※本記事は、株式会社カネカ の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月24日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
カネカグループは、化学品を基盤とし、素材、住宅・生活インフラ、ヘルスケア、栄養の4つのドメインで多岐にわたるソリューションを提供しています。社会インフラから先端医療、食料生産支援まで、幅広い分野で事業を展開しています。
単体従業員数は3,485名、連結従業員数は11,762名です。事業セグメントはMaterial SU、Quality of Life SU、Health Care SU、Nutrition SUの4つです。
主な国内グループ会社は、(国内)、昭和化成工業、龍田化学、東武化学、、セメダイン、(海外)、カネカペーストポリマーSdn.Bhd.などです。
同社グループは、イスラエルのEndoStream Medical社をM&Aにより取得し、脳血管治療領域での新製品市場投入を開始するなど、ライフサイエンス・先端事業への投資を積極的に推進しています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
カネカは、化学を軸にグローバルに事業を展開する企業として、社員一人ひとりの成長と挑戦を重視する文化を持っています。安定した基盤の中で、多様な人材が活躍し、健康的に働き続けられる環境づくりに力を入れている点が特徴です。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、社員の定着性が高く、長期的なキャリア形成が期待できる環境にあることがうかがえます。平均勤続年数が長く、幅広い年齢層の社員が在籍している傾向が見られます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 8,242,752円 |
| 平均勤続年数 | 16年10ヶ月 |
| 平均年齢 | 41歳4ヶ月 |
| 単体従業員数 | 3,485人 |
| 連結従業員数 | 11,762人 |
| 単体のグループ内比率 | 29.6% |
同社グループは、確定給付型と確定拠出型の両方の退職給付制度を設けています。国内グループ会社を対象としています。
退職一時金制度があり、ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
なお、退職給付債務は898億円、年金資産は1,038億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、「人の成長なくして会社の成長はない」という考えのもと、社員一人ひとりが力を発揮できるよう、チャレンジできる環境を整え、成長を促す人材戦略を掲げています。期初に組織のミッションとコミットメント目標を踏まえた個人の「コミットメント」と「ビヘイビア(成長計画)」の目標設定を行います。
「コミットメント」目標は成果・業績面のゴール、「ビヘイビア」はキャリアビジョンや等級定義に基づいた能力・行動面の計画を設定し、年度末にこれらの評価を実施して給与等に反映させています。個人目標設定後は、「カネカ1on1」を柱とした人材育成活動を通じて、社員の成長を促しています。
人材戦略の3本柱として、「カネカ1on1を柱とした人材育成」「Diversityの推進」「Wellnessの推進」を掲げています。具体的には、1on1での対話の質向上やメンバー向けワークショップの実施、事業戦略を支える人材基盤強化のための研修施策の拡充、幹部職向けの「リーダーシップチャレンジ」や次代の経営層育成を目的とした「一粒の種モミ塾」などを展開しています。また、DX戦略推進に必要なDXコア人材の育成カリキュラムも整備しています。
Diversityの推進では、年齢・性別・国籍を問わず個性が生きる職場を目指し、女性活躍支援として女性幹部との対話の場や社外プログラムを提供しています。多様な経験・専門性を持つ人材の採用にも注力し、外国籍社員の活躍や障がい者雇用率の向上にも取り組んでいます。Wellnessの推進では、育児・介護への理解促進、働きやすい環境の維持、スポーツイベントを通じた一体感の醸成、特定保健指導の実施など、社員の心身の健康をサポートする取り組みを進めています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。男性育児休業取得率は、育児介護休業法に基づく公表義務の対象項目として選択しておらず、本記事では数値を取得できていません。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 6.8% |
| 男女賃金差異(全労働者) | 72.9% |
| 男女賃金差異(正規雇用) | 76.9% |
| 男女賃金差異(非正規雇用) | 56.6% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ 連結子会社(Row 1)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 4.2% |
| 男性育児休業取得率 | 66.6% |
▼ 連結子会社(Row 2)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 3.5% |
| 男性育児休業取得率 | 66.6% |
▼ 連結子会社(Row 3)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 5.3% |
| 男性育児休業取得率 | 36.3% |
多様性・登用
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 障がい者雇用率 | 3.0% |
健康・安全
2024年度のデータです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 特定保健指導実施率 | 69.9% |
人材育成・エンゲージメント
2025年度のデータです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 超過労働時間 | 19.6時間/月 |
| 有給休暇取得日数 | 14.6日/年 |
有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
