※本記事は、株式会社ハピネット の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月17日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
ハピネットグループは、玩具の販売を主軸に、映像・音楽ソフトの販売・企画・製作、ビデオゲームのハード・ソフトの販売・企画・制作、アミューズメント施設用商品の販売などを手掛けています。エンタテインメント分野で多角的な事業を展開しています。
単体従業員数は512名、連結従業員数は1,113名です。セグメントは玩具事業、映像音楽事業、ビデオゲーム事業、アミューズメント事業の4つです。
主な国内グループ会社は、映像・音楽ソフト等を量販店、専門店、eコマース等へ販売しており、また、映像作品の企画・製作・配給・宣伝をしております。、<主な関係会社>などです。
2025年4月1日を効力発生日として、ハピネットの完全子会社であるハピネット・メディアマーケティングを吸収合併存続会社、ハピネットファントム・スタジオを吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施しています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
ハピネットは、エンタテインメント分野で幅広い事業を展開する同社グループです。ここでは、同社グループで働く上での給与水準や働き方の特徴について詳しく見ていきます。人材育成や多様性を重視する方針が、どのような環境に繋がっているのかを確認しましょう。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、従業員の平均勤続年数が比較的長く、安定したキャリアを築いている方が多い傾向が見られます。平均年齢も30代後半であり、経験豊富な人材が活躍していることがうかがえます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 7,689,000円 |
| 平均勤続年数 | 13年5ヶ月 |
| 平均年齢 | 39歳1ヶ月 |
| 単体従業員数 | 512人 |
| 連結従業員数 | 1,113人 |
| 単体のグループ内比率 | 46.0% |
同社グループは、退職給付制度として確定給付型と確定拠出型の両方を導入しています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。
この制度は、同社および連結子会社に適用されています。退職一時金制度も導入されていますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
なお、確定給付型の退職給付債務は35.0億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、グループビジョンと中長期ビジョン実現に向けた経営戦略として人材戦略を位置づけています。第10次中期経営計画では「グローバル展開とバリューチェーン変革による意欲的成長」を中期ビジョンに掲げ、事業領域の拡大を目指しています。この中で、「創造性×主体性×組織力」を発揮すべきバリューとして設定し、目標管理や人事評価と統合することで、社員一人ひとりに期待される行動を具体的に示しています。
報酬制度については、時価主義・成果主義に基づいた「人材時価(価値)制度」を導入しており、事業における業績や個人の成果を明確に反映しています。管理職には年俸制が適用され、さらに自社株式を給付するインセンティブプラン「株式給付信託(J-ESOP)」を通じて、株価や業績への意識を高め、業績向上を促進しています。
人材育成においては、「人事憲章」を定め、社員の成長・発展を経営の根本と捉え、最大限の支援を行うことを表明しています。多様な価値観を持つ従業員が能力を十分に発揮できるよう、経歴、性別、年齢、国籍等に関わらず活躍できる体制整備を推進しています。専門形成支援のための教育制度やジョブローテーションを通じて、多様なキャリア形成をサポートし、専門性と全社最適の視点を兼ね備えた人材の育成を図っています。
具体的には、多様なキャリア形成をサポートする研修、育成層向けの基礎教育、管理職層向けのリーダー研修、各種eラーニングなど、社員の自己啓発や能力向上を促す様々な制度を設けています。また、サステナビリティの重要課題として「DEI&B(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン・ビロンギング)の推進」を掲げ、多様な人材が活躍できる環境整備に注力しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。男性労働者の育児休業取得率は、2026年3月期に育児休業を取得した男性労働者数を、同期間に配偶者が出産した男性労働者数で除して算出しています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 18.5% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 87.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 66.7% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 73.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 80.4% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ ㈱ハピネット・メディアマーケティング
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 13.9% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 78.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 80.1% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 98.2% |
