【19年3月期】大林組、売上利益の中計前倒し達成 次の期待は2025年の大阪万博に
業績好調の大林組。売上高2兆円を突破し、中期経営計画で掲げた売上利益の目標を前倒しで達成しています。東京五輪後の建設需要減少が予想される中、地元大阪で2025年に開かれる大阪万博に期待が集まります。財務諸表などに基づき会社の現状と課題を整理します。
五大スーパーゼネコンの一つ。国内外の建設事業や土木事業、都市開発をはじめ、それらに関わるエンジニアリングやマネージメント、コンサルティングまで総合的な事業展開を行っている。海外事業も積極的に推進。台湾新幹線などの国家的なプロジェクトや開発途上国のインフラ建設などでも実績を上げている。主な事業は、国内建築事業、国内土木事業、海外建設事業、開発事業、新領域事業(再生可能エネルギー事業、PPPプロジェクトなど)。キャリアパス制度が充実しており、指定資格などの取得費用や合格祝金が支給される。採用時には土木系・建築系など職種別の採用選考を行う。福利厚生では住宅制度や両立支援制度など様々な制度が設けられている。会社のキャリア採用サイトに現場事務、建設施工、設備設計、医薬施設エンジニアなどのキャリア採用求人が掲載されている。
業界区分
住所
東京都港区港南2丁目15番2号
代表者
取締役社長 蓮輪 賢治
従業員数
14,426
設立年
1936年12月
上場区分
東証プライム