスインキュベーションマネージャー。2012年6月同社入社。2021年6月同社代表取締役社長より現職。
木村 好己 取締役 1972年10月ピート・マウイック・ミッチェル会計事務所(現KPMG)。2019年6月同社代表取締役社長。2026年6月同社取締役より現職。
ヤコブ・ズリッカ 取締役 1994年9月Hamburger, Evron法律事務所(イスラエル)クラークシップ。2020年7月同社取締役より現職。


社外取締役は、リサ・ハミット氏(IBMワトソンクラウドサービス担当バイスプレジデント)、真鍋 理人氏(Oasis Management Company Ltd.投資アナリスト)、トーマス・ヘッゲ氏(トゥルー・ウィンド・キャピタル・マネジメントマネージング・ディレクター)、新開 智之氏(監査法人コスモス統括代表社員・監査等委員)、松井 隆氏(弁護士法人御園総合法律事務所代表社員・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、社外取締役が取締役会の意思決定と業務執行の妥当性・適正性を監督・監査する役割を担っています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


サン電子の役員報酬は、企業価値の持続的成長と株主との価値共有を目的として設計されています。報酬は月例の固定報酬である基本報酬と、株式給付信託(BBT)による株式報酬で構成されています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 4名 1.5億円 37.7百万円
監査等委員(社外除く) 1名 17百万円 16.8百万円
社外役員 4名 37百万円 9.2百万円


※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。