【平均年収495万円】サカイ引越センター 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収495万円】サカイ引越センター 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

サカイ引越センターは、引越運送事業を主軸に、クリーンサービスやリユース事業など多角的なサービスをグループ各社とともに展開しています。多くの従業員を擁し、売上高は増加傾向を維持しつつ、直近期は減益となりました。


目次

※本記事は、株式会社サカイ引越センター の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月19日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


サカイ引越センターは、一般貨物自動車運送事業のうち引越運送事業を主軸に、クリーンサービス事業やリユース事業など多角的な事業を展開しています。国内主要都市に支社を設置し、個人・法人を対象とした引越運送サービスを提供しています。

単体従業員数は6,083名、連結従業員数は6,989名です。同社グループの事業セグメントは、引越事業、電気工事事業、クリーンサービス事業、リユース事業、その他の5つです。

主な国内グループ会社は、サカイ引越センター、新世紀サービス、サカイパンダロジ、エレコン、Blue Washなどです。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


サカイ引越センターは、「まごころこめておつきあい」をモットーに、引越事業を主軸として地域社会に貢献する「新生活応援グループ」を目指しています。物流業界が直面する課題に対応しつつ、従業員が長期にわたり高い生産性を発揮できる環境づくりに注力しています。同社グループでは、人的資本を企業価値創造の基盤と位置づけ、従業員の育成や多様な働き方を支援する取り組みを進めています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社では、平均年齢が34.5歳、平均勤続年数が8.4年となっています。比較的若い年齢層で構成され、一定の勤続年数があることから、若手から中堅層が中心となって活躍している傾向がうかがえます。

項目 数値
平均年間給与 4,950,000円
平均勤続年数 8.4年
平均年齢 34.5歳
単体従業員数 6,083人
連結従業員数 6,989人
単体のグループ内比率 87.0%


退職給付制度に関する記載は以下の通りです。同社グループは、従業員の退職給付制度として確定拠出年金制度を採用しています(確定拠出型=会社が拠出した資金を従業員が運用する)。一部の連結子会社では、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に簡便法を適用した確定給付制度も採用しています(確定給付型=給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)。なお、退職一時金の有無や支給条件、従業員ごとの会社拠出額などは、有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


サカイ引越センターグループは、「Vision2035(世界一の新生活応援グループ)」の実現に向け、人的資本を企業価値創造の基盤と位置づけています。独自の指標「まごころバリュー」を用いて、従業員一人ひとりの生産性と在籍期間に基づく価値を最大化することを目指しています。給与その他の給付については、職務内容、役割、成果に応じた適正な処遇を基本とし、市場水準や業界動向も踏まえて従業員の能力発揮と定着を促進しています。

同社グループは、気候変動と人的資本を優先課題として取り組んでおり、特に人的資本経営においては、経営戦略実現のための人材課題を識別し、目標設定と進捗モニタリングを行う体制を構築しています。未来を作るマネジメント層、それを支えるリーダー層、そして第一線でサービスを提供するプレイヤー層それぞれに目指す人物像を設定し、育成に注力しています。

具体的には、各階層に応じたキャリア支援として、社内研修や社外研修、おおむね3年に一度の配置転換、Eラーニングシステムの全従業員への拡充など、継続的な学びと成長を促す教育体制を整備しています。多様な人材確保のため、ドライバー不足に対応する特定技能人材の受け入れや、性別・年齢・国籍にとらわれない公平な採用を推進し、女性管理職の登用や障がい者雇用にも積極的に取り組んでいます。

従業員の働きがいと意欲向上を目指し、「施設環境」「制度待遇」「組織風土」の3側面から職場環境を整備しています。ITツールの導入による業務効率化、免許・資格取得支援や奨学金支援制度の拡充、休日制度の見直し、目標管理面談や従業員イベントを通じたコミュニケーション強化など、多角的な施策を展開しています。また、従業員の安全と健康を重視し、20代ドライバーの事故惹起率改善に向けた安全運転教育やASV車両の導入、健康増進のためのウォーキングキャンペーンなども実施しています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 3.1%
男性労働者の育児休業取得率 84.9%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 83.3%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 72.2%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 166.3%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ (株)エレコン

