※本記事は、株式会社バルカー の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月16日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
バルカーグループは、シール製品事業および機能樹脂製品事業の製造・販売を主軸としています。これらに付帯するサービス業務も展開しており、幅広い産業分野に貢献しています。
単体従業員数は424名、連結従業員数は1,582名です。セグメントはシール製品事業、機能樹脂製品事業の2つです。
主な国内グループ会社は、(国内)、バルカー シール ソリューションズ、九州バルカー、バルカーミカワフロンテック、新晃製作所などです。
同社グループは、シリコンウエハーリサイクル事業の売却に伴い、当連結会計年度から事業セグメントを変更しました。また、国内および中国子会社の連結除外や中国事業撤退も行っています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
バルカーグループは、シール技術を核とした独自の技術で多様な産業の課題を解決し、社会に貢献しています。デジタルサービスの拡充やグローバル展開にも注力しており、専門性と成長性を重視する環境がうかがえます。このような事業特性の中で、どのような給与水準や働き方が提供されているのかを見ていきましょう。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、従業員の平均勤続年数が長く、平均年齢も高めであることから、長期的なキャリア形成が可能な環境であると考えられます。安定して働き続けられる傾向が見て取れます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 8,585,760円 |
| 平均勤続年数 | 17.7年 |
| 平均年齢 | 47.1歳 |
| 単体従業員数 | 424人 |
| 連結従業員数 | 1,582人 |
| 単体のグループ内比率 | 26.8% |
同社は、退職給付制度として、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)を設けています。同社は確定給付企業年金法に基づく企業年金制度と確定拠出年金制度を設けており、その他、退職給付信託を設定しています。一部の連結子会社は、中小企業退職金共済制度及び退職一時金制度を設けています。退職一時金制度があります。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。退職給付債務は38.6億円、年金資産は65.9億円です。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
バルカーグループは、企業理念「THE VALQUA WAY」を基軸に、人材を最も重要な経営資源であり競争力の源泉と位置づけ、人材開発と組織の活性化を推進しています。創業100周年を見据え、ウェルビーイング経営の実現に向けた積極的な人材開発を進め、時代の要請と社会的責任を担いうる人材「バルカーパーソン」の育成に努めています。
処遇制度においては性別等による差異はなく、人事制度「VJLS(バルカージョブライセンスシステム)」により職位ごとの役割・責任を明確化した上で、職務および成果に基づく公正な評価を行い、処遇へ反映しています。年に一度の昇格試験により平等な機会を提供しており、2024年度からは年齢・経歴にかかわらず意欲と能力重視で早期キャリアアップを実現する飛び級制度も導入し、能力に応じた挑戦機会の拡大を進めています。
同社グループは、攻守両面のDX推進に向けたデジタル人材の強化・拡充、グローバルでの事業展開を推進するダイナミックな人材の登用、企業価値創造を支えるイノベーション創発の取り組みを重点テーマとしています。デジタルソリューションの拡大やAIを活用した業務変革を重要な戦略テーマと位置付け、デジタル戦略本部を設置し、デジタル人材の獲得・定着を進めています。グローバルでの事業成長のため、各国の特性を踏まえて現地で機敏に事業を推進できる経営人材の育成・配置を重視し、国境を越えた登用と選抜型育成研修を組み合わせ、海外拠点の経営ポストに研修修了者等を起用しています。
また、2024年からは世界各国・地域の技能者を対象に「バルカー技能グランプリ」を開催し、生産力・技術力強化に向けた人材育成も重層的に進めています。自社独自の研究開発に加え、外部機関との共同研究、企業間連携、M&Aを組み合わせることでイノベーションの創発に取り組み、そのプロセスを人と組織の成長機会と位置付けています。2019年には「バルカー-産総研 先端機能材料開発連携研究ラボ」を立ち上げ、人材と技術の交流を通じてイノベーティブな人材の育成を推進しています。ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)を人的資本から価値創出につなげる基盤の一つと位置付け、多様な人材が公正に新たな価値創造にチャレンジする機会を得て、能力を発揮できる環境を整備しています。国籍・性別・年齢、新卒・中途といった属性に依らない適所適材の人材登用を実施しており、30~40代の執行役員への積極登用、グループ横断での関係会社社長への選任、海外拠点の幹部ポストへの選抜研修修了者の配置など、多様な経歴や能力を持つ人材の戦略的な配置を進めています。さらに、法定を上回る水準の育児/介護休業・短時間勤務制度、副業制度、時間単位有給制度、キャリアリターン制度等を導入し、ライフイベントとキャリア形成の両立を支援しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データを示します。連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、記載を省略しています。男女賃金差異は、管理職や専門職における男性比率が高いため差異がありますが、賃金制度・体系において性別による処遇差はありません。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 13.3% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 91.7% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 70.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 80.7% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(非正規雇用労働者) | 45.6% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ ㈱バルカーミカワフロンテック
