【平均年収1132万円】レゾナック・ホールディングス 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年12月期)

【平均年収1132万円】レゾナック・ホールディングス 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年12月期)

レゾナック・ホールディングスは、レゾナック、レゾナック・ハードディスクなどを傘下に持つ持株会社です。半導体・電子材料から化学品まで幅広い分野で事業を展開し、グループ連結で2万人以上の従業員を擁しています。直近の業績は、売上収益・親会社の所有者に帰属する当期利益ともに前期から減少となりました。


目次

※本記事は、株式会社レゾナック・ホールディングス の有価証券報告書(2025年12月期、2025年1月1日 ~ 2025年12月31日、2026年3月25日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は IFRS です。

1. 企業概要:どんな会社?


レゾナック・ホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は346名、グループ連結従業員数は21,525名です。

同社グループは、半導体・電子材料、モビリティ部材、機能材料、化学品などの幅広い分野で事業を展開しています。連結子会社134社を中心に、グループ全体の戦略立案と統括管理を行っています。

主な国内グループ会社は、レゾナック、レゾナック・ハードディスク(ハードディスクの製造販売)、レゾナック・オートモーティブプロダクツ(自動車用樹脂成形品の製造)などです。

2025年1月1日付で、レゾナック・ホールディングスはクラサスケミカルに石油化学事業の吸収分割を行うグループ組織再編を実施し、報告セグメントを5つに変更しました。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


同社グループは、AI技術の進展を背景に「人としての幸せ」を重視し、従業員一人ひとりが心身の健康を保ちながら個性を発揮し、成長できる環境づくりを目指しています。パーパスとバリューを基盤とした「共創文化」の醸成を中心に、持続的な事業成長と企業価値向上を目指す方針です。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社では、平均年齢が比較的高く、平均勤続年数も長めであることから、従業員が長期にわたって安定して勤務する傾向が見られます。これは、人材の定着を重視する企業文化が背景にあることを示唆しています。

なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。

項目 数値
平均年間給与 11,319,076円
平均勤続年数 16.2年
平均年齢 46.3歳
単体従業員数 346人
連結従業員数 21,525人
単体のグループ内比率 1.6%


退職給付制度

同社及び一部の子会社は、従業員の退職給付に備え、給与や勤続年数に応じて給付額が決まる確定給付型の年金制度と、会社が拠出した資金を従業員が運用する確定拠出型の年金制度を設けています。これらの制度は国内および海外の従業員に適用されます。

退職一時金制度があり、給付は主に各従業員の職能資格に基づいて付与される職能ポイント累計により算定されます。

なお、確定給付型の退職給付債務は1,293億円、年金資産は1,714億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、AI技術の急速な進展の中で「人としての幸せ」の価値が高まっていると認識し、全従業員が心身の健康を大切にしながら個性を発揮し、パーパスの実現に挑戦し成長できる環境を重視しています。2022年に導入した「パーパス・バリュー」を基盤とする「共創文化」の醸成が、人材戦略の中心に据えられています。

役員報酬には短期業績連動項目としてサステナビリティ評価項目が組み込まれており、従業員エンゲージメントスコアやパーパス・バリューの実践度スコア、Resonac Pride 製品・サービス認定数の達成状況に応じて決定されます。目標管理制度(MBO)を通じて、従業員の評価とも連携する仕組みとなっています。

共創型人材の創出と事業成長に向けた挑戦を積み重ねるため、グローバル共通の育成プログラムを展開しています。「共創型コラボレーション力強化研修」では心理的安全性やアンコンシャス・バイアスへの理解、発信力・傾聴力・ファシリテーション力の習得を図ります。また、「共創型リーダーシップ研修」では1on1やフィードバック、コーチングを通じた実践的なコミュニケーション力を強化しています。

