※本記事は、イオンディライト株式会社 の有価証券報告書(2025年2月期、2024年3月1日 ~ 2025年2月28日、2025年5月19日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
イオンディライトは純粋持株会社であり、単体従業員数は4,726名、グループ連結従業員数は23,087名です。
同社グループは、日本・中国・アセアン地域において、施設とその周辺環境に関する多様なソリューションを提供するファシリティマネジメント企業グループです。連結子会社27社を中心に、顧客の課題解決を支援しています。
主な国内グループ会社は、イオンディライトアカデミー(サポート事業)、イオンディライトセキュリティ(警備事業)、環境整備、イオンディライトコネクト、白青舎などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
イオンディライトグループは、施設管理の専門家集団として、技術力と人間力を兼ね備えた人材育成に力を入れています。DX推進によるビジネスモデル変革と並行し、社内外からの人材確保を通じて事業継続性の向上を目指す方針です。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、平均年齢が46.6歳、平均勤続年数が10.6年となっており、比較的落ち着いた年齢構成と長期的なキャリア形成の傾向が見られます。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 5,308,459円 |
| 平均勤続年数 | 10.6年 |
| 平均年齢 | 46.6歳 |
| 単体従業員数 | 4,726人 |
| 連結従業員数 | 23,087人 |
| 単体のグループ内比率 | 20.5% |
同社グループは、給与や勤続年数に応じて給付額が決まる確定給付型制度と、会社が拠出した資金を従業員が運用する確定拠出型制度の両方を採用しています。これらの制度は、同社および一部の国内連結子会社に適用されます。
退職一時金制度も設けられています。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。直近の退職給付債務は45.8億円、年金資産は45.7億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、施設管理の専門家集団として、お客さまや地域社会の課題解決に貢献するため、「技術力」と「人間力」を兼ね備えた専門人材の育成に注力しています。ファシリティマネジメント業界における人手不足や有資格者の高齢化を重要課題と捉え、その解消に取り組んでいます。
具体的には、DXによるビジネスモデル変革を推進しつつ、技術・マネジメント・資格取得のための社内研修を充実させています。また、グループ内公募制度や若手人材の早期育成プログラムを通じて、社内育成と社外からの採用を組み合わせた多角的な人材確保策を展開しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 7.1% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 51.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 63.4% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 81.9% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 73.4% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
なお、連結子会社で男女間の賃金差異が生じている主な要因は、賃金制度において性別による処遇の差はないものの、資格等級の高い男性労働者の割合が多いこと、または男性労働者の給与水準が女性労働者と比較して高い傾向にあること、女性労働者の労働時間が男性労働者と比較して短い傾向にあるためです。
▼ イオンディライトアカデミー
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 38.5% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 68.1% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 82.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 39.1% |
▼ イオンディライトセキュリティ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 12.2% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 50.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 80.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 89.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 59.9% |
▼ 環境整備
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 6.5% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 0.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 60.4% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 75.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 70.9% |