▼ ㈱ハピネット・ベンディングサービス
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 0.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 300.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 47.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 109.1% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 98.4% |
▼ ㈱ハピネット・ロジスティクスサービス
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 0.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 58.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 67.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 91.8% |
グループ全体(連結)
| 指標 | 目標 | 実績(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 女性管理職比率 | 2031年3月末までに30% | 22.2% |
| 育児休業取得率(女性) | 100% | 100% |
| 育児休業取得率(男性) | 85% | 72.7% |
有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
ハピネットは、玩具、映像・音楽ソフト、ビデオゲーム、アミューズメント施設用商品といったエンタテインメント商材の販売・企画・製作・制作を幅広く手掛ける同社グループです。多様な商材を扱うことで、幅広い顧客層にアプローチしています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、主に4つの事業セグメントを通じて収益を上げています。各事業部門が商材ごとに戦略を立案し、事業活動を展開していることが特徴です。国内の外部顧客への売上高が連結売上高の大部分を占めており、日本国内市場が主要な収益基盤となっています。
玩具事業
玩具事業では、玩具、トレーディングカード、雑貨類を量販店、専門店、コンビニエンスストア、eコマース、二次問屋などへ販売しています。収益は、くじ商品や人気キャラクター商品の流通拡大から得ています。
映像音楽事業
映像音楽事業では、映像・音楽ソフト等を量販店、専門店、eコマース等へ販売しています。また、映像作品の企画・製作・配給・宣伝も手掛けています。収益は、映像パッケージ制作・流通事業から得ていますが、市場の縮小傾向も見られます。
ビデオゲーム事業
ビデオゲーム事業では、ビデオゲームハード、ソフト等を量販店、専門店、eコマース等へ販売しています。また、ビデオゲームソフト等の企画・制作も行っています。収益は、ゲームハードや関連アクセサリ、人気ゲームソフトの販売伸長から得ています。
アミューズメント事業
アミューズメント事業では、玩具自動販売機の設置・運営やカプセル玩具専門店の運営を行っています。また、アミューズメント施設用商品等の販売も手掛けています。収益は、カプセル玩具市場の好調な推移や、カプセルトイショップ「ガシャココ」の店舗増加から得ています。
同社グループは、アマゾンジャパン合同会社や株式会社セブン-イレブン・ジャパンといった主要な顧客への販売も大きな割合を占めています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 玩具事業 | 1,695億円 | 1,924億円 |
| ビデオゲーム事業 | 781億円 | 1,190億円 |
| アミューズメント事業 | 524億円 | 654億円 |
| 映像音楽事業 | 645億円 | 622億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの直近5期間の業績は、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも継続的に増加する傾向を示しています。特に当連結会計年度においては、売上高と利益面で前期を大幅に上回る結果となりました。利益率の高い玩具事業やアミューズメント事業が好調に推移し、ビデオゲーム事業も大きく伸長したことが、この好業績に貢献しています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,824億円 | 3,073億円 | 3,505億円 | 3,644億円 | 4,391億円 |
| 経常利益 | 58.5億円 | 61.9億円 | 89.7億円 | 120億円 | 157億円 |
| 経常利益率 | 2.1% | 2.0% | 2.6% | 3.3% | 3.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 35.5億円 | 35.6億円 | 65.8億円 | 67.6億円 | 101億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 80.83 | 80.38 | 147.73 | 153.41 | 230.91 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの売上高(連結)は前期から増加しており、事業規模の拡大とともに従業員あたりの収益創出能力が向上していることがうかがえます。また、従業員1人あたりの営業利益(連結)も前期から増加しており、組織全体の収益性も高まっている状況です。これらの指標の改善は、同社グループの事業活動が効率的に行われていることを示しています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 324.5百万円 | 394.5百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 10.4百万円 | 14.0百万円 |