FFS理論を活用したチームづくりや、従業員のキャリアオーナーシップを育む「社内公募制度」「社内副業制度(プロジェクトチャレンジ)」の運用も行われています。さらに、越境的な学びを促進する「ラーニングフェス」を企画し、自律的な共創型人材の育成を支援しています。従業員エンゲージメント調査を毎年実施し、その結果を経営に反映することで、継続的な改善に取り組む方針です。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データは開示されていません。

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ ㈱レゾナック

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 6.9%
男性労働者の育児休業取得率 100.0%


▼ ㈱レゾナック・オートモーティブプロダクツ

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 3.5%
男性労働者の育児休業取得率 0.0%


▼ ㈱レゾナック・テクノサービス

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 2.9%
男性労働者の育児休業取得率 14.0%

グループ全体(連結)

指標 数値
従業員のエンゲージメントスコア 60%
エンゲージメント調査回答率 92%
パーパス実践度のサーベイスコア 56%
バリュー実践度のサーベイスコア 63%
パーパス共感度のサーベイスコア 71%
バリュー共感度のサーベイスコア 74%
グローバルアワードAHA!の肯定評価 71%
心理的安全性のサーベイスコア 63%
インクルージョンのサーベイスコア 61%
女性管理職比率 13.3%

事業が求める人材の供給

指標 数値
後継者計画準備率(提出会社及び一部国内グループ会社) 123.2%

選び選ばれる魅力構築と発信

指標 数値
男性育休取得率(提出会社及び㈱レゾナック) 100%
男性育休取得日数(提出会社及び㈱レゾナック) 40.4日
男女賃金格差(提出会社及び㈱レゾナック) 74.0%

自律的なプロフェッショナルの創出

指標 数値
共創型リーダーシップトレーニングに参加したラインマネージャーの割合(提出会社及び㈱レゾナック) 91%

共創を生む企業文化作り

指標 数値
障がい者雇用率(㈱レゾナック) 2.62%

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


レゾナック・ホールディングスは、持株会社として同社グループ全体の戦略立案と統括管理を担っています。同社グループは、多岐にわたる事業セグメントを通じて、幅広い産業分野に製品やサービスを提供しています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、半導体・電子材料からモビリティ、イノベーション材料、ケミカル、クラサスケミカルといった主要な5つの報告セグメントを中心に事業を展開しています。これらの事業を通じて、顧客の多様なニーズに応える製品の製造・販売を行っています。

半導体・電子材料

半導体前工程材料として電子材料用高純度ガスやCMPスラリー、半導体後工程材料としてエポキシ封止材やダイボンディング材料などを提供しています。デバイスソリューションではHDメディアやSiCエピタキシャルウェハーを手掛けています。
収益は、主に半導体関連の材料やソリューションの製造・販売から得ています。

モビリティ

樹脂成形品、摩擦材、粉末冶金製品、アルミ機能部材などを主要製品としています。
収益は、自動車産業をはじめとするモビリティ分野向けの製品提供から得ています。

イノベーション材料

樹脂材料、機能性化学品(合成樹脂エマルジョン、不飽和ポリエステル樹脂)、コーティング材料、セラミックス(アルミナ、研削研磨材、ファインセラミックス)などを扱っています。
収益は、幅広い産業における高機能材料の製造・販売から得ています。

ケミカル

化学品として基礎化学品(液化アンモニア、アクリロニトリル、アミノ酸、苛性ソーダ、塩素、合成ゴム)や産業ガス(液化炭酸ガス、ドライアイス、酸素、窒素、水素)を提供しています。グラファイト事業では黒鉛電極やカーボン負極材を手掛けています。
収益は、多様な化学品や産業ガス、グラファイト製品の製造・販売から得ています。

クラサスケミカル

石油化学事業としてオレフィン、有機化学品(酢酸ビニルモノマー、酢酸エチル、アリルアルコール)、合成樹脂などを主要製品としています。
収益は、石油化学製品の製造・販売から得ています。運営は、クラサスケミカルが行っています。