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 5.6%
男性労働者の育児休業取得率 0.0%


▼ ダイカンサービス(株)

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 5.6%
男性労働者の育児休業取得率 60.0%


▼ (株)ジェイランド

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 0.0%
男性労働者の育児休業取得率 100.0%

育成


これらの指標は、グループの主たる事業会社であるサカイ引越センター単体を対象としています。

指標 2025年度実績 2027年度目標
自律参加型教育プログラム参加人数 44名 100名

多様な人材確保


これらの指標は、グループの主たる事業会社であるサカイ引越センター単体を対象としています。リーダー層・マネジメント層女性比率は、社内規程における職務内容が従業員を管理する業務である者の女性比率です。障がい者雇用率は、障害者雇用促進法に基づき算出されており、道路貨物運送業の除外率が適用されています。

指標 2025年度実績 2029年度目標
女性管理職比率 3.1% 5.0%
リーダー層・マネジメント層女性比率 8.5% 10.0%

指標 2025年度実績 2026年度目標
障がい者雇用率 2.7% 2.8%

従業員の働きがい、意欲を向上させる職場環境づくり


この指標は、正社員・限定正社員以上を対象とした社内アンケートの結果であり、0点から10点満点で評価されています。

指標 2025年6月実施 2026年2月実施 2026年度目標
社内アンケート「当社を友人・知人に就業先として紹介したいか」 4.8点 4.9点 5.0点

従業員安全と健康


20代のドライバー職・営業職の100人あたりの事故惹起件数は、アルバイトを含むドライバー職・営業職100人に対する当社に過失のある人身事故・物損事故の割合です。運動習慣比率は、健診の対象期間におけるアンケート回答に基づいています。

指標 2025年度実績 2026年度目標
20代のドライバー職・営業職の100人あたりの事故惹起件数 14.8件 11.0件

指標 2025年度実績 2028年度目標
運動習慣比率 55.7% 60%

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


サカイ引越センターグループは、引越運送事業を中核として、それに付随する多様なサービスを展開しています。国内の主要都市に支社を構え、個人および法人を対象に幅広いサービスを提供することで、顧客の利便性を高めています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、引越運送事業を主軸に、電気工事事業、クリーンサービス事業、リユース事業などを展開しています。これらの事業を通じて、顧客の生活やビジネスをサポートする総合的なサービスを提供しています。

引越事業は同社グループの中核を担っており、作業件数と引越単価の増加が売上高の好調な推移に貢献しています。また、各子会社が行う引越付随事業も売上高を伸ばしており、グループ全体の収益を支えています。特定の顧客に収益が集中している状況は見られません。

同社グループの事業は主に日本国内で展開されており、海外の外部顧客への売上高は連結売上高の90%を超えないため、海外比率は低い傾向にあります。

引越事業

同社グループの主要な事業であり、引越運送サービスを提供しています。収益は、個人および法人からの引越作業の受注から得ています。

リユース事業

引越に伴う不用品の買取・販売など、リユース関連サービスを提供しています。収益は、リユース品の売買から得ています。

クリーンサービス事業

引越前後の清掃など、クリーンサービスを提供しています。収益は、清掃作業の提供から得ています。

電気工事事業

引越に伴うエアコンの設置・取り外しなど、電気工事サービスを提供しています。収益は、電気工事作業の提供から得ています。

その他の事業セグメント

不動産賃貸業など、上記の報告セグメントに含まれない事業を展開しています。収益は、不動産賃貸などから得ています。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
引越事業 1,034億円 1,054億円
リユース事業 68.3億円 78.0億円
クリーンサービス事業 54.7億円 57.7億円
電気工事事業 46.4億円 49.8億円
その他の事業セグメント 6.9億円 8.3億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの売上高は過去5期にわたり継続して増加傾向にあります。経常利益も同様に増加傾向を示していますが、当期は営業利益と親会社株主に帰属する当期純利益が前年同期を下回る結果となりました。

