※本記事は、フクダ電子株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月26日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
フクダ電子グループは、医用電子機器の製造・購買・販売を主な事業内容とし、それに関連する物流・サービス等の事業活動を展開しています。生体検査装置、生体情報モニター、治療装置、消耗品など、幅広い医療機器を提供しています。
同社の単体従業員数は786名、連結従業員数は3,497名です。事業セグメントは生体検査装置部門、生体情報モニター部門、治療装置部門、消耗品等部門の4つです。
主な国内グループ会社は、フクダ電子北海道販売(医用電子機器販売・賃貸)、フクダライフテック東京(同)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
フクダ電子は、医療機器の開発を通じて医学の進歩に貢献するという理念を掲げ、持続可能な社会の実現と企業の成長を両立させることを目指しています。社員一人ひとりがお客様第一主義の行動指針を持ち、多様な働き方を支援する制度を整備しています。人材の定着を重視し、長期的なキャリア形成を支援する環境が整っていることがうかがえます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
フクダ電子では、従業員の長期的な活躍を支援する環境が整っており、平均勤続年数から人材の定着傾向が見られます。幅広い年齢層の従業員が在籍しており、多様な経験を持つ人材が活躍していることがうかがえます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 9,290,565円 |
| 平均勤続年数 | 15.1年 |
| 平均年齢 | 44.4歳 |
| 単体従業員数 | 786人 |
| 連結従業員数 | 3,497人 |
| 単体のグループ内比率 | 22.5% |
フクダ電子グループは、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の退職給付制度を設けています。これらの制度は、同社及び主要な国内連結子会社に適用されています。退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
当連結会計年度末における退職給付債務は147億円、年金資産は152億円となっています。また、複数事業主制度の企業年金基金への要拠出額は251百万円です。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
フクダ電子グループは、中期経営計画方針に基づき、少子高齢化の進展に伴う医療環境の変化に適応できる強固な経営基盤の構築を目指しています。この実現に向けて、多様なバックグラウンドを持つ専門人材の確保、次世代リーダーの育成、そしてeラーニングを活用した学習機会の提供を推進しています。
従業員の給与については、管理職には役割等級制度に基づき成果を重視した評価を行い、一般従業員には職能資格等級制度に基づき、成果や能力等を踏まえた総合的な評価によって決定しています。経営環境や働き方の多様化を踏まえ、制度の継続的な見直しと適切な運用に努めています。
また、国籍・性別・経歴・障がいの有無に関わらず多様な価値観を尊重し、人材の多様性確保に取り組んでいます。医療機器に関する専門知識や臨床的知識、ビジネススキルの向上を目的とした年次別研修や昇格時研修、自律的な学習を支援する募集型研修を実施しており、特に自社構築のeラーニングサイトを活用した能動的な学びの場をグループ全体に提供しています。テレワーク、時差勤務、時短勤務などの制度活用を推進し、仕事と育児・介護の両立支援を通じてワークライフバランスの向上を図っています。これらの取り組みにより、2023年には厚生労働省から「えるぼし認定」と「くるみん認定」を受けています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づき算出されています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 7.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 76.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 66.6% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 69.4% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 51.5% |
グループ全体(連結)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 3.9% |
| 男性育休取得率 | 44.9% |
人材育成・エンゲージメント
女性管理職は課長職以上の役職者である女性従業員、「働きがい」を感じる社員の比率は毎年当社内で実施している無記名アンケートによるものです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 7.0% |
| e-ラーニングを含めた研修の受講率 | 98.8% |
| 男性育休取得率 | 76.5% |
| 「働きがい」を感じる社員の比率 | 79.0% |
