【19年3月期】在来線の収益が減るJR西日本 どの事業で穴埋めするのか?

【19年3月期】在来線の収益が減るJR西日本 どの事業で穴埋めするのか?

JR東日本に次ぐ鉄道営業距離2位を誇るJR西日本(西日本旅客鉄道)。山陽新幹線と北陸新幹線(一部)というドル箱を抱え、過去最高売上高を記録しながらも、在来線における将来の減収が見込まれています。今後はどの事業で穴埋めするべく、どんな成長投資を行っているのか。財務諸表を基に経営状況と今後の見通しを分析します。


損益計算書(PL):売上高は過去最高

JR西日本の2019年3月期決算の営業収益は、前期比1.5%増の1兆5,293億円で過去最高となりました。営業利益も同4.2%増の1,969億円と好調です。

営業利益率は12.9%で前年比1.2ポイント増、陸運業界平均の7.21%(日経調べ)と比べてかなり高い数値となっています。

2020年3月期の第2四半期決算(2019年10月28日)では、台風19号に伴う運輸収入の減少や車両に関する損害などの影響があったものの、運輸収入が好調に推移している旨の説明がありました。

これを踏まえて2020年3月期の業績予想は、以下の通り上方修正されています。

  • 売上高:1兆5575億円→1兆5700億円
  • 営業利益:1980億円→2020億円
  • 経常利益:1845億円→1895億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:1185億円→1200億円
 

セグメント分析:営業収益の4割弱が運輸以外

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この記事の執筆者

都内の国立大学に通う大学生です。来年四月の証券アナリスト一次試験合格を目指し、日々勉強しています。専門は企業財務・企業評価です。まだまだ分析不慣れですが、よろしくお願いします。


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