※本記事は、電源開発株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月24日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
電源開発グループは、水力、火力、風力などの発電事業および電力販売事業を主軸としています。子会社が保有する送・変電設備による電力託送事業も展開しています。
単体従業員数は1,994名、連結従業員数は7,202名です。セグメントは発電事業、送変電事業、電力周辺関連事業、海外事業、その他の事業の5つです。
主な国内グループ会社は、J-POWERハイテック、J-POWERジェネレーションサービス、ジェイパワー・エンテック、ジェイウインド(風力発電事業)、ジェイソーラー(太陽光発電事業)などです。
同社グループは、松島火力発電所の休廃止や米国火力発電事業の持分譲渡を実施しました。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
電源開発は、日本の電力インフラを支える重要な役割を担う企業です。同社グループでは、長期的な視点でのキャリア形成と安定した働き方を重視する傾向が見られます。従業員一人ひとりの専門性を高め、多様な働き方を支援する環境が整備されています。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、平均勤続年数が長く、従業員の定着性が高い傾向が見られます。平均年齢も比較的高い水準であり、経験豊富なベテラン社員が多数在籍していることがうかがえます。長期的なキャリアを築きたいと考える方にとって、安定した環境が期待できるでしょう。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 11,883,541円 |
| 平均勤続年数 | 18.5年 |
| 平均年齢 | 41.6歳 |
| 単体従業員数 | 1,994人 |
| 連結従業員数 | 7,202人 |
| 単体のグループ内比率 | 27.7% |
同社グループは、確定給付型の退職給付制度(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)を採用しています。この制度は同社および一部の国内連結子会社に適用されています。
退職一時金制度もあり、退職給付額の算定基礎となる退職金ポイントが累積されるポイント制が適用されています。
退職給付債務は1,101億円、年金資産は1,284億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、従業員一人ひとりを国内外で価値を提供する源泉と捉え、豊かな個性とチャレンジ精神を持つ人財の確保と育成に注力しています。給与やその他の給付は、従業員の能力や成果を適切に評価し、会社の業績に応じた納得感のある水準で決定される方針です。
「プロフェッショナル人財」の育成を掲げ、CDP(Career Development Program)を通じて、複数の専門的知識と広い視野を持ち、経営課題に挑戦できる人財を育成しています。このプログラムは「人財要件」「ローテーション」「キャリア形成支援制度」で構成され、OJTとOff-JTを組み合わせて中長期的な能力開発を支援しています。
ダイバーシティ推進にも力を入れており、女性、外国人、中途採用者の役付社員への登用目標を設定し、新規採用における女性比率の向上も目指しています。また、出産・育児などのライフイベントを迎えた女性従業員が安心して働き続けられるよう、キャリア開発支援や復職支援体制を充実させています。
多様な働き方を推進するため、時短勤務者向けのフレックスタイムや看護・介護休暇の時間単位取得に加え、2025年度からは女性特有の健康課題を支援する「フェムケア休暇」を導入しています。最大2時間のスイングタイム制度やテレワーク勤務制度も導入し、従業員が仕事と生活を両立しやすい環境を整備しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データは、電源開発送変電ネットワーク株式会社の従業員を含みます。男女間の賃金差異は人員構成差を要因として生じていますが、報酬制度において性別による処遇差はありません。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 2.2% |
| 男性労働者の育児休業等取得率 | 110.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 61.1% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 60.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(有期雇用者) | 75.6% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ ㈱J-POWERビジネスサービス
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 9.7% |
| 男性労働者の育児休業等取得率 | 116.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 58.1% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 72.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(有期雇用者) | 53.3% |
▼ ㈱J-POWERハイテック
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 4.5% |
| 男性労働者の育児休業等取得率 | 113.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 65.2% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 76.9% |
| 労働者の男女の賃金の差異(有期雇用者) | 44.5% |
▼ J-POWERジェネレーションサービス㈱