有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
フクダ電子グループは、医用電子機器の製造・購買・販売を主軸に事業を展開しています。医療現場で必要とされる様々な機器やサービスを提供し、医療従事者の負担軽減や効率的な医療サービスの実現に貢献しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、医療機器の提供を通じて、人々の健康を支える事業を行っています。主に4つの部門で構成されており、それぞれの部門が特定の医療ニーズに応える製品やサービスを提供しています。収益は、これらの製品の販売やレンタル、そして関連する消耗品や保守サービスから得ています。国内市場が収益の大部分を占めており、海外市場への依存度は低い傾向にあります。
生体検査装置部門
心電計、血圧脈波検査装置、ポリグラフ、超音波画像診断装置といった、生体機能を示す物理現象を測定・記録する装置の製造・購買及び販売を行っています。収益は、これらの生体検査装置の販売から得ています。運営は、フクダ電子、フクダ電子ファインテック仙台、北京福田電子医療儀器有限公司などが製造を、フクダ電子、フクダ電子北海道販売他販売子会社、FUKUDA DENSHI USA,Inc.、北京福田電子医療儀器有限公司、FUKUDA DENSHI UK LTDなどが販売を行っています。この部門の売上高は前期から減少しています。
生体情報モニター部門
手術後の重症患者や急性心疾患の患者などに対し、生体の諸機能を長時間にわたって測定し、表示・記録する生体情報モニタ等の製造・購買及び販売を行っています。収益は、生体情報モニタの販売から得ています。運営は、フクダ電子が製造を、フクダ電子、フクダ電子北海道販売他販売子会社、FUKUDA DENSHI USA,Inc.、北京福田電子医療儀器有限公司、FUKUDA DENSHI UK LTDなどが販売を行っています。この部門の売上高も前期から減少しています。
治療装置部門
心臓や血管の治療に用いられるカテーテルをはじめ、心停止の蘇生や調律異常を治療する除細動器、ペースメーカ、人工呼吸器、在宅療養者向けの在宅酸素療法(HOT)、在宅人工呼吸(HMV)、睡眠時無呼吸症候群の治療(CPAP)などの製造・購買及び販売・レンタルを行っています。収益は、これらの治療装置の販売やレンタルから得ています。特に在宅医療向けレンタル事業が伸長しています。運営は、フクダ電子、フクダ電子ファインテック仙台が製造を、フクダ電子、フクダ電子北海道販売他販売子会社などが販売を行っています。この部門の売上高は前期から増加しています。
消耗品等部門
上記各部門の器械装置に使用する消耗品や修理、保守のほか、空気清浄除菌脱臭装置などの製造・購買及び販売を行っています。収益は、消耗品の販売や修理・保守サービスから得ています。運営は、フクダ電子、アトミック産業、フクダ電子ファインテック仙台が製造を、フクダ電子、フクダ電子北海道販売他販売子会社などが販売を行っています。この部門の売上高は前期から増加しています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 治療装置 | 620億円 | 637億円 |
| 消耗品等 | 387億円 | 398億円 |
| 生体検査装置 | 285億円 | 269億円 |
| 生体情報モニター | 97.8億円 | 93.1億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高は緩やかな増加傾向にあります。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益も同様に、全体として増加基調で推移しています。直近の連結会計年度では、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前期から増加となりました。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,321億円 | 1,346億円 | 1,403億円 | 1,390億円 | 1,397億円 |
| 経常利益 | 234億円 | 251億円 | 270億円 | 266億円 | 273億円 |
| 経常利益率 | 17.7% | 18.6% | 19.2% | 19.2% | 19.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 162億円 | 173億円 | 187億円 | 186億円 | 188億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 536.19 | 571.25 | 622.44 | 645.41 | 683.41 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの売上高は前期からわずかに減少しました。一方で、従業員1人あたりの営業利益は前期から増加しています。これらの傾向は、売上高の伸びが緩やかである中でも、効率的な事業運営やコスト管理が進んでいる可能性を示唆しています。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 40.1百万円 | 39.9百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 7.5百万円 | 7.6百万円 |
