※本記事は、フォスター電機株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月24日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
同社グループは、スピーカ製品やモバイルオーディオ製品の製造・販売を主軸とする企業です。車載用スピーカからヘッドホン、イヤホンまで幅広い音響機器を手掛けています。
単体従業員数は454名、連結従業員数は16,260名です。セグメントはスピーカ事業、モバイルオーディオ事業、その他事業の3つです。
主な国内グループ会社は、フォスタービジネスサービス(物流事業及び派遣事業)、フォスター電子、ESTec ジャパン(スピーカ製品の輸入販売)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
フォスター電機は、音響技術を核に未来社会に貢献する製品やソリューションを提供する企業です。ESG経営を推進し、サステナビリティを重視した事業活動を展開しており、社員のウェルビーイング向上や多様な働き方を支援する環境づくりにも力を入れています。グローバルな事業展開を支える人材育成にも注力し、社員一人ひとりの成長と活躍を後押しする企業文化が特徴です。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、社員が長く働き、キャリアを形成しやすい環境を整えていることがうかがえます。平均勤続年数や平均年齢から、安定した人材構成の傾向が見られます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 7,438,263円 |
| 平均勤続年数 | 14.2年 |
| 平均年齢 | 43.3歳 |
| 単体従業員数 | 454人 |
| 連結従業員数 | 16,260人 |
| 単体のグループ内比率 | 2.8% |
同社および連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、給付額が給与や勤続年数に応じて決まる確定給付型制度と、会社が拠出した資金を従業員が運用する確定拠出型制度を採用しています。退職一時金制度があり、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金が支給されます。
なお、確定給付制度における退職給付債務は33.1億円、年金資産は44.7億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
フォスター電機グループの人材戦略は、「未来社会に音で貢献する」というミッションと「音に関わる製品やソリューションを通して、世界中に豊かで快適な空間・楽しさ・喜び・安心安全を提供する」というビジョンの実現を根幹に据えています。社員一人ひとりのウェルビーイング向上をすべての企業活動の基点とし、心身ともに健康で自律的に成長し、能力を最大限に発揮できる環境を整えることが、持続的な価値創造と競争優位の源泉であると認識しています。中期事業計画におけるモビリティ関連ビジネスおよびコンシューマ関連ビジネスの成長を支えるため、技術革新とグローバル展開を牽引できる人材基盤の強化が不可欠であると考えています。
同社グループは、長期的な視座から「人事グランドデザイン」を策定し、次代を担う強固な人材基盤の構築に計画的かつ継続的に取り組んでいます。報酬・処遇については、社員の自律的なキャリア開発を支える「キャリアコース制度」を軸に、「資格等級制度」「目標管理制度」「人事評価制度」を有機的に連携させることで、期待役割・貢献度・成果に応じた公正かつ透明性の高い報酬制度を運用しています。また、DE&I(多様性・公平性・包摂性)の推進の観点から、性別・国籍・年齢・雇用形態等にかかわらず、すべての社員が等しく能力を発揮し、貢献に見合った処遇を受けられる公平な評価・報酬体系の確立に取り組んでいます。個人のライフプランやキャリアニーズの多様化に対応するため、勤務形態・キャリアパス・福利厚生等においても多様な選択肢を整備し、社員一人ひとりが自らの価値観やライフステージに応じた働き方を選択できる環境の実現を推進しています。
具体的な施策としては、新入社員向けの「海外工場実習プログラム」や若手社員向けの「Global-eye Program」、中堅社員向けの海外トレーニー研修制度など、段階的・多層的なグローバル人材育成プログラムを展開しています。次代の経営を担う人材育成のため、選抜型育成プログラム「Global Leadership Development Program(GLDP)」や若手社員層に対する公募型の「Start Up Program」も実施しています。若手社員の定着と早期戦力化に向けては、「メンター制度」「役員メンター制度」「エスコートランナー制度」といった包括的なフォローアップ体制を整え、「役員と若手社員との車座ミーティング」を通じて経営層との直接対話の機会も提供しています。技術承継と技術者育成のためには、社内講師による「アラカルト研修」を導入し、実務に最適化された内容で技術力の底上げを図っています。組織風土改革として「ストレスチェックおよび社員満足度・エンゲージメント調査」や「360度フィードバック制度」を活用し、より良い職場環境づくりを強化しています。企業理念の浸透とエンゲージメント向上には、「Foster Rhythm Project」をグローバル規模で展開し、社員のチャレンジ支援プログラム「Foster Incubation Program」も実施しています。
