※本記事は、株式会社ミマキエンジニアリング の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月22日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
ミマキエンジニアリングは、産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、インクなどの開発・製造・販売・保守サービスを主たる業務としています。サイングラフィックス、インダストリアルプロダクツ、テキスタイル・アパレル、ファクトリーオートメーションといった幅広い市場向けに事業を展開しています。
単体従業員数は936名、連結従業員数は2,152名です。セグメントは地域別としています。
主な国内グループ会社は、ミマキプレシジョン(日本・アジア・オセアニア)、グラフィッククリエーション(同)、アルファーデザイン(同)、アルファーシステムズ(同)、砺波製作所(同)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
ミマキエンジニアリングは、産業印刷のデジタル化を推進する開発型企業として、従業員の成長と挑戦を重視する企業文化を醸成しています。多様な人財が活躍できる環境を整え、個々の能力を最大限に発揮できる職場づくりを目指していることがうかがえます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、従業員が長く安心して就業を継続できるよう、働きやすい環境づくりに注力しています。平均勤続年数や平均年齢からは、一定の経験を積んだ従業員が安定して在籍している傾向が見られます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 7,661,204円 |
| 平均勤続年数 | 10.6年 |
| 平均年齢 | 41.6歳 |
| 単体従業員数 | 936人 |
| 連結従業員数 | 2,152人 |
| 単体のグループ内比率 | 43.5% |
同社グループは、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の退職給付制度を設けています。これらの制度は、同社および一部の国内連結子会社、ならびに一部の連結子会社に適用されています。退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
なお、確定給付制度における退職給付債務は9.1億円、年金資産は9.3億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
ミマキエンジニアリングは、「開発型企業」「イノベーター」という経営ビジョンを掲げ、多様な価値観を持つ「人財」を最大の経営資源と位置づけています。産業印刷のデジタル・オンデマンド化を推進するため、製品開発力、営業力、サービス力、管理体制の強化を担う中核人財の確保を人材戦略の基本方針としています。職種別に必要な人財要件を明確にし、新卒採用とキャリア採用を計画的に推進することで、即戦力と将来の核となる人財の確保に努めています。
また、技術開発から営業力強化に至るまで、全社的な専門教育の深化を通じて「新しさと違い」を提供するイノベーターの創出を目指しています。人事制度においては、2025年度に賃金・評価体系を改正し、従来の役割等級制度にジョブ型要素を加えて職責を明確化しました。これにより、組織全体の活性化と計画達成への貢献を促しています。給与や賞与の決定については、同社グループを取り巻く外部・内部環境を踏まえ、適切かつ持続的な賃上げに取り組むとともに、業績連動型賞与制度を通じて企業成果を従業員へ還元する方針です。
多様な人財が活躍できる環境を整えるため、女性活躍推進や障がい者雇用の推進にも力を入れています。女性管理職比率の維持・改善や、2023年度に新設したオフィスサービスGを中心とした障がい者雇用の拡大など、具体的な取り組みを進めています。従業員と経営層との対話の場として「社員経営者協議会」を毎月開催し、従業員の要望や意見を経営に反映させることで、安心して成長・挑戦できる職場環境の実現を目指しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。女性管理職比率は、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律の規定に基づき算出されています。男性育児休業取得率は、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の規定に基づき、同社独自の休暇制度利用者を含めて算出されています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 4.8% |
| 男性育児休業取得率 | 88.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 76.8% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 79.9% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 53.3% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ 株式会社砺波製作所
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 全労働者に占める女性労働者の割合 | 17.3% |
人材育成・教育の充実