同社グループの売上収益は、日本、中国、アジア(中国除く)、その他の地域と広範囲にわたっています。特定の地域や顧客に売上収益が集中している状況は見られません。

当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、クラサスケミカルが新たな報告セグメントとして加わっています。また、カーボン負極材を主要製品とする蓄電摺動材料事業は、モビリティセグメントからケミカルセグメントに変更されました。

セグメント 売上収益(2024年12月期) 売上収益(2025年12月期) セグメント利益(2024年12月期) セグメント利益(2025年12月期) 利益率
半導体・電子材料 4,501億円 5,113億円 737億円 1,084億円 21.2%
クラサスケミカル 3,317億円 3,042億円 86.1億円 47.0億円 1.5%
ケミカル 2,152億円 1,854億円 17.5億円 △54.8億円 △3.0%
モビリティ 2,010億円 1,793億円 63.4億円 44.0億円 2.5%
イノベーション材料 1,098億円 1,050億円 113億円 104億円 9.9%
その他の事業セグメント 1,233億円 1,027億円 13百万円 44.1億円 4.3%

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの直近5期間の業績を見ると、売上収益は変動が見られます。当連結会計年度の売上収益は前期から減少しました。親会社の所有者に帰属する当期利益も前期から減少する結果となりました。

営業利益は前期から大きく減少しましたが、これは旧本社土地建物の固定資産売却益があった前期に対し、当期は複数事業譲渡の意思決定に伴う減損損失の計上が影響しています。

項目 2021年12月期 2022年12月期 2023年12月期 2024年12月期 2025年12月期
売上収益 1兆4,196億円 1兆3,926億円 1兆2,954億円 1兆3,915億円 1兆3,471億円
税引前利益 - - △142億円 846億円 450億円
税引前利益率 - - △1.1% 6.1% 3.3%
親会社の所有者に帰属する当期利益 - - △65.0億円 735億円 290億円
1株当たり当期純利益(円) △77.40 179.02 △35.91 406.61 160.49

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上収益(連結)は前期から増加しており、生産性が向上している傾向が見られます。一方で、従業員1人あたり営業利益(連結)は前期から減少しています。これは、当連結会計年度において減損損失の計上など一時的な要因が営業利益に影響したためと考えられます。これらの指標は、同社グループの収益体質と組織効率化の状況を示しています。

指標 2024年12月期 2025年12月期
従業員1人あたり売上収益(連結) 58.1百万円 62.6百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 3.7百万円 2.2百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループの財務基盤は、自己資本と手元資金の厚みから安定した状態を示しています。本業で得た資金を投資に回し、事業の成長と安定性を両立させる経営が行われています。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの自己資本は前期から増加しており、財務基盤の強化が進んでいます。自己資本比率はプライム市場の製造業平均と比較すると低い水準ですが、前期からは改善しています。ROE(自己資本利益率)は前期から低下しており、収益性の改善が今後の課題となっています。手元資金である現金及び現金同等物は、不況時や予期せぬ事態への耐性を示す重要な指標であり、同社グループは一定の現金を保有しています。これらの財務状況は、従業員の雇用や給与の安定性にも影響を与える要素となります。

指標 2024年12月期(前期) 2025年12月期(当期)
自己資本 6,646億円 6,989億円
自己資本比率 30.6% 33.2%
ROE(自己資本利益率) 12.0% 4.3%
現金及び現金同等物 2,947億円 2,620億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループの営業活動によるキャッシュ・フローは、当期利益の減少等により、前期に比べ334億円の収入減少となる1,303億円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出の増加等により、前期に比べ348億円の支出増加となる△871億円の支出となっています。この結果、フリー・キャッシュ・フローは、前期に比べ682億円の収入減少となる432億円の収入となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出の減少があったものの、前期は転換社債型新株予約権付社債の発行による収入があったこと等の影響により、前期に比べ494億円の支出増加となる△699億円の支出となりました。

