※本記事は、株式会社ノーリツ の有価証券報告書(2025年12月期、2025年1月1日 ~ 2025年12月31日、2026年3月26日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
ノーリツグループは、温水空調機器や厨房機器などの製造・販売を主軸とする事業を展開しています。国内外の関係会社とともに、製品や部品の製造から販売までを一貫して手掛けています。
単体従業員数は1,985名、連結従業員数は5,934名です。セグメントは国内事業、海外事業、全社(共通)の3つです。
主な国内グループ会社は、ノーリツリビングクリエイト(温水機器等の販売・施工)、大成工業(温水機器等の部品類の製造)、ハーマン(温水機器・厨房機器の製造・販売)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
ノーリツは、人々の暮らしを支える住宅設備機器を提供する企業として、安定した事業基盤を築いています。同社グループでは、従業員一人ひとりの成長と多様な働き方を支援する環境づくりに力を入れており、長期的なキャリア形成を視野に入れた働き方が期待できます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
ノーリツでは、平均勤続年数が長く、従業員の定着性が高い傾向が見られます。平均年齢も比較的高く、経験豊富なベテラン社員が多数活躍していることがうかがえます。これは、長期的な視点でキャリアを築きたいと考える方にとって魅力的な環境であると言えるでしょう。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 6,502,178円 |
| 平均勤続年数 | 18.1年 |
| 平均年齢 | 43.8歳 |
| 単体従業員数 | 1,985人 |
| 連結従業員数 | 5,934人 |
| 単体のグループ内比率 | 33.5% |
ノーリツは、確定給付制度と確定拠出制度を併用しています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。これらの制度は国内グループ会社に適用されています。
また、退職一時金制度があります。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
当連結会計年度末における退職給付債務は270億円、年金資産は328億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
ノーリツは、従業員を最も大切な人的資本と捉え、一人ひとりが能力を最大限に発揮することで、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。中期経営計画「Vプラン26」では、「多様な人材を活かす」「成長実感を生み出す」「挑戦を後押しする」を人材戦略の重点テーマとして掲げています。
具体的には、ダイバーシティ&インクルージョンを推進し、女性、シニア、障がい者、外国人など多様な人材の雇用と活躍を支援しています。経験者や専門職の採用を拡充し、女性社員への教育機会提供や障がい者の直接雇用を進めることで、個々の力を最大限に引き出す環境を整備しています。
また、従業員のウェルビーイング実現にも注力しており、「ノーリツ健康宣言」に基づき、疾患の未然防止や健康増進のための施策を展開しています。ワークライフバランスを重視した柔軟な働き方を導入し、「健康経営優良法人」にも認定されています。個と組織の成長を促すため、次世代経営者育成プログラムやパフォーマンスマネジメントを導入し、上司と部下の継続的な対話を通じて個人の成長とエンゲージメント向上を図っています。さらに、Values「すべては挑戦から始まる」を組織文化として定着させるため、挑戦を評価する仕組みや表彰制度を構築し、従業員の主体的な挑戦を後押ししています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。男女の賃金の差異については、男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示しており、賃金制度は性別に関係なく同一ですが、人数、社員資格、在籍年数の違いなどにより差が生じています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 7.3% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 52.4% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 64.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 64.2% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 72.9% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ ノーリツリビングクリエイト
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 6.3% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 50.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 77.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 77.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 70.7% |
▼ 大成工業
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 61.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 72.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 74.0% |
▼ 信和工業
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 65.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 66.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 80.5% |
多様な人材を「活かす」
「多様な人材を「活かす」」に関する任意開示指標です。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 経験者採用比率 | 49.1% |
| 女性管理職比率 | 7.4% |
| 障がい者のGr適用実雇用率 | 3.9% |
ウェルビーイングの実現
「ウェルビーイングの実現」に関する任意開示指標です。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 健康スコア | 64.5 |
| メンタルヘルスに伴う休業者数 | 39人 |
成長実感を「生み出す」
「成長実感を「生み出す」」に関する任意開示指標です。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 戦略ポジション候補者準備率 | 105.9% |
| ファーストラインマネジャーの研修参加率 | 51.2% |
| 研修参加延べ人数 | 1,266人 |