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 4.2% |
| 男性労働者の育児休業等取得率 | 105.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 87.2% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 86.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(有期雇用者) | 81.7% |
人財育成
当社単体のデータです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 従業員当たりの研修平均時間 | 37.7時間/人 |
| 従業員当たりの研修費用 | 273千円/人 |
労働安全衛生の確保
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 重篤な災害の根絶(死亡・重傷災害ゼロ) | 死亡ゼロ件、重傷9件 |
| 人間ドック受診率 | 92% |
| エンゲージメント調査スコア | 昨年度同等以上(エンゲージメント調査を実施) |
ダイバーシティの推進
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性役付社員数 | 41名 |
| 外国人の役付社員数 | 168名 |
| 経験者採用者の役付社員数 | 150名 |
| 新規採用者に占める女性比率(2025年4月1日入社新卒社員) | 22% |
| 社員の育児休業取得率 | 100% |
有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
電源開発は、発電事業を主軸に、送変電、電力周辺関連、海外事業、その他の事業を展開する企業グループです。電力の安定供給と効率的な運用を通じて収益を上げています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、水力、火力、風力などの発電所を保有し、発電事業を主軸としています。これに加え、送変電設備の運営、電力周辺関連事業、海外での発電事業、そして同社グループのノウハウを活用したその他の事業を展開しています。収益モデルとしては、発電した電力の販売、卸電力取引市場からの調達電力の販売、容量市場からの収入、および託送料収入が主な柱です。
電力の販売価格は、卸電力取引市場の価格変動や販売先との契約条件に影響されます。特に火力発電の燃料費相当部分については、海外炭の市況変動を反映する仕組みを導入しています。海外事業では、タイにおける長期電力販売契約に基づく基本料金収入と電力量料金収入、アメリカにおける容量収入と電力量料金収入が収益源です。海外売上高は全体の約2割を占めており、為替変動が営業外費用に影響を与える可能性があります。
主要な顧客として、(一社)日本卸電力取引所、タイ電力公社、中国電力といった特定の顧客からの売上高が一定の割合を占めています。
発電事業
水力、火力、風力など同社または関係会社が行う発電事業とその保守運営、並びに卸電力取引市場等から調達した電力の販売を行っています。収益は、発電した電力の販売や卸電力取引市場等からの収入から得ています。
送変電事業
同社の子会社で保有する送・変電設備による、沖縄電力を除く一般送配電事業者9社の電力託送事業を行っています。収益は、電力託送による収入から得ています。
電力周辺関連事業
発電事業及び送変電事業を補完し、その円滑かつ効率的な遂行に資する事業を行っています。収益は、これらの事業に関連するサービス提供から得ています。
海外事業
海外における発電事業及びその関連事業を行っています。収益は、タイにおける長期電力販売契約に基づく販売電力料収入や、アメリカにおける電力市場での販売電力料収入から得ています。
その他の事業
同社グループの保有する経営資源、ノウハウを活用して行う石炭等販売事業等を行っています。収益は、石炭等販売事業などから得ています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 発電事業 | 9,457億円 | 8,404億円 |
| 海外事業 | 2,447億円 | 2,279億円 |
| 電力周辺関連事業 | 592億円 | 496億円 |
| 送変電事業 | 499億円 | 493億円 |
| その他の事業 | 172億円 | 150億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの売上高は、直近の連結会計年度において前期から減少しました。一方で、経常利益は前期から増加しています。親会社株主に帰属する当期純利益は前期から減少となりましたが、これは主に減損損失や固定資産除却損といった特別損失の計上が影響しています。営業活動によるキャッシュ・フローは安定してプラスを維持しており、本業でのキャッシュ創出力は継続しています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1兆846億円 | 1兆8,419億円 | 1兆2,580億円 | 1兆3,167億円 | 1兆1,823億円 |
| 経常利益 | 728億円 | 1,708億円 | 1,185億円 | 1,401億円 | 1,585億円 |
| 経常利益率 | 6.7% | 9.3% | 9.4% | 10.6% | 13.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 697億円 | 1,137億円 | 778億円 | 925億円 | 585億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 380.70 | 621.50 | 425.31 | 505.64 | 325.51 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高は前期から減少しました。従業員1人あたり営業利益も前期から減少しています。これらの指標の減少は、売上高や営業利益の減少傾向と連動しており、生産性の変化を示しています。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 184.7百万円 | 164.2百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 19.4百万円 | 14.0百万円 |
