ハウスフリーダムの転職研究 2025年12月期決算に見るキャリア機会

ハウスフリーダムの転職研究 2025年12月期決算に見るキャリア機会

ハウスフリーダムの2025年12月期決算は、売上・利益ともに過去最高を更新。急成長中の不動産賃貸事業や分譲事業での開発・企画ニーズが急増しています。「なぜ今ハウスフリーダムなのか?」「転職希望者がどの事業で、どんな役割を担えるのか」を最新データから整理します。


0 編集部が注目した重点ポイント

売上高と全ての利益項目で過去最高を更新する

2025年12月期の連結業績は、売上高が前期比16.8%増、営業利益が26.2%増となり、各段階利益で過去最高を達成しました。不動産仲介の堅調さに加え、新築戸建分譲と賃貸事業が大きく伸長しており、全社的な収益力が大幅に向上しています。採用市場においても、この成長フェーズは大きな魅力となります。

不動産賃貸事業が主力級の成長ドライバーへ進化する

自社開発の木造アパート「F+Style」シリーズの販売が好調で、不動産賃貸事業の売上高は前期比35.8%増と急成長しています。従来の仲介主体から、開発・販売・賃貸管理までを網羅するビジネスモデルへの構造的変化が進んでおり、用地仕入れや開発企画に携わる専門人材の活躍フィールドが急速に拡大しています。

1株当たり配当金を55円へ増配し還元を強化する

業績の拡大を背景に、2025年12月期の配当金を前期の45円から55円へ大幅に増配しました。2026年12月期も同水準を維持する予想であり、安定した収益基盤と株主還元への強い意志が示されています。持続的な成長が見込まれる企業として、中長期的なキャリア形成を考える転職者にとって安心感のある指標です。

1 連結業績ハイライト

主力事業の好調と事業ポートフォリオの最適化により、売上高16,928百万円、営業利益1,114百万円を達成。2桁増収増益の極めて強い決算となりました。
2025年12月期 P/L推移

出典:2025年12月期 決算説明資料 P.4

売上高 16,928百万円 (+16.8%)
営業利益 1,114百万円 (+26.2%)
経常利益 967百万円 (+25.9%)
当期純利益 658百万円 (+35.9%)

当連結会計年度は、全ての利益段階で過去最高を更新する非常に強力な結果となりました。特に、中核の不動産仲介事業が堅調に推移したことに加え、新築戸建分譲事業における関西・愛知エリアの販売増、さらに不動産賃貸事業での収益物件販売が大幅に伸びたことが大きく寄与しています。

通期計画に対する進捗状況は、既に実績値が確定しており、当初予想を上回る着地となりました。売上高営業利益率は6.6%(前期は6.1%)と改善しており、事業の収益効率も向上しています。中長期的な成長に向けたストックビジネスの拡大と、5事業分野のシナジー(相乗効果)創出が着実に成果を結んでいます。

2 事業別分析:転職者が活躍できるフィールド

仲介・分譲・賃貸の3本柱がそれぞれ成長を牽引。エリア拡大と高単価物件の取り扱いで、専門性を発揮できる環境が整っています。
不動産賃貸事業の成長

出典:2025年12月期 決算説明資料 P.8

不動産仲介事業

事業内容: 関西、福岡、中部エリアを中心に、地域密着型で不動産の売買仲介および販売代理を展開しています。

業績推移: 売上高 2,285百万円(前期比6.7%増)、セグメント利益 263百万円(同10.2%減)。

注目ポイント: 売上高は着実に増加していますが、エリア拡大に伴う先行投資や広告宣伝費、人件費等の増加により利益は一時的に減少。しかし、グループのシナジー創出の起点として最重要視されており、新規店舗展開に向けた店長候補やリーダー層の需要が非常に高い状態です。

注目職種: 不動産売買仲介営業、新店立ち上げマネージャー

新築戸建分譲事業

事業内容: 自社一貫体制での戸建分譲住宅の企画・開発・販売、および買取再販(中古再生)を行っています。

業績推移: 売上高 9,219百万円(前期比14.7%増)、セグメント利益 378百万円(同85.7%増)。

注目ポイント: 中部エリアでの販売件数が飛躍的に伸び、利益がほぼ倍増という驚異的な伸びを記録。買取再販事業も拡大しており、仕入れからバリューアップまでを手掛ける企画力のある人材の獲得が、今後のシェア拡大の鍵を握っています。

