【平均年収752万円】古野電気 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年2月期)

【平均年収752万円】古野電気 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年2月期)

古野電気は、超音波と電磁波のセンサー技術を基盤に、舶用・産業用電子機器の製造販売をグループ各社とともに展開しています。直近3期連続で過去最高を更新し、2026年2月期も増収増益となりました。


目次

※本記事は、古野電気株式会社 の有価証券報告書(2026年2月期、2025年3月1日 ~ 2026年2月28日、2026年5月18日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


古野電気グループは、超音波と電磁波を中心としたセンサー技術を基盤に、舶用電子機器および産業用電子機器の製造販売を主たる事業としています。航海機器、漁労機器、無線通信装置のほか、医療機器、ITS機器、GPS機器、航空機用電子装置なども手掛けています。

古野電気の単体従業員数は1,954名、連結従業員数は3,411名です。同社グループの事業セグメントは、舶用事業、産業用事業、無線LAN・ハンディターミナル事業、その他の4つです。

主な国内グループ会社は、マリサット通信サービス(舶用事業)、フルノシステムズ、フルノライフベスト(その他事業)などです。

古野電気グループは、2026年2月期で中期経営計画フェーズ2を終え、2027年2月期からフェーズ3に移行します。市況変動に左右されない事業構造への変革と、人財を含む経営資源への積極投資を進める方針です。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


古野電気は、長年にわたり培ってきた技術と事業基盤を持つ企業です。従業員の平均勤続年数が長く、安定した環境でキャリアを築ける働き方が特徴として挙げられます。経験豊富な人材が活躍し、組織全体の成長を支えていることがうかがえます。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


古野電気では、平均勤続年数が長く、従業員が安定してキャリアを築いている傾向が見られます。平均年齢も比較的高い水準であり、経験豊富な人材が活躍していることがうかがえます。

項目 数値
平均年間給与 7,523,120円
平均勤続年数 15.2年
平均年齢 44.7歳
単体従業員数 1,954人
連結従業員数 3,411人
単体のグループ内比率 57.3%


同社グループは、確定給付型と確定拠出型の両方の退職給付制度を設けています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。これらの制度は、同社および国内連結子会社、一部の海外連結子会社に適用されています。退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。なお、退職給付債務は131.7億円、年金資産は122.4億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、経営理念である「会社存立の原点は社会の役に立つことである」「経営は創造である」「社員の幸福は会社の発展と共にある」を実現するため、「人財」を最も重要な経営資本と位置付けています。2030年度までに達成したい同社グループの人財や企業風土の在り方を「人財・企業風土ビジョン」として定めています。このビジョンに基づき、「人財」の価値を最大化する人財戦略を策定・実行しています。

人財育成方針として「高い目標を掲げ社会への貢献と幸福のためにグローバル視点で価値共創に挑戦する人財を育てる」を掲げ、新たに「新人事ビジョン」を策定しました。これには3つの「重要課題」、7つの「人財戦略」、9つの「施策」が設定されています。

具体的には、社員一人ひとりの能力を最大化し、能力・適性に応じた人財配置の最適化のため、ジョブローテーションや職能別の人財育成委員会を定期開催しています。DX人財の育成にも注力し、生成AI実践活用ワークショップや選抜型生成AIトレーニング、DX基礎教育研修、Eラーニングなどを実施しています。

経営人財の育成では、若手社員を対象とした若手選抜研修、幹部層向けの幹部選抜研修、部門長以上のポジションに対するサクセッションプラン、執行役員向けのトップマネジメント研修など、階層別の育成体制を構築しています。ダイバーシティ&インクルージョンの推進も重要課題と位置付け、社長直轄プロジェクト「スマイルプロジェクト」やD&I推進課を設置し、多様な人財が活躍できる環境整備を進めています。健康経営にも力を入れ、「FURUNO健康宣言」や「健康経営戦略マップ」に基づき、運動支援、禁煙支援、メンタルヘルス対策、疾病予防対策、食事支援、女性の健康支援など多岐にわたる取り組みを行っています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、提出会社単体のデータを示します。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 6.1%
男性労働者の育児休業取得率 71.7%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 67.8%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 79.8%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 71.3%

多様性・登用

指標 数値
女性幹部社員比率(2025年度実績) 6.1%
新卒採用に占める女性採用割合(2025年度実績) 30.9%

育児・介護支援

指標 数値
男性育休取得率(2025年度実績) 71.7%

人材育成・エンゲージメント

指標 数値
エンゲージメントサーベイ「バリューの実践」ポジティブ回答(2024年度実績:グループ全体) 75.0%

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


古野電気グループは、超音波や電磁波を中心としたセンサー技術を基盤に、舶用電子機器と産業用電子機器の製造販売を主軸とする事業を展開しています。グローバルな市場で、安全安心で快適な社会や航海の実現を目指しています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、主に舶用事業、産業用事業、無線LAN・ハンディターミナル事業の3つの報告セグメントで事業を展開しています。各事業部門が製品・サービスに関する戦略を立案し、事業活動を進めています。海外市場での売上も大きく、為替レートの変動が業績に影響を与える傾向にあります。特定の顧客への収益集中は見られません。

