※本記事は、日本精機株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月23日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は IFRS です。
1. 企業概要:どんな会社?
日本精機グループは、四輪車用・二輪車用・汎用計器類、民生用機器、樹脂材料の製造販売、および自動車販売を主な事業としています。国内外に33の子会社と1の関連会社を持ち、グローバルに事業を展開しています。
単体従業員数は1,453名、連結従業員数は13,246名です。報告セグメントは、車載部品事業、民生部品事業、樹脂コンパウンド事業、自動車販売事業の4つです。
主な国内グループ会社は、エヌエスアドバンテック、NSウエスト(車載部品事業)、NS・コンピュータサービス(その他)、ホンダ四輪販売長岡(自動車販売事業)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
日本精機は、モビリティ業界の変革期において、多様な人材の活躍を重視し、グローバルな創造力を培うことを目指しています。従業員一人ひとりがやりがいを感じ、能力を最大限に発揮できる企業風土の醸成に力を入れており、長期的なキャリア形成を支援する環境が整っている傾向があります。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、平均勤続年数や平均年齢から、経験豊富な人材が長く活躍できる環境であることがうかがえます。従業員の定着を重視し、安定したキャリアを築ける傾向があると言えるでしょう。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 6,243,000円 |
| 平均勤続年数 | 18.3年 |
| 平均年齢 | 43.7歳 |
| 単体従業員数 | 1,453人 |
| 連結従業員数 | 13,246人 |
| 単体のグループ内比率 | 11.0% |
同社グループは、従業員の退職後給付制度として確定給付制度と確定拠出制度を有しています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。
なお、退職一時金の有無や支給条件、従業員ごとの会社拠出額などは、有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
日本精機グループは、「人材こそが最も重要な経営資源である」との認識のもと、働く一人ひとりの多様性を尊重し、グローバルに通用する創造力を培うことを人材戦略の基本方針としています。CASEやEV化に代表されるモビリティ業界の変革期において、多様な人材が協働できる組織体制を構築し、個人の専門性と経験を最大限に発揮できる環境を重視しています。
給与水準の決定にあたっては、物価動向、労働市場の状況、業界水準、同社の業績および財務状況等を総合的に勘案しています。各従業員の業績・考動評価を踏まえ、適切かつ公正な報酬水準となるよう見直しを行っています。また、成果や貢献、チャレンジの度合いに応じた処遇を行うことで、従業員の挑戦意欲と成長意欲を高め、エンゲージメントの向上を図っています。
人事制度については、2024年4月から「全体的なキャリア形成の実現」「自身の役割に対する納得感向上」「役割と報酬の連動性強化」の3つの視点に基づき見直しに着手しました。人材獲得においては、新卒採用に加え、即戦力となる人材や新たな知見の導入を目的としたキャリア採用も実施しており、国内外から多様で優秀な人材の獲得に努めています。
人材育成では、従業員が自らのキャリアを主体的に形成し、必要なスキルを習得できるよう、人材育成プログラムを提供しています。2025年4月からは、通信教育講座やオンライン語学講座などに対する会社補助を導入し、自己啓発支援を拡充しています。従業員エンゲージメントの向上と健全な企業風土の醸成のため、定期的なエンゲージメントサーベイを実施し、組織課題の特定と改善策の実行を継続しています。多様な働き方の支援として、育児短時間勤務制度の適用年齢を12歳未満に延長したほか、時間単位の年次有給休暇制度の導入、男性の育児休業取得推進などに取り組んでいます。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、提出会社単体のデータを示します。労働者の男女の賃金の差異は、性別による賃金体系の差異はなく、主に男女間の管理職比率の差異によるものです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 5.3% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 75.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 73.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 76.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 54.0% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。労働者の男女の賃金の差異は、性別による賃金体系の差異はなく、主に男女間の管理職比率の差異によるものです。
▼ エヌエスアドバンテック㈱
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 5.8% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 0.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 76.1% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 76.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 74.1% |