カネカは、Material Solutions Unit、Quality of Life Solutions Unit、Health Care Solutions Unit、Nutrition Solutions Unitの4つのドメインに沿って事業を展開しています。先端素材からヘルスケア、栄養まで、幅広い分野で社会の課題解決に貢献するソリューションを提供しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、ソリューション視点の成長戦略を遂行するため、4つの報告セグメントを設けています。各セグメントは、国内および海外の子会社と一体となり、グローバルな事業活動を展開しています。
売上高の構成を見ると、Material Solutions Unitが最も大きく、次いでNutrition Solutions Unit、Quality of Life Solutions Unit、Health Care Solutions Unitの順となっています。特定の顧客への売上高集中は見られず、多様な顧客基盤を持つことがうかがえます。
また、同社グループの売上高は、日本国内が約55.2%を占め、アジア、北米、欧州、その他地域を合わせた海外売上高が約44.8%となっています。グローバルに事業を展開しており、海外市場からの収益も重要な位置を占めています。
Material Solutions Unit
社会インフラやモビリティの発展を支える優れた素材、および地球環境保護に直接役立つ生分解性バイオポリマーなどの先端素材をソリューションとして提供しています。収益は、これらの優れた素材や先端素材の提供から得ています。
Quality of Life Solutions Unit
住宅や生活インフラの省エネ・スマート化ニーズ、IoT・AIの発達など情報化社会の革新に応える優れた素材と独自のサービスをソリューションとして提供しています。収益は、省エネルギーと豊かなくらしの創造に貢献する素材とサービスの提供から得ています。
Health Care Solutions Unit
医療・健康・介護等の分野において、デバイスと医薬の融合による価値あるソリューションを提供しています。また、バイオ医薬や再生・細胞医療など先端医療技術に基づく独自のヘルスケア事業を展開しています。収益は、価値あるソリューションや独自のヘルスケア事業の展開から得ています。
Nutrition Solutions Unit
「食」の多様化や健康増進ニーズに応える特色ある素材やサプリメントをソリューションとして幅広く提供しています。さらに、農業・畜産・水産分野の食料生産支援に寄与するソリューションも提供しています。収益は、健康と豊かな「食」に貢献する素材、サプリメント、食料生産支援ソリューションの提供から得ています。
その他の事業セグメント
報告セグメントに含まれない事業として、損害保険・生命保険の代理業務や、同社に係る構内作業等を行っています。収益は、これらの代理業務や構内作業等から得ています。運営は、カネカ高砂サービスセンター、カネカ保険センターが行っています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| Material Solutions Unit | 3,429億円 | 3,272億円 |
| Nutrition Solutions Unit | 1,950億円 | 2,060億円 |
| Quality of Life Solutions Unit | 1,910億円 | 1,943億円 |
| Health Care Solutions Unit | 773億円 | 830億円 |
| その他の事業セグメント | 10.5億円 | 11.1億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高は一貫して増加傾向にあり、直近の期では過去最高を記録しています。経常利益は変動が見られるものの、親会社株主に帰属する当期純利益は直近の期で大きく増加し、こちらも過去最高を更新しています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 6,915億円 | 7,558億円 | 7,623億円 | 8,072億円 | 8,116億円 |
| 経常利益 | 408億円 | 324億円 | 292億円 | 329億円 | 289億円 |
| 経常利益率 | 5.9% | 4.3% | 3.8% | 4.1% | 3.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 265億円 | 230億円 | 232億円 | 253億円 | 310億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 406.01 | 349.59 | 357.90 | 400.91 | 501.26 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高は、前期からわずかに減少しています。また、従業員1人あたり営業利益も前期から減少する結果となりました。これらの数値は、同社グループ全体の生産性において、前期と比較してやや課題があることを示唆しています。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 70.1百万円 | 69.0百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 3.5百万円 | 2.8百万円 |
業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループの財務基盤と資金の流れは、事業の安定性と将来への投資余力を示しています。これらの情報から、安心して働ける環境であるかを確認できます。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、安定した経営状況を示しています。自己資本比率はプライム市場の製造業平均(46.8%)を上回る水準を維持しており、強固な財務体質を示しています。ROE(自己資本利益率)はプライム市場平均(9.4%)を下回っていますが、前期から改善傾向にあります。手元資金である現金及び預金も増加しており、不況時への耐性があると言えます。これらの財務指標は、同社グループが安定した事業運営を継続し、従業員の雇用や給与の安定性にも寄与する基盤を持っていることを示しています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 4,924億円 | 5,217億円 |
