【平均年収736万円】平田機工 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収736万円】平田機工 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

平田機工は、自動車関連、半導体関連、その他自動省力機器の製造・販売を主たる事業としています。最新テクノロジーに対応した生産システムエンジニアリング能力を活かし、直近期は増収増益となりました。


目次

※本記事は、平田機工株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月23日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


平田機工は、自動車関連、半導体関連、その他自動省力機器を柱とする自動省力機器の製造・販売を主たる事業としています。同社グループは、最新テクノロジーに対応した生産システムエンジニアリング能力とものづくりの経験を活かし、最適なトータルソリューションを提供しています。

単体従業員数は1,225名、連結従業員数は1,984名です。セグメントは自動車関連、半導体関連、その他自動省力機器の3つです。

主な国内グループ会社は、タイヘイテクノス(自動省力機器・その他)、トリニティ.6(その他)、ヒラタフィールドエンジニアリング(自動省力機器)などです。

直近では、連結子会社である株式会社トリニティ.6の全株式譲渡契約を締結しており、2026年9月に実行予定です。また、HIRATA Engineering Europe GmbHおよびHIRATA Engineering(THAILAND) Co., Ltd.は清算手続きを進めています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


平田機工は、自動化・省人化技術を強みとし、社会課題解決と持続的な企業価値向上を目指す同社グループです。従業員の給与水準や働き方に関するデータからは、安定した環境と多様な人材を活かすための取り組みが見て取れます。同社グループは、事業成長と社会課題解決の両立を図るサステナビリティ基本方針を掲げ、従業員が働きがいを感じられる環境づくりに注力しています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


平田機工の従業員は、平均年齢が30代後半であり、比較的長く勤続する傾向が見られます。これは、同社が従業員の定着を重視し、長期的なキャリア形成を支援する環境を提供していることを示唆しています。

項目 数値
平均年間給与 7,355,847円
平均勤続年数 15.9年
平均年齢 39.7歳
単体従業員数 1,225人
連結従業員数 1,984人
単体のグループ内比率 61.7%


同社および連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型の確定給付制度(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)を採用しています。退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

なお、2026年3月31日現在の退職給付債務は116億円、年金資産は266億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


平田機工は、中期経営計画の達成と事業戦略の遂行に向けた機能戦略として、人事戦略を策定しています。社員一人ひとりの内発的動機づけを高め、多様な人材が適材適所で活躍する仕組みと組織風土の醸成を目指し、採用・育成・配置・人事制度の見直しといったテーマ別の活動を推進しています。事業ポートフォリオの変化に応じた機動的な人員配置等により、企業価値向上に貢献することを目指しています。

従業員の給与は、役割に応じた基準内給与(役割給)と各種手当で構成される月額給与に加え、業績連動報酬としての賞与および退職金により構成されています。役割給は、個人の職務等級や業績目標達成度合い、行動評価等に応じて毎年1回改定されます。物価の影響や労働分配率を含めた経営環境を勘案し、労働組合との春闘合意によりベースアップを実施することもあります。

同社は「人技幸献」のスローガンのもと、主体的に学び、挑戦し続ける人材の育成を目指しており、経験やスキルに応じた階層別研修や技術専門研修を実施しています。また、多様なキャリア・社会的背景を持つ従業員が、仕事を通じて成長を実感し、やりがいや誇りを持って働ける環境づくりにも取り組んでいます。具体的には、ジョブローテーションの活性化、働きがいを実感できる評価・報酬制度の構築、時間外労働の削減を通じたワークライフバランスの実現、健康管理センターの体制強化など、多角的な環境づくりを推進しています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。パート・有期労働者の男女賃金差異は、女性の5割以上がパート社員である一方、男性の7割以上が相対的に賃金の高い再雇用制度を利用した契約社員であることから、格差が生じていると考えられます。

指標 数値
女性管理職比率 7.4%
男性育児休業取得率 68.4%
男女賃金差異(全労働者) 56.9%
男女賃金差異(正規雇用労働者) 79.7%
男女賃金差異(パート・有期労働者) 42.7%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ タイヘイテクノス株式会社