注目職種: 用地仕入れ担当、分譲企画プランナー、買取再販営業

不動産賃貸事業

事業内容: マンション・オフィスビルの賃貸に加え、自社開発の収益用木造アパートの販売を手掛けています。

業績推移: 売上高 4,052百万円(前期比35.8%増)、セグメント利益 887百万円(同21.9%増)。

注目ポイント: 主力商品の木造アパート「F+Style」が22棟販売されるなど、収益物件販売が順調に推移。管理料収入によるストック収益も拡大しており、開発から投資家へのコンサルティングまでを完結できる、高度な不動産金融知識を持つ人材の価値が高まっています。

注目職種: 収益不動産開発、投資用不動産コンサルティング営業

建設請負・損害保険代理事業

事業内容: 注文住宅、リフォームの請負、および不動産取引に付随する火災・地震保険の代理店業務です。

業績推移: 建設請負 売上高 1,323百万円(前期比3.5%増)、セグメント利益 102百万円(同8.2%減)。

注目ポイント: リフォーム獲得の拡大に注力しており、仲介事業との連携を強化中。注文住宅の建設コスト高止まりの中でも、リフォーム請負の増加により安定した売上を維持しています。施工管理や建築士の資格を持つ人材には、グループ内案件が豊富に供給される強みがあります。

注目職種: 建築施工管理、リフォームデザイナー、保険アドバイザー

3 今後の見通しと採用の注目点

2026年12月期も増収増益を見込み、過去最高業績の継続を予想。沖縄を含む成長エリアへの積極投資が加速します。
2026年12月期 業績予想

出典:2025年12月期 決算説明資料 P.13

2026年12月期の通期予想は、売上高18,000百万円(前期比6.3%増)、営業利益1,200百万円(同7.7%増)と、さらなる成長の加速を計画しています。国内景気の緩やかな回復が期待される一方で、建築コスト上昇や金利動向など不透明な要素もありますが、同社は「成長余地が大きいエリアでの積極的な用地仕入」を戦略の柱に据えています。

特筆すべきは、関西・九州・中部に加え、沖縄エリアでの展開も本格化させている点です。これに伴い、各地での拠点展開を担う人材が必要不可欠となっており、全国規模でのキャリアチャンスが広がっています。また、ストックビジネスである不動産賃貸事業をさらに拡大させ、景気変動に強いバランスの取れた事業ポートフォリオの構築を急いでいます。

4 求職者へのアドバイス

HINT

志望動機のヒント

「5つの事業ドメイン(仲介・分譲・請負・保険・賃貸)によるワンストップサービス」への共感を軸にすると説得力が増します。特に、好調な新築戸建分譲事業や不動産賃貸事業での「開発企画から携わりたい」という意欲や、地域密着戦略による「エリアシェア拡大への貢献」をアピールすることが有効です。過去最高益を更新し続けるエネルギッシュな環境で、自身の成長と会社の拡大をリンクさせる姿勢が評価されるでしょう。

Q&A

面接での逆質問例

  • 「5事業分野のシナジーを最大化するために、現場レベルでどのようなセグメント間連携が行われていますか?」
  • 「不動産賃貸事業における収益不動産販売の本格化に伴い、現場に求められる専門性はどう変化していますか?」
  • 「沖縄などの新規エリアへの進出において、どのような経験を持つ人材が最も期待されていますか?」

5 転職者が知っておきたい現場のリアル(口コミ)

決算資料や公式発表だけでは見えにくい、現場で働く社員・元社員の実体験(口コミ)を、転職判断の参考となるよう編集部で選定しています。
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働きがいはある会社

これからの成長企業なので働きがいはある会社だった。社内の風通しも特に問題はなかった。

(30歳男性・営業・男性) [キャリコネで給与明細を見る]
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独自の制度はない

独自の制度はないが、みなライフイベントに重大事が起きれば、その都度人事と相談の上働いている。

(27歳女性・営業・女性) [キャリコネで給与明細を見る]

※本記事は、公開されている決算短信、決算説明資料等の公開資料、および社員・元社員の口コミ情報をもとに、編集部の責任において作成しています。

使用した主な公開資料

  • 株式会社ハウスフリーダム 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(2026年2月9日発表)
  • 株式会社ハウスフリーダム 2025年12月期 決算説明資料(2026年2月9日発表)

この記事の執筆者

上場企業の四半期決算から、面接で差がつく「志望動機」や「逆質問」のヒントを導き出す専門チーム。3ヶ月ごとの業績推移と戦略の遂行状況をキャリコネ独自の現場データと照合し、求人票だけでは見えない企業の「現在地」を可視化します。投資家向け情報を、転職希望者が選考を有利に進めるための武器に変える、実戦的な企業研究を配信中。