(注)管理職比率や人員分布により差異が生じておりますが、規程等の制度上や昇給・昇格等の運用上、性別による処遇差は一切ありません。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 0.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 0.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 77.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 81.1% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 72.2% |
▼ ㈱バルカーシールソリューションズ
(注)管理職比率や人員分布により差異が生じておりますが、規程等の制度上や昇給・昇格等の運用上、性別による処遇差は一切ありません。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 11.1% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 50.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 86.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 83.7% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 118.9%
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
バルカーは、シール製品事業と機能樹脂製品事業の二つのセ事業を主軸に、製造・販売およびこれらに附帯するサービス業務を展開しています。産業の基盤を支える製品を提供し、幅広い顧客層に貢献している企業です。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、主に「シール製品事業」と「機能樹脂製品事業」の二つの報告セグメントで事業を展開しています。これらの事業を通じて、プラントや機器、自動車部品、先端産業市場向けの製品などを提供し、収益を上げています。海外にも事業を展開しており、アジアや米国、ヨーロッパなど多様な地域で顧客との取引があります。特定の顧客への収益集中は見られず、幅広い顧客基盤を持つことが特徴です。
なお、同社グループは当連結会計年度より、従来の「シール製品事業」「機能樹脂製品事業」「シリコンウエハーリサイクル事業他」の3区分から、「シール製品事業」と「機能樹脂製品事業」の2区分に報告セグメントを変更しています。これは、「シリコンウエハーリサイクル事業他」の主要構成会社の株式譲渡に伴う経営管理体制の見直しによるものです。
シール製品事業
シール製品事業は、プラント・機器関連製品、エラストマー製品、自動車部品、その他シール製品の製造・販売を行っています。特に当連結会計年度においては、先端産業市場向けの高機能シール製品の販売が堅調に推移しました。収益は、これらの製品の製造・販売から得ています。当連結会計年度の売上高は前期に比べて増加しています。
機能樹脂製品事業
機能樹脂製品事業は、ふっ素樹脂製品を中心とする機能樹脂製品の製造・販売を行っています。上半期には先端産業市場向けのフッ素樹脂加工品やタンク、プラント市場向けのフッ素樹脂バルブなどの需要が減少しましたが、下半期には一定の回復を見せました。収益は、これらの製品の製造・販売から得ています。当連結会計年度の売上高は前期に比べて減少しています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| シール製品事業 | 410億円 | 439億円 |
| 機能樹脂製品事業 | 163億円 | 147億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの直近5連結会計年度の業績推移を見ると、売上高は変動しながらも、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は安定して推移している傾向が見られます。当連結会計年度においては、売上高は前期から減少したものの、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも前期から増加となりました。これは、高機能シール製品の増収や固定費の低減が寄与した一方で、機能樹脂製品事業の回復遅延や一部子会社の連結除外の影響があったためです。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 532億円 | 622億円 | 617億円 | 601億円 | 586億円 |
| 経常利益 | 71.9億円 | 90.3億円 | 74.0億円 | 60.0億円 | 70.1億円 |