多様性・登用
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 連結女性管理職比率 | 21.2% |
健康・安全
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 連結年間一人当たりの残業時間 | 275.6時間 |
| 連結年間労災事故発生件数 | 108件 |
人材育成・エンゲージメント
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 連結年間従業員退職率 | 28.9% |
※ 同社グループでは環境トレンドの変化を踏まえ、長期目標の見直しを予定しており、上記指標及び目標も変更となる可能性があります。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
イオンディライトは、日本・中国・アセアン地域において、施設とその周辺環境に関する多様なソリューションを提供するファシリティマネジメント企業グループです。同社グループは、純粋持株会社であるイオンの企業集団において、サービス・専門店事業の一翼を担っています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、ファシリティマネジメント事業を主軸としており、設備管理、警備、清掃、建設施工、資材関連、自動販売機、サポートの7つの事業セグメントで構成されています。それぞれの事業単位で戦略を立案し、推進しています。収益は、イオングループ内外の顧客に対するサービス提供や新規物件の受託、人件費や原材料費の上昇に伴う単価見直しなどにより得ています。
設備管理事業
建物設備の保守・点検・整備等を行う事業です。お客さまからの引き合い増加に対応した人材確保による原価増加があったものの、新規受託や既存管理物件における契約外業務の受託拡大により、前期から増収増益となりました。
警備事業
施設警備、雑踏・交通誘導警備、貴重品運搬警備等の警備全般を行う事業です。単価見直しを上回る人件費の上昇が収益性を圧迫しましたが、施設警備の新規受託等により原価上昇分の影響を吸収し、前期から増収増益となりました。
清掃事業
建物・施設の清掃を行う事業です。単価見直しを上回る人件費の上昇があったものの、継続契約の新規受託の寄与等により原価上昇分の影響を吸収し、前期から増収増益となりました。
建設施工事業
大規模修繕・店舗内装の企画・設計及び工事、省エネ・CO2削減に係る提案及び施工、エネルギーデータ管理サービスを行う事業です。省エネ関連工事の受託拡大に加え、大型工事を複数受託したことにより、前期から増収増益となりました。
資材関連事業
間接材の購買代行及び資材等の調達を行う事業です。各種資材の受注拡大を推進し増収となり、原材料費や物流費の上昇に対し、原価上昇分の売価への適正な反映や配送効率の向上に取り組み、前期から大幅な増益となりました。
自動販売機事業
飲料自動販売機、観葉植物及び分煙機等の運営を行う事業です。取扱高が減少したため前期から減収となりましたが、不採算機の撤去等により収益性が改善し、増益となりました。
サポート事業
旅行代理業、情報機器サービス事業、教育及び人材サービス事業です。施設管理に付随するサービスや旅行関連事業等により構成され、過去の事業環境変化に伴うマイナス影響を払拭し、収益構造を適正化したことにより、前期から増収増益となりました。
同社グループの売上高は、日本が大部分を占めていますが、中国やアセアン地域でも事業を展開しています。特定の顧客への収益集中も見られ、イオンリテール株式会社が主要な取引先の一つとなっています。
| セグメント | 売上高(2024年2月期) | 売上高(2025年2月期) |
|---|---|---|
| 設備管理事業 | 695億円 | 754億円 |
| 清掃事業 | 704億円 | 719億円 |
| 建設施工事業 | 592億円 | 608億円 |
| 警備事業 | 509億円 | 533億円 |
| 資材関連事業 | 463億円 | 482億円 |
| サポート事業 | 188億円 | 190億円 |
| 自動販売機事業 | 96.2億円 | 93.0億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績は、売上高が概ね増加傾向にあります。直近の連結会計年度では、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のすべてが増加となりました。特に営業利益と経常利益は過去最高益を更新しています。
| 項目 | 2021年2月期 | 2022年2月期 | 2023年2月期 | 2024年2月期 | 2025年2月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 3,001億円 | 3,177億円 | 3,038億円 | 3,248億円 | 3,379億円 |
| 経常利益 | 153億円 | 158億円 | 160億円 | 155億円 | 166億円 |
| 経常利益率 | 5.1% | 5.0% | 5.3% | 4.8% | 4.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 117億円 | 107億円 | 102億円 | 107億円 | 115億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 233.69 | 213.26 | 203.54 | 219.70 | 239.29 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は、前期からわずかに減少しています。一方で、従業員1人あたり営業利益(連結)は前期から横ばいとなっています。これは、従業員数の増加に対して売上高の伸びが相対的に緩やかであったものの、利益水準は維持されていることを示しています。