舶用事業

航海機器、漁労機器、無線通信装置などを主要な製品としています。収益は、商船向けの新造船や既存船のリプレイス、保守サービス、漁業向け機器の販売から得ています。運営は、同社が製造・販売を担うほか、FURUNO FINLAND OY、ELECTRONIC NAVIGATION LIMITED、古野香港有限公司が製造を、FURUNO U.S.A.,INC.、FURUNO(UK)LTD.などが販売を行っています。当連結会計年度においては、商船向け市場での新造船向け販売や既存船のリプレイス需要、保守サービスが好調に推移し、米州では戦略製品の販売が増加しました。

産業用事業

医療機器、ITS機器、GPS機器、航空機用電子装置などを主要な製品としています。収益は、時刻同期製品の販売や防衛装備品の生産出来高の増加から得ています。運営は、同社及び孚諾科技(大連)有限公司が製造・販売を行っています。当連結会計年度においては、ヘルスケア事業での生化学分析装置の販売は減少しましたが、ITS・GNSS事業における時刻同期製品の販売が海外向けを中心に好調でした。

無線LAN・ハンディターミナル事業

無線LANアクセスポイントやハンディターミナルなどを主要な製品としています。収益は、主にこれらの製品の製造販売から得ています。運営は、フルノシステムズが担っています。当連結会計年度においては、文教市場向けの需要環境が低調に推移し、無線LANアクセスポイントの販売が減少しました。

その他の事業セグメント

主に電磁環境試験事業などを行っています。運営は、ラボテック・インターナショナルが担っています。

セグメント 売上高(2025年2月期) 売上高(2026年2月期)
舶用事業 1,087億円 1,211億円
産業用事業 142億円 158億円
無線LAN・ハンディターミナル事業 36.9億円 33.0億円
その他の事業セグメント 3.6億円 3.4億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの過去5期間の業績は、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに、直近3期連続で過去最高を更新する堅調な推移を示しています。特に当連結会計年度は、売上高及び全段階利益において前年同期比で大幅な増加となりました。

項目 2022年2月期 2023年2月期 2024年2月期 2025年2月期 2026年2月期
売上高 848億円 913億円 1,148億円 1,270億円 1,406億円
経常利益 37.2億円 25.9億円 81.7億円 142億円 183億円
経常利益率 4.4% 2.8% 7.1% 11.2% 13.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 28.1億円 13.5億円 62.4億円 115億円 167億円
1株当たり当期純利益(円) 89.24 42.72 197.61 362.64 529.53

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたりの売上高は前期から増加し、生産性が向上している傾向が見られます。また、従業員1人あたりの営業利益も前期から増加しており、組織全体の収益を創出する力が強化されていることを示しています。これらの指標の改善は、同社グループの事業活動が効率的に行われていることを示唆しています。

指標 2025年2月期 2026年2月期
従業員1人あたり売上高(連結) 37.7百万円 41.2百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 3.9百万円 4.8百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループは、堅調な事業活動を通じて安定した資金を創出し、財務基盤を強化しています。これにより、将来に向けた投資余力も確保されている状況です。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤は、自己資本比率がプライム市場の製造業平均を大きく上回る水準で推移しており、安定した経営状態を示しています。ROEも高い水準を維持しており、効率的な資本活用がうかがえます。手元資金も潤沢に確保されており、事業環境の変化にも対応できる体制が整っていると言えます。

指標 2025年2月期(前期) 2026年2月期(当期)
純資産 726億円 898億円
自己資本比率 58.4% 63.2%
ROE(自己資本利益率) 17.2% 20.7%
現金及び預金 161億円 243億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローは、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローが大きく増加しています。これは税金等調整前当期純利益の増加が主な要因です。投資活動によるキャッシュフローは、有形固定資産や無形固定資産の取得により資金が減少していますが、その減少幅は前期よりも縮小しています。

財務活動によるキャッシュフローは、短期借入金の返済や配当金の支払により資金が減少しています。営業活動で得た資金が投資活動の支出を上回るフリーキャッシュフローは、前期から大幅に増加しました。この状況は、同社グループが本業で安定的に資金を創出し、将来に向けた投資も継続しつつ、財務の健全性を保っていることを示しています。

項目 2025年2月期(前期) 2026年2月期(当期)
営業CF 108億円 214億円
投資CF △45.9億円 △32.8億円
財務CF △27.0億円 △114億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 62.3億円 181億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループの事業構造に関するリスクとして、連結売上高の86.2%を占める舶用事業の市場環境変化が挙げられています。漁業向け市場の管理強化や商船需給の悪化、プレジャーボート向け市場の需要軟化により、従来の舶用電子機器の需要が縮小する可能性があります。また、国際情勢の変化や為替相場の変動も、同社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があると認識されています。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループは、将来の成長・発展が優秀な人材の確保に大きく依存していると認識しています。事業拡大やグローバル化推進のため積極的な採用活動を行っていますが、人材確保における競争の激化が業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