人的資本に関する目標及び指標は、連結子会社と統一した取組みまでは行っていないため、同社グループにおける主要な事業を営む提出会社の指標・目標・実績を記載しています。
| 指標 | 2025年実績 | 2026年目標 |
|---|---|---|
| 1人当たり教育関連投資 | 38.1千円 | 39.0千円 |
職場環境の改善
人的資本に関する目標及び指標は、連結子会社と統一した取組みまでは行っていないため、同社グループにおける主要な事業を営む提出会社の指標・目標・実績を記載しています。
| 指標 | 2025年実績 | 2026年目標 |
|---|---|---|
| 1人平均有給休暇取得日数 | 14.4日 | 14.0日 |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
ミマキエンジニアリングは、産業用インクジェットプリンタやカッティングプロッタ、インクなどの開発から販売、保守サービスまでを一貫して手掛ける企業です。世界各地に拠点を持ち、多様な市場のニーズに応える製品とソリューションを提供しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
ミマキエンジニアリンググループは、産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、インクなどの開発・製造・販売・保守サービスを主たる事業としています。広告・看板向けのサイングラフィックス(SG)市場、ノベルティや工業製品向けのインダストリアルプロダクツ(IP)市場、衣服や生地向けのテキスタイル・アパレル(TA)市場、そしてファクトリーオートメーション(FA)事業など、幅広い分野で製品を展開しています。
同社グループの収益モデルは、プリンタ本体の販売に加え、インクや保守部品の継続的な提供、保守サービスによって構成されています。特にインクの販売は各市場で堅調に推移しており、安定した収益源となっています。地域別の報告セグメントは、日本・アジア・オセアニア、北・中南米、欧州・中東・アフリカの3つで構成されており、海外市場からの収益が全体の過半数を占める傾向にあります。
日本・アジア・オセアニア
このセグメントでは、日本国内とアジア・オセアニア地域における事業を展開しています。TA市場向けの昇華転写プリンタや特定用途の専用機種が好調に推移し、インク販売も伸長しました。一方で、SG市場向けやIP市場向けの既存モデルは伸び悩み、FA事業では自動車業界向け装置の減少が見られました。
北・中南米
北米と中南米地域を対象とするこのセグメントは、売上高が増加しました。IP市場向けでは大型やミドルサイズのフラットベッドモデルが好調で、小型モデルも前年並みに回復し、インクの販売も堅調でした。SG市場向けではエコソルベントのエントリーモデルが大幅に増加し、インク販売も好調に推移しました。TA市場向けではDTFモデルの販売が軟調でしたが、インク販売は大幅に伸長しています。
欧州・中東・アフリカ
欧州、中東、アフリカ地域をカバーするこのセグメントでは、売上高は微減となりました。SG市場向けのエコソルベントモデルやUV-DTFモデルが伸長し、インク販売も前年並みでした。IP市場向けでは大型フラットベッドモデルが増加したものの、小型モデル全体では減少しました。TA市場向けでは環境配慮製品が好調でしたが、DTFモデルの販売減少により本体販売は大幅に減少しました。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 日本・アジア・オセアニア | 380億円 | 372億円 |
| 北・中南米 | 241億円 | 250億円 |
| 欧州・中東・アフリカ | 219億円 | 216億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
ミマキエンジニアリンググループの過去5期の業績推移を見ると、売上高は一貫して増加傾向にありましたが、直近の当期ではわずかに減少しました。しかし、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、いずれも継続的に成長し、当期には過去最高益を更新しています。
特に営業利益は、原価低減活動やインクと本体機種のプロダクトミックス改善が寄与し、販売費及び一般管理費における研究開発費や人件費への積極的な投資を行いながらも、製品品質改善による市場対応費用の減少や為替のプラス影響により、高い水準を維持しています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 595億円 | 706億円 | 756億円 | 840億円 | 837億円 |
| 経常利益 | 26.9億円 | 37.9億円 | 48.8億円 | 84.4億円 | 89.1億円 |
| 経常利益率 | 4.5% | 5.4% | 6.5% | 10.1% | 10.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 23.5億円 | 28.1億円 | 37.1億円 | 61.6億円 | 67.4億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 80.40 | 97.55 | 128.80 | 213.35 | 233.01 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
ミマキエンジニアリングの従業員1人あたりの収益性と生産性を見ると、当期は前期と比較して異なる傾向を示しています。従業員1人あたり売上高(連結)は前期からわずかに減少しました。一方で、従業員1人あたり営業利益(連結)は前期から増加しており、組織全体の収益効率が向上していることがうかがえます。
