【平均年収1248万円】ヤマトホールディングス 転職ガイド(ヤマト運輸など):知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収1248万円】ヤマトホールディングス 転職ガイド(ヤマト運輸など):知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

ヤマトホールディングスは、ヤマト運輸などを傘下に持つ純粋持株会社です。大規模なグループを形成し、エクスプレス事業などを主軸に幅広いサービスを展開しています。直近の連結会計年度では増収増益となりましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は減少しました。


目次

※本記事は、ヤマトホールディングス株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月12日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


ヤマトホールディングスは純粋持株会社であり、単体従業員数は18名、グループ連結従業員数は174,696名です。

同社グループは、子会社45社、関連会社12社により構成されており、エクスプレス事業、コントラクト・ロジスティクス事業、グローバル事業、モビリティ事業を主軸に幅広いサービスを展開しています。

RH株式会社の吸収合併やヤマトクレジットファイナンスの株式譲渡、株式会社ナカノ商会の連結子会社化など、グループ構造に複数の変更がありました。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


ヤマトホールディングスは、持株会社としてグループ全体の経営戦略を推進し、持続的な企業価値向上と豊かな社会の実現に貢献することを目指しています。同社グループは、経営戦略と連動した人事戦略に基づき、社員一人ひとりの成長と働きがいを重視した職場環境の整備に取り組んでいます。未来への価値創出に挑戦し続ける人材を育成し、公正な評価と成長機会を提供することで、社員の活躍を後押しする方針です。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


ヤマトホールディングス単体では、比較的若い年齢層の社員が長期間にわたり勤務する傾向が見られます。これは、グループ全体の経営管理機能を担う持株会社としての役割を反映した人材構成であると考えられます。社員の定着を促し、長期的なキャリア形成を支援する環境が整っていることがうかがえます。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。

項目 数値
平均年間給与 12,483,061円
平均勤続年数 10.3年
平均年齢 36.4歳
単体従業員数 18人
連結従業員数 174,696人
単体のグループ内比率 0.0%


なお、直近の主要子会社のデータは以下の通りです。

会社名 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与
ヤマト運輸株式会社 45.9歳 17.3年 6,096,295円


ヤマトグループは、主に確定給付型の制度(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型の制度(会社が拠出した資金を従業員が運用する)を設けています。これらの制度は国内グループ会社に適用されます。退職一時金制度があります。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。退職給付債務は1,357億円、年金資産は539億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


ヤマトホールディングスグループは、「豊かな社会の実現への貢献」を経営理念に掲げ、持続的な企業価値向上を目指す基盤として、経営戦略と連動した人事戦略を推進しています。人材戦略の基本方針として、多様な人材が能力を最大限に発揮し、中長期的な企業価値向上に貢献できる環境を整備するため、役割と成果に基づいた公正な処遇を重視しています。社員一人ひとりの自律的な成長と挑戦を後押しする報酬制度を構築・運用しており、給与は個々の役割や職務の大きさ、発揮された能力・業績を総合的に評価して決定されます。評価においては、業績だけでなくプロセスや企業理念の体現度も多角的に評価する制度を導入し、外部労働市場や同業他社の動向を定期的に把握することで、競争力のある給与水準の維持・向上に努めています。業績連動型の賞与制度を通じて、会社の成長と個人の処遇が連動する仕組みも取り入れています。

中期経営計画「サステナビリティ・トランスフォーメーション2030 ~1st Stage~」の実現に向けた人事戦略の重点施策は、「事業構造改革に伴う人材の適正配置」「付加価値を創出する人材の育成・採用」「職場環境の整備/組織風土の醸成」です。具体的には、「稼ぐ力」に直結する領域への人材配置やスキルを有する人材の計画的な育成・確保を進めています。多様な社員の働きやすさと働きがいの向上に向けて、ライフプランに適合する福利厚生制度の構築や健康管理・健康増進施策を推進しています。また、ダイバーシティの推進、人権デューデリジェンスの実施、女性活躍の推進に継続的に取り組んでおり、女性管理職登用支援プログラムやアンコンシャス・バイアス研修などを実施しています。障がい者雇用や働きがい向上のための「職場ディスカッション」、ハラスメント防止教育なども通じて、多様な人材が活躍できる企業風土の醸成と労働環境の整備を進めています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データは開示されていません。