| 経常利益率 | 13.5% | 14.5% | 12.0% | 10.0% | 12.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 48.4億円 | 67.5億円 | 49.1億円 | 46.8億円 | 51.3億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 273.98 | 381.56 | 279.45 | 265.80 | 291.16 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は前期から減少傾向にありますが、従業員1人あたり営業利益(連結)は前期から増加傾向にあります。これは、売上高が減少した一方で、営業利益が増加したことによるものです。従業員1人あたりの利益が増加していることは、組織全体の効率性や収益体質の改善を示唆していると言えます。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 39.1百万円 | 37.0百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 3.7百万円 | 4.5百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
バルカーは、財務の安定性を示す指標において堅実な状況にあります。本業で得た資金を元手に、将来に向けた投資も行いながら、手元資金を確保していることがうかがえます。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
バルカーの財務基盤は、高い自己資本比率と安定したROEによって強固な状態を示しています。自己資本比率はプライム市場の製造業平均を大きく上回っており、財務の健全性がうかがえます。ROEもプライム市場平均を上回る水準で推移しており、効率的な経営が行われていることを示しています。手元資金も十分に確保されており、事業環境の変化に対する耐性があると考えられます。これらの状況は、入社後の雇用や給与の安定性にもつながる要素です。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 505億円 | 535億円 |
| 自己資本比率 | 64.9% | 64.1% |
| ROE(自己資本利益率) | 9.5% | 9.9% |
| 現金及び預金 | 79.7億円 | 79.2億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
バルカーのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは増加しており、安定して資金を生み出していることがわかります。これは主に税金等調整前当期純利益や減価償却費の増加によるものです。投資活動によるキャッシュフローは、有形固定資産の取得や関係会社株式の取得による支出があったものの、前期に比べて使用額は減少しています。これは、既存事業の成長に向けた設備投資やM&Aを継続していることを示しています。財務活動によるキャッシュフローは、長期借入金の純収入があった一方で、短期借入金の純支出や配当金の支払いにより、資金の使用となりました。結果として、フリーキャッシュフローはプラスを維持しており、本業で得た資金で投資を賄い、なお余剰資金を生み出している状況です。この資金の流れは、同社グループが安定した事業運営を継続し、将来の成長に向けた投資余力も確保していることを示しており、雇用や給与の安定性にもつながると考えられます。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 48.7億円 | 50.3億円 |
| 投資CF | △48.9億円 | △43.6億円 |
| 財務CF | 15.7億円 | △9.0億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △17百万円 | 6.7億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、製品の輸出入や海外での現地生産など、グローバルに事業を展開しています。国や地域における政治経済情勢の悪化、法規制の変更、テロ、紛争などの地政学的リスクが、事業活動や業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、新中期経営計画(NF2026)のもと、新素材・新市場・新事業への展開を加速するため、他社との業務提携やM&Aを積極的に実施しています。外部環境の変化や戦略の不一致により、計画通りの成果が得られない場合、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、中期経営計画の戦略を担う人材や技術優位性を支える高度な専門性を持つ人材、変化を先導するリーダー人材の確保ができない場合、または人材の流出を防止できない場合、業績および成長計画に影響を与える可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
同社グループは、中国事業撤退に伴う事業構造改善費用を特別損失として計上しています。この費用は事業再編や拠点統廃合、人員削減等に伴うものであり、転職先を検討する際に留意すべき情報です。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
バルカーは、「Value & Quality」をスローガンに掲げ、企業理念「THE VALQUA WAY」を基盤としています。持続的な価値創造と社会貢献を目指し、社員一人ひとりの成長と多様性を重視する企業風土が特徴です。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
バルカーは、「Value & Quality」をスローガンに掲げ、創業以来、価値ある製品の研究開発と信頼性の高い製品提供に努めています。企業理念として「THE VALQUA WAY」を制定し、全グループ社員が共有する業務指針としています。