| 自己資本比率 | 51.2% | 52.0% |
| ROE(自己資本利益率) | 5.5% | 6.4% |
| 現金及び預金 | 456億円 | 510億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループのキャッシュフローは、本業で安定した資金を生み出し、将来への投資も継続している状況を示しています。当連結会計年度の営業活動によるキャッシュフローは501億円の収入となり、前期から増加しました。これは主に税金等調整前当期純利益や減価償却費等によるものです。投資活動によるキャッシュフローは261億円の支出となり、有形固定資産の取得による支出が主な要因です。前期に比べて支出が減少しました。
財務活動によるキャッシュフローは200億円の支出となり、配当金の支払いや自己株式の取得による支出が主な要因です。前期は収入でしたが、当期は支出に転じました。結果として、フリーキャッシュフローは240億円のプラスとなり、前期のマイナスからプラスに転換しています。これは、本業で得た資金で投資を賄い、なお余剰資金を生み出している優良な状態を示しており、同社グループの安定性と成長への余力を裏付けています。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 413億円 | 501億円 |
| 投資CF | △550億円 | △261億円 |
| 財務CF | 145億円 | △200億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △138億円 | 240億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、事業のグローバル化に伴うリスクとして、海外における法律・規制・税制の変更、為替変動、社会的・政治的混乱などを挙げています。これらの事象が生じた場合、財政状態や経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、原燃料価格の変動に係るリスクも認識しており、国際市況商品である原燃料の想定外の相場変動が、同社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
人材・組織に関するリスクの記載はありません。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
カネカは、「カガクでネガイをカナエル会社」をパーパスに掲げ、人と技術の創造的融合を通じて社会課題解決と世界を健康にすることを目指す企業です。ESG経営を「世界を健康にする健康経営-Wellness First」と定義し、全ての活動のプラットフォームとしています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループの存在意義(Purpose)は、「人と技術の創造的融合を繰り返し、技術革新とグローバル展開を通して、革新的な素材開発によるソリューションを提供することにより、社会的課題を解決し、世界を健康にする」ことです。同社グループは、「カガクでネガイをカナエル会社-カネカ」をパーパス経営として掲げています。
環境・エネルギー、食糧、よりよく生きる健康の三つをドメインとし、テクノロジーを磨き、最適なソリューションの提供を目指しています。ESG経営を「世界を健康にする健康経営-Wellness First」と定義し、全ての活動のプラットフォーム(憲法)としています。
価値あるソリューションをグローバルに提供することを通じて世界の人々の人生と環境の進化に貢献し、存在感のある企業として成長し続けることを経営方針としています。化学という「不思議の海」の冒険を通して、DreamをRealにし、人々の人生に役立つ会社になることを目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、ESG経営への進化に取り組むべく「ESG憲章」を制定しており、これは企業理念を実現するための一人ひとりの行動指針です。経営モデルの基本構造である「カネカタワー」では、事業構想力、市場開発力、現場力を進化させ、自律的な経営革新を大切にしています。
行動指針として「実験カンパニー」(大量に試していいものだけを残す)を掲げ、新陳代謝を繰り返しながら新しいポートフォリオに変革する「Value Creating Company」を目指しています。同社の人材戦略の3本柱は、カネカ1on1を柱とした人材育成、Diversityの推進、Wellnessの推進です。
Diversityの姿として、「年齢・性別・国籍・人種を問わず、多様な個性と多彩な視点から新たな発想が生まれ、ユニークな価値を発信し続ける」ことを目指しています。「人は仕事で成長し、会社は人で成長する」という考えに基づき、『カネカ1on1X』を通じて個人の成長と組織の成果を高めることに取り組んでいます。
また、「Trust & Respect-人間賛歌の経営」に取り組んでいます。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、自然環境への負荷や気候変動、大量絶滅のリスクに対し、自然理解とテクノロジー配備によるパーパス経営を課題としています。異質なものどうしを、異質な事業領域で新しく組み合わせる「ハイブリッド経営」による事業ポートフォリオの変革を急いでいます。
研究開発とビジネスの結合を進める「R2B+P」を強化し、ライフサイエンス領域への重点シフトによりポートフォリオ変革をドライブしています。地域に根差した事業展開を可能にするグローバルネットワークを強みとし、M&A、技術・業務提携、Open Innovationを積極的に推進する「Think Global, Act Local」を推進しています。
Diversityの推進として、特に女性活躍を推進し、成長と変革を牽引する女性リーダー層の育成強化に取り組んでいます。カーボンニュートラルとDXの取り組みを強化し、GHG排出量削減や全社デジタルプラットフォームの強化を進めています。
会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
