【20年3月期】オリエンタルランド、TDL休園で減収減益 大規模開発は計画どおり

【20年3月期】オリエンタルランド、TDL休園で減収減益 大規模開発は計画どおり

東京ディズニーリゾートの運営を手掛けるオリエンタルランド。2020年3月期は新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休園を余儀なくされ、業績絶好調の前期から一転して減収減益に陥りました。再開はようやく20年7月1日に決まり、大規模開発は計画通り実施予定とのことです。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


損益計算書(PL):減収減益も利益率は20%台を維持

オリエンタルランドの2020年3月期決算は、売上高は前期比11.6%減の4645億円、営業利益は同25.1%減の969億円で減収減益でした。

売上原価は前期比7.9%減の3006億円に抑えたものの、減収に追いつかず売上総利益は同17.8%減の1638億円に減少。粗利率も同2.6pt減の35.3%に悪化しています。

販管費も前期比4.4%減の670億円に抑えましたが、営業利益率は同3.7pt減の20.9%に悪化しています。

これらに加え、臨時休園の期間中に発生した固定費69億円、商品・原材料の廃棄損23億円を特別損失に計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比31.1%減の622億円となりました。

2021年3月期の業績予想については、現時点で合理的な業績予想の算定が困難なため、未定とのことです。

 

セグメント分析:コロナ禍でテーマパーク事業の減益率が25.7%に

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