業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
電源開発は、事業活動で安定的に資金を生み出し、将来に向けた投資も進めています。その上で、手元に余剰資金を確保している状況です。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
電源開発の財務基盤は、非製造業のプライム市場平均と比較して、自己資本比率が高い水準にあります。これは、同社グループの事業運営における安定性を示すものです。一方で、ROE(自己資本利益率)はプライム市場平均を下回っています。手元資金である現金及び預金は増加傾向にあり、不測の事態への耐性も備えている状況です。これらの財務状況は、従業員の雇用や給与の安定性にも影響を与える要素となります。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 1兆4,635億円 | 1兆5,345億円 |
| 自己資本比率 | 36.4% | 37.6% |
| ROE(自己資本利益率) | 7.2% | 4.3% |
| 現金及び預金 | 3,090億円 | 3,970億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
電源開発の営業活動によるキャッシュフローは、本業の稼ぎを示すもので、前期に比べて収入が減少しています。これは営業利益の減少や法人税等の支払額の増加が主な要因です。投資活動によるキャッシュフローは、固定資産の取得による支出が増加しており、将来に向けた投資を積極的に行っている状況を示しています。財務活動によるキャッシュフローは、自己株式の取得による支出は増加したものの、社債の発行や借入れによる収入が増加したことで、支出が減少しています。
これらの資金の流れを見ると、同社グループは本業で安定的に資金を生み出しつつ、成長のための投資を継続していることがわかります。これにより、中長期的な事業の成長と、それに伴う雇用や給与の安定性が期待できる経営状況となっています。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 2,503億円 | 2,243億円 |
| 投資CF | △1,228億円 | △1,932億円 |
| 財務CF | △1,337億円 | △642億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 1,275億円 | 310億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、CO2排出量が相対的に多い石炭火力発電所を多数保有しており、脱炭素化に向けた政策の進展が発電コストや設備投資計画に影響を与える可能性があります。また、電気事業制度改革の進展による市場競争の激化や法的規制等により、料金収入や事業計画に大幅な変更が生じるリスクも存在します。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループでは、人権侵害を含むコンプライアンスに反した行為が発生した場合、レピュテーションや業績に悪影響を及ぼす可能性があります。企業行動規範やコンプライアンス行動指針を制定し、人権尊重の取り組みを推進しています。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
電源開発は、エネルギーの安定供給と持続可能な社会の実現に貢献するため、変革と挑戦を続ける企業です。人々の求めるエネルギーを不断に提供し、日本と世界の発展に貢献するという強い使命感を持っています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、「人々の求めるエネルギーを不断に提供し、日本と世界の持続可能な発展に貢献する」というミッションを掲げています。2050年に向けて発電事業のカーボンニュートラル実現に挑み、2030年以降の世界を見据えたカーボンニュートラル化の加速を目指しています。国内外においてカーボンニュートラルアセット中心となる事業ポートフォリオへの変換を図る方針です。
電力安定供給やレジリエンス(強靭性)強化の要請に応えつつ、カーボンニュートラル実現に取り組むことを目指しています。サステナブルな成長を実現し、その成果を全てのステークホルダーと共に分かち合い、持続可能な社会の発展に貢献していくことを目指しています。長期ビジョンとしてJ-POWER“BLUE MISSION 2050”を策定しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、従業員一人ひとりを国内外での活躍を通じて社会の多様なニーズに対して価値を提供する源と捉え、豊かな個性とチャレンジ精神を有した多彩な人財の確保と育成に取り組んでいます。性別、国籍、職歴、経験、年齢、障がいの有無などに関係なく、多様な人財が持てる力を十分に発揮し、活躍できる制度・職場環境づくりを進めています。社員が目指す人財像を「プロフェッショナル人財」と位置づけ、複数の専門的知識と広い視野を持ち、プロジェクトと人財をマネジメントしながら経営課題に果敢に挑戦できる自律的な人財の育成を目指しています。
また、個人を尊重し、従業員のチャレンジを支援する人財制度を整備・充実することで、知恵と技術のさきがけとなる多彩な人財を育成し続けています。DX(デジタルトランスフォーメーション)推進ビジョン“DX 3S ×AI”(Safety 安全・安心、Smartness 効率性・即応性、Strength 稼ぐ力 ×AI)の実現に向けた具体的施策の推進により、人財の「よりょく」(余力(ゆとりの力)、与力(新たな力)、予力(見通す力))を創出し、グループ競争力の強化を目指しています。
事業活動の基盤として「安全かつ健康で働きがいのある職場づくり」を目指しており、2022年には「J-POWERグループ人権基本方針」を制定し、人権尊重に対する姿勢を明確にしています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、中期経営計画(2024-2026)において、2030年以降のカーボンニュートラル化の加速に対応するため、5つの重点項目を示しています。その中には、グループ競争力の強化とESG経営の深化が含まれています。