| 指標 | 2024年2月期 | 2025年2月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 15.3百万円 | 14.6百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 0.7百万円 | 0.7百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループは、自己資本比率やROEの推移から安定した財務基盤を築いていることがうかがえます。本業で安定的に資金を生み出し、将来に向けた投資も行いつつ、株主還元も実施している状況です。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、自己資本比率やROEの推移から安定した状態にあることがうかがえます。自己資本比率はプライム市場平均と比較して高い水準を示しており、財務の健全性が保たれています。ROEもプライム市場平均を上回る水準で推移しており、効率的な経営が行われていることが示されています。手元資金である現金及び預金も潤沢であり、事業運営における安定性が期待できます。
| 指標 | 2024年2月期(前期) | 2025年2月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 1,042億円 | 1,105億円 |
| 自己資本比率 | 64.3% | 64.3% |
| ROE(自己資本利益率) | 10.6% | 10.9% |
| 現金及び預金 | 684億円 | 718億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループのキャッシュフローは、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローがプラスで推移しています。当連結会計年度は、税金等調整前当期純利益の計上や減価償却費の計上などにより、資金の流入がありました。一方で、売上債権の増加や法人税等の支払により、資金の流出も発生しています。
投資活動によるキャッシュフローは、有価証券及び投資有価証券の取得による支出があったものの、売却及び償還による収入もあり、全体としては支出となっています。有形及び無形固定資産の取得による支出も行われています。財務活動によるキャッシュフローは、配当金の支払いや自己株式の取得による支出が主な要因となり、資金が流出しています。
営業活動で得た資金が投資活動の支出を上回るフリーキャッシュフローはプラスであり、本業で安定的に資金を生み出し、投資を賄えている状態です。このキャッシュフローの状況は、同社グループが安定した事業運営を継続し、将来に向けた投資も行いつつ、株主還元も行っていることを示しています。これは、入社後の雇用や給与の安定性にもつながる要素と言えます。
| 項目 | 2024年2月期(前期) | 2025年2月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 185億円 | 138億円 |
| 投資CF | △43.2億円 | △36.1億円 |
| 財務CF | △69.2億円 | △72.1億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 142億円 | 102億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、イオングループ企業との取引が総取扱高の62.3%を占めています。大口取引先であるイオングループ企業との取引条件に変更があった場合、事業、財務状況、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、事業を行う業界において競争が激化しており、これに十分な対応ができない場合も、事業、財務状況、業績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは労働集約型事業を展開しており、質の高い人材の確保と適正な要員配置が不可欠です。労働需給が逼迫し、人材を十分に確保できない場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、法令や制度の改正、物価変動等により社員に関わるコストが大幅に増加した場合も、業績に影響を及ぼす可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
イオンディライトは、アジアを主たる活動領域にファシリティマネジメント事業を展開しています。お客さまや地域社会の「環境価値」創造を経営理念に掲げ、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、「私たちは、お客さま、地域社会の『環境価値』を創造し続けます。」という経営理念を掲げています。この「環境価値創造」とは、人々が平和と豊かさを享受できる環境を創出していくことを意味しています。
同社グループは、事業を通じて環境価値を創造し続け、社会の持続的発展に貢献していくことで、お客さまや地域社会から必要とされ続ける企業でありたいと考えています。引き続き、イオングループ内外市場で成長を果たし、アジアNo.1のファシリティマネジメント企業を目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、経営理念のもと、アジアを主たる活動領域にファシリティマネジメント事業を展開しています。事業を通じて環境価値を創造し続け、社会の持続的発展に貢献していくことを重視する企業風土です。
ESG経営を全社で推進しており、社長執行役員を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置しています。サステナビリティ基本方針およびマテリアリティ(重要課題)に基づく最優先課題を決定し、その進捗管理を行う体制を構築しています。
