0 編集部が注目した重点ポイント
① 4Qで四半期として過去最高の業績を更新する
2026年3月期第4四半期は、次世代高速通信関連の次期モデル立ち上げに伴う増産により、売上高222億51百万円、営業利益78億52百万円を記録しました。四半期として過去最高の業績を更新しており、急速に拡大する通信・半導体需要を確実に捉える事業基盤が整っています。
② 過去最大となる225億円の設備投資を推進する
拡大する需要に対応するため、2026年3月期は過去最大となる225億円の設備投資を実施しました。瀬戸工場や三春工場、土岐工場での新棟建設や増設が順調に進んでおり、生産能力の大幅な強化に伴ってエンジニア等の需要が急増中です。
③ 次期売上高841億円で過去最高を見込む
2027年3月期は次世代高速通信や汎用メモリ向け需要の本格回復を背景に、売上高841億円、営業利益297億円の過去最高業績を見込んでいます。積極的な設備投資と14期連続増配を両立させるなど、持続的な企業成長に向けた事業展開を強力に推し進めています。
1 連結業績ハイライト
出典:2026年3月期決算説明会 P.2
売上高
74,476百万円 (前年比 +3.7%)
営業利益
24,976百万円 (前年比 -7.2%)
経常利益
26,321百万円 (前年比 -2.6%)
当期純利益 (親会社株主帰属)
18,163百万円 (前年比 -5.6%)
2026年3月期通期の連結業績は、売上高が74,476百万円(前年比+3.7%)、営業利益が24,976百万円(同-7.2%)、経常利益が26,321百万円(同-2.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益が18,163百万円(同-5.6%)となりました。車載関連の市況低迷や半導体汎用メモリ向けの回復の期ずれはあったものの、次世代高速通信関連が高水準に推移し、増収を維持しました。第4四半期には次期モデルの立ち上げに伴う増産が寄与し、四半期として過去最高の売上・利益を達成しています。
次期(2027年3月期)の通期予想については、売上高84,100百万円(前期比+12.9%)、営業利益29,700百万円(同+18.9%)を計画しています。瀬戸工場や三春工場の新棟稼働も控え、過去最高業績の更新に向けて非常に順調な成長軌道を辿る見通しです。
2 事業別分析:転職者が活躍できるフィールド
出典:2026年3月期決算説明会 P.4
セラミック部品事業
事業内容:電子部品、セラミック基板、半導体製造装置関連製品等の生産・販売。
業績推移:売上高は63,797百万円(前年比+2.1%)、セグメント利益は24,573百万円(同-9.3%)となりました。
注目ポイント:車載向け市況の弱含みや半導体汎用メモリ向けの回復遅れはあったものの、次世代高速通信関連が通期で高水準に推移しました。第4四半期からは次期モデルの立ち上げにより大幅な増産が開始されており、瀬戸工場や三春工場、土岐工場での新工場建設・増設に伴ってセラミック材料開発や生産技術、設備導入エンジニアの採用機会が大きく広がっています。
注目職種:セラミック開発エンジニア、生産技術・製造プロセス開発、設備立ち上げエンジニア
照明機器事業
事業内容:従来照明機器およびLEDを使用した各種照明機器の生産・販売。
業績推移:売上高は10,679百万円(前年比+14.1%)、セグメント利益は2,141百万円(同+49.0%)と大幅増益を達成しました。
注目ポイント:2030年100%LED化の政府目標に向けた需要増やオフィス改修需要に加え、高付加価値な公共・オフィス向け照明および高級新築マンション向けハイエンド照明が好調に推移しました。高利益率を誇る製品展開が強みであり、設計開発や施設照明営業などのプロフェッショナルの活躍が期待されています。
注目職種:照明機器設計・開発、施設・店舗照明営業、商品企画
3 今後の見通しと採用の注目点
出典:2026年3月期決算説明会 P.8
MARUWAは、2028年度売上高1,000億円の中期計画に向け、強固な生産体制の整備と技術開発を強力に推進しています。特に情報通信分野では、次世代高速通信の次期モデル向けで前年比+23%の成長を見込んでおり、需要増加に対応するため瀬戸工場新棟の生産体制を強化しています。また半導体関連(前年比+14%予想)でも三春工場新棟等での増産体制を整えています。
2026年3月期は過去最大となる225億円の設備投資を実施したほか、土岐工場やR&Dセンターなど今後の成長を見据えた投資を活発化させています。通信・半導体分野での新技術開拓や新工場の早期立ち上げを牽引する即戦力人材の需要が非常に高まっています。
4 求職者へのアドバイス
志望動機のヒント
次世代高速通信や半導体製造装置向けで世界的な技術優位性を持ち、過去最大規模の設備投資によって事業スケールを急拡大させている点に魅力を感じた旨を伝えると効果的です。また、14期連続増配を予定する安定した財務基盤のもと、新工場の立ち上げや生産性向上、AI活用にどのように貢献できるかを具体的に示すことがポイントとなります。
面接での逆質問例
- 「瀬戸工場や三春工場などで新棟の稼働が予定されていますが、新規ラインの立ち上げや生産効率化において、中途採用者に期待される役割や求めるスキルセットについて教えていただけますでしょうか?」
- 「情報通信や半導体関連で急速な需要増加が続いていますが、新技術開発やAIを活用した生産性改善の取り組みに対し、現場のエンジニアがどのように関わることができるか伺いたいです。」
5 転職者が知っておきたい現場のリアル
年間休日125日は確保できている
年間スケジュールの中で年に1日ないし2日ほど、会社の行事で出社することはあるが、あらかじめ決まっている上、年間休日125日は確保できているので問題はない。
(50代前半・広報・男性) [キャリコネの口コミを読む]成果に対するプレッシャーもある
限られた勤務時間でこれまで通りまたはそれ以上の成果を出そうとすると勤務時間中の業務効率を上げる必要があるし、成果に対するプレッシャーもあるが、やりがいはある。
(50代前半・広報・男性) [キャリコネの口コミを読む]※本記事は、公開されている決算短信、決算説明資料等の公開資料、および社員・元社員の口コミ情報をもとに、編集部の責任において作成しています。
使用した主な公開資料
- 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
- 2026年3月期 決算説明会資料



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