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 11.1%
男性労働者の育児休業取得率 -
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) -
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) -
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) -

気候変動への対応

指標 数値
CO₂排出量(Scope1,2) 7382 t-CO₂
エコ電動シリーズの売上貢献額(前年度比) 46%増

持続可能な社会の構築

指標 数値
半導体関連の売上(前年比) 17%増
一人当たりの年間業務時間(前年度比) 26.2時間(1.3%)削減

人を活かす

指標 数値
エンゲージしている人の割合 14%
女性従業員に占める管理職の割合 6.8%
男性従業員に占める管理職の割合 20.3%
障がい者雇用率 2.34%
労働災害度数率 0.32

経営基盤の強化

指標 数値
顧客満足度調査 回答回収率 89%
顧客満足度調査 調査結果の加重平均 4.02点
製品による重大事故発生 0件
コンプライアンス重点項目に対する違反件数 3件

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


平田機工は、自動車関連、半導体関連、その他自動省力機器を柱に、自動省力機器の製造と販売を主たる事業としています。顧客の多様なニーズに応えるため、最新のテクノロジーに対応した生産システムエンジニアリング能力と、現場で培われたものづくりの経験を活かし、最適なトータルソリューションを提供しています。

同社グループは、日本国内のほか、アジアや北米などの地域で自動省力機器の製造または販売を行っており、ワールドワイドな販売活動とサポート体制を構築しています。特定の顧客への売上集中も見られ、当連結会計年度ではGeneral Motors LLCが主要な顧客となっています。

■自動車関連

エンジン組立設備や車載用電子部品組立設備などの生産設備を提供しています。電気自動車(EV)向けや内燃機関向けの設備で売上を伸ばしており、エンジンおよびインバータ関連、バッテリー充放電関連設備の売上高が堅調に推移しています。
収益は、これらの生産設備の製造・販売から得ています。

■半導体関連

ウェーハ搬送設備を中心に事業を展開しています。生成AI関連の受注が継続し、売上高は堅調に推移しました。
収益は、ウェーハ搬送設備などの製造・販売から得ています。

■その他自動省力機器

フラットパネルディスプレイ(FPD)関連設備などの生産を行っています。前期は営業損失でしたが、当連結会計年度では原価率改善により黒字に転換しました。
収益は、FPD関連設備などの製造・販売から得ています。

■その他の事業セグメント

太陽光発電関連やポイント・顧客管理システム関連の事業を含んでいます。これらは報告セグメントには含まれない事業です。
収益は、これらの関連事業から得ています。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
自動車関連 431億円 435億円
半導体関連 302億円 361億円
その他自動省力機器 131億円 126億円
その他の事業セグメント 21.4億円 27.5億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの業績は、過去5期にわたり売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも増加傾向を示しています。当連結会計年度においても、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の全てが前期から増加となりました。

特に当連結会計年度は、電気自動車(EV)向けや内燃機関向けの生産設備、半導体関連のウェーハ搬送設備で売上高を伸ばしました。利益面では、半導体関連が減益となったものの、自動車関連の増益が全体を牽引する形となっています。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 671億円 784億円 828億円 885億円 949億円
経常利益 42.6億円 58.0億円 62.6億円 68.9億円 83.8億円
経常利益率 6.3% 7.4% 7.6% 7.8% 8.8%
親会社株主に帰属する当期純利益 26.8億円 42.7億円 43.4億円 47.8億円 60.8億円
1株当たり当期純利益(円) 86.14 137.08 139.42 154.33 198.54

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高は、前期から当期にかけて増加しており、生産性が向上している傾向が見られます。また、従業員1人あたり営業利益も前期から増加しており、従業員一人ひとりの稼ぐ力が高まっていることが示されています。これらの指標の改善は、同社グループの収益体質の強化と組織効率化の進展を示唆しています。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
従業員1人あたり売上高(連結) 44.4百万円 47.8百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 3.5百万円 4.2百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


