※本記事は、日産車体株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月23日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
日産車体は、日産自動車株式会社への自動車およびその部分品の製造・販売を主な事業としています。同社グループは、日産車体と6社の子会社で構成されています。
単体従業員数は1,668名、連結従業員数は3,639名です。セグメントは自動車関連、設備メンテナンス、情報処理、人材派遣の4つです。
主な国内グループ会社は、日産自動車(自動車の製造・販売等)、日産車体九州(自動車関連)、日産車体エンジニアリング(設備メンテナンス)、日産車体コンピュータサービス(情報処理)などです。
直近では、日産車体湘南工場のサービス部品生産への事業転換に伴い、固定資産の減損損失や事業構造改革引当金繰入額を計上しました。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
日産車体は、自動車関連事業を主軸とする企業として、従業員の長期的なキャリア形成と働きがいを重視しています。同社グループは、多様な人財が活躍できる環境づくりに注力し、持続可能な企業基盤の構築を目指しています。給与水準や働き方に関する具体的なデータから、同社の雇用環境を詳しく見ていきましょう。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
日産車体では、従業員の定着を重視する傾向が見られます。平均勤続年数や平均年齢のデータからは、長期にわたってキャリアを築いている従業員が多いことがうかがえます。同社は、従業員が安心して働き続けられる環境を提供することを目指しています。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 7,538,000円 |
| 平均勤続年数 | 17.0年 |
| 平均年齢 | 42.2歳 |
| 単体従業員数 | 1,668人 |
| 連結従業員数 | 3,639人 |
| 単体のグループ内比率 | 45.9% |
同社グループは、確定給付型の制度(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)として規約型企業年金制度及び退職一時金制度を設けています。さらに、確定拠出年金制度(会社が拠出した資金を従業員が運用する)も設けています。これらの制度は、当社及び連結子会社に適用されています。
退職一時金制度があります。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
確定給付制度に係る退職給付債務は217億円、年金資産は299億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
日産車体グループは、従業員を「人財」と位置づけ、企業の成長・発展の原動力であると考えています。2023-2027中期経営計画では「持続可能な企業基盤」を柱の一つに掲げ、誰もが働きがいを持って安心して働くことができる企業・風土の実現を目指しています。
人事評価制度においては、従業員の成果・貢献に応じた処遇を行うことで、従業員と会社がともに成長していくことを目指しています。「コンピテンシー(顕在化した成果につながる行動特性・スキル・知識)」を軸とした制度を構築し、これが従業員の育成・キャリアアップの道しるべや評価基準となっています。
人財育成では、社会人として必要な基礎知識から幅広い視野を持ったマネジメント人財の育成まで、成長度合いに応じた研修体系を整備しています。技能職場ではQCサークル活動、事務・技術職場ではQFD活動を推進し、業務プロセスの品質向上と課題解決に取り組んでいます。また、管理職に求められるマネジメント力やデジタルツールを用いた業務効率化スキル教育にも力を入れています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。賃金制度における性別の格差はありませんが、労働者の男女の賃金の額の差異は、主に男女間の勤続年数の違い及び時短勤務者が女性労働者に多いことによるものです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 5.2% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 66.7% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全従業員) | 80.4% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規従業員) | 78.9% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(うち臨時従業員) | 84.8% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ 日産車体九州株式会社
賃金制度における性別の格差はありませんが、労働者の男女の賃金の額の差異は、主に男女間の勤続年数の違い及び時短勤務者が女性労働者に多いことによるものです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 0.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 54.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全従業員) | 73.4% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規従業員) | 71.8% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(うち臨時従業員) | 98.7% |
▼ 日産車体マニュファクチュアリング株式会社