中期経営計画“New Frontier 2026”(NF2026)では、「ステークホルダーの最高満足に向けて新たな価値創造に邁進する」ことを目指しています。同社グループは「次の100年」における持続的な価値創造の起点となる年度と位置づけ、創業100周年に向けた企業像として「より良き地球市民」の実現を目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、企業理念「THE VALQUA WAY」を全グループ社員が共有する業務指針としています。中期経営計画NF2026の基本方針では、「THE VALQUA WAY」のもとマルチ視点でステークホルダーの最高満足に向けて新たな価値創造に邁進することを掲げています。
具体的には、激変する世界における本質追求と人材育成、サプライチェーンの改革と強靭化、デジタルイノベーション加速によるAI/ITソリューション事業のマネタイズ、技術流出防止と新領域・新技術の見極め、「Think Globally, Act Locally」によるグローカリゼーションの徹底を重視しています。人材を最も重要な経営資源と位置づけ、「Well-being経営」の実現を目指しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、国際情勢の不安定化、エネルギー・原材料の不足や価格高騰、人材不足と人件費上昇といった事業環境下の懸念材料に直面しています。これらの課題に対し、中期経営計画NF2026の完遂と「次の100年」に向けた持続的な価値創造を重点テーマとしています。
具体的には、「サステナビリティ活動の推進と人材開発の強化」を掲げ、「VALQUA Sustainable Action」として重要課題の見直しや目標設定、情報開示を推進しています。また、「THE VALQUA WAY」の浸透と「Well-being経営」の実現に向けた人材開発、バルカーパーソンの育成に努めています。企業倫理の徹底・浸透も重要課題であり、ガバナンス強化を進めています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
バルカーは、監査役会設置会社として、透明・公正かつ迅速な意思決定を行うための経営体制を構築しています。経験や専門知識が異なる多様な取締役によって取締役会を構成し、独立性の高い社外取締役および社外監査役を複数選任することで、経営判断の妥当性・合理性を客観的に担保しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
バルカーの株主構成を見ると、日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった信託銀行が上位を占めています。また、代表取締役会長である瀧澤利一氏や、株式会社三井住友銀行も大株主として名を連ねています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 13.52% |
| 日本カストディ銀行(信託口) | 8.07% |
| STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 | 7.87% |
| バルカー東京共栄会 | 3.46% |
| 三井住友銀行 | 3.05% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は9名(男性8名・女性1名)で構成され、女性役員比率は11.1%です。代表取締役社長COOは瀧澤利治氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 瀧澤 利一 | 代表取締役会長 CEO 兼 CWO | 1987年4月 同社入社、1996年11月 同社代表取締役社長、2019年6月 同社代表取締役会長CEO、2026年1月 同社代表取締役会長CEO兼CWOより現職。 |
| 瀧澤 利治 | 代表取締役社長 COO 兼 H&S事業担当 | 2014年1月 同社入社、2020年4月 同社常務執行役員高機能樹脂本部長、2024年6月 同社代表取締役社長COO兼CWO、2026年1月 同社代表取締役社長COO兼H&S事業担当より現職。 |
| 中澤 剛太 | 取締役副社長 CFO 兼 CDO 兼 CRO | 2004年4月 財務省入省、2012年12月 株式会社ドリームインキュベータ入社、2021年6月 同社取締役専務執行役員CDO兼H&S事業担当、2026年4月 同社取締役副社長CFO兼CDO兼CROより現職。 |
社外取締役は、成田学氏(銀泉株式会社取締役会長)、齊藤三希子氏(エスエムオー株式会社代表取締役CEO)、沓澤浩也氏(元株式会社タカラトミー専務取締役CFO)です。
同社は監査役会設置会社であり、社外取締役および社外監査役を複数選任することで、経営判断の妥当性・合理性を客観的に担保する体制を構築しています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
バルカーの役員報酬は、固定報酬(確定額報酬)、業績連動報酬(役員賞与)、および譲渡制限付株式報酬(非金銭報酬等)で構成されています。社外取締役に対しては、その職務に鑑み固定報酬のみを支給する方針です。取締役(社外取締役を除く)の報酬割合は、固定報酬、業績連動報酬、譲渡制限付株式報酬が7:2:1を目安として設定されています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 4名 | 3.7億円 | 92.8百万円 |
| 監査役(社外除く) | 1名 | 18百万円 | 18.0百万円 |
| 社外役員 | 6名 | 57百万円 | 9.5百万円 |
なお、取締役(社外取締役を除く)に対する非金銭報酬等の総額の内訳は、譲渡制限付株式報酬41百万円です。また、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。
個人別報酬が開示されている役員は、瀧澤利一氏(1.72億円)です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。