本業で安定した資金を稼ぎ出し、その資金を成長のための投資に充てている状況です。フリー・キャッシュ・フローもプラスを維持しており、事業の成長と財務の健全性を両立させていることが示されています。これは、入社後の雇用や給与の安定性、そして会社の将来的な成長性にもつながる要素であると言えます。

項目 2024年12月期(前期) 2025年12月期(当期)
営業CF 1,637億円 1,303億円
投資CF △523億円 △871億円
財務CF △205億円 △699億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 1,113億円 432億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、半導体・電子材料、モビリティ、ケミカル、クラサスケミカルの各セグメントにおいて、需要や競争環境の大幅な変動、サプライチェーン上の重大なリスクの発生、為替の大幅な変動が経営成績及び財務状況に影響を与える可能性があるとしています。特にモビリティ市場では、EVシフトによる内燃機関車市場の縮小により、既存事業の収益性が低下するリスクがあります。

また、グローバルな事業活動において、予期しえない法律や規制の変更、政治・経済情勢の変化、テロ・戦争等による社会的混乱、原燃料価格や物流コストの更なる上昇、サプライチェーンの途絶などのリスクが存在します。これらのリスクは、同社グループの事業活動に支障が生じ、経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループは、世界トップレベルの機能性化学メーカーになることを目指しており、経営又は技術に関する能力に優れた共創型人材の採用、確保、育成が重要であると考えています。しかし、優秀な人材の採用及び確保に関する競争は激化している状況です。

④ 雇用安定性・リストラ

事業構造改善引当金が9.0億円計上されています。この費用は事業再編・拠点統廃合・人員削減等に伴うものであり、転職先を検討する際に留意すべき情報です。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


レゾナック・ホールディングスは、「化学の力で社会を変える」というパーパス(存在意義)を掲げ、先端材料パートナーとしてグローバル社会の持続可能な発展に貢献することを目指しています。同社グループは、共創を通じて「世界トップクラスの機能性化学メーカー」となることを目指しています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


レゾナック・ホールディングスは、存在意義(パーパス)として「化学の力で社会を変える」を掲げています。同社グループは、先端材料パートナーとして時代が求める機能を創出し、グローバル社会の持続可能な発展に貢献することを目指しています。

長期ビジョンでは、人々が幸せに暮らせる社会と美しい地球を次世代に手渡すために共創し、「世界トップクラスの機能性化学メーカー」となることを目指す姿としています。その実現に向けて、「世界で戦える会社」、「持続可能なグローバル社会に貢献する会社」、「共創型人材創出企業」となることを掲げています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


レゾナック・ホールディングスは、パーパス(存在意義)の実現に向けて、以下の価値観(バリュー)を大切にしています。「プロフェッショナルとしての成果へのこだわり」、「機敏さと柔軟性」、「枠を超えるオープンマインド」、「未来への先見性と高い倫理観」です。

同社グループは、これらのバリューを基盤とした「共創文化の醸成」を中心に据えています。従業員のエンゲージメントを高め、社内外のステークホルダーとの共創を推進することで、イノベーションを生み出すことを目指しています。共創型で自律的な人材の育成も不可欠であると考えています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


レゾナック・ホールディングスは、企業価値最大化のために、機能性化学メーカーへの変貌と、それを支える共創型で自律的な人材の育成を不可欠な課題としています。同社グループは、人材育成の強化、人事評価の透明性や実力主義の徹底を進めています。

また、従業員のエンゲージメントを高め、社内外のステークホルダーとの共創を推進することで、イノベーション創出を目指しています。パーパスに込められたサステナビリティの理念を根幹に据え、先端材料の提供を通じて省エネルギーや環境負荷の低減、高度循環型社会の実現に貢献することも重点テーマとしています。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


レゾナック・ホールディングスは、監査役会設置会社制度を採用し、経営の公正性、透明性、効率性の向上を図っています。取締役会は社外取締役を過半数とする指名諮問委員会、報酬諮問委員会を設置し、監督機能の強化に努めています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