業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
フクダ電子グループの財務状況は、安定した基盤と健全な資金の流れを示しています。本業で得た資金を適切に活用し、将来に向けた投資も行いながら、手元資金を確保している状況です。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
フクダ電子グループは強固な財務基盤を築いています。自己資本比率は83.8%と、プライム市場の製造業平均を大きく上回る水準で推移しています。これは、外部からの借入に依存せず、自社の資金で事業を運営していることを示しています。
ROE(自己資本利益率)は10.1%となっており、プライム市場の平均を上回る収益性を維持しています。手元資金である現金及び預金は657億円と潤沢であり、不測の事態にも対応できる体制が整っています。
これらの財務状況は、同社グループが安定した経営を継続し、従業員の雇用や給与の安定性にもつながる基盤を持っていることを示しています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 1,817億円 | 1,888億円 |
| 自己資本比率 | 82.1% | 83.8% |
| ROE(自己資本利益率) | 10.6% | 10.1% |
| 現金及び預金 | 724億円 | 657億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
フクダ電子グループのキャッシュフローは、本業で安定的に資金を生み出しつつ、将来への投資も継続している状況を示しています。当期における営業活動によるキャッシュフローは293億円のプラスとなりましたが、前期からは減少しています。これは主に税金等調整前当期純利益や減価償却費などによるものです。
投資活動によるキャッシュフローは△187億円のマイナスとなり、前期よりも支出が増加しています。これは主に有形固定資産の取得による支出が要因となっています。財務活動によるキャッシュフローは△174億円のマイナスで、前期から支出が大きく増加しており、自己株式の取得による支出が主な内訳です。
結果として、フリーキャッシュフローは107億円のプラスを維持しており、本業で得た資金で投資を賄い、なお余剰資金を生み出している状態です。この健全な資金の流れは、同社グループの事業が安定しており、持続的な成長に向けた投資余力も確保されていることを示しています。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 330億円 | 293億円 |
| 投資CF | △171億円 | △187億円 |
| 財務CF | △58.1億円 | △174億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 160億円 | 107億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
フクダ電子グループは、医療行政による影響を事業リスクとして認識しています。国内では医療費抑制政策や診療報酬改定が進められており、企業間競争の激化や販売価格の減少につながる可能性があります。
また、人工呼吸器やペースメーカなどの輸入・販売において、特定の取引先への依存度が高くなりすぎないよう配慮しているものの、取引の継続性に支障が生じる可能性もリスクとして挙げています。
③ 人材・組織に関するリスク
人材・組織に関するリスクの記載はありません。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
フクダ電子は、医療機器の開発を通じて社会に貢献することを経営理念に掲げ、人々の健康とQOL向上を目指しています。お客様に信頼される企業として、安全・安心・快適な医療環境の提供に努める企業です。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは1939年の創業以来、「社会的使命に徹し、ME機器の開発を通じて、医学の進歩に寄与する」ことを経営理念としています。心電計をはじめとする総合的な医療機器の製造・販売を通して、人々の健康に貢献してきました。
「安全・安心・快適」をコーポレートスローガンに掲げ、提供する商品の品質向上や他社との差別化を図った製品開発に努めています。変化する医療ニーズに即した商品戦略により、「お客様に信頼される企業」を目指しています。
地域医療を支えるという使命感のもと、「予防、検査、治療、経過観察、リハビリ、在宅、介護」というワンストップサービスによる一貫した医療環境を提供することで、お客様に価値を提供し、持続的成長を実現していく方針です。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、社員一人ひとりが共通の価値観を持ち、社会からの期待に応えるべく「お客様第一主義」を行動指針としています。課題解決に貢献できる価値ある医療機器やサービスなどを提供することで、持続可能な社会の実現と企業の持続的成長の両立を目指しています。
コーポレート・ガバナンスを経営上最も重要な課題の一つと位置付け、継続的な企業価値の向上と健全で透明性の高い効率的な経営を実現する方針です。また、サステナビリティに関する課題への取り組みを継続的かつ組織的に推進・協議するため、2024年度にサステナビリティ委員会を設置しました。