また、リスク管理においては、「イオンディライトグループリスク管理基本規程」をもとに、重要リスクに対応したリスクマネジメントを実施しています。人的資本、多様性を重要なサステナビリティ項目と位置づけ、施設管理の専門家集団として「技術力」と「人間力」を兼ね備えた専門人材の育成に注力しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、国内ファシリティマネジメント市場における人手不足の深刻化を最大の経営課題と認識しています。これに対応するため、中期3ヵ年経営計画において、人手不足に対応した新たな施設管理モデルへの転換やファシリティマネジメントのコンサルティング機能の強化といったビジネスモデルの変革を掲げています。
イオン株式会社の完全子会社となることで、従来よりも戦略的なイオングループとの連携が可能になると考えています。これにより、事業領域の拡大に向けて、イオングループ内のバックオフィスに係る様々なニーズを事業機会として捉え、受託を目指すことも検討しています。
同社グループは、イオングループのスケーラビリティを活用し、様々な成長機会を模索することで、ファシリティマネジメント企業としての競争力を強化する方針です。引き続き、イオングループ内外市場で成長を果たし、アジアNo.1のファシリティマネジメント企業を目指しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
イオンディライトでは、監査役会設置会社として、取締役会と監査役会が相互に連携し、経営の監督と監査を行っています。多様な専門知識を持つ取締役と独立社外取締役が経営の意思決定を担い、監査役会が職務執行を監査する体制です。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
イオンディライトは、小売業界大手のイオンを筆頭株主としています。イオンが過半数を超える株式を保有しており、同社グループの経営に強い影響力を持つ資本構成となっています。その他、信託銀行や取引先持株会などが主要株主として名を連ねています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| イオン | 57.72% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 5.85% |
| イオンディライト取引先持株会 | 2.83% |
| 日本カストディ銀行(信託口) | 1.86% |
| 野村證券自己振替口 | 1.67% |
なお、イオンは2025年4月24日現在で所有株式数が41,357千株、株券等保有割合が85.33%となっています。
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は10名(男性8名・女性2名)で構成され、女性役員比率は20.0%です。代表取締役社長兼社長執行役員グループCEOは濵田和成氏が務めています。社外取締役比率は42.9%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 濵田 和成 | 代表取締役社長兼社長執行役員 グループCEO | 1987年3月ジャスコ㈱(現イオン㈱)入社。イオン㈱執行役グループ経営管理責任者、イオンリテール㈱取締役専務執行役員などを経て、2018年5月同社代表取締役社長兼社長執行役員に就任。2020年4月より現職。 |
| 宮前 吾郎 | 取締役兼専務執行役員 海外事業責任者 | 1999年1月同社入社。清掃事業本部長、執行役員サービスネットワーク推進本部長などを歴任。2022年5月同社取締役兼常務執行役員マーケティングDX統括、2024年3月より現職。 |
| 阿久津 哲也 | 取締役兼専務執行役員 グループ経営管理責任者(CFO) | 1989年4月㈱日本興業銀行(現㈱みずほ銀行)入社。㈱みずほフィナンシャルグループ執行役員などを経て、2021年5月同社常務執行役員グループ財務経理本部長(CFO)。2024年3月より現職。 |
| 渡邉 廣之 | 取締役 | 1982年4月伊勢甚ジャスコ㈱(現イオン㈱)入社。㈱イオン銀行代表取締役社長、イオン㈱執行役人事・管理担当などを歴任。2021年5月より同社取締役、2024年3月よりイオン㈱執行役副社長人事・生活圏推進担当兼リスクマネジメント管掌(現任)。 |
社外取締役は、吉川恵治氏(元日本板硝子代表執行役社長兼CEO)、高田朝子氏(法政大学経営大学院教授)、島田俊夫氏(元CAC Holdhings代表取締役社長)です。
同社は監査役会設置会社であり、取締役会が経営の意思決定と監督を、監査役会が取締役の職務執行を監査する体制です。独立社外取締役が3名選任されており、客観的な視点から経営を監督する役割を担っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
イオンディライトの役員報酬は、社内取締役に対して基本報酬、業績報酬、株式報酬型ストックオプションで構成されています。社外役員には業績に連動しない基本報酬のみが支給されます。業績報酬と株式報酬型ストックオプションの指標には、連結経常利益の達成水準が主に用いられています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 4名 | 97百万円 | 24.2百万円 |
| 社外役員 | 8名 | 68百万円 | 8.5百万円 |
なお、取締役(社外取締役を除く)に対する非金銭報酬等の総額の内訳は、ストックオプション23百万円です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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