社内環境整備では、多様な人材が活躍できる組織風土づくりを目指し、人事部門内に「ダイバーシティ推進課」を設置しています。ダイバーシティ教育やLGBTQ+への理解促進、DE&Iサーベイの実施を通じて、多様性を尊重する職場づくりを推進しています。子育て&介護支援では、育児休業の最長3年延長や介護休業の最長183日延長、子の看護休暇の取得要件拡大など、両立支援制度の拡充を図っています。シニア人材活用では、定年後も65歳までの継続雇用制度を適用し、柔軟な勤務形態を提供しています。グローバルな人材採用にも積極的に取り組み、外国籍社員の採用や海外グループ会社からの転籍制度を設けています。退職年金制度は2022年7月より確定拠出年金に一本化し、「前払退職金制度」も導入することで、個人のライフプラン多様化に対応しています。労務面では、フレックスタイム制度の全社員適用や在宅勤務制度の拡充、所定労働時間の短縮、居住地選択の自由度向上など、働き方改革を推進しています。休暇・休職制度も充実させ、ボランティア休暇制度や積立有給休暇制度、子のイベント休暇などを導入し、有給休暇取得率向上に努めています。過重労働防止のため、月間残業時間45時間を独自の基準とし、産業医による面接指導や産業保健師による相談体制を整備しています。2020年9月からは副業制度を導入し、社員の多様な経験を支援しています。健康増進にも力を入れ、健康診断・人間ドックの受診や健康関連セミナーへの参加を促す「健康ポイント制度」を導入し、「健康優良企業 金の認定」や「健康経営優良法人2026」に認定されています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。男女の賃金格差は、等級別人数構成の差によるものです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 14.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 42.9% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 83.2% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 84.6% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 72.8% |
社員のエンゲージメントの向上
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| エンゲージメント調査のポジティブ回答をした社員の割合(本社) | 78.4% |
労働安全衛生の推進
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 重大結果に繋がる労働関連の傷害件数 | 0件 |
働きがいのある/働きやすい職場づくり
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 社員一人当たりの総労働時間(本社) | 160.1時間 |
| 特定保健指導・健診事後措置面談受診率(本社) | 82.8% |
| 定期健康診断受診率(本社) | 100% |
| 介護離職者比率(本社) | 0% |
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE & I)の推進
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 組織文化としての多様性受容と活用の度合いを測定するDE & Iサーベイの実施 | 実施 |
| 障がい者雇用率(本社) | 3.0% |
| 男性の配偶者出産休暇取得率(本社) | 100% |
| 男性の育児休業取得率(本社) | 42.9% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
フォスター電機は、音響機器の製造と販売をグローバルに展開する企業グループです。主にスピーカやモバイルオーディオ製品を通じて収益を上げています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、フォスター電機と26の連結子会社、1つの持分法適用関連会社により構成されています。事業は「スピーカ事業」「モバイルオーディオ事業」「その他事業」の3つのセグメントに区分され、それぞれの製品の製造と販売を行っています。同社グループは自動車関連市場に注力しており、「モビリティ関連ビジネス」を主力として、車載向けスピーカの品質とグローバルな安定供給体制を強みとしています。
収益は主に製品の製造・販売から得られており、地域別に見ると日本、中国、アジア、アメリカ、ヨーロッパなど多岐にわたる市場で事業を展開しています。特定の顧客への収益集中は見られません。
スピーカ事業
車載用スピーカ・スピーカシステムやテレビ用スピーカなどのスピーカ製品の製造・販売を行っています。収益は、主に自動車関連メーカー等への製品販売から得ています。前期と比較すると、当期の売上高は減少しています。
モバイルオーディオ事業
ヘッドホン・ヘッドセット、イヤホンドライバ、振動アクチュエータなどのモバイルオーディオ製品の製造・販売を行っています。収益は、主に電機メーカー等への製品販売から得ています。前期と比較すると、当期の売上高は減少しています。
その他事業
接近通報音用スピーカ、車両緊急通報システム用スピーカ、「フォステクス」ブランド製品の製造・販売などを行っています。前期と比較すると、当期の売上高は増加しています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| スピーカ事業 | 1,145億円 | 1,119億円 |
| モバイルオーディオ事業 | 129億円 | 125億円 |
| その他事業 | 102億円 | 106億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの売上高は、直近5期で変動が見られます。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は、前期から当期にかけて増加傾向にあります。特に当期は、売上高が前期比で減少したものの、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも増加となりました。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 911億円 | 1,213億円 | 1,224億円 | 1,376億円 | 1,349億円 |
