アイスタの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
国内屈指の広告代理店・博報堂DYグループのデジタル領域を請け負うアイスタには、さまざまな職種のスペシャリストが在籍しています。各領域のスペシャリストが互いに連携しあうことで、プランニングから制作までワンストップでクライアントニーズに対応します。博報堂DYならではの仕事のスケールの大きさと、これまでの作品、受賞歴からもわかるように、デジタルクリエイティブ領域における専門性と技術力の高さが特徴です。
同社の口コミからは、「出社時間は自分次第」「業務の調整さえできれば長期の休みも取りやすい」「社内外の信頼を勝ち取れば男女問わず評価されている」「ナショナルクライアントの大規模案件に携わる魅力」など、実力主義の企業ならではの自由度の高さ、社会に影響力のある仕事によってやりがいと成長が見いだせる社風がうかがえます。また、女性や若者の活躍を評価するコメントも多い一方で、残業時間の多さを指摘する意見もありました。
面接では同社の実力主義と自由な環境になじみ、かつ、世の中にインパクトを与えるクリエイティブを生み出すスキルがある人材かが見極められるでしょう。
■選考は何次まで?
2020年5月現在、コーポレートサイトで中途採用の募集情報が公開されています。
アカウント職では「アカウントプロデューサー」「プロジェクトマネージャー」「制作プロデューサー」「ディレクター」など、クリエイティブ職では「アートディレクター」、エンジニア職では「テクニカルディレクター」「サーバーサイドエンジニア」など、幅広い職種で募集があります。
選考フローは、WEBエントリー→書類選考→一次面接→二次面接→内定の予定です。一次面接は人事担当者と配属予定部署の責任者、二次面接は役員面接となり、内定までの期間はおよそ1〜2ヶ月です。
WEBエントリーでは、履歴書と職務経歴書の添付に加えてフリーコメント欄が多いので、必ず下書きし、推敲しながら丁寧に記載しましょう。また、転職エージェント経由でも募集があるようです。詳細はキャリコネの求人情報をご確認ください。
■面接内容の傾向は?
経験者の口コミによると、自己PR、志望動機、実績・スキル、今後のキャリアプランなどの基本的な内容に加え、「WEBサービスで次に何が流行ると思いますか」「夢を語ってください」など、クリエイティブ会社ならではの発想力やプレゼン能力が問われる質問もあったようです。
また、実績やスキルについてはかなり突っ込んだ質問が想定されます。ポートフォリオなど、具体的に説明できるように準備しておきましょう。
また、同社が手がけたプロモーションについてもよく研究しておきましょう。テクノロジー面とクリエイティブ面での評価、一生活者としてメッセージを受け取ったときの感想など、同社を志望する理由や入社後やってみたい仕事、かなえたい夢などと絡めてプレゼンできるとよいでしょう。コーポレートサイト以外でも同社が手がけたプロモーションやクリエイティブに関する情報が数多くあるので、ぜひ参考にしてください。
アイスタの面接攻略法(面接対策)
■アイスタの「VISION 2025」を理解した上で自己分析をする
同社は、以下の企業理念のもと、2025年に向けた経営ビジョン「VISION 2025」を策定しています。
<企業理念>
理想とするクリエイティブ企業を目指すために、「デザインとは何か」に立ち返ること、そのすべては感動の暮らしをデザインするためにあることを「VIVION2025」で提言しています。
「VIVION2025」
このような同社の役割、目指す方向性を理解したとき、求められるスキル・人物像が浮かび上がります。暮らしに感動をデザインするためには、世の中がどんなコト・モノを求めているのかを探求し、どうすればより感動を生むことができるのか常に考えていなければいけません。そして絶え間なく進化するテクノロジーを巧みに操り、クライアントや生活者の心を動かすクリエイティブに落とし込む「企画力」「実行力」、さらに多くの人を巻き込みムーヴメントを生む「巻き込み力」も必要です。2025年に向けたこの取り組みに、自分が具体的にどんな役割を担っていくのかイメージしておくとよいでしょう。
■「なぜ博報堂アイ・スタジオに転職したいのか」の明確化には他社研究が必要
面接では、「アイスタのことをどのくらい理解しているか」「同社で自分がやりたいことは何か」を論理的に伝えることが必要です。その中で、同社でバリューを発揮できる人材かどうかを見極められます。そのためには、「なぜアイスタなのか」を明確に言葉にできるようにしておきましょう。
企業を正しく理解するための手段として、競合になりやすい他社を研究することが有効です。具体的にはデジタルクリエイティブに関わる以下のような企業を参考にするといいでしょう。
- 株式会社電通クリエーティブX
- 株式会社電通テック
- 株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
- 株式会社博報堂プロダクツ
アイスタの採用面接で実際に聞かれた質問内容
同社が社会で担っている役割や、必要とされている人材像が見えてきたのではないでしょうか。感動のある暮らしをデジタルを通じてデザインすることを使命とするアイスタにおいて、理想の暮らしへの探究心、人の心を動かす「企画力」「実行力」「巻き込み力」を備えた人材であると印象づけられるよう、具体的なエピソードと自分自身のビジョンを言葉にできるよう準備しておくとよいでしょう。
以下、経験者が面接で実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるかしっかりと考え、面接対策をしておきましょう。
[20代前半・男性/ディレクター] 【結果:入社】
[20代後半・男性/企画営業] 【結果:入社】
[20代後半・男性/プログラマ] 【結果:入社】
[30代前半・男性/ライター] 【結果:入社】
アイスタの採用面接に向けて
同社の面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
- 「実力主義の企業ならではの自由度の高さ、社会に影響力のある仕事によってやりがいと成長が見いだせる」社風を意識し、これにマッチしていることをアピールする。
- 同社の経営ビジョンを理解し、これに沿った自己分析をおこない自己アピールをする。
- 競合他社についてよく研究し、「なぜアイスタか」に対する答えを明確にしておく。
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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。