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
人事・賃金制度上において性別による差異はありません。男女の賃金の差異は、主に女性労働者においては勤務時間が短いパートタイマーが多いことおよび職種ごとの在籍者数の差異等によるものです。

▼ ヤマト運輸

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 6.4%
男性労働者の育児休業取得率 46.9%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 58.1%
労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規雇用労働者) 75.3%
労働者の男女の賃金の額の差異(うちパート・有期労働者) 98.0%


▼ 沖縄ヤマト運輸

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 13.5%
男性労働者の育児休業取得率 50.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 52.9%
労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規雇用労働者) 79.2%
労働者の男女の賃金の額の差異(うちパート・有期労働者) 89.0%


▼ ヤマトボックスチャーター

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 4.8%
男性労働者の育児休業取得率 28.6%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 60.9%
労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規雇用労働者) 81.7%
労働者の男女の賃金の額の差異(うちパート・有期労働者) 190.4%

人材育成・エンゲージメント

指標 目標
人的生産性 労働生産性の向上
社員意識調査 エンゲージメントの向上


注記:人的生産性は(連結営業収益-連結下払経費)÷連結人件費、社員意識調査の対象範囲は国内連結会社および株式会社スワンです。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


ヤマトホールディングスは、純粋持株会社として、子会社や関連会社とともに多岐にわたる事業を展開しています。主に国内輸配送サービスを核としつつ、法人向けの物流ソリューションやグローバルなサプライチェーン最適化、さらにはモビリティ関連サービスまで、幅広い領域で顧客のニーズに応えています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、物流を基盤とした多様なサービスを提供し、顧客の課題解決や事業成長を支援することで収益を上げています。個人から法人まで幅広い顧客層に対し、それぞれのニーズに合わせたサービスを展開していることが特徴です。

エクスプレス事業

個人および法人のお客様に対し、宅急便を中心とした国内輸配送サービスを提供しています。小口法人・個人のお客様からの宅急便取扱数量の拡大や、大口法人のお客様に対するプライシングの適正化を進めています。セールスドライバーがお客様に向き合える環境整備や、地域密着型のサービス拠点展開にも注力しています。収益は、運送収入や物流支援収入から得ています。

コントラクト・ロジスティクス事業

輸配送ネットワークに倉庫オペレーションなどの付加価値を組み合わせ、法人のお客様の課題解決や事業成長を支援するソリューションを提供しています。連結子会社化した株式会社ナカノ商会のノウハウも活用し、企業間の在庫・配送拠点やEC事業者様の総合物流センターの運営など、付加価値の高いサプライチェーンソリューションを提案しています。収益は、運送収入や物流支援収入から得ています。

グローバル事業

日本国内および海外事業会社が連携し、国際フォワーディングや国際エクスプレス、海外現地におけるコントラクト・ロジスティクス等を組み合わせ、法人のお客様のグローバルサプライチェーン全体を最適化するソリューションを提供しています。オートモーティブやハイテク、食品産業など、同社グループが強みを発揮する領域の拡大に努めています。収益は、国際フォワーディングの拡販などによる物流支援収入から得ています。

モビリティ事業

同社グループ内で蓄積したEV、太陽光発電設備、エネルギーマネジメントなどのノウハウを活用し、車両を使用する法人のお客様の環境対応ニーズに応える「EVライフサイクルサービス」の拡販を推進しています。車両整備サービスも提供し、運送事業者様の安全運行と車両稼働時間の拡大に貢献しています。収益は、契約車両台数の増加や適正料金の収受などによるものです。

その他の事業セグメント

同社グループが保有するITやコールセンター、金融サービスなどの機能を提供しています。お客様のサプライチェーン全体に対する提供価値拡大に向けた取り組みを支える役割を担っています。収益は、情報システム開発や金融サービスなどから得ています。

セグメント 営業収益(2025年3月期) 営業収益(2026年3月期)
エクスプレス事業 1兆5,347億円 1兆5,580億円
コントラクト・ロジスティクス事業 971億円 1,646億円
グローバル事業 860億円 976億円
その他の事業セグメント 245億円 235億円
モビリティ事業 205億円 220億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの営業収益は、直近の連結会計年度において増加傾向を示しています。一方で、経常利益は過去数期にわたり変動があり、直近では増加に転じました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に計上された特別利益の反動により、直近の連結会計年度で減少しています。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
営業収益 1兆7,936億円 1兆8,007億円 1兆7,586億円 1兆7,627億円 1兆8,657億円
経常利益 843億円 581億円 405億円 196億円 263億円
経常利益率 4.7% 3.2% 2.3% 1.1% 1.4%
親会社株主に帰属する当期純利益 560億円 459億円 376億円 379億円 137億円
1株当たり当期純利益(円) 151.03 126.64 107.23 111.87 43.07