▼ NSウエスト㈱
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 5.3% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 64.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 77.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 64.3% |
▼ ㈱NS・コンピュータサービス
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 5.4% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 62.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 80.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 80.4% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 62.7% |
人材の多様性
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 採用した労働者に占める女性労働者の割合 | 24.1% |
社内環境整備
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 年次有給休暇の取得率 | 73.7% |
| 所定外労働時間 | 15.2時間 |
| エンゲージメントサーベイ回答率 | 93.8% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
日本精機は、自動車や二輪車向けの計器類、民生用機器、樹脂材料の製造販売、そして自動車販売をグローバルに展開する企業グループです。多岐にわたる事業を通じて、社会の様々な分野に貢献しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、四輪車用・二輪車用・汎用計器類などの車載部品事業を主軸としています。加えて、民生用機器や樹脂材料の製造販売、自動車販売も手掛けており、幅広い領域で事業を展開しています。製品の製造販売やサービスの提供を通じて収益を得るビジネスモデルです。
海外売上収益が国内売上収益を上回っており、グローバルに事業を展開しています。親会社の所有者に帰属する当期利益の増加要因として、為替差損が為替差益に転換したことが挙げられており、為替変動の影響を受ける事業構造となっています。また、本田技研工業株式会社グループへの売上収益が、同社グループ全体の売上収益の約3割を占めています。
車載部品事業
四輪車用計器、ヘッドアップディスプレイ、二輪車用計器、汎用計器、各種センサー、高密度実装基板EMS、外販金型、外販設備、アフターマーケットパーツの製造販売を行っています。収益は、これらの製品の製造販売から得ています。前期と比較して売上収益、営業利益ともに増加しています。
民生部品事業
OA・情報機器操作パネル、空調・住設機器コントローラーの製造販売を行っています。収益は、これらの製品の製造販売から得ています。前期と比較して売上収益は増加し、営業損失は縮小しています。
樹脂コンパウンド事業
樹脂材料の製造販売を行っています。収益は、樹脂材料の製造販売から得ています。前期と比較して売上収益、営業利益ともに減少しています。
自動車販売事業
新車・中古車の販売、車検・整備等のサービスを行っています。収益は、新車・中古車の販売や車検・整備等のサービスから得ています。前期と比較して売上収益は増加しましたが、営業利益は減少しています。
その他の事業セグメント
貨物運送、ソフトウエアの開発販売、受託計算等を含んでいます。収益は、これらのサービス提供から得ています。前期と比較して売上収益、営業利益ともに増加しています。
| セグメント | 売上収益(2025年3月期) | 売上収益(2026年3月期) | セグメント利益(2025年3月期) | セグメント利益(2026年3月期) | 利益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 車載部品事業 | 2,581億円 | 2,672億円 | 68.7億円 | 85.1億円 | 3.2% |
| 自動車販売事業 | 263億円 | 270億円 | 14.6億円 | 13.3億円 | 4.9% |
| その他の事業セグメント | 207億円 | 237億円 | 11.1億円 | 16.7億円 | 7.0% |
| 民生部品事業 | 136億円 | 139億円 | △3.4億円 | △3.1億円 | △2.2% |
| 樹脂コンパウンド事業 | 107億円 | 96.1億円 | 7.0億円 | 5.7億円 | 5.9% |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの売上収益は、過去5年間で増加傾向にあります。税引前利益と親会社の所有者に帰属する当期利益も、直近の期では大きく改善しています。特に当期は、売上収益の増加に加え、為替差益への転換も利益を押し上げる要因となりました。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 2,236億円 | 2,758億円 | 3,124億円 | 3,164億円 | 3,279億円 |
| 税引前利益 | △14.0億円 | 63.8億円 | 139億円 | 93.4億円 | 139億円 |