これは、従業員の定着率向上や採用力強化に向けた待遇改善、環境整備に伴う費用が増加したことや、個人株主の増加による株主優待費用が増加したことが影響しています。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 1,039億円 1,096億円 1,169億円 1,210億円 1,247億円
経常利益 113億円 121億円 129億円 131億円 132億円
経常利益率 10.9% 11.0% 11.0% 10.9% 10.6%
親会社株主に帰属する当期純利益 67.1億円 82.1億円 83.6億円 87.7億円 86.5億円
1株当たり当期純利益(円) 163.93 201.93 205.60 215.58 213.56

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は前期から増加しており、事業規模の拡大がうかがえます。一方で、従業員1人あたり営業利益(連結)は前期から減少しています。

これは、売上高の増加があったものの、従業員の待遇改善や株主優待費用などのコスト増加が影響し、利益面での生産性が一時的に低下したことを示唆しています。

指標 2025年3月期 2026年3月期
従業員1人あたり売上高(連結) 17.4百万円 17.8百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 1.9百万円 1.8百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


サカイ引越センターは、安定した財務基盤と資金の流れを維持しています。本業で得た資金を効率的に活用し、事業の継続性と成長を支えている状況です。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


サカイ引越センターは、高い自己資本比率を維持しており、強固な財務基盤を築いています。これは、外部からの借入に過度に依存せず、安定した経営を可能にする要素です。ROE(自己資本利益率)はプライム市場平均と比較して同程度の水準を示しており、効率的な資本活用ができていることがうかがえます。手元資金も潤沢に確保されており、不測の事態にも対応できる体制が整っています。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 960億円 993億円
自己資本比率 75.4% 76.8%
ROE(自己資本利益率) 9.5% 8.9%
現金及び預金 300億円 295億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


サカイ引越センターのキャッシュフローは、本業で安定的に資金を生み出し、それを投資と株主還元に充てている状況を示しています。営業活動によるキャッシュフローは増加を維持しており、事業の収益性が資金面でも裏付けられています。投資活動によるキャッシュフローは、有形固定資産の取得による支出などにより減少していますが、前期と比較すると減少幅は縮小しています。財務活動によるキャッシュフローは、配当金の支払いや自己株式の取得による支出により減少しており、株主還元を積極的に行っていることがうかがえます。これらの資金の流れから、同社グループは安定した事業運営を基盤としつつ、将来への投資と株主還元をバランス良く行っていることが読み取れます。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 97億円 93億円
投資CF △79億円 △31億円
財務CF △36億円 △67億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 18億円 62億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、売上高に占める引越事業の割合が8割以上を占めています。そのため、引越事業の業績が同社グループ全体の業績に大きな影響を与える可能性があります。また、引越業界では核家族化の進行とライフスタイルの変化により引越荷物が小口化する傾向があります。これが引越単価の下落に結びつき、同社グループの業績に影響を与える可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク

引越運送業務は多数の労働力を必要とする労働集約産業であり、少子高齢化の社会的傾向から今後、若年層の人材確保が困難になる恐れがあります。有能な労働力が確保できない場合は、支社の開設に支障が生じ、同社グループの業績に影響を与える可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


サカイ引越センターは、「まごころこめておつきあい」をモットーに、お客様の新生活を応援するサービスを提供しています。同社グループは、社会貢献と企業価値向上を両立させることを目指し、持続可能な成長を追求する企業風土です。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


サカイ引越センターグループは、「CSRの追求」を経営の基本方針として事業活動を進めています。特に「株主満足度の向上」を優先事項と位置づけ、高い成長力と収益力を備えた活力ある企業造りを目指しています。

引越サービスの向上と技術開発を通じて他社との差別化を図り、高品質なサービスでお客様の満足を得ることを目指しています。また、売上と作業件数において他社の追随を許さないオンリーワン企業となることを目標としています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


サカイ引越センターは創業以来、「まごころこめておつきあい」をモットーに地域社会への貢献を第一に考えています。この考えに基づき、「世界一の新生活応援グループ」の実現を目指しています。