平田機工グループは、堅実な財務基盤を築き、本業で安定した資金を生み出しながら、将来に向けた投資も継続している状況です。手元資金も厚く、安定した経営状態を示しています。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの自己資本比率はプライム市場の製造業平均と比較して高く、財務の安定性がうかがえます。ROE(自己資本利益率)はプライム市場平均を下回っていますが、前期からは改善傾向にあります。手元資金も十分に確保されており、事業運営における安定性が期待できます。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 688億円 769億円
自己資本比率 52.7% 58.4%
ROE(自己資本利益率) 7.2% 8.4%
現金及び預金 129億円 130億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループの営業活動によるキャッシュフローは、税金等調整前当期純利益の計上や売上債権及び契約資産の減少、契約負債の増加などにより、前期から大幅に増加し、安定した本業の稼ぎを示しています。投資活動によるキャッシュフローは、有形固定資産の取得による支出などにより、支出が増加しています。これは将来に向けた設備投資を積極的に行っていることを示しています。

財務活動によるキャッシュフローは、長期借入金の返済による支出や短期借入金の減少などにより、支出が大幅に増加しました。本業で得た資金を投資に回しつつ、借入金の返済も進める堅実な資金運用が行われている状況です。このキャッシュフローの状況は、同社グループが安定した事業運営を継続し、将来の成長に向けた投資も着実に実行していることを示しており、雇用や給与の安定性にもつながる基盤があると言えます。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 94.3億円 165.5億円
投資CF △20.2億円 △37.6億円
財務CF △55.9億円 △129.8億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 74.0億円 127.8億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは設備投資動向の影響を受けやすい事業構造にあり、受注環境の変化が業績に影響を及ぼす可能性があります。また、半導体関連事業においては、購入品を中心としたコスト上昇に対する価格転嫁の遅れや一部製品の保証費用の増加により、利益面で減益となりました。

③ 人材・組織に関するリスク

人材・組織に関するリスクの記載はありません。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


平田機工は、創業の精神と長期的な経営方針に基づき、技術革新を通じて社会の発展に貢献し、関わるすべての人々の幸福を追求する企業です。常に新しい技術への挑戦と革新を続け、時代の変化に対応しながら成長を目指しています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、「我々は勇敢に技術革新を追求し 人格を養い能力を高め社会の発展に寄与する」という創業の精神(綱領)を掲げています。この精神に基づき、常に新しい技術への挑戦と革新を続けることで、時代の変化に対応してきました。

また、2022年度以降は長期的な経営方針として「人技幸献」というスローガンを掲げています。これは「Hirataに関わるすべての人を幸福にするとともに、社会に技術で貢献する」という意味であり、技術と人が互いに支え合い、働く社員の幸せがあってこそ存在するという考えを表現したものです。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、創業の精神である「綱領」に基づき、人間尊重の精神と地球環境に配慮した製品・サービスの提供を通じて、経営の透明性と健全性を確保しています。事業成長と社会課題解決の両立を図るサステナビリティ基本方針を策定しています。

「人技幸献」のスローガンのもと、主体的に学び、一丸となって挑戦し続ける人材の育成を目指しています。従業員一人ひとりが自身の専門性や個性を最大限に活かして挑戦できる環境づくりを重視しています。

多様なキャリアや社会的背景を持つ従業員が、仕事を通じて成長を実感し、やりがいや誇りを持って働き、幸せを感じられるような環境づくりに取り組んでいます。挑戦する一人ひとりが「個性」を認められ、互いに尊重しあい、成長を実感し、人生が輝くような企業集団を目指し、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)推進を強化しています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、地政学リスクに起因するエネルギー価格の高騰や物価上昇、為替変動が収益性に影響を及ぼしていると認識しています。これに対応するため、提供価値に見合った適正価格の実現や公正・適正な取引関係の構築に取り組んでいます。

また、人材確保および人件費上昇への対応として、物価上昇を上回る賃金改定を実施するとともに、中長期的な事業戦略を支える人的資本への積極的な投資を継続しています。中期経営計画の達成に必要な経営情報の可視化を進め、KPI管理の高度化を通じて、経営層の意思決定の迅速化および質の向上を図っています。

