【18年12月期】230億円の減損計上でも株価好調なAGC 増配の理由は?

【18年12月期】230億円の減損計上でも株価好調なAGC 増配の理由は?

日本のガラス業界でトップの座に君臨し、世界でも高いシェアを誇るAGC。近年は中国を始めとする途上国に押されて伸び悩み、2019年10月には230億円の減損計上を発表しました。その一方で2017年から増配傾向が続くなど強気の経営。財務諸表からその理由を分析します。


10月8日に減損計上を発表したのち、年初来高値を更新したAGC株価(2019年11月6日現在)

損益計算書(PL):収益予想は伸び悩み

AGCの2018年12月期の売上高は1兆5229億円、営業利益は1205億円でした。営業利益は4期連続増益。2017年12月期に、各事業での出荷数量増と買収した企業の連結化により前期比で大幅な増収増益を達成した後、さらに収益を上乗せしています。

ただし、2019年12月期の予想は、売上高1兆5400億円と微増ながら、営業利益は1050億円と減収の見込み。これにより、2018年12月期には7.9%だった営業利益率が6.8%に低下します。

ガラス業界は、大型液晶TVやスマホなどの普及で需要自体は増えているものの、中国を始めとする途上国の安価な製品に押され、伸び悩んでいる状況にあります。

セグメント分析:成長分野の電子・化学品が新しい収益の柱に

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