カネカは、取締役会と監査役会を設置する体制を採用しており、経営の監督機能と業務執行機能のバランスを重視しています。独立社外取締役が経営戦略への助言を通じて、ガバナンスの強化に貢献しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
カネカの株主構成を見ると、信託銀行が筆頭株主であり、複数の金融機関が上位に名を連ねています。また、取引先持株会や従業員持株会も大株主として名を連ねており、幅広いステークホルダーに支えられている資本構成となっています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 11.26% |
| 日本生命保険相互会社 | 5.17% |
| 株式会社三井住友銀行 | 4.88% |
| 明治安田生命保険相互会社 | 4.69% |
| 株式会社三菱UFJ銀行 | 3.64% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は16名(男性14名・女性2名)で構成され、女性役員比率は12.5%です。代表取締役社長は藤井一彦氏が務めています。社外取締役比率は33.3%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 菅 原 公 一 | 代表取締役会長 | 1970年4月同社入社、カネカテキサスCorp.社長、取締役、常務取締役、取締役常務執行役員を経て、2008年4月代表取締役社長、2014年4月より現職。 |
| 藤 井 一 彦 | 代表取締役社長Business全般担当 | 1985年4月同社入社、カネカノースアメリカLLC取締役社長、執行役員、取締役常務執行役員、取締役副社長を経て、2024年4月より現職。 |
| 亀 高 真一郎 | 取締役副社長Task Force「Sustainability(SX)本部」本部長兼人事・Vinyls and Chlor-Alkali Solutions Vehicle・Foam & Residential Techs Solutions Vehicle・セメダイン・原料・OLED事業開発プロジェクト・法務・Global Open Innovation企画部担当 | 1981年4月同社入社、化成事業部長、執行役員、取締役常務執行役員、取締役専務執行役員を経て、2022年4月取締役副社長、2026年4月より現職。 |
| 角 倉 護 | 取締役副社長Green Planet推進部長兼Performance Polymers (MOD) Solutions Vehicle・Performance Polymers (MS) Solutions Vehicle・E & I Technology Solutions Vehicle・研究・保安・知的財産・Physical AI Office担当 | 1987年4月同社入社、高機能性樹脂事業部長、執行役員、取締役常務執行役員、代表取締役社長、取締役上級執行役員を経て、2024年4月取締役副社長、2026年4月より現職。 |
| 木 村 雅 昭 | 取締役専務執行役員 Medical Solutions Vehicle・Pharma・Performance Fibers Solutions Vehicle担当兼Kaneka US Innovation Center 代表 | 1986年4月同社入社、カネカベルギーN.V.社長、執行役員、常務執行役員、上級執行役員、取締役常務執行役員を経て、2026年4月より現職。 |
| 泥 克 信 | 取締役常務執行役員 | 1982年4月同社入社、ソーラーエネルギー事業部長、執行役員、常務執行役員を経て、2019年6月取締役常務執行役員、2026年4月より現職。 |
| 榎 潤 | 取締役常務執行役員 Foods & Agris Solutions Vehicle・Supplement・Healthy Foods Strategic Unit・内部統制・グループ会社支援担当 | 1983年4月同社入社、食品事業部長、執行役員、常務執行役員を経て、2019年6月取締役常務執行役員、2023年4月より現職。 |
| 小 森 敏 生 | 取締役常務執行役員 経営企画・経理・財務・Digital Solutions Center・物流Strategic Unit・IR・広報・Corporate Global Center担当 | 1985年4月同社入社、事業統括部長、執行役員、常務執行役員、上級執行役員を経て、2023年6月取締役常務執行役員、2026年4月より現職。 |
社外取締役は、毛利衛氏(国立大学法人北海道大学教育イノベーション機構客員教授)、横田淳氏(元外務省特命全権大使)、笹川祐子氏(株式会社イマジンネクスト代表取締役社長)、三宅宏実氏(公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)理事)です。
同社は監査役会設置会社であり、取締役会による業務執行の監督と監査役会による監査が機能する体制を採用しています。独立社外取締役は、経営戦略や経営計画に対する助言を通じて、経営の公正性・透明性確保に貢献しています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
カネカの役員報酬は、株主の中長期的利益と連動し、企業価値向上への意欲を高めることを目的として設計されています。社内取締役の報酬は、月例報酬の固定報酬、業績連動報酬としての賞与、および非金銭報酬としての株式報酬型ストックオプションで構成されています。社外取締役の報酬は月例報酬のみです。社内取締役の報酬割合は、固定報酬が約7割、変動報酬が約3割を目安としています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 8名 | 6.4億円 | 80.5百万円 |
| 監査役(社外除く) | 2名 | 48百万円 | 24.0百万円 |
| 社外役員 | 6名 | 1.0億円 | 17.0百万円 |
なお、業績連動報酬等(役員賞与)および非金銭報酬等(株式報酬型ストックオプション)の金額は、社外取締役を除く取締役8名に対して支給または費用計上される額です。
個人別報酬が開示されている役員は、菅原公一氏(1.17億円)、藤井一彦氏(1.17億円)です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。
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