レゾナック・ホールディングスの筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行(信託口)であり、機関投資家が上位を占める資本構成となっています。特定の事業会社や創業家による支配的な影響は見られず、幅広い投資家によって支えられていることが特徴です。

株主名 持株比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 17.33%
日本カストディ銀行(信託口) 8.79%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 みずほ銀行) 4.79%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 みずほ銀行) 3.18%
JPモルガン証券 3.15%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は14名(男性10名・女性4名)で構成され、女性役員比率は28.6%です。代表取締役社長は髙橋秀仁氏が務めています。社外取締役比率は44.4%です。

氏名 役職 主な経歴
髙橋 秀仁 取締役社長 (代表取締役) ㈱三菱銀行(現㈱三菱UFJ銀行)入行、日本ゼネラルエレクトリック㈱事業開発部長、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン(同)シリコーン事業社長兼最高経営責任者(CEO)を経て、2022年1月より同社代表取締役社長社長執行役員最高経営責任者(CEO)より現職。
森川 宏平 取締役会議長 同社入社、執行役員情報電子化学品事業部長、常務執行役員最高技術責任者(CTO)を経て、2022年1月より同社代表取締役会長、取締役会議長より現職。
染宮 秀樹 取締役 ㈱野村総合研究所入所、野村證券㈱金融研究所副主任研究員、メリルリンチ日本証券㈱(現BofA証券㈱)テレコム・メディア・テクノロジーグループ統括責任者、JPモルガン証券㈱投資銀行統括本部テクノロジー・メディア・テレコムグループ統括責任者、ソニー㈱(現ソニーグループ㈱)副社長CFO付チーフファイナンシャルストラテジストを経て、2022年3月より同社取締役常務執行役員最高財務責任者(CFO)より現職。
眞岡 朋光 取締役 A.T.カーニー㈱入社、インフィニオンテクノロジーズジャパン㈱インダストリアル&マルチマーケット事業本部長、レノボ・ジャパン㈱ストラテジーディレクター、ルネサスエレクトロニクス㈱執行役員兼経営企画統括部長を経て、2024年1月より同社取締役常務執行役員最高戦略責任者/最高リスク管理責任者(CSO/CRO)より現職。
今井 のり 取締役 日立化成工業㈱(現㈱レゾナック)入社、執行役モビリティ事業本部副本部長兼モビリティ事業戦略部長、取締役執行役員最高戦略責任者(CSO)を経て、2024年3月より同社取締役常務執行役員最高人事責任者(CHRO)より現職。


社外取締役は、常石哲男氏(元東京エレクトロン代表取締役会長)、安川健司氏(アステラス製薬代表取締役会長)、大西賢氏(元日本航空代表取締役会長)、榊原泉氏(元富士フイルム富山化学取締役執行役員)です。

同社は監査役会設置会社制度を採用しており、経営の公正性及び透明性の向上、効率的企業経営を図っています。取締役会の諮問機関として、委員の過半数を独立社外取締役で構成する指名諮問委員会と報酬諮問委員会を設置し、経営の監督機能と業務執行機能の役割分担を明確にしています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


レゾナック・ホールディングスでは、取締役(社外取締役を除く)の報酬は、役職に応じた基本報酬(固定報酬)、毎期の業績に連動する短期業績連動報酬(STI)、中長期の業績や企業価値に連動する株式報酬(LTI)で構成されています。LTIは、3年間の業績・株価に応じたパフォーマンス・シェア・ユニット(PSU)と、毎期のサステナビリティ評価に応じた譲渡制限付株式(RS)で構成されます。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役 11名 12.2億円 1.11億円
うち社外取締役 6名 82百万円 13.7百万円
監査役 5名 1.3億円 25.4百万円
うち社外監査役 3名 50百万円 16.7百万円


個人別報酬が開示されている役員は、髙橋秀仁氏(5.17億円)、森川宏平氏(1.83億円)、染宮秀樹氏(1.57億円)、眞岡朋光氏(1.57億円)、今井のり氏(1.51億円)です。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


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