業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
ハピネットグループの財務基盤は、堅実な自己資本と手元資金の厚みによって支えられています。本業で安定したキャッシュフローを生み出し、将来に向けた投資も継続している状況です。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
ハピネットグループの財務基盤は、堅実な純資産と豊富な現金及び預金によって支えられています。自己資本比率は41.6%となっており、プライム市場の非製造業平均と比較して高い水準を示しています。ROE(自己資本利益率)は17.5%で、プライム市場平均を上回る高い収益性を示しています。
手元資金である現金及び預金も508億円と潤沢であり、事業運営の安定性につながっています。これらの財務指標は、同社グループが安定した経営を継続していることを示しており、従業員の雇用や給与の安定性にも寄与する要素です。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 557億円 | 603億円 |
| 自己資本比率 | 45.5% | 41.6% |
| ROE(自己資本利益率) | 12.7% | 17.5% |
| 現金及び預金 | 410億円 | 508億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
ハピネットグループのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは158億円のプラスとなっています。これは主に税金等調整前当期純利益の計上によるものです。投資活動によるキャッシュフローは△11.8億円のマイナスで、貸付けによる支出や有形固定資産、無形固定資産の取得による支出が主な要因です。財務活動によるキャッシュフローは△48.0億円のマイナスで、配当金の支払いや自己株式の取得による支出が影響しています。
当期のフリーキャッシュフローは146億円のプラスとなっており、本業で得た資金が投資を上回る状況です。これは、同社グループが安定して資金を創出し、事業運営に必要な投資を行いながらも、手元に余剰資金を確保できていることを示しています。このようなキャッシュフローの状況は、同社グループの財務的な安定性を示しており、従業員の雇用や給与の安定性にもつながる要素です。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 181億円 | 158億円 |
| 投資CF | △28.0億円 | △11.8億円 |
| 財務CF | △39.9億円 | △48.0億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 153億円 | 146億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
ハピネットグループは、市場環境の変化に関するリスクを認識しています。少子化や消費者ニーズの多様化、デジタル化の進展により、顧客の消費行動やライフスタイルが変化し、個人消費の動向が業績に影響を及ぼす可能性があります。また、特定の仕入先・販売先への依存に関するリスクも挙げています。主要な取引先の市場環境や取引状況が大きく変化した場合、経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
ハピネットグループは、人材の確保と育成に関するリスクを認識しています。労働人口の減少による採用難や、働きやすさ・労働意欲の低下による人材流出が発生した場合、事業戦略やオペレーションを実行できる人材の確保が困難となり、将来の成長が阻害される可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
ハピネットは、エンタテインメントを通じて人々に感動と夢を提供することを目指す企業です。
「ハピネス・ネットワーキング」を事業コンセプトに、持続的な成長と企業価値向上を追求しています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、グループビジョンとして「ハピネス・ネットワーキングを展開し、エンタテインメント・スタイルの創造により人々に感動を提供し、夢のある明日をつくります。」を掲げています。
人々の幸福な人生(Happiness)の実現に貢献することを事業コンセプトとし、あらゆる方々と積極的なコミュニケーション(Networking)を図ることを目指しています。
商品提供にとどまらず、楽しみ方やライフスタイルまで提案する「エンタテインメント・スタイルの創造」を通じて、人々に感動と夢を提供することを追求しています。
10年後の長期ビジョンでは「エンタテインメントの可能性を追求し、“from”ハピネットで世界をワクワクさせるクリエイティブカンパニー」を設定しています。
業界や流通経路などの枠を超えた新しいエンタテインメント・スタイルを「“from”ハピネット」で発信していくことを掲げています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、環境変化を予見する努力を怠らず、自己革新をすすめ、新しいビジネスをきりひらく経営姿勢を持っています。
変化に対応した組織や制度づくりに積極的に取り組むことを重視しています。
サステナビリティに関する考え方として、持続可能な社会の実現と同社グループの企業価値向上を一体として捉えています。
「人事憲章」では「人」に対する根本理念や経営における「人」の位置付けとあり方を定めており、人材育成を重要な経営課題と位置づけています。