これは、売上高が微減する中でも、原価低減やプロダクトミックスの改善により利益率が高まったことが要因と考えられます。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 39.7百万円 | 38.9百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 4.3百万円 | 4.4百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
ミマキエンジニアリンググループは、本業で安定した資金を創出しつつ、将来の成長に向けた投資を積極的に行っている状況です。財務基盤は堅実であり、事業活動を通じて得た資金を成長戦略に充てていることがうかがえます。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、自己資本比率とROE(自己資本利益率)の双方において、プライム市場の平均を上回る水準を示しています。手元資金も十分に確保されており、安定した経営状況がうかがえます。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 324億円 | 401億円 |
| 自己資本比率 | 42.3% | 48.1% |
| ROE(自己資本利益率) | 20.7% | 18.7% |
| 現金及び預金 | 154億円 | 164億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループのキャッシュフローは、本業で着実に資金を生み出している一方で、将来の成長に向けた積極的な投資を行っている状況を示しています。営業活動によるキャッシュフローはプラスを維持していますが、有形固定資産の取得や定期預金の預け入れなど、投資活動による支出が増加したことにより、フリーキャッシュフローはマイナスとなっています。これは、中長期成長戦略「Mimaki Innovation 30」に掲げた目標達成に向けた投資を積極的に実施しているためであり、事業の成長性を重視する姿勢がうかがえます。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 78.6億円 | 46.2億円 |
| 投資CF | △24.4億円 | △53.9億円 |
| 財務CF | △75.4億円 | △13.2億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 54.2億円 | △7.7億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、売上高の約7割を海外市場が占めており、主要な海外市場における経済情勢の悪化や地政学的なリスク、為替変動が経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、主力製品である産業用インクジェットプリンタ市場では、大手企業や新興国企業の参入が増加しており、競争激化による価格低下圧力や市場シェアの低下もリスクとして認識されています。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、開発型企業及びグローバル企業としての成長を志向しており、製品開発を行う人材とグローバルに適応できる人材の持続的な確保・育成が必須であると認識しています。これらの人材が大きく不足する場合には、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
ミマキエンジニアリングは、独自技術とイノベーションを追求し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。顧客満足と従業員の能力発揮を重視する企業風土を大切にしています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、4つの項目を経営ビジョンとして掲げています。独自技術を保有し、自社ブランド製品を世界に供給する「開発型企業」を目指しています。
顧客に満足される製品を素早く提供する小回りの利いた会社を目指すとともに、市場に常に「新しさと違い」を提供するイノベーターを目指しています。
また、各人が持っている個性・能力を力一杯発揮できる企業風土を目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、多様な価値観を有する「人財」を最大の経営資源と位置付けています。各人が持つ個性や能力を最大限に発揮できる企業風土の実現を目指しています。
安心して成長し、挑戦できる職場環境を提供し、互いに助け合いながら成長できる組織づくりを推進しています。
働きやすく、挑戦を尊重する企業風土を通じて、従業員の自己実現とグループの進化を支えることを重視しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、中長期成長戦略「Mimaki Innovation 30」の達成に向けて、複数の課題に取り組んでいます。デジタルオンデマンド・プリントソリューションの提供を強化し、サステナビリティへの貢献とDX推進を図っています。
内部統制とコンプライアンスの徹底、サプライチェーンの最適化による生産・物流体制の構築、研究・開発体制の強化も重点テーマです。