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり営業収益(連結)は前期から増加しており、従業員1人あたり営業利益(連結)も同様に増加しています。これは、同社グループが収益構成の変革やオペレーションの見直しに取り組み、コストコントロールに注力した結果、生産性が向上している傾向を示していると言えます。

指標 2025年3月期 2026年3月期
従業員1人あたり営業収益(連結) 10.2百万円 10.7百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 0.1百万円 0.2百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループは、本業で安定的に資金を生み出し、将来に向けた投資も進めながら、手元資金を厚くしている状況です。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤は、自己資本比率がプライム市場の非製造業平均を上回る水準で推移しています。手元資金である現金及び預金も増加しており、安定した事業運営を支える基盤があることを示しています。ROEはプライム市場平均を下回っていますが、本業で着実に資金を確保し、将来に向けた投資も継続している状況です。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 6,004億円 5,821億円
自己資本比率 46.5% 44.6%
ROE(自己資本利益率) 6.5% 2.4%
現金及び預金 2,087億円 2,388億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローは、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローが前期に比べて増加し、722億円の収入となりました。これは主に、減価償却費およびのれん償却額の増加、固定資産売却損益および投資有価証券売却損益の増加、未払消費税等の増加によるものです。投資活動によるキャッシュフローは73億円の支出となり、前期に比べて支出が減少しました。これは主に、車両の調達をリースに切り替えたことによる有形固定資産取得支出の減少や、前期にあった子会社株式取得支出の反動によるものです。その結果、フリーキャッシュフローは649億円のプラスとなり、本業で得た資金が投資を上回る状況を示しています。財務活動によるキャッシュフローは371億円の支出となり、前期に比べて支出が増加しました。これは主に借入れによる収入の減少によるものです。
これらの資金の流れから、同社グループは本業で安定的に資金を創出し、事業基盤を強化しながら、将来の成長に向けた投資も継続している状況がうかがえます。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 477億円 722億円
投資CF △444億円 △73億円
財務CF 94億円 △371億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 34億円 649億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、EC化の進展に伴う物流事業者との競争激化や、自社物流化を進めるEC事業者との戦略的関係性の重要性、スタートアップ企業の出現など、市場・競争環境の変化によるリスクを認識しています。また、国内の過疎化や高齢化の進行により、配送効率の低下や集配を担う人材不足が顕在化しており、地域社会インフラの衰退や収益性低下による物流ネットワーク維持の困難化がリスクとして挙げられています。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループは、労働集約型の事業が多く、質の高い人材の確保と適正な要員配置が不可欠であると認識しています。国内の労働力人口の減少により労働需給が逼迫した場合、人材を十分に確保できないことや、人材獲得競争の激化によるコスト増加が経営成績に影響を与えるリスクとして挙げられています。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


ヤマトホールディングスは、社会的インフラとしての物流を担い、豊かな社会の実現に貢献することを経営理念に掲げています。持続可能な未来の実現に向けた価値創造を目指し、事業活動を通じて社会課題の解決に取り組む企業です。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


ヤマトホールディングスグループは、社会的インフラとしての宅急便ネットワークの高度化、より便利で快適な生活関連サービスの創造、革新的な物流システムの開発を通じて、豊かな社会の実現に貢献することを経営理念としています。

2030年の目指す姿として「持続可能な未来の実現に貢献する価値創造企業」を定めています。社会の課題に正面から向き合い、お客様や社会のニーズに応える「新たな物流のエコシステム」を創出することで、豊かな社会の創造に持続的に貢献していく方針です。

また、テクノロジーを起点に次世代の営業・幹線輸送・ラストマイルオペレーションを構築し、収益力の強化に努め、安定した経営を目指しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、中長期的な企業価値の向上と持続可能な社会の実現を目指し、サステナブル経営を推進しています。環境ビジョンとして「つなぐ、未来を届ける、グリーン物流」を掲げ、温室効果ガス排出実質ゼロに挑戦する方針です。社会ビジョンは「共創による、フェアで、『誰一人取り残さない』社会の実現への貢献」となっています。