賃金制度における性別の格差はありませんが、労働者の男女の賃金の額の差異は、主に男女間の勤続年数の違い及び時短勤務者が女性労働者に多いことによるものです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 5.3% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 0.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全従業員) | 83.1% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規従業員) | 84.3% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(うち臨時従業員) | 84.8% |
▼ 株式会社オートワークス京都
賃金制度における性別の格差はありませんが、労働者の男女の賃金の額の差異は、主に男女間の勤続年数の違い及び時短勤務者が女性労働者に多いことによるものです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 4.2% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 50.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全従業員) | 77.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規従業員) | 76.7% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(うち臨時従業員) | 66.4% |
女性活躍の推進
2026年3月末時点のデータです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 5.2% |
育児・介護支援
2025年度のデータです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 男性育児休業取得率 | 66.7% |
| 有給休暇取得率 | 16.9日 |
多様な人財の活躍
2025年度のデータです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 障がい者雇用率(連結) | 2.68% |
健康経営
2025年度のアンケート結果です。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| DE&Iに関する社内アンケート浸透度・肯定回答率 | 71% |
有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
日産車体グループは、自動車およびその部分品の製造・販売を主軸に事業を展開しています。複数のセグメントを通じて、幅広い顧客にサービスを提供しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、日産自動車株式会社への自動車およびその部分品の製造・販売を主な事業としています。事業は主に「自動車関連」「設備メンテナンス」「情報処理」「人材派遣」の4つの報告セグメントで構成されています。収益の大部分は、自動車関連事業から得られています。
同社グループの収益は、日産自動車株式会社への販売に大きく集中している点が特徴です。当連結会計年度においては、日産自動車株式会社への売上高が同社グループ全体の売上高の大部分を占めています。また、同社グループの事業活動はすべて国内で行われており、収益の源泉は日本のみとなっています。
自動車関連
このセグメントは、自動車およびその部分品の製造・販売を行っています。収益は、自動車の売上台数増加や、中近東向け「新型パトロール」や北米向け「新型アルマーダ」といった高価格帯の新型車の好調により増加しています。運営は、提出会社と一部の連結子会社が行っています。
設備メンテナンス
このセグメントは、生産設備の製作・施工・維持管理等を行っています。収益は、生産設備の製作・施工・維持管理サービスから得ています。運営は、連結子会社が行っています。
情報処理
このセグメントは、情報システム構築・保守運用サービス等を行っています。収益は、情報システム構築・保守運用サービスから得ています。運営は、連結子会社が行っています。
人材派遣
このセグメントは、人材派遣等を行っています。収益は、人材派遣サービスから得ています。運営は、連結子会社が行っています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 自動車関連 | 3,435億円 | 3,976億円 |
| 情報処理 | 34.5億円 | 31.7億円 |
| 人材派遣 | 23.5億円 | 21.7億円 |
| 設備メンテナンス | 12.2億円 | 8.7億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの売上高は、直近5期間で増加傾向にあり、特に当期は大幅な増加を示しています。経常利益も変動はあったものの、当期は大きく増加しました。親会社株主に帰属する当期純利益も同様に、当期は大幅な増加となりました。
過去には経常損失や当期純損失を計上した期もありますが、直近では回復傾向にあります。当期は、売上台数の増加や生産効率の向上により営業利益が大幅に増加しました。特別損失として固定資産の減損損失や事業構造改革引当金繰入額を計上したものの、最終的な純利益も大きく伸びています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,154億円 | 3,075億円 | 3,011億円 | 3,505億円 | 4,038億円 |
| 経常利益 | △25.4億円 | 51.2億円 | 13.9億円 | 58.5億円 | 151億円 |