| 経常利益 | △74.7億円 | 23.3億円 | 43.0億円 | 77.3億円 | 80.0億円 |
| 経常利益率 | △8.2% | 1.9% | 3.5% | 5.6% | 5.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | △70.2億円 | 8.5億円 | 23.0億円 | 39.0億円 | 49.5億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | △315.53 | 38.23 | 103.70 | 174.98 | 221.04 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高は、前期から当期にかけて減少しています。一方で、従業員1人あたり営業利益は前期から当期にかけて増加しており、生産性の改善が見られます。これは、売上高の減少にもかかわらず、利益率が向上したことを示しており、組織全体の効率化が進んでいる可能性があります。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 8.8百万円 | 8.3百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 0.4百万円 | 0.5百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
フォスター電機グループは、堅実な財務基盤と安定した資金の流れを維持しています。本業で得た資金を適切に運用し、将来に向けた投資も行っている状況です。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
フォスター電機グループの財務基盤は、自己資本比率がプライム市場の製造業平均を上回る水準にあり、安定した経営状況を示しています。手元資金も確保されており、不測の事態への耐性も備わっていると言えます。ROE(自己資本利益率)はプライム市場平均を下回るものの、着実に利益を上げている状況です。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 687億円 | 769億円 |
| 自己資本比率 | 57.0% | 60.3% |
| ROE(自己資本利益率) | 6.6% | 7.7% |
| 現金及び預金 | 204億円 | 202億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
フォスター電機グループのキャッシュフローは、本業の稼ぎを示す営業キャッシュフローがプラスであり、事業活動を通じて安定的に資金を生み出している状況です。投資キャッシュフローはマイナスとなっており、事業の成長に向けた投資活動が行われています。その結果、フリーキャッシュフローもプラスを維持しており、事業活動と投資活動を通じて自由に使える資金を確保していることが示されています。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 148億円 | 69.4億円 |
| 投資CF | △8.4億円 | △57.8億円 |
| 財務CF | △98.8億円 | △23.3億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 140億円 | 11.6億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、グローバルで事業を展開しており、世界経済や関連市場の景況感、特に自動車関連市場の動向が経営戦略に大きな影響を及ぼすリスクがあります。米国政権の政策変更、地政学リスク、関税政策、インフレ、為替変動、物価上昇による景気減速などが需要低下や過剰在庫をもたらす可能性があります。
また、取引依存度の高いODM・OEM得意先企業の販売・業績不振、経営合理化、予期しない契約の変更・解除、調達方針の変更等による取引減少や値下げ要求もリスクとして認識されています。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、企業価値を高め持続的な成長を実現するために、多様な価値観や専門性を持った人材が必要不可欠であると認識しています。少子高齢化や雇用環境の変化等により、求める人材の確保やその定着・育成が計画通りに進まないリスクがあります。また、労働市場の状況により、必要なタイミングで必要な能力を有する人材を確保できない可能性や、優秀な人材の社外流出、人材育成がうまくいかず技術の承継ができないリスクも挙げられています。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
フォスター電機は、創業以来の社是「誠実」を基盤とし、音響技術を通じて未来社会に貢献することを目指しています。世界中の人々に豊かで快適な空間、楽しさ、喜び、安心安全を提供することをビジョンに掲げ、事業活動を展開しています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
フォスター電機グループは、創業以来の社是として「誠実」を掲げています。ミッションは「未来社会に音で貢献する」こと、ビジョンは「音に関わる製品やソリューションを通して世界中に豊かで快適な空間・楽しさ・喜び・安心安全を提供する」ことと定めています。長期的に「世界一の『音響』ソリューションパートナー」を目指す姿としています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