人材マネジメント方針では、未来への価値創出に挑戦し、豊かな社会の実現に貢献する企業であり続けるために成長することを重視しています。社員一人ひとりが働きがいを実感できる職場風土を目指し、公正な評価とフィードバックを通じて貢献や成長を称える方針です。人権と多様性を尊重する企業風土の醸成と、社員が生き生きと活躍できる労働環境の整備を推進しています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、中長期的な輸送力不足の深刻化や気候変動への対応など、環境・社会課題に積極的に取り組むことを経営課題としています。温室効果ガス排出量の削減や、持続可能で効率的な物流システムの構築、社員の健康管理などの知見とノウハウを蓄積し、「グリーン・モビリティ」のビジネスモデルとして磨き上げています。

今後の重点テーマとして、グループ経営基盤の強化を掲げ、人事戦略、デジタル戦略、環境・社会戦略を推進し、サステナブル経営およびコーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでいます。人事戦略では、社員の待遇向上や働く環境整備への投資、第一線の組織と人材の強化、リーダー人材の育成に注力しています。デジタル戦略では「AI・データドリブン経営」を本格化させ、生産性向上と人材育成を進めています。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


ヤマトホールディングスは監査役会設置会社として、取締役会が経営の重要な意思決定と業務執行の監督を担っています。また、取締役会から独立した監査役および監査役会が、取締役の職務執行状況等の監査を実施する体制です。経営の透明性を高めるため、取締役会の諮問委員会として指名報酬委員会も設置しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


同社グループの株主構成を見ると、機関投資家や信託銀行が上位に名を連ねています。筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行(信託口)であり、安定的な資本基盤を形成しています。また、ヤマトグループ社員持株会が上位株主として存在しており、従業員による株式保有も特徴の一つです。

株主名 持株比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 15.18%
ヤマトグループ社員持株会 9.73%
日本カストディ銀行(信託口) 6.84%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は12名(男性10名・女性2名)で構成され、女性役員比率は16.7%です。代表取締役会長は長尾裕氏が務めています。社外取締役比率は71.4%です。

氏名 役職 主な経歴
長尾 裕 代表取締役 取締役会長 1988年4月 同社入社。ヤマト運輸㈱で支店長、営業推進室長、執行役員関東支社長、常務執行役員を歴任。2015年4月 同社執行役員、ヤマト運輸㈱代表取締役社長兼社長執行役員。2017年6月 同社取締役兼執行役員、2019年4月 代表取締役社長兼社長執行役員。2026年4月 同社代表取締役会長就任より現職。
栗栖 利蔵 代表取締役 1983年4月 同社入社。経理部長、財務部長、執行役員を歴任。ヤマトフィナンシャル㈱代表取締役社長兼社長執行役員、ヤマト運輸㈱代表取締役兼専務執行役員等を経て、2022年6月 同社代表取締役副社長兼副社長執行役員。2026年4月 同社代表取締役就任より現職。


社外取締役は、菅田史朗氏(元ウシオ電機代表取締役社長)、久我宣之氏(元東京エレクトロンデバイス取締役会長)、チャールズ・イン氏(ワールドワイド・シティグループ(香港)エグゼクティブチェアマン)、池田潤一郎氏(商船三井取締役会長・指名報酬委員会委員長)、木原民氏(リコーITソリューションズ取締役)です。

同社は監査役会設置会社であり、取締役会は社外取締役5名を含む合計7名で構成されています。客観的視点による経営チェックを強化するため、社外取締役の割合を過半数超としています。また、監査役会も社外監査役3名を含む合計5名で構成され、監査機能の強化を図っています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


同社の取締役の報酬は、基本報酬(固定報酬)、短期業績連動報酬(変動報酬)、および中長期業績連動型株式報酬(変動報酬)で構成されています。監査役および社外役員の報酬は、その機能の性格から基本報酬のみです。上位の役位ほど業績連動報酬のウェイトが高まる構成となっています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役 2名 2.3億円 1.17億円
うち社外取締役 6名 77百万円 12.8百万円
監査役 2名 51百万円 25.5百万円
うち社外監査役 4名 35百万円 8.8百万円


個人別報酬が開示されている役員は、長尾裕氏(1.50億円)です。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


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