| 経常利益率 | △1.2% | 1.7% | 0.5% | 1.7% | 3.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | △22.2億円 | 38.8億円 | 4.1億円 | 30.3億円 | 68.9億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | △16.37 | 28.67 | 3.01 | 22.39 | 50.90 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高は前期から増加しており、生産性の向上がうかがえます。また、従業員1人あたり営業利益も前期から大きく増加しており、収益性の改善が進んでいる状況です。これらの指標の改善は、同社グループの事業効率化や収益体質の強化を示唆しています。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 91.2百万円 | 111.0百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 1.3百万円 | 3.9百万円 |
業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループは、本業で安定した資金を生み出しつつ、将来に向けた投資も行いながら財務基盤を維持しています。これにより、事業活動に必要な資金を自力で賄うことができています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの自己資本比率は66.3%であり、プライム市場上場製造業の平均と比較して高い水準を示しています。純資産は増加傾向にあり、財務基盤の安定性がうかがえます。
一方で、ROE(自己資本利益率)は3.8%となっており、プライム市場平均と比較すると低い水準です。手元資金である現金及び預金は747億円と潤沢に確保されており、不測の事態への耐性も備えている状況です。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 1,766億円 | 1,838億円 |
| 自己資本比率 | 65.4% | 66.3% |
| ROE(自己資本利益率) | 1.7% | 3.8% |
| 現金及び預金 | 709億円 | 747億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループの営業活動によるキャッシュ・フローは222億円と、前期から大幅に増加しました。これは主に、税金等調整前当期純利益や減価償却費によるものです。本業で安定的に資金を生み出している状況を示しています。
投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出103億円が主な要因となり、△100億円の資金を使用しました。前期はプラスでしたが、当期は将来に向けた設備投資を積極的に行っていることがうかがえます。財務活動によるキャッシュ・フローは、リース債務の返済や配当金の支払いにより△182億円の資金が流出しています。
これらの結果、フリーキャッシュ・フローは122億円のプラスを維持しており、本業で得た資金で投資を賄い、なお余剰資金を生み出している状況です。この資金の流れは、同社グループが安定した事業運営を継続しつつ、将来に向けた投資も行っていることを示しており、雇用や給与の安定性にも寄与すると考えられます。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 90億円 | 222億円 |
| 投資CF | 591億円 | △100億円 |
| 財務CF | △165億円 | △182億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 681億円 | 122億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、親会社である日産自動車株式会社からの自動車生産受託に売上高の98.2%を依存しています。そのため、親会社の販売戦略や生産体制の方針転換が経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。
また、自動車の売上台数の過半数が北米・中南米地域、中東地域向けであり、これらの地域の経済状況の悪化や通商規制、政治的不安が需要変動に繋がり、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、コンプライアンスを中期経営計画の管理項目に加えており、役員・従業員のコンプライアンス意識向上を図っています。法令違反や社会的要請に反する行動は、社会的信用や評判、ひいては経営成績に悪影響を及ぼすリスクがあるため、従業員一人ひとりの意識が重要であると認識しています。
④ 雇用安定性・リストラ
当連結会計年度において、事業構造改革引当金繰入額21億円を特別損失に計上しています。この費用は事業再編・拠点統廃合・人員削減等に伴うものであり、転職先を検討する際に留意すべき情報です。
財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
日産車体は、グローバルな環境変化に対応し、お客様に魅力ある質の高いクルマとサービスを提供する企業です。人・社会・自然にやさしいクルマづくりを通じて、社会との共生を目指すことを基本方針としています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
日産車体グループは、コーポレートパーパスとして「人々の生活を豊かに。イノベーションをドライブし続ける。」を掲げています。お客様に魅力ある質の高いクルマとサービスをタイムリーに提供することを経営の基本としています。