具体的には、個人を尊重し、多様な業務経験機会を確保し、従業員のチャレンジを支援する人財制度を整備・充実することで、知恵と技術のさきがけとなる多彩な人財を育成し続けることを目指しています。また、DX推進ビジョン“DX 3S ×AI”の実現に向けた具体的施策の推進により、人財の「よりょく」(余力、与力、予力)を創出し、グループ競争力の強化を図っています。
さらに、ESG経営推進体制を整備し、5つのマテリアリティを特定してESG経営の深化に取り組んでいます。
会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
電源開発は監査等委員会設置会社として、取締役会や指名・報酬委員会を通じて経営の透明性と監督機能の強化に取り組んでいます。社外取締役が経営の意思決定に独立的な観点から参加する体制を構築しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
電源開発の株主構成を見ると、筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行(信託口)であり、複数の金融機関や信託銀行が上位に名を連ねています。特定の事業会社や創業家が経営に強い影響力を持つような資本構成ではありません。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 11.59% |
| 日本生命保険相互会社 | 5.19% |
| 日本カストディ銀行(信託口) | 4.18% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は14名(男性13名・女性1名)で構成され、女性役員比率は7.1%です。
代表取締役社長 社長執行役員は加藤英彰氏が務めています。社外取締役比率は42.9%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 加藤 英彰 | 代表取締役社長 社長執行役員 | 1989年4月同社入社。経営企画部長、執行役員、常務執行役員を経て、2024年6月取締役常務執行役員に就任。2026年4月より代表取締役社長 社長執行役員を務め現職。 |
| 渡部 肇史 | 代表取締役会長 | 1977年4月同社入社。企画部長、取締役、代表取締役副社長、代表取締役社長を歴任。2023年6月より代表取締役会長を務め現職。 |
| 嶋田 善多 | 代表取締役副社長執行役員 | 1982年4月同社入社。土木建築部長、執行役員、常務執行役員を経て、2020年6月取締役常務執行役員に就任。2024年6月より代表取締役副社長執行役員を務め現職。 |
| 萩原 修 | 取締役副社長執行役員原子力事業本部長 | 1984年4月同社入社。大間原子力建設所長、執行役員、常務執行役員を経て、2022年6月より取締役副社長執行役員原子力事業本部長を務め現職。 |
| 笹津 浩司 | 取締役副社長執行役員 | 1986年4月同社入社。若松研究所長、磯子火力発電所長、技術開発部長、執行役員、常務執行役員を歴任。2023年4月より取締役副社長執行役員を務め現職。 |
| 倉田 一秀 | 取締役副社長執行役員 エネルギー営業本部長 原子力事業本部副本部長 | 1984年4月同社入社。総務部長、原子力業務部長、執行役員、常務執行役員を経て、2023年6月より取締役副社長執行役員エネルギー営業本部長原子力事業本部副本部長を務め現職。 |
| 関根 良二 | 取締役副社長執行役員国際事業本部長 | 1985年4月日本長期信用銀行入行。2001年1月同社入社。東日本支店長、エネルギー計画部長、執行役員、常務執行役員を経て、2024年6月より取締役副社長執行役員国際事業本部長を務め現職。 |
社外取締役は、伊藤友則氏(早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター研究院教授)、ジョンブカナン氏(ケンブリッジ大学コーポレート・ガバナンス研究)、横溝高至氏(弁護士・指名・報酬委員会委員長)、藤岡博氏(元財務省行政実務・監査等委員会委員・指名・報酬委員会委員)、大賀公子氏(情報通信業界企業経営者・監査等委員会委員)、安部静生氏(自動車産業企業経営者・監査等委員会委員)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、社外取締役が取締役会に出席し、相互に監督し合う体制を構築しています。監査等委員である社外取締役は、取締役の職務執行の監査を通じて経営監視を強化しています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
電源開発の役員報酬は、業績および企業価値との連動性を高め、長期的な企業価値向上へのインセンティブとなるよう設計されています。社外取締役を除く取締役には、月額報酬、業績連動報酬、株式報酬が支給され、社外取締役および監査等委員である取締役には月額報酬のみが支給される体系です。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 社外取締役 | 3名 | 36百万円 | 12.0百万円 |
なお、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の人数には、事業年度中に退任した取締役1名が含まれています。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。
💬キャリコネで会社の実態を確認する
決算資料で業績や財務の状況を把握することは、転職の準備として非常に有効です。数字は会社の今の実力と方向性を正直に示しています。
ただ、数字だけでは見えてこないこともあります。職場の雰囲気、上司との関係、実際の残業の実態、昇給のリアル——こうした情報は、現役社員やOB・OGの声から得られます。
企業口コミサイト「キャリコネ」では、社員のリアルな口コミや給与明細、求人情報をまとめて確認できます。決算データと合わせてチェックすることで、応募判断の精度が上がります。



上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。