フォスター電機グループは、社是「誠実」を基盤に、卓越した音と振動のテクノロジーを通じて「豊かで快適な空間・楽しさ・喜び・安心安全を提供」することを目指しています。持続可能な社会の実現に向けて、従来のESGに事業領域(B)を加えた「BESG経営」を実践しています。また、企業理念の浸透を図る「Foster Rhythm Project」をグローバル規模で展開し、社員自らが行動基準や大切にする価値観を言語化しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
フォスター電機グループは、中期事業計画の加速を基本方針としています。主な方策として、成長戦略の具現化と積極的なビジネス拡大、新製品・新技術への取り組み強化を掲げています。また、車載業務品質の徹底やコスト構造改革の推進に加え、事業領域(B)を加えた「BESG経営」の推進を重点テーマとしています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
フォスター電機は監査役会設置会社として、取締役会が経営上の基本方針や重要事項を決定し、職務執行の監督を行っています。各監査役が取締役の職務執行を監査する体制を採用しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
フォスター電機の株主構成を見ると、筆頭株主は海外の機関投資家であり、複数の信託銀行も上位に名を連ねています。特定の機関投資家グループが上位に複数ランクインしており、同社の資本構成において一定の存在感を示していることが特徴です。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| BRIDGESTREAM LIMITED, AS TRUSTEE OF AXC STRATEGIC OPPORTUNITIES | 15.17% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 11.19% |
| BRIDGESTREAM LIMITED, AS TRUSTEE OF AXC STRATEGIC OPPORTUNITIES | 9.81% |
| AVI JAPAN OPPORTUNITY TRUST PLC | 6.20% |
| みずほ銀行 | 4.48% |
なお、前事業年度末において主要株主でなかったBRIDGESTREAM LIMITEDは、当事業年度末現在では主要株主となっています。
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は12名(男性8名・女性4名)で構成され、女性役員比率は33.0%です。代表取締役社長CEOは岸和宏氏が務めています。社外取締役比率は37.5%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 岸 和宏 | 代表取締役社長CEO | 1986年3月同社入社。IT機器本部営業部長、執行役員HP本部副本部長などを歴任。2023年6月より代表取締役社長CEO。 |
| 望月 昭人 | 取締役副社長CFO グローバルコーポレートサポート本部長 | 1988年4月富士銀行(現みずほ銀行)入行。みずほ銀行甲府支店長などを歴任。2024年4月より取締役副社長CFOグローバルコーポレートサポート本部長。 |
| 三浦 広貴 | 専務取締役 技術本部長/フェロー | 1985年4月同社入社。CAR機器本部技術部次長、フォスターエレクトリック(ベトナム)Co., Ltd. General Directorなどを歴任。2024年4月より専務取締役技術本部長/フェロー。 |
| 高原 泰秀 | 常務取締役 営業本部長 兼 アジア統括 | 1985年4月同社入社。CAR機器本部営業部長、フォスターエレクトリックCo.,(ホンコン)Ltd.取締役などを歴任。2024年6月より常務取締役営業本部長兼アジア統括。 |
| 金井 直樹 | 取締役 製造本部長 | 1986年3月同社入社。フォスターエレクトリックCo.,(ホンコン)Ltd.営業部第1営業部長、フォスターエレクトリック(ベトナム)Co., Ltd. General Directorなどを歴任。2024年6月より取締役製造本部長。 |
社外取締役は、松本実氏(松本実公認会計士事務所開設者・artience社外取締役(監査等委員))、中条薫氏(SoW Insight代表取締役社長)、江連淑人氏(国際基督教大学理事)です。
社外監査役は、木本聡子氏(千葉商科大学大学院客員教授)、大上 有衣子氏(JLX PARTNERS法律事務所・外国法共同事業所属)、野村有季子氏(ユーピーアール社外取締役)です。
同社は監査役会設置会社であり、取締役会が経営上の基本方針や重要事項を決定し、職務執行の監督を行っています。社外役員は経営に外部の視点を取り入れ、取締役会の透明性向上と監督機能の強化を担っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
フォスター電機の社内取締役の報酬は、基本報酬、業績連動報酬、および役位に応じた株式報酬で構成されています。中期事業計画の目標達成時には、基本報酬が約50%、業績連動報酬と株式報酬がそれぞれ約25%となる構成を目指しています。株式報酬は株主との価値共有を図り、中長期的な企業価値向上へのインセンティブとして機能するよう設計されています。社外取締役および監査役の報酬は定額で支給されています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役 | 9名 | 3.0億円 | 33.6百万円 |
| うち社外取締役 | 4名 | 23百万円 | 5.8百万円 |
| 監査役 | 4名 | 44百万円 | 11.0百万円 |
| うち社外監査役 | 3名 | 25百万円 | 8.3百万円 |
なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。また、総額には期中に退任した役員の報酬が含まれます。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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