また、CX(コーポレート・トランスフォーメーション)として業務の自動化・AI化やグローバルマネジメント体制の強化を進めています。営業体制の強化やリスクマネジメント、知的財産戦略の強化にも取り組んでいます。サステナビリティへの取り組みも重要な経営課題としています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
ミマキエンジニアリングは、監査等委員会設置会社として、取締役会が経営方針・戦略の意思決定と業務執行の監督を担っています。社外取締役の選任により、取締役会および監査等委員会の意思決定の妥当性と適法性を確保する体制です。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
ミマキエンジニアリングの株主構成を見ると、筆頭株主は株式会社池田ホールディングスであり、特定の株主グループが上位を占める傾向が見られます。また、日本マスタートラスト信託銀行や株式会社田中企画も主要な株主として名を連ねています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 株式会社池田ホールディングス | 18.52% |
| 日本マスタートラスト信託銀行 | 12.48% |
| 株式会社田中企画 | 9.58% |
| 株式会社日本カストディ銀行 | 7.69% |
| 東京中小企業投資育成 | 5.28% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は13名(男性11名・女性2名)で構成され、女性役員比率は15.4%です。代表取締役社長CEOは池田和明氏が務めています。社外取締役比率は38.5%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 池田 和明 | 代表取締役社長 CEO | 2004年4月グラフィッククリエーション入社、2006年4月同社入社。MIMAKI KANPHOR INDIA PRIVATE LIMITED取締役、MIMAKI EUROPE B.V.取締役、MIMAKI USA,INC.取締役などを経て、2019年7月より現職。 |
| 竹内 和行 | 専務取締役 CTO | 1985年4月日本ビクター入社、1990年5月同社入社。2014年4月技術本部長兼研究開発部長兼技術管理部長、2016年6月専務取締役などを経て、2019年7月より現職。 |
| 清水 浩司 | 常務取締役 CFO | 1997年4月八十二銀行入行、2009年5月同社入社。2017年6月取締役経営企画本部長、2022年6月常務取締役 CFO経営企画本部長などを経て、2024年4月より現職。 |
| 羽場 康博 | 取締役 営業本部長兼AO事業部長 | 1996年4月キャム入社、1997年9月同社入社。2016年6月取締役、2017年10月取締役営業本部長などを経て、2023年10月より現職。 |
| 牧野 成昭 | 取締役 グローバル人財総務本部長 兼人事部長 | 1983年4月八十二銀行入行、2015年10月同社入社。2018年6月取締役管理本部副本部長兼総務部長などを経て、2024年4月より現職。 |
| 古平 武史 | 取締役 技術本部長兼研究開発部長 | 1999年4月同社入社。2019年4月技術本部長、2020年8月取締役技術本部長兼研究開発部長などを経て、2024年4月より現職。 |
| 森澤 修二郎 | 取締役 ADBUビジネスユニット長 | 2001年4月電脳工芸プラス入社、2006年5月アルファーデザイン入社。2017年7月アルファーデザイン代表取締役社長、2022年6月同社取締役FA事業部長などを経て、2026年4月より現職。 |
| 池田 裕司 | 取締役 営業本部副本部長兼ビジネス ディベロップメント統括部長 | 2002年4月ファイブフォックス入社、2005年10月同社入社。2025年6月取締役営業本部副本部長兼ビジネスディベロップメント統括部長兼グローバルマーケティング部長などを経て、2026年4月より現職。 |
社外取締役は、善野洋氏(MSTリスクコンサルティング代表取締役社長・常勤監査等委員)、荒井寿光氏(元特許庁長官・監査等委員)、蓑毛誠子氏(本間・小松法律事務所弁護士・監査等委員)、沼田俊介氏(経営共創基盤パートナー・監査等委員)、中沢ひろみ氏(公認会計士・監査等委員)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、監査等委員が取締役として議決権を持ち、取締役の職務執行の監査・監督を行うことで、企業経営の健全性や適正性を担保しています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
ミマキエンジニアリングの取締役の報酬は、固定報酬としての基本報酬、業績連動の役員賞与、そして中長期のインセンティブを目的とした非金銭報酬である株式報酬で構成されています。監督機能を担う社外取締役の報酬は、固定報酬としての基本報酬と業績連動の役員賞与により構成される仕組みです。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 8名 | 2.9億円 | 36.6百万円 |
| 監査等委員(社外除く) | 1名 | 2百万円 | 2.5百万円 |
| 社外役員 | 6名 | 65百万円 | 10.8百万円 |
なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。また、総額には期中に退任した役員の報酬が含まれます。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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