間接費のコスト削減に加え、新基幹システムの導入などデジタル技術の活用による業務効率化および原価低減活動を推進し、収益構造の改善に取り組んでいます。量産ビジネスの拡大に向けては、2025年度に部門横断プロジェクトを立ち上げ、基盤構築を進めています。新規ビジネスの創出を目指し、東京オフィスにビジネスディベロップメントセンターを新設し、技術基盤や組織体制構築に向けた取り組みを進めています。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


平田機工は、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定をおこなえる経営体制の構築と効果的な運用を重視し、コーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでいます。同社は監査等委員会設置会社として、経営の意思決定・監督機能と業務執行機能の役割を明確にしています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


平田機工の株主構成を見ると、筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行(信託口)であり、機関投資家が上位に名を連ねています。事業会社であるSMCや、創業家の一員である平田雄一郎氏も大株主として名を連ねており、多様な主体によって支えられている資本構成となっています。

株主名 持株比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 9.99%
SMC 4.85%
日本カストディ銀行(信託口) 4.44%
肥後銀行 4.43%
みずほ信託銀行(信託口)0700096 3.88%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は12名(男性10名・女性2名)で構成され、女性役員比率は17.0%です。代表取締役社長は前田繁氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。

氏名 役職 主な経歴
平田 雄一郎 代表取締役会長 1984年4月 型研精工株式会社入社。1989年5月 同社入社。2003年6月 同取締役 第一事業部長。2011年4月 同代表取締役社長。2026年4月 同代表取締役会長より現職。
前田 繁 代表取締役社長 1979年4月 同社入社。2012年4月 同事業本部 生産管理部長。2022年6月 同取締役執行役員 事業本部長。2024年4月 同取締役副社長執行役員 事業統括。2026年4月 同代表取締役社長より現職。
小﨑 勝 取締役 常務執行役員 グループ事業本部長 兼 ビジネスディベロップメントセンター担当 1986年4月 同社入社。2015年3月 HIRATA FA Engineering(S)Pte.Ltd. Managing Director。2023年4月 同取締役常務執行役員 グローバル事業本部長。2026年4月 同取締役常務執行役員 グループ事業本部長 兼 ビジネスディベロップメントセンター担当より現職。
二宮 秀樹 取締役 常務執行役員 管理本部長 1990年4月 同社入社。2022年4月 同執行役員 管理本部 副本部長 兼 管理本部 法務・知財・コンプライアンス・経理担当。2023年6月 同取締役執行役員 管理本部長。2026年4月 同取締役常務執行役員 管理本部長より現職。
平川 武則 取締役 常務執行役員 事業本部長 兼 第三ビジネスユニット長 1982年4月 同社入社。2012年4月 同開発本部 第一開発部長。2023年4月 同執行役員 事業本部 第三ビジネスユニット長。2025年6月 同取締役執行役員 事業本部長。2026年4月 同取締役常務執行役員 事業本部長 兼 第三ビジネスユニット長より現職。


社外取締役は、小川暁氏(株式会社和幸製作所 代表取締役社長)、上田亮子氏(SBI大学院大学 教授・指名・報酬諮問委員会委員長)、多田隈建二郎氏(大阪大学大学院 基礎工学研究科 教授)、今村憲氏(奧野総合法律事務所 パートナー・監査等委員)、遠藤恭彦氏(元みずほ証券常務執行役員・監査等委員)、岡部麻子氏(岡部麻子公認会計士事務所 代表・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、取締役の職務執行の監査等を担う監査等委員を取締役会の構成員とすることで、取締役会の監督機能を強化しています。社外取締役比率の向上を図り、経営の透明性確保と監督機能・監視体制の強化に努めています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


平田機工の役員報酬は、役位や職責に応じた基本報酬を軸に、業務執行取締役に対しては業績連動型の役員賞与と株式報酬を組み合わせた体系を採用しています。これにより、中長期的な企業価値向上へのインセンティブを高めることを目指しています。社外取締役および監査等委員である取締役の報酬は、独立した監督・監査の役割に鑑み、基本報酬のみで構成されています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(社外除く) 6名 2.4億円 40.8百万円
監査等委員(社外除く) 1名 17百万円 17.0百万円
社外役員 7名 68百万円 9.7百万円


なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。

報酬等の総額が1億円以上である役員は存在しないため、個人別の開示は行われていません。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


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