古野電気は、「社会の役に立つこと」を会社存立の原点とし、創造的な経営を通じて社員の幸福を追求する企業です。グローバルな視点と迅速な行動を重視し、安全安心で快適な社会や航海の実現を目指しています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、「会社存立の原点は社会の役に立つことである」「経営は創造である」「社員の幸福は会社の発展と共にある」という経営理念を掲げています。創立以来、「事業を通じた社会的課題の解決」を使命としてきました。

2031年2月期までに目指す姿として、新たな経営ビジョン「FURUNO GLOBAL VISION“NAVI NEXT 2030”」を策定しています。このビジョンは「安全安心・快適、人と環境に優しい社会・航海の実現」を事業ビジョンとしています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループ社員の行動指針は、「未来に向かう」「最良に挑む」「独創を貫く」「率直を好む」です。人財・企業風土ビジョンとして「VALUE through GLOBALIZATION and SPEED」を掲げています。

これは「さらなる価値共創への挑戦(VALUE)」「グローバリゼーションの浸透(GLOBALIZATION)」「迅速かつ柔軟な判断と行動(SPEED)」の3つのポイントで構成されています。同社グループは、フルノグループ行動規範において、人種や性別などによる差別を行わず、基本的人権を尊重することを定めています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、持続的な成長の実現に向け、事業を通じた社会課題の解決を重要な役割と位置づけています。海運業や水産業における人手不足、水産資源量の減少といった課題に対し、高度な価値提供が求められています。

また、さらなる成長に向けた技術の進化、地球環境の保全、人財の活躍、経営基盤の強化を重要な課題としています。これらの課題に対し、自律航行技術の研究開発や環境負荷低減に配慮した製品開発、多様な人財が能力を発揮できる職場環境づくりなどを推進しています。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


古野電気は、株主をはじめとするすべてのステークホルダーの期待に応えるため、企業価値の継続的な向上を経営の基本としています。事業環境の変化に迅速に対応できる執行体制を構築し、効率的で競争力のある経営を通じて企業価値の向上を目指しています。ステークホルダーへの説明責任の実行、透明性の高い経営の実現、社会性・倫理性の追求を常に意識し、コーポレート・ガバナンスの強化に努めています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


古野電気の株主構成を見ると、創業家関連とみられる古野興産が筆頭株主となっています。その他、日本マスタートラスト信託銀行や第一生命保険、三菱UFJ銀行といった機関投資家が上位に名を連ねています。古野興産やエコー興産有限会社など、創業家に関連する株主が複数上位に位置していることが特徴です。

株主名 持株比率
古野興産 13.24%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 9.22%
第一生命保険 3.16%
三菱UFJ銀行 3.14%
みずほ信託銀行 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 日本カストディ銀行 2.98%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は10名(男性9名・女性1名)で構成され、女性役員比率は10.0%です。代表取締役社長執行役員兼CEOは古野幸男氏が務めています。社外取締役比率は42.9%です。

氏名 役職 主な経歴
古野幸男 代表取締役社長執行役員兼CEO安全保障輸出管理本部長、特定輸出申告最高責任者 1971年3月 帝人株式会社入社。1984年9月 同社入社。1987年5月 同社取締役。2007年3月 同社代表取締役社長。2021年3月 同社代表取締役社長執行役員兼CEOより現職。
矮松一磨 取締役専務執行役員兼CMO航空・防衛事業部担当 1984年4月 同社入社。2009年5月 同社取締役舶用機器事業部営業企画部長。2024年5月 同社取締役常務執行役員舶用機器事業部事業部長。2026年3月 同社取締役専務執行役員兼CMOより現職。
石原眞次 取締役常務執行役員社長特命事項担当 1985年4月 同社入社。2007年5月 同社取締役。2016年5月 同社常務取締役。2021年3月 同社取締役常務執行役員兼CTO。2026年3月 同社取締役常務執行役員より現職。
和田豊 取締役常務執行役員兼CFO経営企画部、経理部、人事総務部、IT部、法務室、調達・物流、D&I担当 1982年4月 同社入社。2007年5月 同社取締役。2018年5月 同社常勤監査役。2023年5月 同社取締役常務執行役員兼CFOより現職。


社外取締役は、樋口英雄氏(元オムロン執行役員常務)、香川進吾氏(元富士通総研代表取締役社長)、久保雅子氏(元オムロンエキスパートリンク代表取締役社長)です。

同社は監査役制度を採用しており、取締役会は月1回の定例開催のほか、必要に応じて臨時開催されています。社外取締役3名を選任し、代表取締役の業務執行を監督できる体制をとっています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


古野電気の取締役の報酬は、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブとして機能するよう、株主利益と連動した報酬体系を基本方針としています。報酬は固定報酬、業績連動報酬、株式報酬により構成されています。社外取締役については、その職務の特性に鑑み、固定報酬のみが支払われる仕組みです。業績連動報酬の指標は、親会社株主に帰属する当期純利益(連結)が採用されています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(社外除く) 4名 2.9億円 71.2百万円
監査役(社外除く) 1名 19百万円 19.0百万円
社外役員 5名 40百万円 8.0百万円


上記取締役の報酬等の総額には、使用人兼務取締役の使用人給与は含まれておりません。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


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