| 税引前利益率 | △0.6% | 2.3% | 4.5% | 3.0% | 4.2% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | △51.8億円 | 13.1億円 | 53.0億円 | 61.2億円 | 82.2億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | △85.88 | 21.65 | 88.04 | 104.88 | 143.23 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上収益(連結)は24.8百万円、従業員1人あたり営業利益(連結)は0.9百万円となっています。これらの数値は、同社グループの事業規模と従業員数から算出されたものであり、組織全体の収益創出力と効率性を示しています。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上収益(連結) | - | 24.8百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | - | 0.9百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
日本精機グループは、本業で安定した資金を生み出し、将来に向けた投資も行っています。その上で、余剰資金も確保しており、堅実な財務運営がうかがえます。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、自己資本比率がプライム市場の製造業平均と比較して高い水準にあります。これは、安定した経営基盤を示しています。ROE(自己資本利益率)はプライム市場平均を下回っています。手元資金である現金及び現金同等物は、前期から増加し、不況時にも耐えうる資金力を有している状況です。これらの財務状況は、入社後の雇用や給与の安定性にも影響を与える要素となります。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 自己資本 | 2,167億円 | 2,316億円 |
| 自己資本比率 | 65.3% | 66.7% |
| ROE(自己資本利益率) | 2.8% | 3.7% |
| 現金及び現金同等物 | 353億円 | 519億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループの当連結会計年度における営業活動によるキャッシュフローは収入となり、前期から増加しました。これは主に棚卸資産の増減額の増加や法人所得税の支払額の減少によるものです。本業で安定して資金を生み出している状況を示しています。
投資活動によるキャッシュフローは支出となり、前期から支出が増加しています。これは投資有価証券の売却による収入が減少したことなどが要因です。事業拡大や設備投資に資金を投じていることがうかがえます。
財務活動によるキャッシュフローは支出となり、前期から支出が増加しました。短期借入金の純増減額が減少したことなどが影響しています。
これらの結果、フリーキャッシュフローはプラスとなり、前期から大幅に増加しました。本業で得た資金で投資を賄い、なお余剰資金を生み出している優良なキャッシュフローパターンを示しており、将来の成長に向けた余力と雇用・給与の安定性につながる基盤があると言えます。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 153億円 | 405億円 |
| 投資CF | △83.1億円 | △129億円 |
| 財務CF | △47.5億円 | △139億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 69.6億円 | 275億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、自動車業界における電動化や知能化、ソフトウェア定義型車両(SDV)への技術変化への対応の遅れや、グローバルでの競争激化を事業リスクとして認識しています。また、本田技研工業グループへの販売高が連結売上収益の10%以上を占めており、特定の取引先への依存もリスクとして挙げられています。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、日本国内の労働人口減少やグローバル事業拡大に伴う人材需要の増加、必要スキルの高度化により、多様で有能な人材の確保・育成・定着が困難になる可能性をリスクとして挙げています。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
日本精機は、「安心と感動に満ちた世界と未来をつくります」というパーパスを掲げ、インターフェースの価値創造を通じて社会に貢献することを目指しています。同社グループは、変化の激しい事業環境に対応しながら、持続的な成長と企業価値向上を追求する企業風土を大切にしています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
日本精機は、「安心と感動に満ちた世界と未来をつくります」をパーパス(存在意義)として掲げています。同社グループは、「つながる技術で、インターフェースの価値を創造する企業」を目指すビジョンを追求しています。
ミッション(使命)としては、「みえないものをみえるようにします」とし、みえない「モノ」と「コト」をはかり、「ヒト」に最適な製品とサービスを届けることを掲げています。経営理念では、筋肉質な企業としてチャレンジを続け、社会と企業の持続的な繁栄に貢献することを目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