同社は独自のLTV指標として「まごころバリュー」(従業員一人当たりの生産性および在籍期間に基づく価値)を策定し、従業員が長期にわたり高い生産性を発揮できる環境整備を通じて「人が集まる会社」の実現に取り組んでいます。

全従業員参加によるISO9001を中心とした改善活動を通じて、関連法規・法令遵守と引越技術の向上を図っています。受付から引越作業まであらゆるシーンで品質の向上に努め、安全輸送の確立も重視する企業風土です。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


サカイ引越センターグループは、引越業界における人手不足の常態化や労務環境の変化を重要な課題と認識しています。人材確保と業務効率の両立を図りながら、安定的にサービスを提供できる事業運営体制の構築を目指しています。

採用力の強化と継続的な待遇改善に取り組むとともに、生産性向上を通じて事業基盤の強化を図っています。また、ESG経営への社会的要請に対応するため、サステナビリティ課題への取り組みを強化しています。

具体的には、生産性改善による成果の従業員への還元、従業員向け株式報酬・持株会制度の拡充、評価プロセスおよび評価軸の最適化を進めています。また、IT/DX/AI導入による生産性向上や業務システムの刷新、グループ全体の最適化にも取り組んでいます。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


サカイ引越センターは、監査等委員会設置会社として、透明・公正かつ迅速な意思決定を目指すコーポレート・ガバナンス体制を構築しています。取締役会は、業務執行取締役、非業務執行取締役、監査等委員である取締役で構成されています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


サカイ引越センターの筆頭株主はアーイであり、同社グループの創業家に関連する企業と考えられます。大株主には、代表取締役社長である田島哲康氏や専務取締役である田島通利氏など、創業家関係者が複数名を占めています。これにより、創業家が同社グループの経営に強い影響力を持つ資本構成となっています。

株主名 持株比率
アーイ 35.68%
BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人 三菱UFJ銀行) 5.69%
田島 通利 5.68%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は9名(男性7名・女性2名)で構成され、女性役員比率は22.2%です。代表取締役社長は田島哲康氏が務めています。社外取締役比率は44.4%です。

氏名 役職 主な経歴
田島 哲康 代表取締役 社長 1991年4月 同社入社、1993年6月 同社取締役、2008年6月 同社取締役副社長を経て、2011年6月 同社代表取締役社長より現職。
田島 通利 専務取締役 1992年2月 同社入社、2001年6月 同社取締役、2007年7月 同社常務取締役を経て、2023年6月 同社専務取締役より現職。
山野 幹夫 専務取締役 1995年4月 同社入社、2003年6月 同社取締役、2011年6月 同社常務取締役を経て、2023年6月 同社専務取締役より現職。
飯塚 健一 取締役 1995年6月 同社入社、2005年6月 同社東日本副本部長を経て、2005年6月 同社取締役より現職。


社外取締役は、井﨑康孝氏(井﨑法律事務所弁護士)、田中計久氏(クリアウォーターOSAKA取締役)、長野智子氏(智聖法律会計事務所弁護士・監査等委員)、高橋正哉氏(高橋正哉公認会計士事務所公認会計士・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、監査等委員である取締役が取締役会における議決権を持つことで、経営の監督機能を強化しています。社外取締役は、独立した立場から経営への助言や監督を行い、ガバナンスの実効性向上に貢献しています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


サカイ引越センターでは、取締役の報酬について、指名・報酬諮問委員会での審議を経て決定する方針です。報酬は、月例の固定報酬、業績連動報酬、そしてストック・オプションとしての新株予約権から構成されています。業績連動報酬は、経常利益の目標達成度合いに応じて支給される仕組みです。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 5名 1.1億円 22.4百万円
監査等委員(社外除く) 1名 10百万円 10.0百万円
社外役員 4名 26百万円 6.5百万円


同社グループの役員報酬等の総額は1.48億円であり、報酬の支給対象となった役員の合計人数は10名です。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


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