「挑戦」を後押しする
「「挑戦」を後押しする」に関する任意開示指標です。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 挑戦する風土スコア | 64 |
| 総合エンゲージメントスコア | 69 |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
ノーリツグループは、温水空調機器や厨房機器の製造・販売を主軸に事業を展開しています。国内と海外の2つの事業セグメントを通じて、幅広い製品とサービスを提供しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、温水空調機器や厨房機器の製造・販売を主要な事業としています。これらの製品は、同社および国内外の関係会社によって製造され、主に代理店を通じて販売されています。収益は、製品の販売とそれに付帯するアフターサービスから得られています。
同社グループの事業は「国内事業」と「海外事業」の2つの報告セグメントで構成されています。
国内事業
国内事業では、温水空調分野と厨房分野を中心に製品の製造・販売を行っています。高付加価値商品や環境配慮型商品の販売を強化しており、特に自然冷媒ハイブリッド給湯機や高効率給湯器が需要を伸ばしています。業務用給湯器の価格改定効果や保守契約の増加も収益に貢献しています。厨房分野では、高級タイプの新製品「PROGRE」の販売が好調に推移しています。
収益は、温水空調機器や厨房機器の販売、および関連するサービスから得ています。運営は、大成工業、信和工業、ハーマン、多田スミス、アールビー、ノーリツリビングクリエイト、エスコアハーツ、能率電子科技(香港)、東莞大新能率電子有限公司などが行っています。
海外事業
海外事業は、中国、北米、豪州、東南アジアなど複数の地域で展開しています。中国エリアでは市況低迷が続くものの、費用のコントロールにより利益を確保しています。北米エリアでは高効率給湯器や家庭用タンクレス給湯器、業務用機器、暖房機器が好調で黒字化を達成しました。豪州エリアでもタンクレス給湯器やヒートポンプ給湯機の販売が継続して成長しています。東南アジアでは浄水器の新製品を開発し、新規市場開拓を進めています。
収益は、各地域での温水空調機器や厨房機器の販売から得ています。運営は、能率(上海)住宅設備、能率(中国)投資、櫻花衛厨(中国)、佛山市櫻順衛厨用品、NORITZ AMERICA CORPORATION、能率香港、DUX MANUFACTURING LIMITEDなどが行っています。
同社グループの売上高は国内事業が約1,367億円、海外事業が約653億円となっており、海外事業が全体の約3割を占めています。特定の顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%以上を占めることはありません。
| セグメント | 売上高(2024年12月期) | 売上高(2025年12月期) |
|---|---|---|
| 国内事業 | 1,335億円 | 1,367億円 |
| 海外事業 | 687億円 | 653億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの直近5期間の業績を見ると、売上高は2,000億円台で推移しており、当期は前期からほぼ横ばいとなりました。経常利益は変動が見られるものの、当期は前期から増加しています。親会社株主に帰属する当期純利益は、当期は前期から減少する結果となりました。
| 項目 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2024年12月期 | 2025年12月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,781億円 | 2,110億円 | 2,019億円 | 2,022億円 | 2,020億円 |
| 経常利益 | 39.8億円 | 79.0億円 | 12.4億円 | 35.8億円 | 55.4億円 |
| 経常利益率 | 2.2% | 3.7% | 0.6% | 1.8% | 2.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 54.8億円 | 48.0億円 | 8.7億円 | 43.8億円 | 33.6億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 119.12 | 104.64 | 18.84 | 94.89 | 73.51 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの売上高は、前期から増加する傾向にあります。また、従業員1人あたりの営業利益も前期から増加しており、生産性が向上していることが示されています。これらの指標は、組織全体の効率化が進んでいる状況を表しています。
| 指標 | 2024年12月期(前期) | 2025年12月期(当期) |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 33.0百万円 | 34.0百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 0.4百万円 | 0.7百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループの財務状況は、本業で資金を生み出しつつも、将来に向けた投資を積極的に行っている段階を示しています。これにより、事業の成長と安定性の両面を追求している状況です。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、自己資本比率がプライム市場の製造業平均を上回る水準にあり、安定した経営体質を示しています。一方で、ROE(自己資本利益率)はプライム市場平均を下回る水準となっています。手元資金として現金及び預金を確保しており、事業運営における一定の柔軟性がある状況です。これらの財務状況は、同社グループが安定性を重視しつつ、今後の収益性向上に向けた取り組みを進めていることを示唆しています。
| 指標 | 2024年12月期(前期) | 2025年12月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 1,369億円 | 1,450億円 |
| 自己資本比率 | 59.0% | 59.0% |
| ROE(自己資本利益率) | 3.5% | 2.5% |
| 現金及び預金 | 290億円 | 256億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループの当連結会計年度におけるキャッシュフローは、営業活動により資金を獲得し、投資活動に資金を充当している状況を示しています。営業活動によるキャッシュフローは、主に税金等調整前当期純利益や減価償却費、棚卸資産の減少などにより増加しました。投資活動によるキャッシュフローは、主に有形固定資産の取得による支出が増加したことで、資金の支出が拡大しています。財務活動によるキャッシュフローは、自己株式の取得や配当金の支払いにより資金が減少しました。
これらの資金の流れから、同社グループは本業で安定的に資金を生み出しつつ、将来の成長に向けた積極的な投資を行っていることがうかがえます。フリーキャッシュフローはマイナスとなっており、事業の拡大や競争力強化のための投資を優先している段階にあると考えられます。このような資金使途は、同社グループが持続的な成長を目指していることを示しており、長期的な視点での雇用安定性や給与水準の維持に繋がる可能性があります。
