損益計算書(PL):減収減益も利益率は20%台を維持
オリエンタルランドの2020年3月期決算は、売上高は前期比11.6%減の4645億円、営業利益は同25.1%減の969億円で減収減益でした。
売上原価は前期比7.9%減の3006億円に抑えたものの、減収に追いつかず売上総利益は同17.8%減の1638億円に減少。粗利率も同2.6pt減の35.3%に悪化しています。
販管費も前期比4.4%減の670億円に抑えましたが、営業利益率は同3.7pt減の20.9%に悪化しています。
これらに加え、臨時休園の期間中に発生した固定費69億円、商品・原材料の廃棄損23億円を特別損失に計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比31.1%減の622億円となりました。
2021年3月期の業績予想については、現時点で合理的な業績予想の算定が困難なため、未定とのことです。
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