人材の多様性の確保にも努めており、国籍・性別・経歴・障がいの有無などに関わらず多様な価値観を尊重しています。仕事と生活の両立を支援する制度の整備や、自己実現とキャリア形成の支援づくりに取り組むことで、健康でモチベーション高く働くことを目指しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
日本を取り巻く医療環境は、高齢化の進展による医療需要の増加と医療費抑制への動きが進む一方、医師を含む医療従事者不足が深刻な問題となるなど、変化の時を迎えています。同社は、医療従事者の方々の業務負荷軽減や業務効率化等に貢献できるよう、医療ICT等を通じた取り組みや製品、サービスを提供していくことで、引き続き地域医療を支えていく方針です。
経営理念と経営基本方針のもと、お客様第一主義を基軸に新たな価値を生み出すと共に、グループの協業強化により経営環境の変化に迅速に対応し、さらなる成長を目指しています。
また、元代表取締役会長による経費の不適切利用等については、再発防止策を策定し、役職員が一丸となって信頼の回復に努めています。
会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
フクダ電子は、取締役会と監査役会を設置する体制で企業統治を行っています。社外取締役と社外監査役を積極的に登用し、経営の客観性と透明性を高める方針です。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
フクダ電子の筆頭株主は福田孝太郎氏であり、同氏の所有株式数は合算して表示されています。その他、日本生命保険やみずほ信託銀行の退職給付信託、複数の金融機関が上位株主として名を連ねています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 福田 孝太郎 | 20.60% |
| 日本生命保険(相) | 5.50% |
| みずほ信託銀行 退職給付信託 きらぼし銀行口 再信託受託者 日本カストディ銀行 | 4.99% |
| 三菱UFJ銀行 | 4.95% |
| みずほ銀行 | 3.81% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
フクダ電子の役員は13名(男性12名・女性1名)で構成され、女性役員比率は8.0%です。代表取締役社長は白井大治郎氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 白井 大治郎 | 代表取締役 社長 | 1980年4月同社入社。フクダ電子西関東販売代表取締役などを経て、2006年4月同社執行役員。2012年6月より代表取締役社長より現職。 |
| 小川 治男 | 常務取締役 技術統括 | オリンパス株式会社で執行役員、取締役専務執行役員技術統括役員などを歴任。2020年5月同社入社、開発本部長を経て、2023年6月より常務取締役技術統括より現職。 |
| 玄地 一男 | 常務取締役 営業本部長 | フクダ電子グループの販売会社代表取締役を歴任。2014年4月同社執行役員、営業本部副本部長。2020年4月営業本部長を経て、2023年6月より常務取締役より現職。 |
| 久野 直樹 | 常務取締役 社長室長 | 1998年3月同社入社。社長室経営企画部長、ブレステクノロジー取締役管理部長などを経て、2015年7月同社執行役員。2021年6月より取締役社長室長、2023年6月より常務取締役より現職。 |
| 福田 修一 | 取締役 特命担当 | 1978年7月同社入社。社長室関連会社管理部長、フクダ電子四国販売代表取締役などを経て、2008年4月同社執行役員、経理部長。2008年6月より取締役、2023年4月より特命担当より現職。 |
社外取締役は、杉山昌明氏(公認会計士杉山昌明事務所代表)、古屋一樹氏(元株式会社セブン・イレブン・ジャパン取締役会長)、伏黒久高氏(住宅産業信用保証社外監査役)、阿部啓子氏(東京大学名誉教授)、福田雅氏(株式会社東京ユナイテッドグループ代表取締役)です。
同社は監査役会設置会社であり、社外取締役5名と社外監査役2名を選任しています。社外取締役は経営戦略や経営体質強化において客観的な判断や意見を行う役割を担っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
フクダ電子の役員報酬は、基本報酬、賞与、および業績連動型株式報酬(社外取締役を除く)で構成されています。賞与は連結経常利益に連動し、業績連動型株式報酬は連結売上高、連結経常利益額、連結当期純利益額に連動する仕組みです。報酬の種類ごとの比率は、基本報酬が5、賞与が4、業績連動型株式報酬が1を目安としています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 6名 | 9.6億円 | 1.59億円 |
| 監査役(社外除く) | 1名 | 6百万円 | 6.0百万円 |
| 社外役員 | 7名 | 27百万円 | 3.9百万円 |
なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。
個人別報酬が開示されている役員は、福田孝太郎氏(5.01億円)、白井大治郎氏(2.53億円)です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。
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