| 項目 | 2024年12月期(前期) | 2025年12月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 86.2億円 | 99.6億円 |
| 投資CF | △60.0億円 | △111億円 |
| 財務CF | △24.8億円 | △36.7億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 26.2億円 | △11.6億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、主力事業であるガス・石油機器の製造販売において、カーボンニュートラルへの対応遅れを重要なリスクとして認識しています。この対応の遅れは、事業活動や持続的な成長に影響を及ぼす可能性があります。また、国内外の基準や法規制への未対応もリスクとして挙げられています。特に国内では給湯器等にトップランナー基準が設けられており、製品販売事業に重大な影響を与える可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、人材確保の難しさを重要なリスクとして認識しています。国内の労働人口減少や求人倍率の増加を背景とした人材不足は、事業活動の停滞や商品開発・販売競争力の低下に影響を及ぼす可能性があります。多様な人材が能力を最大限発揮できる環境づくりや、キャリア自立支援制度の充実に取り組んでいます。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
ノーリツは、創業以来大切にしてきた価値観を基盤に、未来を見据えた新たな幸せを創造し続けることを目指しています。人々の暮らしに寄り添い、温もりと笑顔を届ける企業文化が根付いています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、創業の原点である「お風呂は人を幸せにする」という考え方を大切にしています。その上で、グループミッションとして「新しい幸せを、わかすこと。」を策定しています。現在は、このミッションのもと、暮らしに寄り添い、より豊かな未来を創造するための挑戦を続けています。これからも「幸せ」をわかす企業として、人々の毎日に温もりと笑顔を届けることを目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、持続可能な事業活動を推進するため、サステナビリティ経営を重視しています。人的資本を最も大切な資本と捉え、従業員一人ひとりが能力を最大限発揮できる環境づくりに取り組んでいます。中期経営計画「Vプラン26」の人材戦略では、「多様な人材を活かす」「成長実感を生み出す」「挑戦を後押しする」を重要なテーマとして掲げています。Values「すべては挑戦から始まる」を組織文化として定着させるため、個人の挑戦を評価する仕組みや表彰制度も構築されています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、中期経営計画『Vプラン26』の実現に向け、サステナビリティ経営の推進を重点施策の一つとしています。具体的には、IoTリモコン等を通じた顧客とのつながりによる長期的な安全・安心の提供に取り組んでいます。また、サプライチェーン全体でのCO2排出量削減目標の達成を目指し、カーボンニュートラルに向けた取り組みを進めています。さらに、人的資本や知的資本などの無形資産への積極的な投資と活用を通じて、社会課題解決に向けた開発を推進しています。コーポレートガバナンスの強化も重点課題であり、取締役会の実効性評価と改善を継続しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
ノーリツは監査等委員会設置会社として、取締役会の監査・監督機能の強化と意思決定の迅速化を図っています。独立社外取締役が取締役会の3分の1以上を占め、経営の独立性と合理性を確保する体制です。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
ノーリツの株主構成を見ると、筆頭株主は信託銀行の信託口となっています。同社の取引先持株会、従業員持株会、得意先持株会が上位に名を連ねており、事業関係者による安定的な保有が見られます。その他、複数の金融機関や事業会社も主要株主として同社を支えています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 11.77% |
| ノーリツ取引先持株会 | 5.23% |
| 三井住友銀行 | 3.79% |
| 第一生命保険 | 3.51% |
| 長府製作所 | 3.31% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
ノーリツの役員は8名(男性6名・女性2名)で構成され、女性役員比率は25.0%です。代表取締役会長は腹巻知氏、代表取締役社長は竹中昌之氏が務めています。社外取締役比率は37.5%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 腹巻 知 | 代表取締役 会長 | 1983年4月同社入社、2015年3月同社取締役兼常務執行役員、2020年10月同社代表取締役社長、2025年7月同社代表取締役会長より現職。 |
| 竹中 昌之 | 代表取締役 社長 | 1992年1月同社入社、2017年3月同社取締役兼常務執行役員、2021年3月同社取締役兼専務執行役員、2025年7月同社代表取締役社長より現職。 |
| 吉本 厚志 | 取締役兼 専務執行役員 プロダクツ統括本部長 | 1989年4月同社入社、2021年10月同社常務執行役員研究開発本部長、2025年3月同社取締役兼専務執行役員プロダクツ統括本部長より現職。 |
| 池田 英礼 | 取締役兼 専務執行役員 国内事業統括本部長 | 1996年4月同社入社、2022年3月同社取締役兼常務執行役員グローバル本部長、2025年7月同社取締役兼専務執行役員国内事業統括本部長より現職。 |
社外取締役は、野田いづみ氏(ビーウィズ フェロー(エキスパート役員))、谷保廣氏(公認会計士谷会計事務所代表・筆頭社外取締役 監査等委員)、伊藤三奈氏(ZENMONDO代表取締役CEO・監査等委員)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、独立社外取締役3名を選任することで取締役会の独立性を確保し、経営判断の合理性を高める体制をとっています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
ノーリツの役員報酬は、代表取締役および業務執行取締役に対しては基本報酬、業績連動型年次現金賞与、譲渡制限付株式報酬、事後交付型業績連動型株式報酬の4つの要素で構成されています。社外取締役には固定の基本報酬のみが支給される体系です。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 6名 | 2.4億円 | 40.3百万円 |
| 監査等委員(社外除く) | 1名 | 23百万円 | 23.0百万円 |
| 社外役員 | 5名 | 22百万円 | 4.4百万円 |
なお、報酬額及び員数には、事業年度中に退任した取締役2名、社外役員2名が含まれています。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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