また、環境保全の重要性を認識し、人・社会・自然にやさしいクルマづくりに努め、地域環境の保全と豊かな社会の発展に貢献することを目指しています。中期経営計画では「商用車とプレミアムカー、特装車、サポート事業で社会に貢献し、お客さまから頼られる唯一無二の存在となる」ことを目指す姿としています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
日産車体グループは、信頼される企業として、安定的かつ持続的な企業基盤の強化に努めることを基本としています。中期経営計画では「持続可能な企業基盤」「魅力ある商品の創出」「独自性の進化と深化」を重点課題としています。
同社グループは従業員を「人財」と捉え、多様な価値観を持つ人たちが活躍できる企業風土を目指しています。2023-2027中期経営計画では「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン」を推進し、多様性、公平性、受容性を重視した働きやすい環境づくりに取り組んでいます。
また、「健全な心と身体が備わってこそ、人は活き活きと安心して誠実に仕事が出来る」という全社方針のもと、健康保持増進活動にも力を入れています。人事評価制度では「コンピテンシー」を軸に、従業員の成果・貢献に応じた処遇を目指しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
日産車体は、「気候変動への対応の必要性」や「企業に求められる社会的責任の高まり」、「労働人口、従業員の意識の変化」といった環境変化を認識しています。これらに対処するため、2023-2027中期経営計画を推進しています。
重点課題の一つである「持続可能な企業基盤」では、2050年カーボンニュートラルに向けた取り組みや、育児と仕事の両立支援のための「養育両立支援休暇」新設、パートナーシップへの対応など、DE&Iの推進に取り組んでいます。
また、「独自性の進化と深化」として、湘南工場をサービス部品工場へと転換し、超少量かつ多品種に対応する技術開発を進めています。日産車体九州では3班3交替勤務体制を導入し、生産性の向上と生産能力の強化を図っています。
会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
日産車体は、取締役会による業務執行の決定と監督、監査役会による監査を実施する体制を採っています。また、意思決定の迅速化と効率化を図るため、執行役員制度を導入しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
日産車体の筆頭株主は事業会社である日産自動車であり、同社グループの資本構成は、親会社からの強い影響力を持つ体制となっています。上位株主には、国内外の機関投資家や信託銀行も名を連ねています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日産自動車 | 50.00% |
| イーシーエム エムエフ | 22.59% |
| ゴールドマン・サックス・インターナショナル | 4.59% |
| インタートラスト トラスティーズ(ケイマン)リミテッド ソールリー イン イッツ キャパシティー アズ トラスティー オブ ジャパン アップ | 3.39% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 2.50% |
なお、エフィッシモ キャピタル マネージメント ピーティーイー エルティーディーは、2024年9月20日現在で40,199千株(29.68%)を所有している旨が大量保有報告書に記載されています。
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は9名(男性9名・女性0名)で構成され、女性役員比率は0.0%です。代表取締役社長は冨山隆氏が務めています。社外取締役比率は33.3%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 冨山 隆 | 取締役社長 代表取締役 | 1985年4月日産自動車入社、同社車両生産プレス技術部主管、タイ日産自動車会社工場長、日産自動車九州取締役社長を経て、2024年6月より同社取締役社長、社長執行役員。 |
| 矢部 雅之 | 取締役 | 1986年4月日産自動車入社、同社日産第三車両計画部車両開発主管、東風汽車有限公司SVP、アジア・パシフィック日産自動車会社SVPを経て、2026年4月より同社取締役。 |
| 中村 卓也 | 取締役 | 1988年4月日産自動車入社、同社車両生産技術本部車両技術部組立技術課主管、同社理事栃木工場長を経て、2026年4月より同社取締役。 |
| 鈴木 渉 | 取締役 | 1992年4月同社入社、同社プロジェクト統括部主管、日産自動車ビークルプロジェクト購買部主管、同社理事、常務執行役員を経て、2025年6月より同社取締役専務執行役員。 |
社外取締役は、大平靖之氏(元サッポロホールディングス取締役・指名・報酬委員会委員長・取引モニタリング委員会委員長)、品田英明氏(元味の素AGF代表取締役社長・指名・報酬委員会委員・取引モニタリング委員会委員)です。
同社は監査役会設置会社であり、取締役会による業務執行の決定と監督、監査役会による監査を実施しています。また、独立社外取締役が過半数を占める指名・報酬委員会と取引モニタリング委員会を設置しています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
同社の取締役の報酬は、固定報酬としての基本報酬と、主要な業績指標および個人の成果に応じて決定される業績連動報酬の2つの金銭報酬で構成されています。社外取締役と監査役の報酬は、基本報酬のみが支払われる体系です。
なお、報酬等の総額は基本報酬と2025年度の業績指標に連動する報酬の合計額であり、2026年度に支払われる額を記載しています。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。
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