「経営の主体は人材である。」とのスタンスに立ち、社員の能力開発と人材育成を重視し、能力を最大限に発揮できる機会と場を創ることを基本方針としています。
また、DEI&B(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン・ビロンギング)の推進を重要課題(マテリアリティ)として掲げ、多様な価値観を持つ従業員が能力を十分に発揮できる体制整備を推進しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
第10次中期経営計画の基本戦略の一つとして、「サステナブルな経営体制構築に向けた取り組み」を推進しています。
持続性を意識した経営体制の構築、人的資本施策の拡充、DX戦略を推進し、中長期志向型サステナブル経営へのシフトを図ることを目指しています。
サステナビリティの重要課題(マテリアリティ)として「DEI&B(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン・ビロンギング)の推進」を掲げています。
人材育成プログラムの策定・推進、多様な人材が活躍できる制度・環境の整備、従業員エンゲージメント向上施策の推進に取り組んでいます。
また、「健全かつ有効なコーポレートガバナンス基盤の構築」も重要課題であり、事業継続計画(BCP)・リスク管理運用体制の継続的な改善や、コンプライアンス意識・企業倫理のさらなる向上に取り組んでいます。
会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
ハピネットは監査役会設置会社であり、執行役員制度を導入することで経営と執行を分離し、ガバナンス強化と経営スピード向上を図っています。取締役会は社外取締役を擁し、経営の透明性と健全性を重視する体制です。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
ハピネットの筆頭株主は事業会社であるバンダイナムコホールディングスです。その他、複数の信託銀行や社員持株会が上位株主として名を連ねています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| バンダイナムコホールディングス | 26.16% |
| 日本カストディ銀行(信託口) | 7.56% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 7.54% |
| 日本カストディ銀行(信託E口) | 3.72% |
| SMBC信託銀行(株式会社三井住友銀行退職給付信託口) | 3.01% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
ハピネットの役員は12名(男性9名・女性3名)で構成され、女性役員比率は25.0%です。代表取締役会長兼最高経営責任者は苗手一彦氏、代表取締役社長兼最高執行責任者は水谷敏之氏が務めています。社外取締役比率は37.5%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 苗手 一彦 | 代表取締役会長兼最高経営責任者 | 1976年10月株式会社トウショウ(現同社)入社。1999年4月同社代表取締役社長、2016年6月同社代表取締役会長兼最高経営責任者より現職。 |
| 水谷 敏之 | 代表取締役社長兼最高執行責任者 | 1994年4月同社入社。2021年4月同社執行役員トイカンパニープレジデント、2025年6月同社代表取締役社長兼最高執行責任者より現職。 |
| 榎本 誠一 | 取締役副会長兼最高グローバル責任者 | 1991年10月同社入社。2016年6月同社代表取締役社長兼最高執行責任者、2025年6月同社取締役副会長兼最高グローバル責任者より現職。 |
| 津田 克也 | 取締役 常務執行役員 最高情報責任者兼情報システム室長 | 1989年4月株式会社トウショウ(現同社)入社。2020年4月同社執行役員L&Sカンパニープレジデント、2025年4月同社取締役常務執行役員最高情報責任者兼情報システム室長より現職。 |
| 石丸 裕之 | 取締役 常務執行役員 最高財務責任者兼経営本部長 | 1998年6月同社入社。2020年6月同社取締役執行役員経営企画室長、2024年4月同社取締役常務執行役員最高財務責任者兼経営本部長より現職。 |
社外取締役は、岡俊子氏(明治大学専門職大学院専任教授)、水野道訓氏(ブシロード社外取締役)、佐藤智恵氏(作家/コンサルタント)です。
同社は監査役会設置会社であり、取締役会は8名の取締役で構成され、うち3名が社外取締役です。また、独立社外取締役3名を含む役員人事委員会を設置し、経営陣幹部の選任や役員報酬に関する討議を行っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
ハピネットの役員報酬は、固定報酬、短期業績連動報酬、非金銭報酬(株式給付信託BBT)で構成されています。固定報酬、短期業績連動報酬、非金銭報酬の標準的な比率は、おおよそ50%、25%、25%と設定されています。業績連動報酬は、経常利益とROEを指標とした短期業績連動報酬と、中長期的なインセンティブを目的とした株式給付信託(BBT)からなります。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 5名 | 6.3億円 | 1.26億円 |
| 監査役(社外除く) | 1名 | 24百万円 | 24.0百万円 |
| 社外役員 | 7名 | 54百万円 | 7.7百万円 |
なお、報酬等の総額および対象となる役員の員数には、2025年6月19日付で退任した社外役員1名が含まれています。
個人別報酬が開示されている役員は、苗手一彦氏(1.79億円)、榎本誠一氏(1.08億円)、水谷敏之氏(1.65億円)です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。
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