日本精機は、以下の4つのバリュー(価値観)を大切にしています。これらは「新たな技術への挑戦」「品質へのこだわり」「人にやさしく、地球にやさしく」「たゆまぬ誠実さ」です。
同社グループは、「人材こそが最も重要な経営資源である」との認識のもと、働く一人ひとりの多様性を尊重し、グローバルに通用する創造力を培うことを人材戦略の基本方針としています。変化の大きい事業環境に対応するため、「本質を捉え、自分の考えを持てる人材」「学び、成長し続けることができる人材」「多様な環境で価値を生み出せる人材」を求める人物像としています。
従業員が「やりがい・働きがい・生きがい」を実感し、能力を最大限に発揮できる企業風土の醸成を重視しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
日本精機グループは、中期経営計画2026において、外部環境に左右されにくい筋肉質な体質への変革に注力しています。経営課題の一つとして、既存の車載部品事業に次ぐ新たな収益源の確立を目指し、イノベーティブな製品・サービス・ビジネスの創出を加速しています。
具体的には、UIコンサルティング事業の本格展開や、高視認性LEDプロジェクター、油圧ショベル向けマシンガイダンスセンサーキットなどの開発を強化しています。東洋電装株式会社の子会社化を通じて、HMI(ヒューマンマシンインターフェイス)領域における共同開発を加速し、次世代ソリューションの創出に取り組んでいます。
また、ESG経営の強化を中長期的な企業価値向上の基盤として推進しています。環境面ではCO2排出量削減目標を掲げ、人的資本では多様な価値観の尊重と女性管理職比率の向上、従業員エンゲージメントの改善に取り組んでいます。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
日本精機は、株主、従業員、顧客、取引先、地域社会などのステークホルダーとの信頼関係を重視し、持続的成長と企業価値向上を目指しています。透明・公正かつ迅速な意思決定を支えるコーポレートガバナンス体制の実現を最重要課題と認識しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
同社の筆頭株主は本田技研工業であり、事業会社が上位株主として名を連ねています。アルプスアルパインも上位に位置しており、主要な取引先との連携が資本面でも強化されていることがうかがえます。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 本田技研工業 | 6.53% |
| アルプスアルパイン | 5.21% |
| THE CHASE MANHATTAN BANK,N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT | 3.97% |
| 日本精機従業員持株会 | 3.09% |
| 三菱UFJ銀行 | 3.09% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は10名(男性8名・女性2名)で構成され、女性役員比率は20.0%です。代表取締役社長社長執行役員は永野恵一氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 佐藤 浩一 | 代表取締役会長 | 1985年4月同社入社、2020年6月同社代表取締役社長社長執行役員を経て、2025年6月より現職。 |
| 永野 恵一 | 代表取締役社長社長執行役員 | 1989年4月同社入社、2024年6月同社代表取締役副社長副社長執行役員を経て、2025年6月より現職。 |
| 吉原 正博 | 取締役副社長執行役員グローバル品証本部、グローバル生産本部、長岡工場管掌 | 1985年9月同社入社、2024年6月同社取締役専務執行役員を経て、2026年4月より現職。 |
| 東 政利 | 取締役専務執行役員システム設計本部、技術開発本部管掌地域担当:日本(NSウエスト㈱、共栄エンジニアリング㈱) | 1984年4月同社入社、2025年6月同社取締役専務執行役員を経て、2026年4月より現職。 |
社外取締役は、島田さつき氏(ユーロフィンFQLソリューションビジネス担当執行役員)、平田祐二氏(元同社取締役常務執行役員)、富山栄子氏(学校法人新潟総合学園開志創造大学副学長・監査等委員)、鈴木北吉氏(元サンデン常務取締役・監査等委員)、榎本俊彦氏(元日本精工理事・監査等委員)、山田聡之氏(弁護士・監査等委員)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、取締役会は提出日現在、取締役10名のうち社外取締役5名で構成されています。社外取締役は、企業経営経験者、大学教授、税理士、弁護士など多様な専門性を持つ人材が選任されており、客観的かつ中立的な観点から経営の意思決定に参画し、監視機能を果たしています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
同社は、役員の報酬体系を固定報酬、変動報酬(業績連動賞与)、および株式報酬で構成しています。代表取締役は固定報酬70%・変動報酬30%、取締役は固定報酬75%・変動報酬25%の比率で設定されており、業績連動賞与は連結売上収益、連結営業利益、連結ROEの実績を勘案して決定されます。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 社外取締役(監査等委員を除く) | 1名 | 7百万円 | 7.0百万円 |
| 社外取締役(監査等委員) | 5名 | 30百万円 | 6.0百万円 |
個人別報酬が開示されている役員は存在しません。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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